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少年兵

しょうねんへい

未成年である子供の兵隊。
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概要

未成年少年少女子供兵隊に起用した兵士戦争において陣地守備や戦場での戦闘にも参加する。成人と未成年の区切りは時代民族によって違うため、10代でも成人兵と見なすこともある。

歴史的には、十字軍戊辰戦争白虎隊二本松少年隊ナチスヒトラーユーゲントなど多くの例が存在する。近代以降は志願兵がほとんどだが、沖縄戦などでは未成年も含め男子が根こそぎ召集され(未成年の動員は法的に問題があったため学校側が勝手に書類を作り、形式上は「志願」とされた)、多くの中学生戦死し、あるいは捕虜になることを許されず自決した。

第二次世界大戦以前は正規軍人として認められたが、現代においては国際条約において18歳未満の子供は動員されないものとしている。しかし、当人の意に反して兵士にされる例は未だに絶えていない。

中世での戦争で使用された主要武器の刀剣弓矢甲冑などは重量があり、これを使いこなすための訓練と耐えうる筋力を鍛える必要があったが、子供や女性では筋力が不足であり、訓練と鍛錬も成人男性以上に時間がかかったために、少年兵は主に斥候や輸送といった後方支援を担当していた。
少年兵を生む最初の要因となったのが近世に出現した鉄砲大砲などの火器で、非力な人間でも相手を殺傷することが可能になった。しかしそれでも初期の鉄砲でも重量があり、子供でも扱うには耐えうる訓練と筋力を必要とした。
かつて戦場で武器を持って戦うのは成人男性であり、少年までもが銃をとるのは、戦争当事者がよっぽど追いつめられた時であった。

それが大きく変化したのが大戦後の冷戦中のアサルトライフルRPGなどの個人携行の対戦車兵器の出現と発達であった。これらの武器は非常に強力でありながら小型軽量で操作は容易であり、未熟な女性や子供でも大人同等の脅威となる。

こうしたわけで、開発途上国の地域紛争で少年兵が戦場の正面で戦うようになった。の無理やりな召集、反政府組織や武装勢力の拉致で兵士にされ、薬物による洗脳虐待スパイ行為、自爆攻撃、地雷踏みなどを強いられる例が数多確認されている。

また、(兵士となれば食事や給与が支給される事から)貧困や飢えからの脱出の為に働き先の一つとして選択する場合や、紛争等で家族を殺されたなど復讐の為になるなど、自ら進んで兵士となることもある。
兵士をやめた後、社会復帰や適応が困難となり、犯罪に手を染める例が多く社会問題になっている。

フィクション

様々な物語作品で、未成年である主人公ヒロインが敵と戦うために戦場に身を投じる筋書きは普通に描かれるが、作品によっては明確に彼らを「少年兵」と位置づけることもある。
その多くの時代設定は近現代以降がほとんどで、未来地球宇宙が舞台のSFでも武器を持つだけでなくロボット操縦も当たり前。異世界が舞台でも少年兵が登場する場合、剣と魔法の中世か近代以降の技術力の設定に分かれる。

一例


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