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テイルズオブアスタリア

ているずおぶあすたりあ

『テイルズオブアスタリア』とは、バンダイナムコゲームスが提供するソーシャルゲームアプリである。Android版は2014年4月3日、iOS版は2014年4月23日に配信開始。
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概要編集

Android とiOSに対応したスマートフォン用ゲームアプリ。

固有ジャンル名は「交差する想いがつながるRPG」

略称は「アスタリア」または「ASTERIA」、「TOAS」。「TOA」とすると同シリーズのアビスと被ってしまうため、こちらをオススメする。

プレイは基本無料のアイテム課金制。

作中のアニメーションムービーは、第4章まではWIT STUDIO、第5章はA-1 Pictures、第6章はアニメーションスタジオ・セブンが担当している。


2023年5月18日正午を以てサービス終了が発表。それに伴い、サントラや☆4以上のイラストを集めたメモリアルブックの発売、テイルズオブザレイズへの連動サービス等が発表されている。

何気にスマホが流行る前からリリースをして、9年間長く続いたタイトルである (わかりやすくAndroidOSに例えると 4・2あたり)


登場キャラクター編集

  • 歴代テイルズオブキャラ

詳細は各章の項目「登場キャラクター」を参照。

キャラクターの設定は一部本作オリジナルに改変されている。


アスタリアオリジナルキャラで、ゲームの案内人を務める。

ピンク色のセミショートボブが特徴で、緑色の花飾りを付けている。

実は「カードエボルブ」にもチャッカリ出演していた。

名前が配信開始1年後に期間限定「1周年☆5ロイド」のサブクエストで判明した。


ゲームシステム編集

シナリオ関係編集

  • ストーリー

各キャラクターの物語は章分けにされており、各章ごとは短時間でもサクサクできる。

ストーリーを読み、イベントを起こしながら時にはバトルして物語を進めていくスタイルが本作の基本となる。

ちなみに1つの章は更に幾つかのステージに分けられており、○-1と○-?(最終ステージが多い)のイベントで物語が進展する。

各章毎に主人公が決められているが、物語を盛り上げる為に他のテイルズオブシリーズ歴代キャラクターも登場する。


  • サブクエスト

本編のメインクエストの他に一定の条件を満たすと発生するサブクエストが発生する。

初回クリア時には星霊石が手に入る。


バトル関係編集

  • クロススライドバトル

このゲームのメインシステム。

「属性フレーム」と自分の仲間キャラの属性を合わせて連撃を狙ったり、攻撃をうまくかわすという仕組み。

属性フレームは毎ターンランダムであるため、自分が持っているキャラクターのカードをセットしてパーティーを編成する時に戦略性が必要となる。


  • アクションバトル

クロスライドバトルの前には、雑魚敵とのバトルで使われる、画面をタイミングよくタップして敵を倒す「アクションバトル」があり、画面を走る主人公にモンスターが迫ってきたら、タイミングのいいところでタップして道中の敵を倒していく。タイミングの判定はPERFECT(タイミングピッタリ)、GOOD(タイミングが外れているが許容範囲内)、BAD(体力が減ってしまう)の3種類があり、全部PERFECTなら、クロススライドバトルで「ファーストアタック」(敵に2回連続で先制攻撃)ができるが、逆に全てBADだと、敵に先制攻撃されてしまう。敵を倒すとアイテムを落とすことがある。落とすアイテムはアップルグミ(味方1人のHPを30%回復する、最大10個所持可能)、クリスタル(OLゲージを増加させる)、アワーグラス(クロススライドバトルのスロットの入れ替え(スライド)の制限時間が伸びる)の3種類。


  • 共撃秘奥義

2019年3月より実装。

特定のキャラに特定のキャラの絆ソウルを装備する事で、二人で協力して放つ秘奥義が使用可能になる。


キャラ&育成編集

  • レア度

キャラのレア度合いを指す。

☆1~5まであり、星の数が大きくなればなるほど最終ステータスが強くなる。


  • 魔導書

このゲームではただ戦うだけでは強くならない。

バトルの中で手に入る魔導書を使って強化する必要がある。経験の魔導書と術技の魔導書の2種類がある。同じカテゴリのアイテムにある属性限定で経験値を獲得できる「結晶」、特定のキャラクターのみに使える「彫像」がある。

魔導書を使うにはガルド(お金)が必要。


  • 限界突破

経験の魔導書を使って成長させたキャラのレベルをより上げるために必要な作業。

限界突破は3回まで可能。


  • 覚醒(☆6)

2016年4月から導入されたシステム。

一部の☆5キャラクターを☆6まで進化させることが出来る。

覚醒には、素材となるキャラクターとアイテムが必要。レベルも1までリセットされる。


  • 絆ソウル

絆覚醒をしたキャラクターにセットできる。ステータスの上昇や戦闘開始時のOLゲージが上昇といった効果を得られる。

装備できるキャラには相性のいい絆ソウルが1~3種類設定されており、Lvを最大にした相性のいい絆ソウルを装備した場合、絆ソウルの属性が副属性が追加。キャラの属性と副属性が異なる場合、どちらかの属性をフレームと合わせれば連撃が発動し、副属性が同じ場合、フレームと属性を合わせればより強力な連撃が発動する。


ストーリー以外の楽しみ編集

  • 限定クエスト

ストーリー以外のお楽しみ要素。

イベント限定のキャラやアイテムが手に入る「イベントクエスト」、ギルド内で協力してアイテムを収集して報酬をもらう「ギルドイベント」、今まで育成したキャラや戦略を駆使して戦う「高難易度クエスト(力試し)」や「試練の塔」がある。


  • 共闘バトル

2014年12月から導入。

日頃のクロススライドバトルではなく、大勢の仲間で一つの敵を倒す「アスタリア版マルチバトル」。

「物攻」・「防御」・「術攻」の役割の中から希望のタイプを選んで編成し、各役割の中で戦うシステム。


その他編集

  • ネコ派遣

様々なフィールドへ猫を派遣することで、アイテムを入手できる、TOX2にも登場したシステム。

初級・中級・シークレットの3種類があり、アイテムの質は初級より中級の方が良く、中級とシークレットではほぼ同じだが、1回あたりの所要時間はシークレットの方が短い。ただし、シークレットネコ派遣にはネコ缶が必要。


  • 星霊石

サブクエストの初回クリア時やストーリー各章の最後のコースを初クリアすると手に入る。

このアイテムを使うことでスペシャル召喚を行ったり、コンティニューを行うことが出来るなど用途は様々。


  • 召喚システム

このゲームをクリアするためには、たくさん仲間を集めてレア度が高いキャラクターを増やし、鍛える必要がある。

ノーマル召喚は様々なランクのキャラが、スペシャル召喚はレア3以上のキャラクターが出現する。


主題歌編集

オープニングは「テイルズオブ」お馴染みのアニメーションのムービー付き。

第1章(星のカケラ編・光の神殿編)

曲名:believe in you

アーティスト:Do As Infinity


第2章(光と闇の救世主編・導かれし戦士編・大精霊編・大決戦編)

曲名:Eternally

アーティスト:CREAM


第3章(結晶の大地と導きの光編・天啓編・激動編)

曲名:We Belong

アーティスト:BONNIE PINK


第4章(追憶の楽園編)

曲名:ACROSS

アーティスト:水樹奈々


第5章(アヴァロンに眠る輝石編)

曲名:Adventure

アーティスト:Beverly


第5章(双星の宿命編)

曲名:DIVERGED LIGHT

アーティスト:近藤隆


第1章「星のカケラ」編集

「星のカケラ編」と「光の神殿編」のことを指す。

交わる想い 絆が奏でる ―――星の物語(アスタリア)

アスタリア

概要編集

2014年4月3日にAndroid版が、同年4月23日にiOS版が配信開始された。

光の神殿の手がかりである「星のカケラ」の伝説とカケラを巡るストーリーが展開され、それぞれの想いを抱いた人々が関わっていく。

そんなカケラに選ばれた6人を中心とした物語。


ストーリー編集

※以下公式サイトより抜粋


”かつて古の時代に、不思議な光に包まれた彗星がこの星へ落ちた。

衝突し6つに砕けた「星のカケラ」は、

不思議な光を放ちながら世界各地へと飛散した。


「星のカケラ」には不思議な力があり、持つ者を選ぶという。

己を試され、それを乗り越えた者のみが真実の姿を知ることが出来る。


時が満ち、宿命によって選ばれし者が現れた時、光の神殿はその姿を現すだろう。

選ばれし者は星のカケラを見つけ出せ、さすれば道は開かれん。


すべてのカケラが揃った時、光の神殿の守り神が現れ、その者の願いをすべて叶えてくれるだろう―――。”


これは古の時代からこの世界(ほし)に伝わる伝説。

大人から子どもまで、世界中のすべての人々が知っている“おとぎ話”となっていた。



そんなとある日、事件は起こる。

世界の中心に、突如として姿を現した謎の神殿…。

どこからともなく忽然とその場に現れた神々しい神殿は、まさに伝説に伝わる“光の神殿”。

伝説はおとぎ話ではなく、真実だったのだ。


神殿の出現を機に、世界の情勢は大きく変動する―――。


ある大国の王は、自身が「選ばれし者」であることを信じて疑わず「星のカケラ」を

捜索することに全兵力を注ぎ込む。

また、別の王は神殿の領土を自国のものにする為に、その狼煙を上げた。

不穏な世界情勢に誘発されるように、各地域での内戦までもが引き起こされていった。


世界を揺るがす「星のカケラ」の伝説の元、生まれた国や立場、

目的も異なる“選ばれし”6人の物語が今始まる―――。



登場キャラクター編集

以下のキャラクター6人がこの章の主人公的ポジション。


トーティス村に住む青年。両親からペンダントをもらっている。

チェスターと共に狩りに行っていた時にウィンドルの騎士団に村が襲われて両親を失い、たまたま置いて行ったペンダントも奪われる。

残された手がかりを元に襲撃の犯人を捜す。


神子であるコレットの護衛係。

星のかけらを探すためにコレットとリタと共に遺跡を探検するが、そこで予想もしない人物の裏切りに遭遇してしまう。

ちなみに宝探し感覚で探しているだけで、願い事は無い。


キムラスカ王国の王インゴベルト6世の甥。

キムラスカ王国に迫っている危機を回避するために王族の一人である自分が親善大使として止めればいいと考えてミュウをお供に旅に出る。

原作同様にわがままで、ヴァンを尊敬している。


ウィンドル王国の騎士団に所属する青年。

同じ騎士団員のフレンとは昔からの知り合い。フレンと共に見回りをしていたところ、モンスターに襲われていた少女エルを助け、彼女の話でイニル街に赴く。そこでウィンドル王国の影の恐ろしい事実に気づく。


破滅に向かっている自分の世界を救うため、未来から時空転移してきた不思議な少女。

だが、ソフィのいる時空を支配するリチャードに計画を気づかれて阻止され、仲間を置いて一人過去へ転送中に、事故によって記憶喪失になってしまう。


地水火風の四大精霊を従え、精霊の主マクスウェルを名乗る女性。普段は精霊界に住んでいる。

世界中で起きているマナの著しい減少の異変に対処するため、原因を探すべく人間界に降り立ち、冒険に出る。



第2章「光と闇の救世主」編集

「光と闇の救世主編」、「導かれし戦士編」、「大精霊編」、「大決戦編」を指す。

このまま世界が終わっても 守りたい絆がある

概要編集

2014年12月18日に配信されたアスタリアの第2章。

主人公的メンバーが(一部を除いて)一新され、「運命」の物語が繰り広げられる。


ストーリー編集

※以下公式サイトより抜粋

響き渡る轟音、崩壊する大地、逃げ惑う人々―――――。

誰しも想像すらしなかった「世界の終わり」


強大な軍事力を持つ二大大国、ウインドルとア・ジュール。

長きに渡り繰り広げられた二国の対立は、遂には世界を巻き込んだ大戦争へと発展した。

だが、ある日を境に状況は一変、収束へと向かうことに。


ついに平和が訪れる。

世界の誰もがそう思っていた。


しかし、その期待はあえなく裏切られることとなる―――――。


ウィンドルとア・ジュールの両国が激突していた国境地帯に

まばゆい閃光が走り、轟音が轟く。


何の前触れもなく、突然の出来事だった。


それは、終結を迎えようとしていた戦火を

再び燃え上がらせるに十分なきっかけを

両国に与えることとなる。


激しさを増し、加速していく人々の争いを見ている男が二人。

一方は憂いを帯び、もう一方は野心を秘め、想う。

世界の在り様を。


そして 「異変」 は起きた。


激しい轟音が響き渡り、世界中のいたるところで大地が崩落…

遂に訪れた世界の危機は、一瞬にして世界を支配した。


そして―――…


大切な人を、家族を、仲間を守りたいと、

「想い」に突き動かされた者達の“運命の物語”が今始まる。



登場キャラクター編集

以下のキャラクター7人がこの章の主人公的ポジション。


ウィンドル王国の騎士団に所属する真面目で礼儀正しい剣士。ウィンドル王国出身。面倒見がよく、困った人を見ると放っておけない一面を持っている。

戦場の激戦区である国境付近に派遣されており、突如起こった今回の異変に動揺を隠せない。その直後、記憶を失った少女を見つける。


都会から遠く離れ、平和な時を刻むコルテア街に住む猟師。自分が生きてゆくのに必要なだけの獲物を捕り、食べて、寝る。そんな生活が自分には分相応だと考え、平和で変化のない毎日に満足していた。

いつものように森で昼寝をしていると突如巨大な地震に見舞われる。幼馴染みのファラを心配して彼女が待つ街に戻ろうとするがそこには巨大な亀裂が…。


メルトキオにその人ありと謳われた天才魔導士。王都メルトキオ出身。

魔導器(ブラスティア)に対して並々ならぬ知識と愛着を持っているが、研究以外のことには興味がなく、人を人とも思わない態度を取るため、周りからは変人扱いをされている。

自然現象では説明できない不可解な光と直後の異変に、魔導器が関与していると考え、謎を解明するため動く。


星のカケラ編でも主人公を務めたキャラ1。

気を失っていたルークは、見慣れない景色の中目を覚ました。

断片的な記憶をたどってここに至る経緯を思い出し、ひとまず外へ出ようとミュウと共に歩みを進める。


星のカケラ編でも主人公を務めたキャラ2。

精霊の主だが、ウィンドルとア・ジュールが戦争を再開したという事実を四大精霊から聞いた直後に詳細を聞こうとしたところ、四大の声を聞けなくなってしまった。


天才的な剣の技量を持つ少年。冷静沈着な性格で、必要なこと以外はほとんど口を利かない。そのためクールで大人びた印象を見るものに与える。

身を寄せるルイニス街が異変により、逃げ惑う住民もろとも氷漬けになってしまい、それを救うためスタンと共に動き出す。


戦場にいた、記憶のない少女。目覚めた時、そこには荒廃した世界が広がっていた。モヤがかかった頭の中を必死に探り、何とか見つけだしたもの、それは「カノンノ」という自身の名前、ただ一つ…。そこをウィンドル騎士団の剣士に救われる。

星のカケラを6つ集めた形の六芒星のペンダントを持っていて、これを大切なものと認識している。



第3章「結晶の大地と導きの光」編集

「結晶の大地と導きの光編」、「天啓編」、「激動編」、「天帝の御座編」を指す。

この絆なくしても 創られた世界を変えてゆけ

概要編集

2016年3月25日に配信されたアスタリアの第3章。

主人公メンバーが一新され、新たにキーキャラクターが追加。「信念」と「正義」の物語が繰り広げられる。


ストーリー編集

※以下公式サイトより抜粋

澄み切った空と、人々を照らす穏やかな日差し。

それはまるで、誰しもが思い描く「平和」を絵に描いたような光景だった。


そんな世界の影で、一つの歯車が狂い始めていた―――


いつの頃からか、世界各地で、木々や草花が結晶に包まれるという、

不思議な現象が見られるようになっていた。


妖しくも美しいきらめきを放つ結晶は、

世間に大きな戸惑いを与えると同時に、人々の心を魅了していく。


人々は、その現象を「晶化現象」と呼んだ。


ある日の事、シルヴァラント王国では、ある儀式が執り行われていた。

歴史の記録として過去を映し出すとされる「天啓の石碑」―――。

石碑の内容を読み解くという伝統の儀式の開催に、王都メルトキオの人々は関心を寄せ、街は賑わいを見せていた。


だが、そんな中読み解かれた天啓は

近年の既知の出来事とは符合しない、異例のものであった。


前例のない事態に疑問を抱く人もあったが、ほとんどの人々はそれほど深く気に留めてはいなかった。


そんな中、とある一報が世界を駆け巡る。


「一国の王が晶化現象に見舞われ、その身体が結晶に覆い尽されてしまった」


その知らせは人々に衝撃を与えた。


「晶化現象は、植物のみならず、人間にも起こり得る」


――そんな考えを抱く者がいる一方、ある者はこんな考えを口にする。


「先の天啓は、この出来事を暗示した未来予知だったのではないか」と。


不安と疑念は、世界を覆い始めていく…。


それぞれの思惑を抱え動き出す四大国と、

その裏で緻密に張り巡らされた陰謀の糸…そこに隠された"真実"とは。


それぞれの「信念」と「正義」を胸に立ちあがった7人の物語が今、始まる――。



登場キャラクター編集

主人公編集

心穏やかで感情を素直に表現する性格。いつも自然体。優しすぎる一面があるものの、周囲を惹き付ける純粋さと前向きさを持つ。

幼い時から天族に囲まれ育った事によって、人間でありながら、天族を人と同様に感じ、接する事が出来る。

子どもの頃から遺跡や古の事物への強い興味を持っており、古代ロマンの探求が大きな夢。親友であるミクリオと共に世界各地の古代遺跡を巡っている。


ルイニス街に住む青年。妹のリリスと共に暮らしている。

どこででも眠る事が出来る特技を持つが、寝起きが非常に悪く、起こす事は至難の業。

強い正義感を持ち、性格は純粋でまっすぐ。友達や仲間、家族をとても大切に想っている。

また、どんな困難に直面しても己の信念を曲げない芯の強さを持ち合わせている。


ティポ」という、しゃべって動く不思議なぬいぐるみを抱えた少女。

その年齢には不相応なほど、高度な術を使いこなす事が出来る。

対人関係が極端に少ない事から、会話の距離感をはかるのが苦手だが、それは決して人嫌いではなく、単に人馴れしていないため。

友達という存在に強い憧れを持っていて、いつも優しく接してくれるジュードやミラ達に強い信頼を寄せている。


スールズ村に住む青年。

幼い頃に両親を亡くしたが、幼馴染のクレアの家に引き取られ、家族同然に育てられる。クレアの事を実の妹のようにとても大切に想っている。

クールで寡黙な立ち振る舞いから、他人からは冷たい男と思われがちだが、実際は困っている人を放っておけない心優しい性格の持ち主。また、間違った事を見過ごせない、熱い感情を胸に秘めている。


王都バチカルに住む少女。

国に仕える軍人でありながら、ルークの教育係も務めている。

物心がつく前に両親を失い、唯一の肉親である兄に育てられたが、兄は現在は消息不明。

自制心が強く、他人に冷たい印象を与えがちだが、実は可愛いもの好きなど、年相応の少女らしい一面を合わせ持っている。


イニル街に住む青年。

兄であるユリウスと、居候のエル、猫のルルと共に暮らしている。

穏やかな性格で面倒見がよく、家事のほとんどはルドガーが請け負っている。中でも、料理の腕前はかなりのもの。

戦闘においては、双剣、ハンマー、銃を扱う事が出来る他、"骸殻"という特殊な能力を行使する事で、強大な戦闘力を発揮する事が出来る。


王都メルトキオに住む青年。

名家の出身であり、特殊な力を持つ"神子"でもある。

端正な顔立ちだが、無類の女好き。自由奔放であり、口を開けば軽薄な言葉ばかりの為、ちょっかいを出した女の子にあしらわれる事もしばしば。

その一方、普段の振る舞いからは感じさせない鋭い洞察力を持ち、さまざまな剣の扱いに長けた優れた剣士でもある。


キーキャラクター編集

赤ん坊の頃からスレイと一緒に育ってきた天族の青年。スレイと共に旅をする。

理性的かつ冷静なたたずまいを崩す事がなく、長年の付き合いからスレイの突飛な言動に苦言を呈す役が板についている。ただ、考古学的見解においては熱い言い争いになる事もしばしば。

天族に育てられ人間の世の中に不慣れなスレイをいつも気遣っており、スレイとは無二の親友同士。

一緒に遺跡で遊び回る内に、スレイと同じく古代遺跡に興味を持つようになったが、その根底には古代の謎への興味以上に、スレイに対するライバル心がある。


ア・ジュールの国王。人をひきつける器を持ち、多くの部下からの信頼を得ている。スタンに対応するキーキャラクター。

それと同時に、強き者が弱き者を導くという、彼の揺るぎない意志とそれを体現する姿は、ア・ジュールの民へも伝わっており、絶大な支持へと繋がっている。

その重々しい言動から冷酷な印象を持たれがちだが「弱き者を守る」という想いを、一貫して胸に秘めてた熱き王である。


まだ幼さの残る少年だが、実は医学を学ぶ研修生。エリーゼと共に旅をする。

賢く冷静で、何事も要領よくこなす優等生。一方で、お節介ともいえるほどの世話焼きな一面も合わせ持っており、そのせいで、トラブルに巻き込まれる事も。

争い事は好まない性格だが、反面、戦闘においては優れた集中力を発揮し、数々の仲間のピンチを救う。


王都バロニアに住む青年。星のカケラ編では主人公を務めた。ヴェイグと共に旅をする。

かつては、ウィンドルの騎士団に所属していた。自分なりの「正義」を持っており、常にそれを貫き通す意志の強さを持っている。

さばさばとした皮肉屋で口は悪いが、何だかんだと言いつつも面倒見がよく、周囲からは兄貴分として慕われる存在。


王都バチカルに住む少年。ティアに対応するキーキャラクター。

剣の実力を買われ、若き年齢ながらにして王宮の騎士団に所属している。

普段は、心優しく素直で純粋な性格。一方で、彼の中のもう一つの人格が覚醒すると、その性格や言動は一変して粗野で好戦的なものとなる。どちらの人格でも、マルタを大切に想う気持ちは変わらない。


ルドガーに対応するキーキャラクター。

漆黒のマントを身に纏った男性。"ウィンガル"という名は「翼」を意味する称号である。

物静かで知的な雰囲気を持ち、白黒をはっきりと付けた物言いをする。

知る人には、「黒き片翼」「革命のウィンガル」等と称される事もあるが、正体はおろかその目的も、多くが謎に包まれている。


ゼロスに対応するキーキャラクター。

元々は名家の出身の令嬢だが、今は訳あって騎士となる。

生真面目で正義感が強く、困っている人を助けずにはいられない性格だが、後先を考えずに行動するところがあり、ミスを犯してしまう事も。

常に騎士としての正しいありようを自らに課しているため、毅然とした立ち振る舞いを心がけているが、内面には年頃の少女らしい可愛らしさも持ち合わせている。



第4章「追憶の楽園(エデン)」編集

世界を解き放て なくせない絆のために

概要編集

2017年5月18日に配信されたアスタリアの第4章。

2016年12月のクリスマス生放送にて判明、その後2017年2月の生放送でタイトルが判明した。

主人公メンバーが一新され、「真実」と「答え」を巡るストーリーが繰り広げられる。


ストーリー編集

※以下公式サイトより抜粋

絶対的な安寧が約束された世界「エンテレスティア」

そこは国の隔たりのない平和な世界。


「天帝」を唯一の王と仰ぐその世界で、

人々は平和に暮らしていた。


かけがえのない家族と大切な友人と共に、

何の疑いも持たず、当たり前に過ぎてゆく日常を――


「全ては天帝の祈りのままに」


エンテレスティアの人々にとって

天帝の意志こそが幸福への導きであり、また、希望でもある。


故に、人々は天帝のみを崇拝し、

その祈りを否定するものは存在しなかった。


――しかし、世界は徐々に綻びを見せ始めていく。

ある女性の存在をきっかけとして…


彼女は消える事のない、深い憎悪をその胸に宿していた。

それは平穏と秩序が支配する世界には存在するはずのない"異物"――。


その歩みは生誕祭の行われている「帝都シャングレイス」へと向けられた。

全てを暴いてみせる、という強い意志と共に。


遂に動き始める"世界を暴こうとする者達"。


その行く手には「白き獅子」が立ちはだかる。

純白の隊服に身を包んだ彼らは断罪者か、あるいは――。


かくして、世界はその在り方を問われる事となる。


互いの想いの衝突と葛藤…

その中で見出す「真実」と「答え」とは。

全てを取り戻すための物語が、今始まる――。



登場キャラクター編集

主人公編集

強い怒りと、憎しみの感情を抱く、謎の女性。

確固たる信念を持ち、目的の為に罪を犯す事や非情な手段を取る事も。

そんな彼女は、やがて平和なエンテレスティアを大きく揺るがす存在となっていく。

その瞳に宿す激情に秘められた、彼女の想いとは――。


軽薄で胡散臭い、怪しい男。

時折、妙に含蓄のある事を話したりもするが、普段は軽口で周囲を振り回す。

その掴み所の無さは戦闘でも発揮され、弓と小剣を用いた変幻自在の立ち回りで相手を翻弄する。

その飄々とした態度の裏側には、人に明かせない何かを隠し持っているようだが――。


長閑な街で牛乳配達に勤しむ、お人好しな少年。

その人柄の良さから、街の人々からの評判も上々。

だが一方で、お節介とも言える世話焼きな側面も合わせ持っている。

困っている人を放っておけないという性分から、彼はやがて、世界を取り巻く混乱の渦に巻き込まれていく。


英雄になる事を夢見る少年。

正義感が強く元気いっぱいだが、一つの事に熱中すると他の事が目に入らなくなる。

世界を救うべく時空転移した先で、目指すべき憧れの英雄である"ある人物"と邂逅する。


  • ミクリオ

市都に住む名家の青年。

彼の傍らにはいつも、優秀な執事・ローエンがいる。

その容姿端麗で知的なたたずまいは本人の意思とは裏腹に、多くの女性から人気を集めている。

そんな彼だが、意外にも熱しやすい一面を持ち合わせておりある人物からは「手堅いクセに意地っ張り」と評される事もあるとか…。


明るい笑顔を絶やさない天真爛漫な少女。

ドジで天然なところのあるおっとりした性格。反面、内には誰にも負けない強い意志を秘めており、何事にも一生懸命取り組もうとする頑張り屋さん。

同じ村に住むシェリアとは親友であり、幼馴染でもある。

原作及び第3章までとは衣装やクルシスの輝石、要の紋が異なる。


キーキャラクター編集

エンテレスティアを総べる天帝。

世界中の人々から敬愛される存在。

彼女の言葉を疑う者はおらず、 その祈りこそ幸福への導きだと誰もが信じている。

極少数の例外を除いて――。


天帝の腹心として、宰相を務める男性。

常に冷静沈着で、人々からの人望も厚い。だが、内には熱いものを秘めており

エンテレスティアの平穏を乱す者は誰であろうと見逃さない。

平和を愛し理想を貫かんとする意志は強く、時に強いられる厳しい選択にも躊躇する素振りを見せない。


第5章「アヴァロンに眠る輝石」編集

運命はこの手で掴み取る。

概要編集

2019年2月7日に配信されたアスタリアの第5章。

2018年9月の生放送にて配信及びタイトルが判明した。

主人公メンバーが一新され、「冒険活劇」「謎解き」をテーマにしたストーリーが繰り広げられる。


ストーリー編集

幾多の戦乱を経て、

各国が平和協調への道を

歩み始めた頃、

世界に突如として

一つの島が姿を現した。


古文書に記されたその島の名は

「アヴァロン島」


伝説の島と呼ばれるその島には、

ある言い伝えがあった――


何でも願いが叶う、

望むものが手に入る、

必ず幸せをもたらす

…そんな夢のような宝があるという


宝の名は「サフィア」


「サフィア」は

アヴァロン中央に位置する塔――

「エルピスの塔」の頂上で

さん然と光り輝いていた。


しかし、その塔は不思議な封印により、

固く閉ざされていた。

何者も寄せ付けないかのように…


そんな突如現れた不思議な島、

アヴァロン島を

四大国は共有地とし、

協同で調査する事にした。


各国は催しの一環として、

広く調査隊を募集し、

塔の封印を解きサフィアへの道を

ひらいた者に報酬を与えるとした


地位も、名誉も、お金も

望むものが何でも

与えられるという夢のような報酬に

人々はこぞって調査隊に入り、

アヴァロンへと

向かったのだった――


登場キャラクター編集

以下のキャラクター5人がこの章の主人公的ポジション。


裕福な商家の息子。

成績優秀な優等生だが、

運動が苦手で引っ込み思案な少年。

心優しいが、何か言われても言い返せない、

控えめで優柔不断な面がある。

夢で見る自分とは正反対の

男らしいアスラにあこがれを抱いている。

原作及び第4章までとは衣装が異なる。


  • ロイド・アーヴィング

シルヴァラントに住む青年。

頭に血がのぼりやすい一面もあるが、まっすぐな性格。

幼い頃、森で拾われ、

現在はドワーフの養父に育てられている。

そのため手先がとても器用。

シルヴァラントの神子であるコレットの

幼馴染 兼 護衛役として仕事に付き添っている。


頭脳明晰な天才技術者。

人懐っこく明るい性格で、周囲の人間を元気にさせる。

空気が読めていないようでいて、

核心をついた言葉を口にしたり、

突拍子もない行動で周囲を驚かせることもしばしば。

幼い頃から独自で色々な研究に精を出しており、

研究や発明に夢中になると周りが見えなくなる事もある。


姫騎士とも称される一国の王女。

元々は明るく女性らしい性格だが、

自らを姫ではなく国に尽くす一介の騎士として捉えており、

堅苦しい男性言葉を話す。

現在は、島へ訪れる人々の安全確保の為、騎士として

警備の任務に就いている。


とある海賊団に身を置く“死神”と呼ばれし男。

自分らしい生き方――流儀を貫き通すために、

大海原を航海している。

建前や理屈ではなく、

己の意志で行動を決するアイゼンの生き様は、

海賊たちからも絶大な信頼を寄せられている。


第6章「双星の宿命(さだめ)」編集

時空を超える絆はあるか――

概要編集

2020年10月に配信及びタイトルが発表。

主人公メンバーは一新され、人類の行く末を決める「オリジンの審判」をテーマにしたストーリーが描かれる。


ストーリー編集

度重なる戦乱を経て、

ウィンドル、ア・ジュール、

キムラスカ、シルヴァラントの四国は

不戦と平和を実現するために

互いに手を取り合う道を選んだ


アヴァロン島での共同調査が終わった後は

以前より国同士の対話や交流が盛んに行われるようになった

大きな困難を乗り越え、ようやく訪れた平穏な日々…


世界中の人々が心の底から願った。

「この穏やかで優しい時間が

いつまでも続くように」と――


時と共に戦火の記憶は次第に薄れていき、

平和な日常が当たり前になっていく。


戦争によって人々が負った心の傷は

氷が溶けるようにゆるやかに癒えていった


そして、ルドガー達もまた――

何者にも脅かされない、

平凡で穏やかな暮らしを送っていた


しかし、あらゆる世界の運命を脅かす”闇”は静かに、確実に忍び寄っていた──。


登場キャラクター編集

主人公編集

以下のキャラクター4人がこの章の主人公的ポジション。


  • ルドガー・ウィル・クルスニク

「結晶の大地と導きの光」編でも主人公を務めた。

イニル街に住む青年。

兄であるユリウスと、居候のエル

猫のルルと共に暮らしている。

穏やかな性格で面倒見がよく、

家事のほとんどはルドガーが請け負っている。

戦闘においては、双剣、ハンマー、

双銃を扱う事が出来る他、

“骸殻”という特殊な能力を行使する事で、

強大な戦闘力を発揮する事が出来る。


  • ミクリオ

「追憶の楽園」編でも主人公を務めた。今回は成長後の姿になっている。

人間と天族が争う分史世界のミクリオ。

赤ん坊の頃からスレイと一緒に育ってきた天族の青年。

天族に育てられ人間の世の中に

不慣れなスレイをいつも気遣っており、

スレイとは無二の親友同士。

旅の途中でスレイに異変が起き、封印を施す。

その後、数百年間スレイを救う方法を一人で探していた。

天族達を先導し、争いを激化させるスレイを止める為に

ルドガー達に協力する。


シゼルがア・ジュール女王となっている分史世界のメルディ。

天真爛漫で人見知りしない性格で、

いつも友達のクィッキーと一緒にいる

心優しいア・ジュールの王女。

変わった言葉遣いが特徴的で、

感情豊かな喋り方をする。

時々、城を抜け出しては

お忍びでどこかに出かけているらしい。


ファブレ公爵家の正式な後継者兼次期王候補となっている分史世界のアッシュ。

キムラスカ王国、ファブレ公爵家の息子。

ルークの双子の兄。

何者をも怖れず傲慢で独善的だが、剣の腕は超一流。

キムラスカ王国の親善大使として

シルヴァラントに派遣されるが

そこで思わぬ事件に巻き込まれる。


キーキャラクター編集

イニル街に住む少女。

ルドガーとその兄であるユリウスの家で、

居候として暮らしている。

しっかり者で口が減らない、活発な少女。

大人ぶって背伸びをしようとするものの、

トマトだけはどうにも苦手。

父親から譲り受けたという懐中時計を、

とても大切にしている。


人間と天族が争う分史世界のスレイ。

幼い時から天族達に囲まれ育った事によって、

人間でありながら、天族を人と同様に感じ、

接する事が出来る。

導師として、

人と天族が幸せに暮らせる世界を目指していたが、

ある時期から自身に異変が発生してしまう。

異変を抑える為に長い眠りについた。

異変が抑えきれなくなり、

目覚めた後は導師服を脱ぎ捨て、災禍の顕主となる。


運動能力は低いが、素晴らしい頭脳の持ち主。

研究と理論を優先する頑なな性格の持ち主だったが、

メルディとの出会いをきっかけに、自分の頭脳を

他人の為に活かしたいと思うようになる。

世界の真実に迫る研究を続けている。

研究内容が世間に認められず思い詰めていたが、

論文がア・ジュール女王の目に留まり、

王室専属の研究員となった。

真実を追い求めるため、更に高い地位を目指す。


  • ルーク・フォン・ファブレ

キムラスカ王国、ファブレ公爵家の息子。

アッシュの双子の弟。

王の後継者候補として育つが優秀な兄と

比べられる事が多く劣等感を募らせている。


エルの実の父親であり、

分史世界における「最強の骸殻能力者」の称号を持つ男。


謎に包まれた存在。

時空転移の法を習得しており、

思いのままに時間を行き来する事ができる。

魔王と恐れられる彼の、真の目的とは…?


主要地名編集

  • ウィンドル王国

東方にある、アスタリア世界では一番の大国。国王はリチャード。王都はバロニア。ア・ジュールとは戦争状態にある。国王直属の精鋭騎士団を有する。近年は、星のカケラを探すために各国に干渉したり、領地を侵攻している。


  • 連邦国家ア・ジュール

北方に位置する雪国。国王はガイアス。首都はカン・バルク。ウィンドルに次ぐ大国だが、そのウィンドルとは戦争状態にある。新技術を用いた兵器が開発されているという噂がある。ウィンドル同様、星のカケラを捜索している。


  • シルヴァラント王国

南方に位置する王国。国王はマリウス・テセアラ18世。王都はメルトキオ。神の声を聞く存在「神子」を象徴とする宗教国家の側面も持っていて、神子の地位は国王と同格。遺跡が多い事でも有名。現在、王は病に伏せっており、神子も巡礼で不在のため、神殿の司祭であるフィリアが政務を代行している。


  • キムラスカ王国

西方にあり、森に囲まれた王国。国王はインゴベルト6世。王都はバチカル。科学者が多く集う。権力・武力的には弱く、数年前からウィンドルとア・ジュール間で続いている戦争・内乱に不安を感じており、他国との同盟及び和平の道を模索している。


  • 精霊界

様々な精霊が住まう世界。ミラは精霊の主として、ここから人間界と人間界を満たすマナの様子を見守っていた。


  • 天族の杜イズチ

天族の暮らす隠れ里。長はジイジ。住民はスレイ以外は全員天族。シルヴァラント王国内にあるが、その性質上、四大国のいずれにも属していない。


  • エンテレスティア

「追憶の楽園編」の舞台となる世界。戦争のない平和な世界で、人々は秩序をもって幸せに暮らしている。国等の隔たりはなく、「天帝」唯一人によって統治されており、それを宰相が補佐する。

しかし、その実態


  • 帝都シャングレイス

エンテレスティアの中心となる都。

天帝が居する宮殿は、その威光を象徴するかのように天高く聳えている。


  • アヴァロン島

古文書に記された伝説の島。様々な種族が共存共栄し、その中で発展した様々な技術で繁栄を謳歌していたが、現在はその痕跡だけが残っている。

「アヴァロンに眠る輝石」編にて、何の前触れもなく突然出現。現在は四大国の共有地とされている。四大国共同での調査は始まったばかりで、島の大半が未開の地。


  • エルピスの塔

アヴァロン島の中心に聳え立つ塔。その頂上にはサフィアが光り輝いている。

しかし、扉は何者も寄せ付けないかのように、不思議な封印により固く閉ざされていて、これまで中に入れた者はいない。


用語編集

第1章編集

  • 星のカケラ

かつて古の時代に落ちた彗星が、衝突の際に6つに砕けたもの。不思議な力があり、6つのカケラが全て揃った時、光の神殿の守り神が現れ、その者の願いをすべて叶えてくれるといわれている。

見た目がそれとわからないようにカモフラージュされているが、試練を乗り越え、己に打ち勝った「真の選ばれし者」が触れると光り輝く本来の姿に戻り、光の神殿へ真の選ばれし者を転送する。この状態になると、真の選ばれし者以外には触れる事さえできなくなる。

ただし、自ら持つに相応しい人間を選ぶ性質があり、相応しくない人物が手に入れてしまうと邪念に取り憑かれてしまう。


  • 選ばれし者

星のカケラから、カケラを持つにふさわしいと認められた、光の神殿に入る資格を得る可能性を有する者。1つの星のカケラにつき1人の選ばれし者がいる。ただし、星のカケラは選ばれし者が現れてもその者のところに飛んでいく力はないため、自分で星のカケラを入手せねばならない。

星のカケラを所持し、かつ試練を乗り越え、己に打ち勝てば、「真の選ばれし者」として光の神殿に入る事が許される。


  • 光の神殿

時が満ち、宿命により「選ばれし者」が現れた時、その姿を現すと伝えられる神殿。「星のカケラ」を所持し、己に打ち勝った真の選ばれし者のみが立ち入る事を許され、神殿にはどんな願い事も叶えてくれる守り神・ティルグが居るといわれている。


  • 伝説

アスタリアの世界に伝わる光の神殿とその守り神に関する伝説。全文は

『今を遡ること遥か昔 まばゆい光を放つ巨大な箒星が空から落ち、大地を震わせたり

箒星は6つのカケラとなりて、各地に飛散す

その時人々、光の使いの声を聞きたり

「いずれ時が満ち、宿命によりて選ばれし者が現われし時、光の神殿は姿を見せん

カケラを手にし、己に打ち勝った者だけが、真の選ばれし者として神殿に足を踏み入れる資格を得ん

全てのカケラが合わさった時、我は姿を現し、願いをかなえん」』


  • 魔導器(ブラスティア)

世界にあふれるエネルギー・マナを糧として動く機械。TOVのそれと大体同じ。


第2章編集

世界を形成する「自然」を司る存在。彼らの大いなる力により自然派循環し、世界は均衡を保っている。彼らの存在には世界の根源エネルギーである「マナ」が必要不可欠。マナが枯渇すると、精霊の力が暴走する事もある。基本的に人間には、を除いて、見る事も感じる事も出来ない。


  • 時空の歪み

世界を襲った異変と共に発生した不可思議な空間。 現実世界とは明らかに違う、異様な情景が広がっている。時歪の因子によって構成されており、これを破壊しないと元の世界に戻れない。

TOX2にも登場した「分史世界」の別名であり、ここに来た大半のアスタリア世界の人間は、異変と共に起きた地震や亀裂で飲み込まれたり偶然迷い込んできた者だが、まれに特殊な力・異能で自ら行けるもいる。


  • 時歪の因子(タイムファクター)

世界を襲った異変と同時に発生した不可思議な空間「時空の歪み」を構成する物体。

TOX2のそれとほぼ同じ存在で、クルスニク一族が持つ特殊能力「骸殻」を用いないと破壊することが出来ず、因子が消滅しないと迷い込んだものは元の世界にも戻れない。


世界が危機に陥った時に目覚め、現れると言われ「世界の終わりに現れる者」とも呼ばれる。世界の守護者にして「最後の希望」とされる存在。

だが、伝承には未知・不明の点も多く、ミラから「確実に存在する保証はない」と言われる程。


  • リプリカーム

カノンノが所持している「不思議な能力を持ったネックレス」の名前。

契約した「精霊」を飾りの中に取り込むことが出来、その場合には飾り部分が輝く。

取り込んだ精霊のマナの回復が出来る他、その精霊の能力を使役することも出来る。

このように下手したら世界のバランスを変えかねない力をもっているため、第2章の終盤では敵からその力を最悪なかたちで利用されてしまう。


  • 零の塔(ぜろのとう)

古代に作られた、天にも届きそうな高さの巨塔型魔導器。OPや第2章キービジュアルで登場している塔がこれ。

ユグドラシルはこれの出現を狙って暗躍していた。出現させるには大量のマナが必要なため、ユグドラシルは大精霊を宿した状態のカノンノのネックレスを狙っている。古来より「世界を滅ぼす力を持つ」と伝えられ、この塔が出現すれば世界各地の異変は解消されるが、それと同時に世界の破滅を招くと言われている。

どれだけ損傷しても急激なスピードで修復する自動修復機能や、侵入者に対し、レーザーや魔物を放つ等のトラップなど、現代の魔導器では考えられない性能を有する。


  • マテス

物語の舞台となる世界とは異なる異世界。ユグドラシルはこの世界の出身。


第3章編集

  • 晶化現象

木々や草花が、突然結晶に覆われてしまう不思議な現象。結晶の正体や発生理由などは、何一つ明らかになっていない。

当初は人間や動物は対象外だと思われていたが、「一国の王が結晶化した」との知らせがもたらされ、イズチでは鳥が結晶化した事から、人間や動物も対象に含まれる事が判明。さらに後には、大地が結晶化したり、魔物や精霊が結晶化しており、世界に存在するあらゆるものが結晶化する可能性がある。

この現象を引き起こしているのは「天帝」と呼ばれる存在で、怒り・悲しみ・不安といった人間の負の感情に反応して晶化を行っている。


  • 天族

人間とは異なる神秘の種族で、不老不死に近い寿命を持つと言われている。「自然」を象徴し、一部の天族は周囲に影響を与える「加護」の力を持つが、精霊とは似て非なる存在。「聖隷」と呼ばれる事もある。他の種族とは距離を置き、ひっそりと暮らす傾向がある。

通常の人間には見えないが、"素養"のある人間は認識する事が出来る。この"素養"は、精霊を感知するのとは違う次元のもので、それが無ければたとえ力のある精霊でも視認はできない(気配を感じる事はできる)。

パスカルが発明した装置を使えば、素養の無い人間にも、見たり声を聞いたり触れたりできるようになる。


  • 天啓の石碑

ある日突然、何処からともなく出現する不思議な石碑。石碑には時代の節目となるような過去の出来事が記されており、それを「天啓」と呼んでいる。

石碑の出現は遥か古の時代から確認されているが、その原理は謎に包まれている。

大きさは統一されていないが、大柄な成人男性よりも遥かに大きいものが多い。


  • 天啓の儀式

天啓を読み解く儀式。四大国を代表し、シルヴァラント王国で執り行われている。信仰を重んじる国風のシルヴァラントでは、天啓を「星の記憶」とし、後世に残す事を使命と捉えている。

天啓の石碑の出現頻度が古代より減少した事もあり、「結晶の大地と導きの光編」で行われた儀式は、前回の儀式から実に100年振りの開催となった。


  • 神子

特殊な力を持ち、神へ語りかける事で天啓の内容を読み解く事の出来る、稀少な存在。

シルヴァラントの象徴でもあり、現在の神子はコレットとゼロス


  • 四大国

ウィンドル王国、連邦国家ア・ジュール、シルヴァラント王国、キムラスカ王国の総称。

かつては各国間の関係悪化も見られたが、今日に至っては修復されている。


  • 赤の騎士団

ウィンドル王国大公セルディクにより発足された部隊。ウィンドル王国の新たな主力部隊として名乗りを上げる。


  • 導師

天族と契約して一体化する「神依」が使える特別な素質を有する人間。概ねTOZのそれと同じ。

導師になるには、ピュール遺跡にある、湖の乙女が守護する決して抜けないとされる導師の聖剣を引き抜く事ができ、かつ直後に行われる「導師の試練」で鳳凰を倒して、湖の乙女に認められる必要がある。


  • 湖の乙女

ピュール遺跡において、導師にしか抜けないとされる聖剣を守護する存在。現在の湖の乙女はライラ

聖剣を引き抜いた人間が導師として相応しいかどうか判断する権利があり、聖剣を引き抜いた人間に「導師の試練」を課す。


  • 神依

導師が行使できる力。天族と一体化する事で、その天族が持つ力を十二分に発揮できる。どんな攻撃を加えても壊せないとされる、晶化現象の結晶を砕く事が可能。

行使するには導師と神依の対象となる天族が直接契約する必要があるが、契約をすれば、導師と天族はどんな場合でも運命を共にしなければならない。


  • 天晶石

神子に代々受け継がれている石。天啓の石碑が出現すると光ってその事実を知らせ、神子が天晶石に語り掛ける事で神子の頭の中に映像として石碑の在処を見せる。その為、天啓の石碑捜索には欠かせない。


  • 天帝

晶化現象を引き起こしている元凶。普段は上空高くに位置する宮殿「天帝の御座(みざ)」と呼ばれる場所で眠りについているが、第3章開始時点から目覚め始め、世界を晶化している。

天帝が完全に目覚めた時、世界の全ては晶化するとされている。

第4章ではエンテレスティア全域を統治する、エンテレスティア唯一の王とされている。その祈りは世界中の人々を幸福に導くとされ、神に近しい存在として人々から崇められている。

その正体は上記の通りラザリス


第4章編集

  • 白き獅子

天帝に忠誠を誓う精鋭の騎士団。正式名称は「帝都騎士団」だが、白の隊服を身に纏い、「正義」を為すその気高き姿から「白き獅子」の異名を持つ。統制された組織は高い武力を誇り、民を守る勇敢な騎士達としてエンテレスティアの人々から絶大な支持を得ている。

幹部メンバーはファング、クロー、ロアーの3人。彼らの姿にはそれぞれ見覚えがあるが…


  • 咎人(とがびと)

世界がエンテレスティアに創り変えられる前の事を、創り変えられた後も覚えている又は記憶を取り戻した者。

エンテレスティアの存在を揺るがす異分子として天帝及び白き獅子からその身を狙われる。


  • 特務補佐官(とくむほさかん)

表には出ない、天帝直属の特殊な役職で、表沙汰にすると不都合がある任務を秘密裏にこなす者。


  • 宮廷神子(きゅうていみこ)

天帝の傍に仕え、身の回りの世話をする者。天帝の名代として世界各地を巡り、天帝の言葉を伝える役目も果たす。宮廷神子はその身分を示す制服を着用する。

宮廷神子になるには、帝都シャングレイスの大聖堂の神官が課す試験に合格しなければならず、試験一回につき宮廷神子になれるのは一人だけ。


第5章編集

  • サフィア

アヴァロン島に伝わる伝説にて、「どんな願いも叶える宝」と称されている伝説の宝。

その昔、アヴァロン島はサフィアの恩恵により栄えていたとされる。


  • マナリス

エルピスの塔の扉の鍵にして、アヴァロン島各地の遺跡で厳重に守られている宝物。

全部で6つあり、塔の扉を開けるには全てのマナリスを入手した状態で、扉の前に行く必要がある(一部では扉の一部が光って反応するだけ)。

怪我を一瞬で治療する力を有するが、この力を使用すると、使用者に反動が伴う。


  • カタグラフィ

アヴァロン島で暮らしていたアンマルチア族が作った、映像を記録する事ができる記録装置。島の各地に大量に残されている。


  • ダモクレスの剣

古代アヴァロン島で、多くの種族の協力により開発された剣。

使い手の力を最大限引き出せるように、使い手によって形状を変えるのが最大の特徴。

入手するには、亜空間に隔離されている試練の館の鍵を開け、そこで剣の管理者から課せられる試練を突破しなければならない。


第6章編集

  • 負の因子

本章のカギを握るとある人物が自身の世界を救うために「道標」をもとに作り出した物質。

負の因子を取り込んだものは感情の制御がきかなくなり、本人が気づかぬうちに己の欲望に暴走する存在となる。

前述した「時歪の因子」同様に「骸殻」を用いることで破壊することが可能。


関連イラスト編集

アスタリア


関連タグ編集

テイルズオブシリーズ ソーシャルゲーム アスタリア

テイルズオブリンク テイルズオブザレイズ

テイルズオブクレストリア…同じくバンダイナムコゲームス配信・KLab開発のアプリ版テイルズオブ


アスタリアオリジナル設定タグ編集

各『テイルズオブシリーズ』のキャラクターのアスタリアオリジナル設定用タグ

※当然だが、リンク先ネタバレ注意。


ラスボスタグ(ネタバレ注意)編集

※当然だが、リンク先ネタバレ注意。


関連動画編集

実際に本作のバトルをプレイした動画。


外部リンク編集

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