概要
スーパーヒーロー作戦は、バンプレストから1999年1月28日に発売されたプレイステーション専用ソフト。
ロボットアニメや特撮作品のクロスオーバーRPG作品。
今回は仮面ライダーシリーズは未参戦となっている(後述の続編「ダイダルの野望」から参戦)。その一方でキカイダー、宇宙刑事シリーズ、さらに快傑ズバットが参戦、特にシャイダー、メタルダーはSDヒーロー総決戦で8年ぶりの参戦である。
主人公のイングラム・プリスケン/ヴィレッタ・プリスケン及び主人公機R-GUNは後にスーパーロボット大戦OGの設定に採り込まれた。
あらすじ
新西暦195年。記憶を失い、乗機のR-GUNと共にコロニーに漂着したイングラムは、助けてもらった恩を返すためにレジスタンス集団『ピースクラフト』に協力し、スペースコロニーを弾圧する地球圏と闘う決意をする。
そのころ日系コロニー『ネオジャパン』では、環境破壊阻止のために作られたMS・アルティメットガンダムが暴走し、パイロットのキョウジ・カッシュ共々脱走した。ネオジャパンの支配者であるウルベ・イシカワは、キョウジの父でありアルティメットガンダムの開発者であるカッシュ博士を冷凍刑に処し、キョウジの弟ドモン・カッシュにアルティメットガンダム(デビルガンダム)破壊を命じる。その報を聞いた『ネオバディム』配下の5人の少年兵は、製造が禁止されているはずの「非ガンダムファイト用ガンダム」に乗り込み、流星に紛れて地球へと降下した。イングラムもデビルガンダム撃破のために、ガンダムたちの後を追う。
地球に辿り着いたイングラムはドモンと出会い、更にデビルガンダム破壊の命を受けたトロワ・バートンと出くわす。同じ目的のために三人は手を組んでデビルガンダムを発見し戦闘するが、突如として発生した時空乱流に巻き込まれてしまう。
目が覚めたイングラムは、40年前の日本に飛ばされていた。その時代は、「混迷の時代」と呼ばれ、テロリストや宇宙人に怪獣などによる犯罪が多発した最悪の時代であった。地球防衛軍のエリート組織、科学特捜隊の新入りと間違えられてしまったイングラムは成り行きで怪獣退治に協力するが、そこに謎の銀色の巨人が現れる。
参戦作品
登場組織
いわゆる「地球連邦」「地球防衛軍」に当たる組織。科学特捜隊、ウルトラ警備隊、MATといった防衛チームの上部組織である。
新西暦195年、悪の組織に上層部が乗っ取られ腐敗した新TDFを打倒すべく立ち上がった組織…なのだが、地球圏の様々な悪の組織や宇宙人、怪獣などの能力も手に入れ、地球征服を目論む最強最悪のテロリスト集団となっている。
新生歴155年の世界に登場する、宇宙刑務所を脱獄した宇宙犯罪者たちの互助組織。地球を楽園にするために怪獣やロボットで暴れ回る。メフィラス星人と巨大ヤプールの二大巨頭による犯罪結社。
『宇宙刑事シャイダー』に登場する悪の帝国。新西暦155年に登場。すでに壊滅しているマクーやマドーの残党も吸収している。
『人造人間キカイダー』に登場する犯罪シンジゲート。新西暦155年に登場。ヒーローたちにより壊滅させられる。
『超人機メタルダー』の悪の組織。新西暦155年に登場。ダークの残党を取り込み、『キカイダー01』に登場するワルダーとハカイダー四人衆を支配下に置いている。
ダイダルの野望
本作の続編。ただしガンダムやスパロボオリジナルは参戦せず、特撮作品オンリーとなっている。一応世界観は同じだが、登場人物の多くがとある理由で記憶を失っているため、ストーリー上のつながりもない。
関連タグ
スーパーロボット大戦(α・新)