もしかして : イェーガー
概要
CV:岩田光央
鎌や多種多様な銃器や盾に可変する武器を操る、ギルド『海凶の爪(リヴァイアサンのつめ)』の首領。暗殺や武器の密売を専門に行う。若く見えるが、年齢は30代半ば程と思われる。
燕尾服に身を包み、ルー語で人を食った喋り方をする奇妙な男。振る舞いに反してドンとも対等に渡り合う程の凄腕の戦士であり、仕事であれば私情を一切挟まない冷酷さも持つ。また変装の達人でもある。
基本的にはユーリ達やギルドユニオンとも対立しているが、内心ではドンのことをひとりの男として尊敬している。また、悪事の償いに救児院へ多額の寄付をするなど本来は人格者である。
秘奥義は「カーレスオブデス」。連続で斬撃を放ち、至近距離の銃撃でトドメを刺す。
ちなみに彼の側近である「ゴーシュ」「ドロワット」は、彼が寄付した救児院の出身である。
外伝作品出演
ラストクレイドル編1章で、ヴェスペリアの世界を具現化したアスガルド帝国の領地「テルカ・リュミレース領」の領主の従騎士に据えられ、リビングドールβにされて意思を奪われている事が判明。
ラストクレイドル編9章で、ゴーシュ、ドロワットと共にプレイアブル参戦となる。
本作で、シールドラウンド、オクタプルショット(クアドラプルショットの技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は、「ベリベリファニー」「カーレスオブデス」。
関連イラスト
関連タグ
アレクセイ シュヴァーン ドロワット ゴーシュ キャナリ ギーマ
ネタバレ
※以下中盤のネタバレ。
彼もまたアレクセイの手駒であり、物語前半から中盤にかけて様々な悪党に手を貸していたのも、全てはアレクセイの野望のためであった。
かつては騎士団に所属しており、シュヴァーン(レイヴン)と同じく人魔戦争で戦死し、アレクセイに心臓魔導器を胸に埋め込まれたことで生き永らえている死人。それ故にアレクセイの命令に不本意ながら服従している。実はシュヴァーン(レイヴン)とは従軍時代からの旧知であるものの、過去の古傷に触れる事であったため互いに関わりを避けていた。レイヴンによると「イエガー」は本名ではなく、ルー語も素の話し方ではないらしい。シュヴァーンが騎士団に残ったのに対し、イエガーはアレクセイの命令で騎士団を除隊して闇ギルド『海凶の爪(リヴァイアサンのつめ)』に入り、やがて先代の首領を暗殺して首領の座を手に入れる。
全てはアレクセイの野望達成のために動いていたが、本心では思うところがあったようで、アレクセイの謀反後はアレクセイを密かに裏切り敵対するユーリたちを助けていた。しかしその事が発覚してしまい、ゴーシュとドロワットを見逃す条件として単身でユーリたちに挑み、戦死した。
レイヴンの想い人であったキャナリの恋人で、レイヴンはイエガーの死後にその事実を知ることになる。ドンの葬儀に彼女が好んでいたキルタンサスの花を持参していた事からも、キャナリに対する想いは色褪せていなかった事が窺える。
レイヴンとは旧知の仲であり、同じように人魔戦争で死亡し、同じように心臓魔導器で蘇り、同じように生きる気力を亡くしてアレクセイの駒になり、同じ女性を未だに心から愛していたという、最早因縁としか思えない程の多くの共通点を持っていた。
「ザウデ不落宮」でユーリたちに戦いを挑む直前の時間軸から具現化されていた。イエガーを救う為にユーリたちと手を組む事にしたゴーシュやドロワット、そしてアレクセイの裏工作により無事に心核を戻された。意識が戻った直後に倒れてしまった為そのまま浮遊島に運ばれ、以降ゴーシュやドロワットと共にイクスたちの勢力に所属する事となった。
レイヴンとは普段は問題ないものの、二人きりになるとやや気まずくなる様子。自分より未来から具現化されていたゴーシュとドロワットからキャナリのコンパクトを受け取っており、レイヴンがキャナリの弓を引き継いだ事を知った。