プロフィール
年齢 | 17歳 |
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身長 | 158cm |
体重 | 47kg |
CV | 今井由香(PS版)、川田妙子(テイルズオブファンタジアのPS版)、沢口千恵(ドラマCD、テイルズオブファンダムvol1、PS2版) |
概要
パーティキャラクターでありながら、いのまたむつみによるデザイン画が存在しない唯一の人物。
PS版でのリリス
主人公スタン・エルロンの妹で、二人の故郷リーネの村で祖父と共に住んでいた。家事の一切を任されており、毎朝なかなか起きない兄を起こすのが日課となっている。口では兄を叱りつけ(場合によっては痛めつけ)る毎日だが、兄妹仲は悪くは無く、当初からかなりのブラコンである。
普通に進めていれば戦闘場面にはお目にかかれないはずだったが、裏技(ほとんどバグ技)でパーティーキャラとして参戦(初期ロット版のみ)、以降シリーズを通して戦闘に参加することになる。
淡いピンク色のワンピース服に白いエプロンドレスにおたまと言う、家庭的な出で立ちであるがなぜか戦闘参加時もこの姿。
なお、没キャラもしくは極めて特定された状況でのパーティインが本来予定されていたらしく、音声はほとんど発されない。また、ステータス画面でも通常は「?」マークの入ったシルエットしか表示されないが、「運」を上げると後ろ姿ながらもキャラクターグラフィックが表示される。
特技は他キャラが共通して持っている一部のもの以外には説明文が用意されていないが、多段ヒット技が多く高性能。中には「雷神拳」や「雷神十連撃」といったどこかで見たような技もあり、その名の通り雷を纏うエフェクトが付くが、実際には没キャラ故に属性設定されていないのか全て無属性攻撃である。
PS2版でのリリス
リメイク版ではさらにブラコンが加速する。
今作では、あるタイミング以降、ノイシュタットの闘技場にてスタンで勝ち抜いていくことでリリスが敵として飛び入りで登場し、これを倒すとパーティに加入する。
しかしリリスは唯一仲間にしなくてもゲームクリア可能なキャラクターであり、仲間にしてもその後のメインストーリー上のイベントには一切登場せず、一部のチャットが存在するのみ。その際には既婚者のマリーを除く女性陣に対して兄を独占するような牽制を仕掛けている。
控えメンバーにしている時のサポートタレントは、戦闘中に発動する料理の各効果が上昇する「調味料の業」。
髪型が毛先で括ったロングからポニーテールに変化する等のマイナーチェンジも行われている。公式デザイン画が存在せず資料に乏しく時代も古いPS版に比べて資料が豊富であるためか、pixivで描かれ、本タグが付与された作品にはこちらが多い。
一方で絵柄の変化から体格が良くなった為か、ドレスも前後の股関節の辺りにスリットが入り、下着の見えてしまう部分をエプロンで隠していたり、全体的に肉感的に見え(これは彼女に限らないのであるが)、痩せ型で儚げな印象のあったPS版の方がよかったとする声も根強い。
しかしながらとても戦闘向きとは言えない格好であることは確かであり、戦闘終了後の掛け合いでジョニーに「そんな格好でよく戦えるねぇ」と突っ込まれている。直後に「ジョニーさんもね・・・」と返しているが。
DC版のリオン編にもサブイベントで登場し、兄の顔見知りとは知らず「伝説のにんじん」を求めて一時的に彼と共に行動する。
また僅かながら「リリスサイド」というイベントも存在する。
戦闘
武器はやはりおたまで、サブ装備はフライパン。おたまはバリエーションが少なく、リライズすることでしか強力な武器を入手することができない。フライパンに関しては料理の熟練度を上げることによってある人物からより強いものを貰える。またフライパンは敵の気絶時間を伸ばす効果があり、より強いフライパンを装備する毎にその効果時間も長くなる。
特技はコミカルなものに刷新された。打ち水を撒く、小石を蹴飛ばす、フライパンを鳴らす(後述参照)といった特徴的な技が増えたのに加え、何故かPS版ではお買い物イベントでの1アイテムに過ぎなかったマンボウを何処からともなく呼び出し、敵に叩き付けたりするような技が追加された。しかもこれらのマンボウ技、世界各地に隠されている「まんぼう」(アイテム)を集めることにより威力が上がる・・・という謎の性能を持っている。一体彼女にとってマンボウとは何なのか・・・。(技の解説によるとマンボウの取り扱い方で出した答えだとか…)
PS版で猛威を振るった特技「サンダーソード」はブラストキャリバーに昇格。ただし、全プレイヤーキャラで唯一レベル2以上のブラストキャリバーを持っていない。そのためサンダーソードは他のレベル1ブラストキャリバーと比べて最も攻撃力が高いが、同時にブラストゲージのストックも1本分止まりになる。
貴重な音属性の強力な技を持ち、適切な属性の技を使いこなせば非常に強いが、ステータス面では他のキャラクターに見劣りする。
仲間にしたところでメインシナリオでは関わって来ない(本来なら故郷でスタンの帰りを待っている)ので、彼女を仲間にできるのはオマケ要素のような節がある。
「デスティニー2」でのリリス
年齢35歳。主人公カイルはリリスから見て兄の息子で甥に当たり、カイルからは「リリスおばさん」と呼ばれることになるが容姿は若く、全くそうは見えない。またジューダス(リオン)も兄の嫁の弟で義理の兄妹関係になる。
前作に引き続き、リーネの村で暮らす。祖父の姿は無くゲーム中では当初一人で暮らしてるようにも見えたが、リムルという娘がいる。リムルはカイルの従姉妹にあたる。夫が誰なのかは不明。
PS2版では戦闘に参加しないが、PSP版では闘技場に参戦。イベントで前作から18年間リリスの風呂を覗いていたのぞき英雄をサンダーソードで折檻(生死不明)と往年の強さは全く失われていない。
秘技・死者の目覚め
リリスの特技の一つ。おたまでフライパンを激しく叩き鳴らすというものである。兄・スタンが朝なかなか目を覚まさないため、彼を叩き起こすために使用されており、使用時に鳴り響く大音響はリーネ名物となっている。
後に兄の嫁となるルーティにも伝授された。2ではルーティが息子カイル相手に毎朝この技を使い(その様子はオープニングムービーでも確認できる)、カイルがリーネの村に立ち寄った際にはリリスも使用している。流石というべきか、本家本元のリリスの方が威力は上であるようだ。
PS2版「デスティニー」では、実際の戦闘シーンでもこの技を使うことが出来る。作中では使い手の少ない「音」属性の特技であり、また自分を中心とした円形の範囲攻撃であるため使い勝手が良い。
ちなみにこの技、『間違っても日本の住宅街内で再現してみようなどとは思わない方が良い』と経験者の誰もが口を揃えて言う・・・
その他
バグ技以外で初めて戦闘に参加したのはPS版「テイルズオブファンタジア」で、ユークリッドの闘技場において最後の挑戦者として乱入してくる。その強さは圧倒的で、ガルフビーストを瞬殺して登場。クレスと一騎討ちとなるが、「獅吼爆雷陣」等兄の技をアレンジしたような技での怒涛の連続攻撃を放つ上にそこから「サンダーソード」に繋げる等明らかに他の闘技場敵キャラとは格が違う為、かなりの高レベルで戦わないと勝つのは難しい。なおこれらの技・呪文は一見雷属性のように思われがちだが、実際は隠しキャラ当時を反映してか通常攻撃も含めて彼女固有の特殊な属性となっている。
このファンタジアで明らかになることだが「サンダーソード」は彼女が練り上げたものではなく、実はこの世界の某所で「購入」したものであるらしい(しかも明らかに彼女も時空を超えている様なフシが時系列的に感じられる)。
ちなみに登場シーンはとある格ゲーキャラのオマージュであり、上記PS版での高性能や、格ゲーでは伝統的に「妹キャラ」に高性能キャラが多いという事情も相まって「最強の妹」とファンに呼ばれる所以となっている。
彼女に勝つ事でS・D(ディムロス)が貰えて殺劇舞荒剣を習得できるようになる。
他タイトルでのリリス・エルロン
テイルズオブエターニア
シャンバールでのファラの料理対決の相手として登場する。
テイルズオブファンタジアなりきりダンジョン
隠しボスとして登場。
No.28以外のたのまれごとを全て解決するとNo.28「エンカウント!」が発生。謎の部屋に行くとリリスが上から落ちてきて対戦を希望する。髪型は一本結び。名乗り文句は「エプロンドレスがお似合いのお茶目なバトルガール」である。サンダーソードや闘女らいじんけんといった技を駆使して全体雷系攻撃に麻痺効果まである強さっぷり。最強の妹は健在だった。なお、リリスと対戦する際に「テイルズファイト レディーゴーッ!」と兄の声(?)がする。
テイルズオブファンダムVol.1
主人公の一人として登場。スタンが使用したソーディアンのディムロスと共に、刀身を再生するための旅に出る。なぜ今作ではマスターではないにもかかわらずソーディアンの声が聞こえるのかは謎(デスティニー本編では当然ながら聞こえていない。兄と同じく意思疎通の才能を持っていて、後から開花したのだろうか?)。
テイルズオブヴェスペリア
名前自体は出ないものの、ヨームゲンでエステルが賢者に聞かされた興味深い話として「フライパンとおたまで戦う世にも不思議な少女の物語」を挙げていた。
レディアントマイソロジーシリーズ
2から登場しており、PS2版準拠のモーションとなっている。
2ではストーリーを進めていくうちにイベントで加入。
楽屋ネタ満載のゴールデンビクトリーでは、3番目のクエストで、デスティニー2で結婚相手がわからないことについて腹を立てていた。
3では、PS2版と同じように闘技場で仲間になる。
テイルズオブザレイズ
2020年1月の闘技場イベントで、登場・加入。娘リムルも同時に実装され、時を超えての母娘共演となる。
本作で、サンダーソード(小声)、リリスコンビネーション(リリスラッシュの技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は、「フラッシュバック」「まんぼうストライド」、リムルとのクロスオーバー魔鏡技で「ダブルサンダーソード」。