岩田光央
いわたみつお
劇団こまどり所属の子役として芸能界入りし、俳優から声優に転向した。芸歴30年以上のベテラン。
俳優としてTVドラマなどにも出演していたが、声優としての転機となったのは1988年公開の『AKIRA』で、主人公の金田正太郎に抜擢されて以降は、安定した声優業を続けている。
なお、世界的に著名な『AKIRA』の主演で得たギャラはわずか14万円弱で、その後1円も入ってこなかった事実を、著書『声優道〜死ぬまで声で食う極意〜』の中で明かしている。また声優業が本業となるまではハンバーガーショップの店員を始め数々のアルバイトをしてた。また上記述べた声優関連の著書出版した理由はこれまで数々の声優業界の光と影を経験しており、安易な声優を志望する者に対して大塚明夫と同様、子役経験者は元より余程の才能や演技力と覚悟がない限り、まず推奨しないと警鐘を鳴らしており、山寺宏一も彼の出版に支持する形で声優志望者にまずはこれを読めと提言している。
また、彼は基本仕事を選ばない、断らない、例え某宗教アニメでもあのクソアニメからの依頼でも受けている。
第一回から出演していた『おれパラ』は2013年の公演をもって卒業したが、10年目を迎えた2017年の公演で4年ぶりに出演した。
自他共に認めるヨゴレ声優であり、ラジオ番組では下ネタを連発しているが、「小野坂昌也と関智一は女性器の話をする場を選ばない(要約)」と自身のヨゴレぶりは2人に続く3位としている。
なお当の関からは「同じ時期に本を出したりするし、キャラがかぶっている」という理由で「嫌いな声優1位」と冗談めかして挙げられている。
また、小野坂からは「『AKIRA』の彼はあんなにキレてたのに以降の作品はカスみたい」「お前は『AKIRA』で終わったんだよ!!」などと痛烈な酷評をされている。ただ小野坂は岩田と顔を合わせるとすぐに『AKIRA』の話をするほど作品のファンで、『ビーストウォーズリターンズ』で共演した際は「(他は駄目だけど)これはなんか…ええな」と褒めている。嫁の愛河里花子も小野坂が本人を目の前にするとすぐ悪口ばかり言うと言っていたため、これも小野坂なりのツンデレの可能性がある。
『ビーストウォーズリターンズ』では、座式トイレでタバコを吸っていて股間に火傷を負ったエピソードを暴露した。
岩田光央と言えば「アドリブが面白い」ということでも知られる。その内容は良くも悪くもクレイジーであり、共演者は笑いをこらえるので必死だと語っている。また、全ての作品でアドリブを入れるわけではなく、シリアスな作品ではそれを壊さないようシリアスに演じている。
中でもビーストウォーズシリーズでの起用が特に有名。だが、実は彼の演じたシルバーボルトは原語版では綺麗所かつ二枚目キャラで、しかも岩田は音響監督の岩浪美和の指名で選出された。「岩波さんは俺のかっこいいところを求めてるんだ」と受け取った岩田は張り切り、クールに決めて現場に出た。
すると、現場で会った岩浪から開口一番「お前を呼んだ理由はわかってるよな?」と凄まれ(岩波本人は「そこまで横柄にはしてない」と否定しているが、子安も当時の岩田がその体験話を自分にしたことを証言している)、実際に現場を見ると誰も台本どおりに喋っておらず、「なるほどこういうことか(自分のアドリブ力を試しているのか)」と岩田はようやく理解した。おまけに既に(雰囲気が)完成していた現場に放り込まれることになったうえ、二枚目で最初はいこうとしていたため共演者から「二枚目で行くつもり?(笑)」と煽られるなどしており、心の中で泣いていたという。
しかし岩田もすぐに現場に慣れてしまい台詞の脚色までも担当していた岩波をして「半日いろいろネタを考えて脚本に組み込んでいるのに岩田は台本通り言わない。しかも悔しいが半日考えたネタより岩田光央のアドリブの方が面白くて笑っちゃう」と言わしめたクオリティを持つ。
その代償として、最終作となるリターンズでは「フリートーク○○秒」が増えてしまい、さしもの岩田も困ったという。
後に岩田はトランスフォーマーシリーズに多数出演し、そのアドリブで現場を大荒れにしている。
上記の通り本人や演じるキャラ合わせ騒がしいキャラが目立ちがちだが、岩田本人はそのイメージとは逆に役者として「押し殺した役の中で感情の表現を探っていく事が楽しい」と静かな役を演じる方が好きである。ただ騒ぐ演技の方が得意なためそちら面が現場側で求められるため静かな役は多くなく、呪術廻戦で静かなキャラの伊地知潔高役を担当した事を喜んでいた。
頭文字Dシリーズで武内樹を担当した時、三木眞一郎とも仕事でもプライベートでも親交があり、あの土屋圭市とドリフト同乗走行を体感している。また愛車はミニクーパーで有名だが近年はメルセデス・ベンツCクラスステーションワゴンを購入、これは親戚が所有してた影響もある。
MFゴーストでは引き続き武内樹を担当する。
妻は同じく声優の愛河里花子。1992年に結婚し、2006年には第1子となる男児が誕生している。
しかし結婚していた事実は、当時は今よりも芸能人の結婚話に対する風当たりが強く、声優はさらに厳しかったこともあり長らく公表されなかった。結婚式を上げた際は嫁の愛河里花子がとんでもない格好で現れるなどかなりカオスになったという伝説が残されている。そして夫婦仲は良いようである。
上述の著書『声優道〜死ぬまで声で食う極意〜』では、自分の息子が「声優になりたい」と言い出したら全力で反対するとのことである。
妹はヘアメイクアーティストで元声優のAKIKO、姪(岩田の兄の娘)は女優兼声優の岩田陽葵。
またラジオ大阪で鈴村健一と2人で担当しているラジオ「スイートイグニッション」で構成作家をしている川添法臣は妻である愛河の実弟であり、岩田にとっては義弟に当たる。
アニメ・ゲーム
※ 同型機である1世~12世も担当している。
イラスト未確認
インディ@デジタル所さん
深瀬さん@坂本ですが?
デーモンパスカル@100%パスカル先生|
メッセモン@デジモンユニバースアプリモンスターズ
虎杖指令@リコリス・リコイル
マルク@佐々木とピーちゃん
特撮
ラジオ
- みつおとさわこのミルクとお砂糖は?<秦佐和子と二人で(2015年3月まで)>(ListenRadio内『メゾン・ド・イーコエ』火曜日21:00から放送)
- カフェ・ド・ボイス・ダイアリー<Machicoと二人で担当。(上記の番組の後継番組、2015年4月から放送開始)⇒2015年10月から放送局が超!A&Gに移動し、新ウェイトレス(MCのこと)に鈴木絵理を加え、Machicoと鈴木絵理、隔週交代で担当。2017年5月でメゾン・ド・イーコエ自体が終了し、全ての番組が終わっている。>
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- リデル・イン・ワンダーランド
第1話 始まりのアリス 前編
前回投稿したキャラクター設定の小説です。 書いている最中に「長いな」と感じ前編と後編に分けることにしました。 様々な声優さんが出ていますが、ご本人様とは一切関係ありません。 また、オリキャラも出ているので「苦手だな」と感じたらすぐに戻ってください。 一応、鈴村さんを始めとしたSTA☆MENの皆さん(諏訪部さん、鳥海さん、岸尾さん、高橋さん、吉野さん、保村さん)を中心に描いていく予定です。 下手な文章ですが温かく見守ってくれると嬉しいです。4,868文字pixiv小説作品 - Kiramuneメンバー(ユニット)が、家族だったら
主にKamiYuの場合(設定)
ご本人様には、関係ございません。あくまで、筆者の妄想です。本編は、ちょこちょこ出していきます。無理と思われた方は、そっとお閉じください。719文字pixiv小説作品 - リデル・イン・ワンダーランド
キャラクター設定
初投稿の小説の設定です。 シリーズものですが、投稿の頻度は遅めになると思います。 様々な声優さんが出てきますが、ご本人様とは一切関係ありません。また、オリキャラも出てきますので苦手だな、と思ったらすぐに戻ってください。 新しいキャラクターが出た際にはキャラクター設定を追加していく予定です。1,279文字pixiv小説作品 - リデル・イン・ワンダーランド
第3話 狂ったお茶会と音楽会 前編
遅くなりましたが第2話です。 しかも前編です。もしかするとこれ以降の話も前編、後編に分けて投稿するかもしれません。 様々な声優さんが出ていますが、ご本人様とは一切関係ありません。 また、オリキャラも出ているので「苦手だな」と感じたらすぐに戻ってください。5,542文字pixiv小説作品