概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
反AI の主張に反対意見を表したり、AIを利活用した組織や企業に対するキャンセルカルチャーや魔女狩りに不満を抱き、対立したりする層。
便宜上これらは反反AI と threads や Bluesky を含めた各 SNS で呼ばれているためこちらを採用。 いわばアンチフェミ等と似た成り立ちを持つ言葉である。
反AI、あるいはAI規制派からはAI推進派と呼称されることもあるが本記事ではこちらで統一する。
なお「AI規制派」や「AI推進派」は生成AIに対する反対意見を持つユーザーの間で用いられ、「反AI」や「反反AI」は反対意見を持たないユーザーの間で用いられる傾向にある。
単に反AIに不満を持つだけでなく、レスバトルや自ら法律・技術デマ訂正に突っ込んでいくタイプの人を狭義の反反AIと呼称する傾向がある。「問題行為に辟易しているが、よほどひどいケースでもなければわざわざ言及しない」程度の人はいわゆる「サイレントマジョリティ」であり反反AIと呼ばないことも多い。
必ずしもAIユーザーではなく、「反反AIだが自分の制作物にAIは使わない」と宣言する人もいる。
デマ訂正などが主な行動である一方、キャンセルカルチャーに屈してモノを取り下げたユーザーや企業に強い言葉を浴びせる、ちょっとした失言でも晒し上げを行う、二次創作や絵師文化そのものへの嫌悪を示す、といった過激化したユーザーも見られる。お互いに先鋭化していくあたりもフェミニストとアンフェの関係に近い。
Twitter上では反AI側、あるいはAI規制派の勢力の方が大きい関係上、過激派からの攻撃を恐れて多くの文字書きがnoteに移動したため普段Twitter上ではあまり目にしないかもしれない(AI関連の話題に触れると両片方の陣営から攻撃対象とされてしまうリスクがあるため)。
また、Twitter では AI和解派 というコミュニティも存在する。
反AIによる印象操作の例![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
過去にはAIユーザーやAI技術を容認する者に対する印象悪化を目的とした、数十人ものマッチポンプ事例が観測されている(勿論全てが反AIによる印象操作という訳ではない)。
反AI記事等の白紙化の嫌がらせ行為などは規約違反の記事も参照。
X等のSNSにおいて、反AI側の発言か反反AI側の発言かを問わず、捨て垢らしきユーザーの発言をその集団の総意として受け止めることは控えたい。
- 偽の「AI被害者」を装う
版権キャラクターや誰かの画風を模倣したAI生成画像や文章を自ら作成し、それを「盗作」としてSNS上に公開、AI批判の声を増幅させる。
- 対立を煽るための投稿
「AIの台頭でクリエイターが消滅する」といった脅し文句で、対立構造を煽る。
- 虚偽情報の流布
AI技術や生成物に関する誤った情報を拡散し、AI技術に対する不信感を増幅させる。
例:AIが著作権を侵害したとされる事例を過大に取り上げるが、実際には証拠がない。
参考情報![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
著名人の発言に便乗する問題![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
例えば 岸田メル 氏はX(旧 [Twitter] )で「今まで何度も瞬間的に絵柄を模倣されてきた身からすると」と発言をしており
それぞれの陣営がそれぞれに都合の良いように解釈してしまうなどの問題も起こりうる。
また、反AIの主張の誤りを技術面で指摘した人が攻撃されることも。
例えばウォーターマークが モザイク貫通 の塩梅で無意味と書いた人が集団ブロック推奨リストに入れられるなど、詳しくは別記事を参照のこと。
指や髪が不自然だからAIと断定するのは危険![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
左藤空気氏は「「線画レイヤーに色塗ってる」とか「顔と同じ線画レイヤーに髪描き込んでる」とか「下色に塗り残し部分がある」みたいなのを感知して知らせてくれるAI機能」を求めていると投稿した。
https://x.com/patrietta/status/1888612440168071175
関連タグ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
表現の自由戦士:AI製なら攻撃してもよいとする思想の反AIとは反対の立ち位置にいるため、反反AIとこれを兼任している人も少なくない。ただし「漫画・アニメを攻撃されたくない」という思想で表現の自由を掲げていた人間が「漫画・アニメの無断学習を許さない」として反AIに転じている場合もある。