ワシの理想、自分の体は傷つかず思い通りに動かせ尚且つ一方的に相手をいたぶる。
ノヴァ「さ…最低の発想だ!」
概要
ダイの大冒険終盤に登場する死霊型モンスター。
妖魔士団長のザボエラが最後っ屁として作り上げた巨大な超魔生物で、魔界のモンスター兵団全てに改造を施し、その死骸を魔法力による超魔合成したキメラである。胸部にザボエラが乗り込んでモビルスーツのように動かす。
名前はなげやりだが実力は高く、地上のノヴァ、ロン・ベルク、クロコダインらといった戦士たちを圧倒する実力を見せつけた。
最大の特徴はそのフィジカルの強さ。数多のモンスターの死骸で構築された体はゴムのように柔らかく、打撃や斬撃を受け流すのには最適で、内部の操縦者にはほとんどダメージが無く、並みの呪文にも強い。上記でザボエラ本人が言っている通り、「自分の肉体は一切傷つかずに思い通り動かせ、なおかつ一方的に敵をいたぶれる能力」としてはまさに最適といえる。
また、ザボエラの創り出した猛毒により、仮にその肉壁を貫いたとしても武器は腐食して役に立たなくなる。単純なパワーであっても、最強レベルの身体能力を持つクロコダインに押し勝つ腕力を持っている。
以前ザボエラの息子ザムザが超魔化した際には、「過剰に回復させられすぎると細胞が壊死する」という欠点があったが、本来は閃華裂光拳に対抗する目的もあった。この超魔ゾンビに関してはとっくに死んでいるため通用しない。
だが、より強力な武具による圧倒する剣速には推論よりも上回り、ロン・ベルクが繰り出した星皇十字剣で敗北する。
由来
本キャラは1994年の週刊少年ジャンプで行われた「オリジナルモンスター大募集」のコーナーの「三条賞」に選ばれた公募キャラ「ハイパーザボエラ」がモデルとなっている。ちなみに「堀井賞」は大魔宮動力炉の番人・ゴロア、「稲田賞」はキルバーン所蔵品のジャッジが該当。