概要
勇者の家庭教師・アバンの弟子たちを指す称号。この呼称を劇中で最初に用いたのは獣王クロコダイン。
アバンの教育過程はピンからキリまであり、専門外の僧侶や魔法使いでも育てる。特に一週間で勇者になれるスペシャルハードコースは、誰ひとり完遂する事がないとまで言われていた。
最終的に卒業の証としてアバン公認とするアバンのしるしを与えられ、相応の活躍した者だけが他者も認められる存在となり得る。
なお、裏設定ではアバンの技にはブロキーナ老師の武神流拳法も組み込まれている。
劇中では主に、以下の5人を示す。
- 「色」はアバンのしるしから放たれる魂の色。
- 「心」はアバンのしるしに対応する、各々が司る魂の力。※印はネタバレにつき伏す。
メンバー | 序列 | 職業 | 得意呪文・必殺技 | 色 | 心 |
---|---|---|---|---|---|
ヒュンケル | 一番目の弟子、長兄 | 戦士 | グランドクルス | 紫 | 闘志 |
マァム | 二番目の弟子 | 僧侶戦士⇒武闘家 | 閃華裂光拳(武神流の奥義) | 赤 | 慈愛 |
ポップ | 三番目の弟子 | 魔法使い⇒大魔道士 | メドローア | 緑 | 勇気 |
ダイ | 四番目の弟子(当初は最後の弟子だった) | 勇者 | アバンストラッシュ | 青 | ※ |
レオナ | 五番目の弟子(フローラが持つしるしを授かった) | 賢者兼王女 | ミナカトール | 白 | 正義 |
各々が司る魂の力は、大破邪呪文(ミナカトール)の発動を成功させるために必要なもの。アバンの書には【闘志】【慈愛】【勇気】【正義】までは記載されていたのだが、最後の魂の力(リンク先ネタバレ注意)だけはページが破れてしまっていて当初解読ができなかった。
勇気を司るのが勇者たるダイではないというのは、物語全編を見ていればかなり周到に張られた伏線である。
かつて魔王だったハドラーと彼の親衛騎団にも師・アバンと共に影響を与え、彼に
「…………オレが生命を賭けてまで倒そうとしたアバンの使徒! それは不屈の魂を持った希望の戦士だっ! 最後の最後まで絶望しない強い心こそがアバンの使徒の最大の武器ではなかったのかっ!!」
「…………素晴らしかったぞ おまえが残した弟子達は…………オレの生き方すら変えてしまうほどにな…………!」
とまで言わしめている。
ちなみに彼らの中で料理を作ると美味しいのはポップ>ヒュンケル>マァム>ダイ>レオナの順番になるらしい。
ちなみに使徒と言われるまでに成長した弟子たち以外にもある程度の時点で修行を切り上げた弟子がいるかは不明。ポップが「特別コースは今まで誰もやり通したことがない事で有名」と語っているのでポップと同時期に彼に師事した弟子がいるのではないかと思われる。
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勇者パーティー:作中では『アバンの使徒』という呼び名で定着しているが、カテゴリー的にはこれにも該当すると思われる。