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『北の勇者の名に懸けて…ボクの力でやつを倒す!!!』


CV:岡本信彦(2020年版)

概要

リンガイア王国の将軍バウスンの一人息子。16歳。一人称は「ボク」。
故郷の民からは『北の勇者』と呼ばれている。そう呼ばれるだけの才能と併せて男手一つで育てられたため、我の強い性格である。
父には敬語を使っているが、増長した自尊心が故に言うことを聞かなくなってきている。

氷炎魔団に襲われ全滅寸前だったオーザム王国を救うべく遠征中だったが、その間にバラン率いる超竜軍団の来襲により祖国リンガイアを滅ぼされてしまう。その自尊心の強さから、自分さえいればバランを退けリンガイアを守ることが出来たと考えている。バランの実力を知るヒュンケルには「あの坊やは国にいなかったことを感謝するべき」と言われているが、感謝して終わりでは勇者の信義に反する以上バランを知らないノヴァの勇者としての思考は決して間違ったものではない。

闘気で剣を形成し、最強の金属であるオリハルコンをも切り裂くほどの威力を発揮する「闘気剣」(オーラブレード)を使いこなす。必殺技は、十字を象る闘気の刃を振り下ろす「ノーザン・グランブレード」。
加えて魔法にも長けており、氷系最強呪文のマヒャドも唱えられる。
劇中でも珍しい「闘気技と魔法の使い手(人間でこれができるのはアバン先生くらい)」であり、人間の戦士としては紛れもなく天才の部類に入り、アバンの使徒達を除けば人間としては間違いなく最強クラスの実力を持っている。

剣と魔法、遠近両方の間合いで戦える万能型で、ルーラによる戦略的機動力も持ち合わせているが、逆にそれぞれの個性が分かれているダイ一行のパーティーには得意分野では及ばず、悪く言えば器用貧乏
マトリフがダイに語った「何でもできる反面何もできないのが勇者」という言葉を体現したようなキャラクターである。
それなら勇者であるダイやアバンもそうじゃないかとなりそうだが、ダイには竜の騎士という強力な補正があり、アバンは終盤は単純な戦闘力より知識や呪法といった専門的な面が強調されるようになったため、この2人には当てはまらないだろう。

こういった才能・性格から当初はダイ達を見下し、頑なに共闘を拒むなど単独行動が目に付き、レオナ「性格サイテーで自己中心的でいかにもボンボンって感じ」と言われてしまう傲慢な性格で、ポップにも、「自分が正しいと思いこんでる分、ニセ勇者とかよりタチが悪いぜっ!!!」と言われる始末だった(ダイが止めなかったらポップは間違いなく殴り掛かっていたほど憤慨していた)。更にはメルルにまで「説得して、わかるような性格の方には見えない」と言われている。

一方でニセ勇者一行の存在や、魔王軍に居たころのクロコダインの「勇者を名乗る大人の戦士と星の数ほど戦った(彼らはデルムリン島を出た直後のダイより弱かったという)」というセリフから作中には「自称勇者」が多数存在していたといえ、ノヴァのこの性格形成には「実力の伴わない者が勇者を名乗っていることへの憤り」もあったのかもしれない。
ちなみにアバン先生に関しては「アバン様」と呼んでおり、勇者として認めているようだ。もしかしたらノヴァが勇者を志すようになったのはアバン先生に憧れていたからかもしれない。

活躍

ダイたちがカール王国を訪れて間もなく、対魔王軍前線基地である港町サババが「全身が金属で出来た集団」に襲われたという報が入る。空を飛べるダイとポップが一足早く救援に向かおうとする中、ノヴァが「その必要はないよ」と割り込む形で突然現れる。

「わざわざ背のびして戦いに加わった連中の力など借りる必要はない!!」
「第一どいつもこいつも勝手に“勇者”を名乗っている事自体が不愉快だ!」
「世界中であがめられる真の勇者は一人で充分!!」

ダイから共闘を申し込まれたが、代わりに闘気弾を天井に放って拒否。穴の開いた天上からルーラで飛び去って行った。

「噂には聞いていたが…こんなチビ助と同列にされていたのかと思うと腹が立ってきたよ」
「…仲間たちはボクが守ってやる!! 安心して待ってろ!!!」

北の勇者の挫折と復活

造船ドッグを強襲してきたハドラー親衛騎団に勇んで戦いを挑み、ヒムに手傷を負わせはしたが、最大の必殺剣であるノーザン・グランブレードを防がれてしまう。
その事で冷静さを失い、駆けつけたダイとポップが制止も聞かずに特攻した結果、アルビナスのニードルサウザンドをもろに食らい倒れる。その様を見たヒムから「あんなレベルの相手にかますとはかわいそうに……」と同情される有様だった。(そもそもの話として親衛騎団の誰一人としてノヴァを警戒しておらず、ダイ達が現れてからは後ろに控える全員はおろか、直接相対しているヒムですら意識をほとんどダイ達に向けており、完全に眼中に入れていなかった)

その後も功を焦る形でマヒャドを放つが、これもシャハルの鏡に跳ね返され(最もこの先走りがなければポップのメドローアが跳ね返され全滅していたのでこれはファインプレーといえる)、全身が凍結し、遂に心が折れ自分の無様さを認めて落涙。そのままヒムにトドメを刺されかけたところを、ヒュンケルによって救われた。

結果的に嫌っていたダイ一行に助けられる形になったが、わずかに残る闘気を小刀や折れた杖の投擲に用いて苦戦するダイとポップを間一髪のところで救い、全体で苦戦していたダイ一行の立て直しに貢献するなど、実力は及ばずとも北の勇者の意地を見せた。「自分の力で精一杯戦う」という姿勢は、ダイに剣の力に頼っているという慢心を自覚させ、調子を取り戻した。

この一件で膨れ上がっていた自尊心はばっきりへし折れ、最初の時の傲慢さは成りを潜める。だが同時に気落ちもしてしまい、ダイたちの手当ても「放っといてくれ」と拒否。だがマァムに無理やり起こされた挙句「あなたより力がないのにあなたより必死に戦ったケガ人がいる」「自力で城まで帰れないなら私が運んであげましょうか?」という旨を告げられ、つまらないプライドは捨ててケガ人の収容に当たった。
ダイたちが死の大地に突入する際はダイのパートナーとして名乗りを上げるが、ヒュンケルの命を懸けた説得によりバランが参戦したことで引き下がった。その際はレオナからも気遣われたが、「みんなに実力が及ばないのだから仕方ありません。援軍の再編成に協力します」と初登場時とは打って変わって殊勝な態度を見せた。
なお、2020年版ではノヴァが名乗りを上げる展開はなくなっている。
祖国を滅ぼした男と対面したが、これといった不平不満は述べていない。2020年版ではバランが登場した際に睨んではいた。

勇者とは何か?

第一印象は


協力者になったロン・ベルクから「弱い奴らについた方が面白い」「そんな戦力で持ちこたえられるのか」と言われたことで、自分たちを下に見ているとして反骨精神を膨らませて行く。怒ったノヴァは「あんたみたいに酔狂で戦いに加わってるんじゃない」と言い放ち、そういった態度からノヴァも「坊や」呼びで軽んじられていた(ノヴァだけではなく他の人間の戦士たちも同様の不満を抱いていた)。

引き続き後方支援に徹し、大魔王バーンに再戦するダイの修行に(字がよく読めないダイのためアバンの書を見ながら)付き合うも、その力量差を改めて知ったことで『僕は、君に嫉妬していただけなんだな…すまなかった』と謝罪する。 
しかし、ダイから『【一番強い一人だけが、本物の勇者】なんて考えは、間違ってるよ! ノヴァの力で救われている人がいるのなら、俺も【勇者】でノヴァも【勇者】だ!どっちも【勇者】なんだよ!!』と発破をかけられたことで自信を取り戻した。
同時に、ノヴァは”勇者とは何か?”という問いに自分なりの答えを見い出すのであった。

君よ、起て

最終決戦にて魔王軍の無数のモンスターを前に、歴戦の勇士であるクロコダインが動揺してしまい『【この窮地で、守り抜けるか】どうか・・・』と消極的な考えを口にしてしまった時に『いいや、逆に【如何に敵を全滅させるか?】だ。未知の魔物だろうと40体~50体は確実に倒せる!』とクロコダインを精神的に支えクロコダインから『よくぞ言った、北の勇者!』と賞賛される。
この頃のダイは、サブキャラクターの兵士達も入り乱れる乱戦では敵味方も問わず巻き込みかねない程に大味に強くなり過ぎており、逆に2級止まりの味方と足並みを揃えつつ先陣に立ち、士気の向上と維持という点ではノヴァの方が適している。

ザボエラが繰り出した不死身の怪物超魔ゾンビの猛攻に地上の戦士達が絶望的な苦戦を強いられた場面では、自分の命と引き替えに生み出す”生命の剣”で一矢報いようと試みた。
ロン・ベルク『それを以ってしても、完全に斬り裂く事はできないぞ』と無駄な攻撃であると止められるが、ノヴァの想いは別の所にあった。攻撃が効くかどうかは問題では無い。絶望的な状況にあっても、皆に勇気を与えられるような姿をノヴァは見せたかったのである。

【真の勇者】とは、自らよりもむしろ・・・【周囲(みんな)に勇気を湧き起こさせてくれる者】なんだ・・・
それが、ノヴァがダイとの語らいで導き出した答えであった。

その心意気に胸を打たれたロン・ベルクは、自身の最大にして最後の奥義を解き放つ決断を下すのであった。それを使えば両腕の骨が砕け、肉も神経もズタズタになる。そうわかっていながらもロンがこれを使うのに踏み切ったのは、ノヴァの姿に「勇気」をもらったからであった。

前述の通りロン・ベルクとは種族や立場、性格と価値観の相違で嫌悪の対象でしかなかったが、自分らの命を護る為に自らの両腕と星皇剣を犠牲にザボエラの切り札を倒したその姿に感動し、決戦後は彼の代わりに剣を完成させんと刀剣鍛冶師としての道を征く事になる。

能力

装備

  • 鋼鉄の剣
    • 鉄を鍛えて製造された剣。片刃の刀身を持っているのが特徴。
  • 旅人の服
    • 旅人のために製作された丈夫な服。
  • 投げナイフ
    • 投擲用として複数本を所持。

特技・魔法

  • 闘気の剣(オーラブレード)
    • 闘気(オーラ)を纏わせた剣で相手を斬り裂く技。剣が折れていても闘気そのものが刃を形成するため柄が残っていれば問題ない。その斬れ味は、超金属(オリハルコン)をも容易く斬り裂く。なお、杖に闘気を込めて投擲することで即席の遠隔攻撃として放つこともできる。また劇中ではダイのアバンストラッシュ(A)を防ぐなど闘気技に対する防御にも使える。
  • 闘気弾
    • 圧縮した闘気をエネルギー弾のように発射する技。攻撃力は高く、建物の天井を容易く破壊して穴を空けた。これを目の当たりにしたクロコダインには「かなりの使い手」と評された。
    • ダイとの修行中にアバンストラッシュと同じ構えで闘気弾を放ったが、近い場所にある標的から大きく外れた位置に当たってしまうなど、ノヴァの技量を以てしても狙った場所に当てるのは難しい(付け加えると激突の瞬間に闘気を爆発させるのも難しいとのこと)。このためかノヴァは、闘気を物体に込めて投げつけるという戦法を取ったことがある。
    • アニメ版では「アバンストラッシュとは違うが闘気を飛ばしてぶつけることができる」と述べている(つまり構えは同じでも別の技である)。
  • 氷系呪文(ヒャド、マヒャド)
    • 冷気で凍てつかせる攻撃呪文。中でもマヒャドは、氷系呪文の最上級系でハドラー親衛騎団がある物を持っていることを明らかにしポップに切り札の発動を踏みとどまらせた。
    • これを反射された際、ダイとポップは体中を氷で固められ自力で脱出することができなかった。
  • 瞬間移動呪文(ルーラ)
    • 目的地をイメージすることがコツで、自身が行ったことがある場所ならどこへでも行ける。術者が印象に残っている場所が強い場合は、そちらが優先される。
  • ノーザン・グランブレード
    • 闘気の剣を最大出力にまで高め、上空から斬りかかる必殺剣。振りかぶった際に闘気が巨大な十字架を描くのが特徴。そのパワーはポップ曰く「ライデインストラッシュも真っ青」。だがヒムからは「あの程度の技」としか見られておらず、余裕で耐え抜かれてしまった。しかし通常の闘気剣でもオリハルコンに傷をつけていた点からするに、クリーンヒットした場合は流石のヒムでも耐えきれなかった可能性はある。
    • 動作が大振りなので隙が大きく動きも読まれやすく、その合間にヒムに対応する時間を与えてしまったのが大してダメージを与えられなかった理由といえ、実際ダイも「半端な技じゃない。どんなに硬くても喰らったらひとたまりもない」と評している。
    • 超魔ゾンビ戦では右腕を狙って使用したが、刃がわずかに食い込んだだけで斬り抜けることはできなかった。こちらは硬さより柔らかさに破られた形となっている。
    • 付け加えるとポップが比較に出したライデインストラッシュはアバンストラッシュにライデインを上乗せした(その時点でアバンストラッシュは不完全だったとはいえ、魔王軍の軍団長として対峙したヒュンケルを倒したのをポップは目の当たりにしている)、この時点のダイの最強の技である。更に言うなら、アバンストラッシュの時点でかつての魔王ハドラーを倒し、バランからも『人間が編み出したにしては強力な技』と認められている(この時点のバランは人間そのものを心の底から憎み、忌み嫌っており、間接的にとはいえ編み出したのが人間であることを察した上で素直に褒めているのはとんでもないことである)。超魔生物となったハドラーと同等以上の実力があるというキルバーンをして『これほどの威力があったとは』と言わしめた威力がある。相手が悪かっただけで必殺技としては間違いなく強力な部類である。
  • 生命の剣(いのちのつるぎ)
    • 武器に自身の生命エネルギーを纏わせた剣技。使用する時間が長ければ長い程、生命エネルギーを消耗していくため命の危険が伴う。折れることのない剣だが威力に関してはロン・ベルク曰く「超魔ゾンビを切り裂けるほどではない」とのこと。

小話

ノヴァを演じた岡本氏は「ダイの大冒険」の愛読者(他には「スラムダンク」も愛読)でもあり、これが声優を志す根本となった。
名前の由来は「nova(新星)」から。原作者によれば、「さっそうと登場した新キャラなので」とのこと。

そして岡本氏はドラクエ10Ver.6でレオーネを演じる事が決定した。

関連イラスト

ノヴァついぴくづめ
北の〜♡


ダイくんとノヴァくんまとめ
護る背中 預ける命



関連タグ

勇者 鍛冶 職人

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