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シャルティエ

しゃるてぃえ

シャルティエとは、RPG『テイルズオブデスティニー』に登場するキャラクター、または同名のソーディアン。
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概要編集

声優:石川英郎


リオンが所持しているソーディアン

コアクリスタルに宿っている人格は、1000年前の地上軍の軍人ピエール・ド・シャルティエ。リオンを「坊ちゃん」と呼び、彼には「シャル」という愛称で呼ばれている。

属性はだが、一つだけ属性の晶術も習得する。リメイク版では闇属性の晶術がさらに追加されたほか、DC版では回復系統の晶術や、空中晶術も使えるようになった。

初めて人間の姿で登場した「テイルズオブデスティニー2』では金髪だったが、リメイク版『テイルズオブデスティニー』では銀髪になっている。


ソーディアンチームの中では、階級が最も下だったこともあってか、かなり卑屈な性格の持ち主。だがリオンと出会ってからは、彼の影響からか、口がうまく世渡り上手な性格になった。

ちなみに「デスティニー2」では、彼の部屋をのぞくと、自己啓発系の本を所持していたり、途中で読むのをためらわさせるような内容の日記を書いていたりする。


ソーディアン(武器)としては、斬り・突き両面で優れたバランスの良い性能を発揮するものの、ディムロスには及ばず器用貧乏。

リメイク版ではキャラクター毎に成長度合いが異なっているため、性能は良くなった。ちなみにソーディアンデバイスの成長度は、リオンのパーティ離脱後イクティノスに引き継がれる。


小説版「天地戦争編」編集

1998年に発売された電撃文庫『テイルズオブデスティニー天地戦争編』では人間だった頃の彼の姿は金シャルでも銀シャルでもなく茶髪である。出番はあまりない。


外伝作品出演編集

当初はリオンの所持するソーディアンとして登場していたが、2019年5月のイベント「ソーディアンマスター シャルティエの苦難」で、プレイアブルキャラとしての実装が決定。これが初の3D化及びLMBSデビューとなる。

本作で、散竜閃、地霊散牙、幻空刃、ストレインヘキサ、アースゲイザー、地穿槍、アースブレイザー(アースゲイザーの技変化)、地穿爆砕弾(地穿槍の技変化)を新術技として習得。

魔鏡技は「ロックマウンテン・グレイス」「破刃千裂衝」アトワイトとのクロスオーバー魔鏡技で「セレスティアル・ソード」


関連イラスト編集

\坊ちゃーーん!//坊ちゃん!\


関連タグ編集

テイルズオブデスティニー テイルズオブデスティニー2 TOD TOD2

リオン・マグナス ジューダス ソーディアン ディムロス アトワイト クレメンテ イクティノス ベルセリオス


CPタグ編集

シャルリ


ネタバレ注意編集


以下、TOD,TOD2のストーリーに関わる重大な内容が含まれます。








TODストーリー後半に入ってすぐ、ある残酷な謀略によりリオンはスタン達を裏切り巨悪に加担する道を選んでしまう。

当然この道はシャルティエにとっても不本意極まりないものであったが、偽り無き自分の意志でその行動を選んだリオンの望みに長年付き添った相棒として自らも殉ずる決意をする。


そして結局リオンはシャルティエと共に、スタン達の一時的な危機回避と引き換えに水没する地下空間の濁流に飲み込まれるという、悲しく衝撃的な退場をする事になる。


リオン

リオン「ここも間もなく水に飲まれる。付き合わせてすまないな、シャル。」

シャルティエ(苦笑気味に)「どこまでもお供しますよ、僕のマスターは坊ちゃんです。」



ソーディアン達全員が胸に抱いているとある密かな義務等よりも、この時代に期せずして出会ったマスターの相棒としての役割を全うした最期であったと言えよう。



…そして十数年後

TOD2のストーリーにて。


『聖女』たる謎の存在エルレインは、死後の世間的認識では『英雄達に刃を向けた裏切者』となってるリオンを無念の感情に漬け込んで駒として利用しようと、己が力で蘇生させてしまう。

しかし、そんなリオンは(スタン達への心苦しさこそ有れど)自分の選択に後悔など無かった為なのか、エルレインの指示に全く従わず、挙げ句の果てにスタンの息子である本作の主人公カイルにジューダスという名で仲間として向かえ入れられる奇縁に遭う事になる。


実は我々プレイヤー側にはほとんど名も姿も声も示されていないものの、上記の際にシャルティエも同時にこの世に復活させられており、今作のストーリー中の大半をジューダス(リオン)によってマントの裏に隠されてる状態でカイル達の旅に『同行』していたのである(一応注意深く観ていれば、ジューダスが牢の扉を両断するシーンや天地戦争時代の都市配置を教えて貰っているシーン等でその存在が見て取れる様になっている)。

言ってしまえばシャルティエは、実質今作の主人公パーティーに加わった唯一のソーディアンであると言える(『オリジナル』であるハロルドを除く)。



…そして…




「やぁ、みんな。遅れてすまない。」



ストーリー終盤の、とある『満を持して』以外の何ものでもないシーンにて遂にその姿を表し…


「…僕もだ。今まで…ありがとう」

シャルティエ「坊っちゃんと一緒にいて、確かに疲れはしましたけど、結構楽しかったですよ。」

リオン「…僕もだ。今まで…ありがとう。」

シャルティエ「らしくないです。坊っちゃん。」

リオン「お前もな、シャル。」


やや悲しい形ではあれど、今度こそ『マスターの相棒』としてだけでなく『ソーディアンとしての役割』をも全うする最期を彼は迎え、…


これをもって『ソーディアン・シャルティエ』の物語は完全に補完される事となる。

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