概要
静岡県富士山麓の地下数百メートルに建造された、防衛軍TDFの中でもっとも防衛設備が整った基地。
常時3000名の隊員が勤務しており、その中でもエリートであるウルトラ警備隊の基地もこの中にある。
作戦室やアンヌ隊員が常駐するメディカルセンター、各隊員の個室、燃料室、動力室、各メカの格納庫に発進ゲート、超感度レーダー施設、来客用のホテルなど最新の設備と兵器を装備し、地下モノレールや専用のシークレットウェイも存在する。
ウルトラホークが出動する際には二子山にカモフラージュされたフォースゲートと言う発進ゲートがスライドするように展開する。
基地内にはテレビや映像モニターの類がほとんどなく、コンピュータの出力装置が紙テープだったり、録音機材にオープンリールを用いている等時代を感じさせるものになっている。
時折ピット星人やゴドラ星人などの敵宇宙人に侵入されたり、ポール星人操るガンダーによって基地周辺が氷点下になったり、死体を装ったシャドウマンに侵入されたりと多くの危機に陥っている。
『ウルトラセブン』のパラレルの世界を描いた平成ウルトラセブンの「太陽エネルギー作戦」では変わらず富士山麓にあるというナレーションがあるが、ビデオ版になってからは東京湾岸地域に移転している。この基地については、防衛軍基地爆破作戦の際にシラガネ隊長が発した「防衛軍創設時からある工事用通路」という言葉から新たに建設されたものではなく、創設当時から存在した防衛軍関係施設に移設したことがわかる。
『ウルトラマンメビウス』の小説版『アンデレスホリゾント』では、ウルトラ警備隊の解散後、極東基地跡地に宇宙船の発射基地が建造されたことが語られている。
『スーパーヒーロー作戦』でも登場し、一時期はウルトラ警備隊に配属された主人公側の拠点となっている。ウルトラ警備隊作戦室やウルトラホークの格納庫なども再現されている他、アールガン用にあてがわれた格納庫(後にドルギランとグランドバースも格納されている)や独房(とある危険分子扱いの人物が投獄されている)も存在する。
実はここの地下には廃棄処分となったはずのSRXが密かに保管されており、パンドン襲撃の際に非常時だったのでそれが復活した。
後にETFの史上最大の侵略作戦で各国のTDF基地が壊滅しガイアセイバーズも離散状態となった中でに唯一まともに機能していた基地であった為に不思議界フーマやネロス帝国からなるバディムの総攻撃を受け、ネロス帝国のボスだった桐原剛造の策略でキリヤマ隊長やヤマオカ長官などのTDF上層部が拘束・投獄された事で占領され、バディムに捕まったギャバンやシャリバン等も投獄されてしまった。
だがガイアセイバーズが基地を襲撃、長官やギャバンたちを救出して、ヒイロ・ユイにより基地のコントロールも取り戻し、バディムも逃走した事で基地は奪回された。
関連タグ
科学特捜隊日本支部基地→地球防衛軍極東基地→MAT日本支部基地