- RPG「テイルズオブデスティニー」及び「テイルズオブデスティニー2」に登場する特殊な剣、又はその研究・開発に携わったソーディアンチームのこと。本項で記述。
- 「スーパーロボット大戦」シリーズに登場する架空の兵器。
ソーディアンとは、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)より発売されたRPG「テイルズオブデスティニー」及び「テイルズオブデスティニー2」に登場する特殊な剣、又はその研究・開発に携わったソーディアンチームのことである。
概要
人間の記憶や人格を、高密度に高熱集積したレンズ「コアクリスタル」に投射し、剣に装着した「意思を持つ剣」であり、天地戦争時代末期に地上軍の切り札として開発された局地戦用の戦術兵器。
地上軍の天才科学者ハロルド・ベルセリオスにより理論を提唱、完成させた。
マスターはコアクリスタルのエネルギーを利用した強力な晶術を行使し、投射された人格と意思の疎通を図ることで剣との同調性を高め、白兵戦においても通常の剣を上回る戦闘能力を発揮できる。
また、コアクリスタルに投射された人格とは明確な言語のやり取りも行えるが、コアクリスタルから力を引き出せるのは特別な素質を持つ者に限られるので、素質を持たない者にとってはただの剣でしかなく、声も聞こえないためコミュニケーションはとれない(マスターを介してどのような性格の人物なのか説明することなどはできる)。
外伝系でもソーディアンマスター以外には意思疎通が出来ない事が大半。『レイズ』においても、当初はルーティにしか声が聞こえなかったが、第一部の第8章 四英雄と神の眼の世界〜さらわれた鏡士〜にて具現化のレイヤード処理で「剣(ソーディアン)は喋るもの」というリオンの世界像が反映されたことで、マスター以外にもソーディアンとの意思疎通が可能となっている。
なお、投射された人格の元になった人物は「オリジナルメンバー」と呼ばれ、投射者の兄カーレル、そしてミクトランが使用したベルセリオス以外は使用者と同一人物である。
ソーディアン
ソーディアン | 属性 | 剣の形状 | オリジナルメンバー |
---|---|---|---|
ディムロス | 火 | 身幅の広い両刃の剣 | ディムロス・ティンバー |
アトワイト | 水 | 刀身の短い曲刀 | アトワイト・エックス |
シャルティエ | 地 | 護拳の付いた曲刀 | ピエール・ド・シャルティエ |
クレメンテ | 雷(PS2版は光) | 身幅の広い両刃の剣 | ラヴィル・クレメンテ |
イクティノス | 風 | 細身の長剣 | イクティノス・マイナード |
ベルセリオス | 光、闇 | 禍々しいデザインの漆黒の刀剣 | ハロルド・ベルセリオス |
ソーディアンマスター
ディムロス…スタン・エルロン
アトワイト…ルーティ・カトレット
シャルティエ…リオン・マグナス
クレメンテ…フィリア・フィリス
イクティノス…ウッドロウ・ケルヴィン
ベルセリオス…ミクトラン
PS版では他メンバーのソーディアンと付け替えできたり一般の武器を装備できたが、PS2版ではソーディアンマスターは始めから武器が固定で付け替えが一切できなくなっており、ソーディアンデバイスという専用システムで能力を強化したり様々なスキルを習得していく。