中盤ではエレンピオスからの侵略により、一時的にジュードたちと共闘する。しかし、ミュゼと共に全ての黒匣（ジン）を破壊してエレンピオスをも支配しようとするガイアスと、精霊を殺す黒匣（ジン）は許せないながらもエレンピオスの文明を理解し共和を図ろうとするジュードたちと相容れず、最終的にはミュゼと共にラスボスとして立ちはだかる。

ジュードたちに敗れた後は彼らの信念を受け入れて和解し、統一リーゼ・マクシアの王として、宰相となったローエンと共にエレンピオスとの外交に挑んでいく。

本名は「アースト・アウトウェイ」。妹がひとりいるが、王の身内という事で狙われやすくなる事から、血縁関係を公にしていない。

一年後

続編の『テイルズオブエクシリア2』では、ミュゼと共にパーティメンバーに加わる。戦闘タイプは剣士。

黎明王とも呼ばれる統一リーゼ・マクシアの若き王。ラ・シュガルとア・ジュールを結ぶ内政や、エレンピオスの外交交渉等多忙な日々を過ごしている。今作では各地で情報収集をするべく市井に出ており、素性を隠す際は本名の「アースト・アウトウェイ」を名乗る。

前作ではカリスマに溢れた偉大な王という印象が強かったが、機械類が苦手でGHSは使いこなせない、悪乗りして周囲を煽る、子ども好き、辛い物が食べれないなど、仲間としてコミカルなやり取りを繰り広げている。アーストとしては遊び人として市井でのお祭りなどを全力で楽しんでいる様子。

また強さも相変わらずで、素性を隠しながらも市井調査の片手間で単身で数多の闇組織を壊滅に追いやっているらしい。

戦闘

戦闘スタイルは「エクシリア」と「エクシリア2」でほぼ同じ。武器は長刀であり、近接技での攻撃を得意とする。

「エクシリア」ではミュゼとタッグを組んでいたため、「エクシリア2」ではルドガーを除いて共鳴術技のバリエーションはミュゼとの術技が多い。

キャラクター特性は、敵の攻撃をガードで受け止めた直後、約1秒間フロントステップのアクションが強力な攻撃に変化する「リベンジャー」。

固有サポートスキルは、ガイアスがマスターをかばうことで攻撃をガードした際に様々な効果（次の連携中に消費するTPを25%軽減、次の攻撃初段に敵の弱点属性を付与、次の攻撃初段で敵の鋼体を崩して仰け反らせる）がガイアスとマスターに付属する「スプレッドフォース」。

外伝作品出演

テイルズオブリンク

西の大国カイゼルの国王。腹心としてルドガーを従えている。

テイルズオブアスタリア

連邦国家ア・ジュールの国王。「結晶の大地と導きの光」編のキーキャラクター。

テイルズオブザレイズ

2018年7月の水着イベントでミュゼと共に参戦。

『エクシリア2』のガイアスがミュゼと共に具現化され、魔物から村を救ったお礼にと海水浴場に観光に来たところでジュードたちと再会する。

『エクシリア2』でジュードたちと仲間として過ごしていたガイアス・ミュゼと、『エクシリア』の終盤でガイアスやミュゼと本格的に敵対していたジュードたちの温度差は激しく、ややぎこちない関係になってしまっている。後に和解はしており、ミリーナたちの仲間として行動を共にすることで落ち着いた。

ちなみに『エクシリア』のジュードたちやアグリアが『エクシリア2』のガイアスを見ると、自分たちの知るガイアスと本当に同一人物なのか疑うレベルで雰囲気や性格が違うらしく、ジュードはルドガーたちと仲が良いことにかなり驚いていた。ガイアス自身も『エクシリア2』での出来事や分史世界を巡ってきた中で、「四象刃」に対してただ強くあることだけを願っていた事を後悔していた事を吐露している。

2022年1月のTOX10周年イベントではTOXのラスボス時の姿「覇王ガイアス」にフォームチェンジ可能。その際の術技は、邪皇破斬、瞬断飛斬、煌塵砕破、裂消の構え、裂禍消穢、断臥流来、剛刃招来、水破十字星、水破極字星（水破十字星の技変化）。

本作で、断消の構え、瞬炎剣、破邪極字星（破邪十字星の技変化）、灼鬼塵、灼鬼焦（灼鬼塵の技変化）、瞬炎煉刃（瞬炎剣の技変化）を新術技として習得。

魔鏡技は「凍式・覇道滅封」「四天斬滅」「誠心征威」「倶利伽羅竜王剣」、テュオハリムとのクロスオーバー魔鏡技で「衝破十文字」。覇王ガイアス時の魔鏡技は、「覇王天衝邪剣」「闇闢・魔神王剣」。

「倶利伽羅竜王剣」は精霊装をレアリティ3まで強化すると使用可能になる。

ネタ

ガイアスの声を担当した置鮎龍太郎は『テイルズオブデスティニー』でもディムロス役を務めており、『エクシリア2』の闘技場チーム戦でガイアスをパーティメンバーに加えていると、他シリーズからのゲストキャラクターが乱入する際、スタンに関して「あの太刀筋は・・・」と見覚えがあるかのような中の人つながり的な発言をする。