概要
平民を主体に結成されているシュヴァーン隊の隊長。
帝国騎士団隊長首席、即ち騎士団のナンバー2。人魔戦争時の生き残りでもある。
表立って行動することがほとんどない(さらに姿自体見た者がほとんどいない)ため、騎士団内でもあまり素性が知られておらず、名前と偉業が一人歩きしている。
しかし部下や彼を知る騎士からは非常に尊敬されており、騎士としては噂に違わぬ豪物である事が窺える。
※以下、ストーリー上のネタバレ注意
声 - 竹本英史
その正体はレイヴンで、人魔戦争時に死亡したが、心臓魔導器により甦った。
スピンオフ作品『虚空の仮面』では、別の人物として生きてきた過去を全て捨て、「シュヴァーン・オルトレイン」として生きることになった経緯が描かれている。
台詞
口調こそ硬派なものとなっているが、それでもレイヴンを思い起こさせる台詞もちらほら見られる。
イベント
「…やはり、犬の鼻はごまかせんか」
真っ先に正体を見破ったラピードへの第一声。この時声を聴いたユーリ達全員がシュヴァーンとレイヴンが同一人物という事実に気づいた。
「俺の任務は、お前たちとおしゃべりすることではない」
動揺を隠せないユーリ達へと冷徹に言い放つ。
戦闘中
ユーリ「悪りいけどおっさんだからって手加減しねえぜ!」
シュヴァーン「全力でお手合わせ頂けて光栄だな」
カロル「レイヴン…なんで…なんでなの!?」
シュヴァーン「何度でも言おう、俺は『レイヴン』などと言う人間ではない」
リタ「あんたなんて…大っ嫌いよっ!」
シュヴァーン「フッ…嫌われたものだな」
ジュディス「貴方と戦わなきゃいけないなんて、とても悲しい宿命ね」
シュヴァーン「俺も悲しい。貴方の様な美しい方と戦わなければいけないとは」
ユーリ「いつもその調子でやってくれよ!」
シュヴァーン「『いつも』とはどのいつものことだ?」
カロル「僕…レイヴンのこと好きだったんだよ?」
シュヴァーン「残念だ。ここにその本人はいない」
リタ「絶対許さない…許してたまるか!」
シュヴァーン「敵対する者に許されるつもりはない」
ジュディス「あなた…まさかここで死ぬつもりなのかしら?」
シュヴァーン「戦場ではいつだって死ぬ覚悟。故に手は抜かぬ!」
パティ「うちらのことが、嫌いになったのか?」
シュヴァーン「好きも嫌いもない。俺は命令に従うのみ」
フレン「隊長…、貴方と戦う日が来るなんて…!」
シュヴァーン「君と戦う機会ができて、俺は嬉しいよ」
フレン「こうなれば敵として!僕は貴方を倒す!」
シュヴァーン「…いいだろう。俺も同じ全力で行く!」
ラピード「ワオーン!」
シュヴァーン「君には尊敬の刃を持って戦おう」
かつての仲間たちとの戦闘中の台詞。全員と戦いながら説得を受けるも全て冷徹に聞き流し敵対する意思を固めている。だがジュディスを「美しい方」と評している辺りやはり立場は変わっても根は同じであると言える。またラピードに対する台詞はおそらく真っ先に正体を見破った彼に純粋な敬意を表しての発言と思われる。
外伝作品出演
レイヴンのオーバーレイ魔鏡技「リブラストハート」ではこちらに姿を変える。
その後しばらくは何もなかったが、2021年3月のイベントでこちらの姿へのフォームチェンジ機能が実装され、これで初めてシュヴァーンの戦闘スタイルで戦えるようになる。ただし、フォームチェンジするには、ガシャでシュヴァーン用の鏡装又は魔鏡を入手する必要がある。
長剣を用いた正統派の剣技と、魔導器を用いた詠唱破棄した術式を行使して戦う前衛タイプのキャラに仕上がっている。
本作で、厳かなる白銀、切り刻む閃風、イラプトハート(時練爆鐘の技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は「ヴォルトスパーク」「襲火の大乱」。