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テイルズオブザレイズ

ているずおぶざれいず

『テイルズ オブ ザ レイズ (TALES OF THE RAYS)』とは、バンダイナムコエンターテインメントが提供するソーシャルゲームアプリ。2017年2月28日配信開始。
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その嘘を真実にするために生きると決めた

その嘘のために真実さえ壊すと決めた     ―――MIRRAGE PRISON

嘘も真実も超える未来をつかむと決めた    ―――Fairy's Requiem

全てが嘘でもその真実と共に生きると決めた    ―――Last Cradle


         これは可能性の物語―――変わらぬ想いが未来を変える


       たとえ、この世界が嘘だとしてもこの出会いは、きっと真実だ。


概要編集

固有ジャンル名は「真実の強さを追うRPG」

略称は『TOTR』『ザレイズ』。


AndroidiOSに対応したスマートフォンゲームアプリ

歴代シリーズキャラクターが多数登場するオールスターゲームで、『TALES OF LINK』同様、オリジナルキャラクターも登場する。


シナリオ原案は実弥島巧、キャラクターデザインは松原秀典が務める。

音楽は椎名豪、桜庭統が担当。

オープニングアニメーション制作はWIT STUDIO(フェアリーズレクイエム編はバンダイナムコピクチャーズ)、幕間アニメーションはグロム。


2017年末にメインシナリオ終章が配信された。

2018年1月からは新章として「TALES OF THE RAYS MIRRAGE PRISON」(テイルズ オブ ザ レイズ ミラージュ プリズン)が配信。

固有ジャンル名は「真実の強さが集うRPG」

2019年1月からは新章として「TALES OF THE RAYS Fairy's Requiem」(テイルズ オブ ザ レイズ フェアリーズ レクイエム)が配信。

固有ジャンル名は「真実の強さを纏うRPG」

2020年10月からは新章として「TALES OF THE RAYS Last Cradle」(テイルズ オブ ザ レイズ ラスト クレイドル)が配信。

固有ジャンル名は「真実の強さと歩むRPG」

2022年10月配信のラストクレイドル編最終章を以てメインストーリーが完結。

2023年4月に大型アップデートとして「TALES OF THE RAYS Recollection(テイルズ オブ ザ レイズ リコレクション)」が追加。


2024年7月23日11時を以てサービス終了。ただし、サービス終了後から10月22日12時まではオフライン版がダウンロード可能で、加入済のキャラクターや獲得済の装備、バトルやシナリオログ、図鑑等の一部機能が引き続き利用できるほか、オフライン版で見れるエンディングシナリオが配信される。

この手のものでは珍しく、オフライン版でも(所持していたならば)コラボキャラを使用することもできる(バンダイナムコが製作していたタイトルであるゴッドイーターのキャラや、バンダイナムコの看板タイトルであるアイドルマスター関連の別会社製作の作品のキャラといったユーザーからすればワンチャンあるかもといったキャラですらオフライン版では版権の都合上削除されることが多い中、銀魂やギルティギア等の完全にバンダイナムコとは無関係の作品からのコラボキャラまでがオフライン版でも使用可能なのはかなり珍しい)。

システム編集

クエストについて編集

ブリッジの下の方に存在する「クエスト」から行くことが出来る。

本作のクエストは大きく分けて、メインとなる「シナリオクエスト」と、曜日毎に内容が変化する「曜日クエスト」、期間限定の「イベントクエスト」が存在する。

クエストを進めることによって新たなシナリオを読むことが出来る場合がある。

クエストに行くにはAPが必要で、これは3分で1回復する。また、ストーリー進行やスキットを見る事で手に入るAPオーブを3つ揃える事でも回復する。


バトルについて編集

  • 基本システム

バトルはテイルズオブシリーズおなじみのLMBS(リニアモーションバトルシステム)で行われ、スマホでの片手操作にも対応できるようにチューンナップされている。


  • 操作可能キャラ

仲間に加わったキャラのうち、プレイヤーが操作できるキャラのこと。

シナリオストーリーや期間限定イベントをある程度進めるか、ガシャ産魔鏡を入手することで解放される。

操作可能キャラのステータスを上げるには、「キャラ自体のレベル上げ及び限界突破」・「武器のレベル上げ及び限界突破」・「武器の術技レベル上げ」・「ガシャ産魔鏡のレベル上げ及び限界突破」に大きく分かれる。

また、クエスト時は「アニマ」と呼ばれるキャラクター自体の属性とクエスト自体の属性を合わせて編成をする事でアニマ共鳴対象キャラのステータスが一時的に上がる。

コレクト要素としては、シナリオ加入時にサブエピソードの解禁やキャラのレベルを上げるとプロフィールが解放されていく、信頼度の上昇による各種ご褒美やスキルクエスト解放等が存在する。


  • 覚醒

2017年11月のアップデートで追加。

ガシャから魔鏡を入手(アップデート時に既に入手済みの場合はその時点で)、又は専用アイテム「目醒めの雫」を一定数使用する事で該当するキャラが覚醒。

最大HPアップ、「サブ魔鏡装備枠」が解放され異なる2つの魔鏡を装備可能、ステータス画面のイラストを覚醒イラストに変更可能等のメリットがある。


  • 武器

本作の重要な要素。レア度3~4の武器は術技が設定されている。

術技には特技・奥義などがあり、対応したキャラが装備することで術技を使用できる。

対応していないキャラでも武器を装備することは可能であるため、対応する武器が充分揃っていない場合はステータス上昇目的で装備することも立派な作戦。

※ただし、この場合は非対応キャラの術技を使用することは出来ない。

※2020年10月の大幅アップデートに伴い、武器ごとではなくキャラに応じた装備レベルを上げる方式に変更され、別のキャラの武器を装備出来なくなった。

限界突破をすることでレベル上限が解放され、この限界突破は4回まで可能。


  • 魔鏡技

本作には、「魔鏡技(まきょうぎ)」と呼ばれる特殊な技が登場する。

歴代作品の秘奥義にあたるシステムだが、歴代キャラクターが原作で術技として覚えたものが使われている場合もある。

魔鏡技の中には歴代キャラクターが原作では覚えないオリジナルの術技もある。

カットインが挿入された後、キャラクター固有の演出が用意されており、威力も高いうえ連携に組み込むのも可能。

ただし、敵にも使用する者がいる点は注意。


  • 秘技

通常の術技よりも効果や範囲が強化された技。名称も変わる。


  • 魔鏡

上記の魔鏡技を使用するにはキャラクターに「魔鏡」と呼ばれるアイテムを装備させる必要がある。

魔鏡は装備するキャラクターの想いを力に変える事ができ、一部の魔鏡には、思い出深い名シーンを描いた「魔鏡イラスト」がある。

主な入手方法は、ストーリーやイベントで手に入る「報酬魔鏡(☆4魔鏡)」、またはダイヤガシャで手に入る「ガシャ産魔鏡(☆5魔鏡)」のいずれかになる。

魔鏡はガシャの中で最高レア度に設定されており、威力やステータス補正は当然他の武器より高い。

☆5魔鏡は限界突破をすることでレベル上限が解放され、この限界突破は4回まで可能。

また、ハロウィンや学園祭などの季節のイベントをモチーフにした魔鏡もあり、そちらは独特な性能を持つ。

2017年6月のアップデートで未加入のキャラのガシャ魔鏡を入手した場合、同時にそのキャラが加入するようになった。


  • 鏡装

2017年11月のアップデートで追加。

上記の秘技及び秘技の基となる技を使用するにはキャラクターに「鏡装」と呼ばれるアイテムを装備させる必要がある。

鏡装にはキャラクターのイラストが描かれている。

魔鏡同様、未加入のキャラの鏡装を入手すると、同時にそのキャラが加入する。


その他編集

  • ブリッジ

「飛行艇ケリュケイオン」のブリッジで、いわゆる『ホーム画面』。

ブリッジの上部画面には内部と設定したパーディキャラ達が、下部には各種メニューが表示されている。


  • ルーム

「ルーム」と「コレクションルーム」に分かれる。


ルーム

4人のキャラを設定して、キャラに話し掛けたり贈り物をすることができる。

非戦闘員の中にも配置できるキャラがおり、現在はカーリャ、マリアン、クレア、キュッポが実装されている。

1人を「おでむかえ」キャラに設定することで、ルームに入った際一日に一回キャラから贈り物を貰うことができる。(ホーム画面でも設定したキャラが表示される)

コレクションルーム

魔鏡・鏡装イラスト、シナリオログなどを閲覧したり、BGMを聴くことができる。


  • ガシャ

ソシャゲの宿命。

大きく分けて、ダイヤ(課金アイテム)を消費して行う「メインシナリオガチャ」や「イベント限定ガチャ」、フレンドポイントを消費して行う「フレンドガチャ」が存在する。


  • カスタマイズ

キャラの衣装変更やアタッチメントの装着も可能。一部の衣装は『リンク』や『アスタリア』等で披露されたものが採用されている。


  • かめにんショップ

プリズムとアイテムを交換するショップ。


  • オーダー(依頼)

クエストに行っていない暇なキャラクターが特別なミッション(オーダー)を頑張る機能。

オーダーは討伐、収集、料理の3種類。

操作可能キャラには、オーダーで発動するスキルが2つ設定されており、効果は様々。


  • マルチ

オンラインで他のプレイヤーと楽しむ機能。やりこみとしての要素が強い。

・テイルズオブウィスティリア

エターニアのミニゲーム。キャラを設定して、4人でカードゲーム「ウィス」をプレイでき、月ごとにスコアランキングも開催されていた。(カードゲームに一喜一憂する歴代キャラたちの姿を拝むこともできる)

・ユニゾン・アタック

3人で参加できるレイドイベント。開催ごとに決められたキャラを参加させ、2人×3人で協力して湧いてくる最大60体のエネミーを倒し続け、制限時間内にポイントを稼ぐ。プレイすることでプリズムを貰ったり、ユニゾン・アタックで強化アイテムとして使える、キャラをあしらったバッジを獲得できる。

キャラの装備を整えていないと高得点を取るのは難しいので、難易度は高め。


ストーリー編集

本作のストーリーは、テイルズオブシリーズではTOSTOAのシナリオを執筆した実弥島巧氏が原案を担当。

あらすじはこちらを参照。


キャラクター編集

オリジナルキャラクター編集

本作オリジナルキャラクターのデザインは、『サクラ大戦』や『ああっ女神さまっ』、『エヴァンゲリオン新劇場版』のキャラデザ・作画監督・原画等を歴任した松原秀典氏が担当した。松原氏はシリーズ初参加となる。



歴代キャラクター編集

ティル・ナ・ノーグの住人設定ではなく、原作世界から具現化の術により存在を写し取られて、その写し身がティル・ナ・ノーグに転移されて来た存在。作中では主に「鏡映点」と呼ばれている。原作設定をそのまま引き継いでいるため、同作の出身者同士は基本的に既知の間柄である。ただし同原作内でも具現化された元の時期が違うケースも多々ある。

当初はイクス達が具現化させてから保護する形をとっていたが、ストーリーが進むに連れてイクスたちの関知しないところで具現化が起きていき、敵対勢力に所属する者やティル・ナ・ノーグの世界に紛れて生活している者が多数現れている。

また、原作では敵だったりプレイできないキャラでも、NPCとして名前のみ登場することもあればシナリオに大きく関わってきたり、更には操作可能になる。

詳細はリンク先を参照。

※原作ゲーム時のポジションカテゴリーで記載。

☆・★のテイルズシリーズキャラクターは、プレイアブルキャラクターとして参戦している(あるいは明確なソース付きで参戦が検討されている・後に実装を予定していることが判明している)ことを示す(☆はメインシナリオから操作可能キャラとして参戦しているキャラクター、★はイベント全ステージ(or特定ステージまで)クリア報酬あるいはガチャで加入参戦のキャラクター)。

ちなみに運営は、初期より「全キャラ実装」を公約に掲げており、その公約通り、2021年初めにオリジナル18作品(ファンタジア~ベルセリア)、マイソロジーシリーズ3作品およびリンクのパーティキャラクター全員が参戦を果たしている。






















パーティアレン★、サラ★、リッピ★、ゼファー★、カナ

パーティオリエ★、菫色の瞳のエル




パーティアルフェン★、シオン・アイメリス★、リンウェル★、ロウ★、キサラ★、テュオハリム・イルルケリス
パーティ(非戦闘員)フルル
パーティ(NPC)ジルファ★、ナザミル
ビエゾ

コラボキャラクター編集

現時点で大きく分けてバンナム作品、スクエニ作品、バンナムがゲーム版を展開しているアニメ作品の3つとコラボを実現させている。

またごく稀だが、キャラによっては戦闘時に通常の名前とは別で表示される「バトル専用名義」を持つものもいる。


メイン天海春香







メインハセヲアトリ






メインニケククリ



メインKOS-MOS

その他編集

NPC。交換所やショップの店主として登場。交換所はオレンジのかめにん、ショップはTOBに登場したホワイトかめにんが経営する。


世界(ワールドマップ)編集

本作の舞台は『ティル・ナ・ノーグ』は、広い海と大小無数の島々に囲まれている世界。

それぞれの島々は成り立ちによって、

  • 元々この世界に存在した大陸(先天的)
  • 物語の中でカレイドスコープによって具現化した世界が元になった大陸(後天的)

の2種類に分かれる。


元々存在する大陸や島編集

オーデンセ編集

ティル・ナ・ノーグにある島の一つで、イクスとミリーナの故郷。数多くの鏡士が暮らしている島として知られている。

平和な生活を送っていたが、ある日、流星群が降り注ぎ島ごと消滅、生き残りはイクスとミリーナだけになってしまう。

登場シーンプロローグ

セールンド編集

ティル・ナ・ノーグの中で、一番大きな島に位置する首都。

公式サイトの背景のアートボードの都市がそれ。キラル分子により、かつてない繁栄期を迎えている。

国王デミトリアスの指導の下、人々は穏やかに、豊かに暮らしているが、かつてはそのキラル分子が原因で滅亡の危機にあった事がある。

登場シーン一部各章の繋ぎ目、イベント「歪みのカレイドスコープ」他

  • 王宮

宰相ゲフィオンや国王デミトリアスが住んでいる王宮。

奥には「魔鏡兵器カレイドスコープ」が封印されている。


ビフレスト編集

セールンドと敵対する国。


鏡士の神殿編集

オーデンセの近くにある神殿。見た目は古いが耐震構造等はかなり頑丈に作られている。

最深部には、歴代の「ビクエ」が眠る陵がある。魔鏡はここで作られる事が多い。


ヨウ=ビクエの迷宮編集

鏡士達が修行するためにヨウ=ビクエが残した迷宮。

ロコン遺跡、ルーフ神殿、ダイクロ砂漠、ボロ連山、グランタイラ神殿、グランフォーカル洞窟、アッベ火山の7つある。


具現化した大陸編集

カレイドスコープによって各テイルズオブキャラ達の世界が具現化されて出来上がった世界…といより島々。

物語が進むと、主人公達が多くの島々を具現化したことによって各島やティル・ナ・ノーグに元々存在していた島々同士で交流が始まったことを知ることが出来る。


島の名前モチーフとなった世界(作品名)登場章
「結界と魔導器の世界」ヴェスペリア第1章
「大煇石と原素の世界」グレイセス第2章
「預言と音素の世界」アビス第3章
「伝承と希望の世界」ゼスティリア第4章
「人と精霊の世界」エクシリアエクシリア2第5章
「四英雄と神の眼の世界」デスティニーデスティニー2第6章、第8章
「大晶霊と二つの世界」エターニア第7章
「二人の神子とマナの世界」シンフォニアラタトスク第9章
「伝承と始まりの世界」ベルセリア第10章
「歴史と伝説の世界」ファンタジア第11章

~イベント限定~

場所の名前イベント名
チョウロウの森「ミュウの大冒険」
スイートピア遺跡「スイートピア遺跡と神のケーキ」
岩山(仮称)「精霊の主とゆかいな仲間たち」
オモチャの迷宮「ウィスとオモチャの迷宮」
アクアトピア遺跡「熱血! 遠泳メドレーリレー」
海風村「熱血! 遠泳メドレーリレー」
潮風村「熱血! 遠泳メドレーリレー」
闘技場「闘技場復興大作戦」
監獄島「幸せのノル様人形」

学園都市アーク(余剰次元アーク)編集

コラボイベントでの舞台となる、あらゆる世界の全ての記録を保管するアカシアの樹に護られた次元図書館で、異世界の学園都市。

アーキタイプと呼ばれる、あらゆる宇宙を超越する高次元の魂が暮らしている。

あらゆる異世界の記録を保管しており、アーキタイプはそれを護衛する司書の役割も果たす。あらゆる宇宙で争いが絶えない影響でアーキタイプは記録の護衛に疲弊しており、疲労回復の為に祭りが盛んに開かれている。


用語編集

  • ティル・ナ・ノーグ

「世界」参照。


  • キラル分子

無限のエネルギーを生み出す物質。光を放つ性質がある。対象に照射するとアニマをコピーし、キラル分子化する。その性質を使うと無限にコピーする事が出来る。


  • 鏡士(かがみし)

鏡を使って幻影等を操る一族。無限のエネルギーを力に変える魔鏡兵器の使い手を指す意味でも用いられる。キラル分子を用い、全てのものに宿るアニマを魔鏡で操る事ができる。過去に魔鏡兵器カレイドスコープを開発した。

「鏡士の力は我欲の為ではなく、世の為に振るえ」というのが鏡士の掟。

才能は主に血統に依存するが、ある程度の訓練も必要。

最高位の鏡士には「ビクエ」の称号が授与される。

オーデンセが壊滅してからは生き残りはイクスとミリーナしかいないとされていたが、実際はセールンド王宮にもゲフィオンを始め鏡士が数人いる。


  • 魔鏡(まきょう)

鏡士がその力を発揮するのに必要とする鏡。「鏡士のもう一つの心」と呼ばれる程に大事な物で、鏡士は死ぬまでこれを手放す事は無い。虹色の輝きを放ち、この輝きの軌跡は鏡精にしか見えない。

魔鏡技の行使にも必要。


  • アニマ

生物の根幹をなす物質。魂のようなもの。これを失った対象は光の砂となってしまう。

鏡の盾アイギスの修復に必要で、具現化対象の異世界はこれに満ちている。異世界を具現化すると、異世界からアニマが周囲に散らされ、ある程度時間が経過するとティル・ナ・ノーグを満たす。

同じ性質のアニマを持つ異世界大陸同士は、繋がって具現化する傾向がある。

これが宿る存在はアニムスと呼ばれ、生物の場合、精神(魂)がアニマ、肉体がアニムスとなる。


  • 魔鏡兵器カレイドスコープ

過去に鏡士が開発した魔鏡兵器の一つ。ロゴにある望遠鏡のようなものがそれ。かつて世界を滅亡の危機に陥れた魔鏡兵器で、物質や生命の根幹であるアニマを抜き出し、カレイドスコープの内部で反射を繰り返す事でアニマを消滅させる事によってその物体を消滅させる。

鏡士の力を引き出す能力があり、異世界の具現化も可能にする。また、自己修復機能を搭載。

理論上はあらゆる異世界が具現化できるが、過去のティル・ナ・ノーグの具現化には失敗している。


  • アイギス計画

遥か昔、魔鏡兵器カレイドスコープを開発した鏡士の一人が、カレイドスコープを生み出した自分を憎み、滅亡に瀕する世界を救うため遂行した計画。

ゲフィオンがティル・ナ・ノーグを救うために進めている異世界具現化計画にも、この名が付けられている。


  • アイギス

ティル・ナ・ノーグを滅びから守っている鏡の盾。しかし、物語序盤で崩壊が始まり、ティル・ナ・ノーグにその破片が流星群(「死の砂嵐」と呼ばれる)として降り注いだ結果、ティル・ナ・ノーグは滅びの危機を迎えている。修復には大量のアニマが必要。


  • ケリュケイオン

セールンド最速の飛空艇。キラル分子を動力に高速での航行が可能。空気中のキラル分子を動力として直接取り込む事で、無補給の継続航行もできる。


  • 救世軍

オーデンセを消滅させた流星群から生き残ったイクスとミリーナを助けた組織。

ゲフィオンを「ビフレストからのスパイ」及び「魔女」とみなし、討とうとしている。一方で、彼女を重用する国王デミトリアスの事は信用しており、「絶対会うべき一番信じられる人」としている。

鏡士又は鏡映点しか使えない筈の魔鏡技を使う者がおり、イクスとミリーナはメンバーの中に鏡士がいると推測している。

現在のリーダーはマークで、創始者及び初代リーダーであったフリーセルの死後に就任。しかし、彼は形だけのリーダーに過ぎず、実権はファントムが握っている。


  • 具現化

鏡士のみが行える秘術。具現化できる物の大きさ等は鏡士の力量及び魔鏡の有する力に左右され、力量が高ければ異世界の実体化も可能。

魔鏡を媒介にして、別の世界の存在をティル・ナ・ノーグに映し出す。全てではないが、対象となる異世界の多くの要素を大陸の形をとって映し出し、生命については、対象の存在の魂、即ちアニマに干渉して、そっくりな魂をティル・ナ・ノーグに作り出す。

異世界の人間が具現化する場合、鏡映点として具現化する場合と、鏡映点が特別・重要な存在と思っている人間(心の中の大切な人etc)が異世界の大地と共に具現化する場合の2パターンがある。

一つの対象を安全に具現化出来るのは2回までで、オリジナル含めて最大3人同時に存在できる。


  • キメラ具現化

本来は別々に具現化されるはずの、異なる時間軸や異なる異世界が、混じり合って一緒に具現化する現象。それぞれの有する異なる性質のアニマに対する拒絶反応によって、具現化対象にも様々な悪影響が起こる。

「具現汚染」と呼ばれる現象の一種で、本来その術に使う魔鏡とは違う魔鏡を使ったり、意図的に因果律が存在する対象を選んで因果律に故意に触れると発生する。

結合したアニマの境界線にキラル分子を照射してアニマを分離する事で解決できる。ただし、アニマの性質が極めて似通っている場合は分離できない事もあるが、性質が似通っている為に安定しやすく、そのままにしておいても影響はほとんどない。


  • レイヤード処理

具現化した世界において異常が発生した際、具現化した世界の不安定化や消滅を防ぐ為に、再具現化を行い、世界を安定させる処理。

この際、新たな鏡映点が具現化したり、別の鏡映点の意識や記憶が上書きされ、具現化大陸の環境や法則に影響を及ぼす事がある。


  • エンコード

異世界の具現化時に行われる処理の一つで、具現化世界のありとあらゆる法則を鏡映点を通して一旦全てリセットし、ティル・ナ・ノーグの法則に適合させる処理。

これを行う必要がある理由は、本来の法則をそのまま持ち込んで具現化すると、世界が有する異質なエネルギーがぶつかり合い、その反動で世界が破壊されてしまうため。

エンコード後の変化に関しては別の法則に置き換わっている自覚もなく平然していたり、本来の世界では普通に出来ていた事が出来なくなったり、むしろ抱えていた問題から解放されたりと影響はそれぞれである。


  • 鏡震(きょうしん)

異世界を具現化した事により、ティル・ナ・ノーグで起こる揺れ。巨大なエネルギーがティル・ナ・ノーグに生まれた事で、エネルギー同士の衝突が起こるのが原因。


  • 鏡映点(きょうえいてん)

大規模な具現化の術において、その核となっている存在で、具現化元の異世界で強い力を持つ又は大きな影響を与える存在が鏡映点となる。大規模な具現化の術は鏡士の力だけでなく、鏡映点の楔としての力も必要であり、鏡映点に万一の事が起こると、具現化した大陸が保てなくなってしまう。そのうえ、強い力を持つ故に光魔に襲われやすい。


  • 特異鏡映点(とくいきょうえいてん)

アニマを逆流させる鏡映点で、その力は光魔の鏡と同じ性質を持つ。故に、その存在はアイギスの修復を阻害する要因となってしまう。一方で救世軍はこの力を「世界を救いうる特別な力」としている。アニマを逆流させる点以外は通常の鏡映点と変わらない。

本来は誕生する事は無いが、カレイドスコープのバグにより、具現化先の因果律(時の流れ)に触れてしまう事が原因で誕生する。

誕生原因である、因果律を捻じ曲げる存在が具現化していた場合、それがティル・ナ・ノーグから消滅すれば普通の鏡映点に戻れる可能性がある。


  • ストレンジャー

大陸の具現化に関わらない、具現化先の世界からその存在だけが具現化された鏡映点。


  • 反鏡映点(はんきょうえいてん)

鏡映点を殺そうとする鏡映点。救世軍に協力している。後にディストはこの名称では面白くないとして「救世軍四幻将」と名乗り、周囲にも定着する。


  • 鏡魔(きょうま)

ファントムが装置を使って生み出した鏡映点のコピー。

ファントムが「偽りの英雄」と評するだけあって、能力や強さもコピーしている。


  • 鏡精(きょうせい)

魔鏡の精霊で、鏡士の心の分身。性格は鏡士の心の中の理想や抑圧している感情等、様々な要素が絡み合い決定される。

光魔の鏡や鏡映点を探知する事が出来る。魔鏡や具現化した鏡士から離れると力が出なくなり、最終的には消滅してしまう。基本的には鏡士や魔鏡との距離が近くなれば再び具現化できるが、消滅した際に鏡士が死亡していた場合も、鏡精は消えてしまうが、消えたら二度と復活できなくなったり、復活できたとしても元の姿や記憶を失う事もある。

行動範囲や姿は鏡士の力量に左右され、力が強ければ、行動範囲はかなり広くなり、人間と遜色ない姿に具現化する事も可能。ただし、人間態になると、鏡精としての能力は失う。


  • 光魔

具現化世界に現れる特殊な魔物で、大規模な具現化の術で生じるひずみのような存在。強い力に惹かれて現れる性質があり、鏡映点の力を喰らって自分の力に変えようと鏡映点を襲う。

具現化された異世界で事件や災害が起こっている場合、光魔が原因である事が多い。


  • 光魔の鏡

光魔の発生源である鏡。これを封印しない限り、光魔が出現し続ける。具現化した世界1つにつき、1枚ある。鏡の中は「虚無」に繋がっている。


  • ヨウ=ビクエ

嘗ての宮廷鏡士で初代「ビクエ」。本名は「ヨーランド・ビクエ・オーデンセ」で女性。鏡士の始祖とされており、精霊からは「ダーナの巫女」とも呼ばれる。

「ヨウ=ビクエの迷宮」と呼ばれる新人鏡士達の修行場所や、魔鏡を作るのに必要な素材を発掘する場所を整備した。


  • アイフリード

中世期ティル・ナ・ノーグにその名を轟かせた大海賊・召喚士にして、オーデンセを救った英雄。ヨウ=ビクエとは幼馴染だった。


  • 滅びの夢

アイギスの破片が流星群として降り注ぎ始めてから、ティル・ナ・ノーグの住民が見るようになった、大陸や島、そこに住んでいた人々が光の砂となって消え、ティル・ナ・ノーグが滅びる夢。

時が経つにつれ夢の内容は鮮明化、夢を見る者も増加し、イクスとガロウズ以外のティル・ナ・ノーグの住民の殆どが夢を見ている。


  • 虚無

光魔の鏡や魔鏡結晶の内部に広がる空間。中にはアニマと死の砂嵐を除いて何もない暗闇が広がる。


  • 死の砂嵐

虚無に漂っている光の砂。アニマに引き寄せられる性質がある。


  • 魔鏡戦争

ティル・ナ・ノーグで過去に起こった世界大戦。ガロウズが兵士として参加しており、この戦いで家族と左腕を失った。


  • アンチ・ミラージュブレス

魔鏡戦争時代に開発された魔鏡機器。鏡術の力を吸収する機能があり、これを着けている者には治癒術含め、術が効かなくなる。

鍵があれば外せるがそうでない場合、専門の魔鏡技師がいなければ安全に外す事ができず、無理やり破壊したり外そうとすれば、着けている者が死亡してしまう危険性が極めて高い。


  • 明鏡四水

「一の鏡」「二の鏡」「三の鏡」「四の鏡」の四枚を揃えれば手にした者の願いを叶えるといわれる特殊な魔鏡で、合わせると一枚の大きな宝鏡になる。触れた人間に鏡の性質に応じた様々な記憶を見せる。

鏡に残された力に応じて願い事を叶える為、規模によっては複数の願いを叶えられる。ただし、あまりに規模の大きい願いは1つでも叶えられない。

これを作ったのはヨウ=ビクエとアイフリードで、精霊が目覚めた際、共鳴してその場所を指し示す機能も持っている。


  • 精霊

嘗てはイフリート、ウンディーネ、シルフ、ノーム、レム、シャドウ、オリジンの七大精霊がティル・ナ・ノーグを構築しており、それ以外の精霊も存在していたが、ティル・ナ・ノーグに滅びの危機が迫った際、ヨウ=ビクエに力を貸して貰う為に、その時が来たら目覚めるようにアイフリードによって封印されていた。

本編の時代になり、具現化の術が頻繁に行われるようになって目覚め始め、封印も緩む。この封印をさらに緩めるには精霊と契約する必要がある。ただし、それには精霊に己の力を認めさせる必要がある。

ティル・ナ・ノーグの精霊は、エンコードにより他の具現化世界の同一存在と統合されている「集合体」的存在で、統合された精霊の記憶も持ち合わせている。

実体化も可能だが、それにはアニマが必要。


  • 太陽神ダーナ

ティル・ナ・ノーグの神の一柱。


  • アスガルド帝国

ミラージュプリズン編で建国された国。オーデンセ跡地に新たな島を具現化し、そこを中心地として成立。

元首は皇帝デミトリアス、国の象徴に聖母メルクリアがいる。

何らかの目的の為にミリーナを「世界を破滅に導く悪魔」として指名手配し、魔鏡結晶を利用して光魔を生み出している。


  • 仮想鏡界

想像の魔鏡術の奥義で、魔鏡術の力で作り出した仮想空間。

現実世界との往来は転移ゲートで行う。ただし、ゲートは安全が保障された場所にしか作れない。また、空間の維持にも鏡士又は鏡精のどちらかが鏡界に留まる必要がある。


  • 魔鏡結晶

ミラージュプリズン編において、大地の至る所を侵食している結晶。内部は虚無に繋がっている。

終章後編のある出来事が原因で発生しており、これにより世界情勢は激変した。


  • リビングドール計画

メルクリアが進めている計画。

その内容は心の結晶「心核」を付け替える事で、心を別人の物に入れ替えるという物。

入れ替えるのではなく付け足す事も可能で、その場合二つの心が同居する事になるが力関係が対等とは限らない。

スピルリンクを行い心を修復する事で元に戻すことができる。


主題歌編集

  • 無印

『NEW WALL』

アーティスト:[Alexandros]

  • ミラージュ プリズン編

『ミライリスト』

アーティスト:GIRLFRIEND

  • フェアリーズ レクイエム編

『ミライからの光』

アーティスト:DEEN

  • ラスト クレイドル編

主題歌:『I believe』

アーティスト:BoA

作中メインテーマ:『END OF DREAM』

アーティスト:中川奈美


関連動画編集

ニコニコ版



推しキャラ投票キャンペーン編集

各回詳細編集

  • 第1回

開催日時:2017年5月1日12:00~8日19:59

『レイズ』にまだ参戦していない且つ近日参戦予定でない歴代パーティキャラクターを対象に、ゲーム内プロフィール欄に参戦してほしいキャラの名前を記入する形で票を投じ、1位のキャラが参戦確定というルールで行われた。

最終結果

1位:ベルベット・クラウ

2位:ルドガー・ウィル・クルスニク

3位:アスベル・ラント

4位:ガイ・セシル

5位:カノンノ・イアハート

6位:フレン・シーフォ

7位:エミル・キャスタニエ

8位:アイゼン

9位:アリーシャ・ディフダ

10位:ゼロス・ワイルダー

結果を受け、1位となったベルベットの参戦が決定、それ以外に上位に入ったキャラも反響の大きさを受けて参戦の検討が決定、2018年12月に全メンバーが参戦を果たした。


  • 第2回

開催日時:2017年12月1日~12日23:59

対象は歴代マザーシップタイトルのラスボス(一部例外)。それ以外のルールは第1回と同様。

最終結果

1位:ミトス・ユグドラシル

2位:ダオス

3位:デューク・バンタレイ

4位:ガイアス

5位:アルトリウス・コールブランド

6位:ヴァン・グランツ

7位:クリード・グラファイト

8位:フォドラクイーン

9位:ビズリー・カルシ・バクー

10位:シュヴァルツ

11位:シゼル

12位:ミクトラン

13位:ヘルダルフ

14位:フォルトゥナ

15位:マティウス

16位:ジルバ・マディガン

結果を受け、1位となったミトスの参戦が決定、2018年2月のイベントで実装された。

その後、2018年7月のイベントでガイアス(X2キャラとしての扱い)、2019年2月のイベントでダオス、2019年6月のイベントでデューク、2019年11月のイベントでシゼル、2019年12月のイベントでクリード、2021年7月のラストクレイドル編10章でヴァン、2021年10月のラストクレイドル編13章でヘルダルフとアルトリウス、2022年3月のイベントでミクトラン、2022年11月のイベントでビズリー、2022年12月のイベントでマティウスが実装。


  • 第3回

開催日時:2018年6月1日12:00~11日11:59

対象は「若き英雄」がテーマという事で、外見年齢15歳以下のキャラ10人と、そのキャラとペアになったシークレットキャラの10組。ルールはこれまでと概ね同様(1位のペアが参戦決定)だが、シークレットキャラ名を入力した場合、ペアになっている投票候補キャラへの投票としてカウント。また、同じペアになっている候補キャラとシークレットキャラ名を同時に書いても2票とはならず、1票としてカウント。結果は16日のテイルズオブフェスティバル2018で発表。

最終結果

1位:テイルズオブシンフォニアよりジーニアス・セイジ&プレセア・コンバティール

2位:テイルズオブリバースよりマオ&ユージーン・ガラルド

3位:テイルズオブファンタジアより藤林すず&テイルズオブシンフォニアより藤林しいな

4位:テイルズオブリバースよりアニー・バース&ティトレイ・クロウ

5位:テイルズオブイノセンスよりエルマーナ・ラルモ&アンジュ・セレーナ

6位:テイルズオブデスティニーよりチェルシー・トーン&ウッドロウ・ケルヴィン

7位:テイルズオブファンタジアなりきりダンジョンよりディオ&メル

8位:テイルズオブエターニアよりチャット&フォッグ

9位:テイルズオブブレイカーよりルル&ミカ

10位:テイルズオブザワールドなりきりダンジョン2よりフリオ・スヴェーン&キャロ・オランジェ

結果を受け、1位となったジーニアス・プレセアペアの参戦が決定、2018年10月のイベントで実装された。


  • 第4回

開催日時:2019年3月8日14:00~15日13:59

対象は「ナイスミドル」がテーマという事で、35歳以上の歴代キャラ12人。それ以外のルールは第1回と同様。結果は17日のレイズ配信2周年記念番組「テイルズ オブ ザ レイズ 2nd Anniversary PARTY」で発表。

最終結果

1位:マリク・シザース

2位:ユージーン・ガラルド

3位:ビズリー・カルシ・バクー

4位:アスラ

5位:フォッグ

6位:エドワード・D・モリスン

7位:マイティ・コングマン

8位:ナハティガル・I・ファン

9位:ガラド・グリナス

10位:フォレスト・ルドワウヤン

11位:メルキオル

12位:ヴァーツラフ・ボラド

結果を受け、1位となったマリクの参戦が決定された。


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