概要
CV:沢城みゆき
年齢20歳。身長168cm。戦闘タイプは術剣士。
キャラクターデザインはいのまたむつみ。
『テイルズオブエクシリア』の主人公の一人。地・水・火・風を司る四大精霊を従え、自らを精霊「マクスウェル」と名乗る女性。
マクスウェルとしての責任感が思考の規準となっており、精霊としてかなりの英知を持っている人物。
性格は冷静沈着で、使命を果たすための行動には一切迷いが無いが、それ以外の場面ではかなり天然ボケかつ素直である。
犯罪者としてジュードと共に捕まりそうになった時も己の使命完遂を優先して「迷惑をかけた」と言い残し一人で先に逃げてしまったり、成り行きで合流した後もジュードに「自業自得」と言い放ったり、まともに戦えない状態のエリーゼを連れていながら「こうなることは予想できていたのだから」と迷わず魔物の住む危険な森に入る、道具に頼らないと満足に戦えない人間を卑下するような発言をしたりと、本人には悪意は全く無いものの、人間的な世間一般でいう常識というものをほとんど持ち合わせていないという一風変わったキャラクターである。
『ツインブレイヴ』のコミカルシナリオではそれがかなり強調されており、悪気があってやったわけではない言動で様々なキャラクターから怒りを買ってしまう。ただ決して性悪ではなく、自分の過ちをすぐに認めて謝罪するなど良識はあり、旅をするなかで徐々に人間らしい感性を身につけていく。
日常でも人間的生活能力は皆無で、様々な書物や話からそれらを学ぶ好奇心旺盛な面を見せる。
年齢は20歳となっているがそれは媒介としている肉体の年齢であって、実際には精霊として2000年以上に渡り世界を監視してきたと語る。
容姿
腰より長いボリュームのある金髪、頭にはねた髪の毛の一部は薄緑色(エメラルドグリーン?)をしている。瞳は赤紫。
腹と太ももを露出した動きやすそうな服装は、『テイルズオブデスティニー』のルーティを彷彿とさせる。体の各部を細い布地でX字を描くように巻いている。
ちなみに女性の姿になったのは「人類の半数(男性)を脳殺できて有利だから」とのこと。作中でも「美人」「バリボー(おそらく巨乳の意)」と評されている。下着もその美貌に違わず黒である。
メインビジュアルの装備武器は、切っ先の尖っていない直剣「フェアーソード」。
戦闘
タイプとしては魔法剣士。
武器は剣を使い様々な剣技を覚える。また精霊術を使うことが出来、精霊の主らしくストーリーをある程度進めると四大精霊を使うことが出来る。精霊術は火、風、光の属性を多く覚える。
術技の性能やスキルの関係で、空中戦も得意。滞空しながら術を詠唱することもできる。
キャラクター特性は、精霊術を設定したボタンを短く押すことで詠唱せず技に変化させて使用することが出来る「魔技」で、固有サポートスキルは一定時間敵を拘束し、行動不能にするという効果がある「バインド」。
一年後
分史ミラ
続編『テイルズオブエクシリア2』では、精霊の主「ミラ=マクスウェル」とは異なる、もう一人の「ミラ」が登場。→分史ミラ
ミラ=マクスウェル
先代マクスウェルから精霊の主の座を受け継いだ、今代の大精霊マクスウェル。
魂を浄化するシステムに異変が生じたことを察知。それに対処するため、ミュゼの力で強引に人間界に具現化するが、「何か」が起こり、行方不明になってしまう。
他作品への出演
テイルズ オブシリーズ
テイルズオブイノセンスR
闘技場のゲストとして登場。
テイルズオブアスタリア
第1章『星のカケラ』編及び第2章『光と闇の救世主』編の主人公の一人として登場した。
余談だが、メイン主人公(主人公数名の中でも特に話の中心となる主人公)ではないにもかかわらずアプリアイコンのキャラを務めたのは彼女だけである。
※第3章以降は各章の主人公が務めるようになった。
テイルズオブベルセリア
エクシリアの時の姿でジュードと共にゲスト登場している。
サブイベントで戦う事が出来、多彩な技も健在である。
テイルズオブザレイズ
プレイヤーキャラとして登場。
初登場は『精霊の主とゆかいな仲間たち』。
本作で、畳返し、グレイヴ・アギト(グレイヴの技変化)、フレアボム・フィーア(フレアボムの技変化)、クリーヴハリケーン(ハイアーザンスカイの技変化)、拳銃(畳返しの技変化)、パーティクル・ワールウィンド(パーティクル・ロンドの技変化)を新術技として習得。
また、2021年6月のアスタリアとのコラボイベントでは、アスタリアでの白き獅子「ロアー」の姿にフォームチェンジ可能。その際の術技は、インバイトロアー、ディバインティルト、ライジングロアー、スティングロアー、ロックデルタ、プレッサー、グレイブケイジ、ガイアケイジ(グレイブケイジの技変化)。
魔鏡技(歴代の「秘奥義」にあたる必殺技)は「レイジングサン」「サプレスノヴァ」「メリー玄武散」「エレメンツアサルト」「サイクロン・ライズ」「連ね三途渡し」、分史ミラとのクロスオーバー魔鏡技で「オーバーザライブ」、ジュードとのクロスオーバー魔鏡技で「虎牙破斬・咢」。ロアーとしての魔鏡技は、「ライジングサン」「ギルティカル・フェイト」。
「サイクロン・ライズ」は精霊装をレアリティ3まで強化すると使用可能になる。
DLC衣装
『テイルズオブゼスティリア』では、ロゼ・アリーシャ用DLCコスチュームとして、『エクシリア2』でのミラの衣装が配信。
他のコンテンツ作品への出演
グランブルーファンタジー
テイルズオブアスタリアとのコラボで登場。メインキャラのカタリナと声がよく似ている。 アスタリアではヴィーラのコスプレでも登場。
アナザーエデン
「光陰の尾四天の星々」という独自のコラボシナリオにてクレス、ユーリ、ベルベットと共に参戦。他にNPCとしてのみだがローエンも参加。常設かつ配布なので取り逃す心配はない。
☆4・Lv30で加入するが、シナリオクリア後の試練をクリアすることで☆5に昇格できる。
元の世界の精霊と比較すると、アナデンの精霊は種類が少ない代わりに純度が高いとの評。
アナザーエデンのシステムの関係上属性攻撃は自前では水しか使えず、固有スキルを使用したターンの終了時に他のキャラクターが使った属性で追撃するという形で原作を再現している。
追撃は魔法攻撃だが、知性ではなく腕力でダメージを出すインチキ仕様となっている(知性依存の物理や腕力依存の魔法の使い手は他にいるが)。
物理防御最大60%、属性防御45%というかなりの高倍率のデバフを扱うことができ、更に無属性とはいえデバフ種類数によってダメージがグンと上昇する攻撃も使える強力なキャラ。
専用武器も入手できるが、第二部で入手できる剣(量産可)の下位互換に甘んじているのが残念なところ。
関連イラスト
関連動画
関連タグ
テイルズオブエクシリア テイルズオブエクシリア2 TOX エクシリア テイルズ
女主人公 剣士 お姉さん 美女 天然 巨乳 ミニスカ パンチラ 黒パンツ 白パンツ 金髪ロング おねショタ
ジュード・マティス アルヴィン エリーゼ・ルタス ローエン・J・イルベルト レイア・ロランド イバル
島原エレナ(アイドルマスターミリオンライブ!のキャラクターで彼女がミラのコスプレをしていた)
CPタグ
ネタバレ
その正体は、本物のマクスウェルによって20年前に生み出された人間(ホムンクルス)であり、リーゼ・マクシアに入り込みマクスウェルを殺そうとするアルクノアをあぶり出す為の「囮」の役割を担っていた。
その容姿と名前は、かつてマクスウェルが愛した創世の賢者クルスニクことミラ・クルスニクがモデルとなっている。
本物のマクスウェルの記憶を植えつけられているため、自分がそうだと思い込んでいたが、リーゼ・マクシアを守るため決して死んではいけない筈の自分が前線で戦っている事の矛盾に疑問を抱きつつあった。
同じく本物のマクスウェルによって精霊として生み出されたミュゼは、本当の意味でのミラの姉にあたる。
物語終盤、アルクノアとの決戦の末、ミラは遺体も残さず死亡してしまう。だが彼女を利用し続ける事に耐えられなかった四大精霊が主への離反も覚悟でその魂を回収。密かに復活を果たし、精霊王マクスウェルと交戦するジュードたちに合流する。更に四大精霊を従えたことで全盛期以上の力を取り戻した。
真実を知っても人と精霊を守りたいという意志は変わらず、その志を忘れてしまった父の意志に背きジュードと共に戦い抜きついに改心させる。だがそこへガイアスと反旗を翻したミュゼが乱入。マクスウェルは二人の相手を引き受け、ミラたちを地上へと強制転移させた。
だがガイアスたちの凶行を見過ごすことはできず、ミラは仲間たちと共に最後の戦いへと赴く。道中、襲って来たミュゼを撃退し、マクスウェルを破ったガイアス&ミュゼと決着をつけることに。
最後は人への信を取り戻したマクスウェルから全てを受け継いで、名実共に本当の「精霊王」へと生まれ変わった。そしてミュゼにも和解の手を伸ばし、正真正銘の姉妹となった。
余談
『テイルズ オブ』シリーズのマザーシップタイトルでは初の女性主人公である(シリーズ全体では携帯ゲームアプリの『テイルズオブブレイカー』のミカが初)。上記の通り自己の目的も態度も始めから首尾一貫しており、作中で迷い、思い悩むシーンは少ない。
『テイルズオブエクシリア』は最初にミラとジュードのどちらかを選択してシナリオを始めることになるが、物語構成上ミラ編は序盤から世界観に関する専門用語が多く出てくるため、世界観に関する基礎知識がほとんどない状態でいきなり選択することはあまりお勧めできない。
GREEの『テイルズオブカードエボルブ』(2014年9月サービス終了)にて『アイドルマスターミリオンライブ!』とコラボが実施され、ミラが島原エレナのコスプレ(というよりピンクダイアモンド765を着用)していたカードが登場。また、ミリオンライブ!のほうもエレナがミラのコスプレをしていた。
本作の1年前に発売された『テイルズオブファンタジア なりきりダンジョンX』では、彼女の出自(?)を示唆するサブイベントがある。そのサブイベの内容は以下の通り。
モーリア坑道にいたマクスウェルは「人形」を作っている途中らしく、完成のためにディオとメルに「良質の土」を用意するように依頼する。その目的とは、アセリアとは別の多元宇宙世界を作り出し、そこでどんな生命が誕生するか、環境に適応していくかを観察する実験であった。
そのために双子が持ってきた土から人形を作り、その世界の監視役にさせようとした。後は名前を決めるだけというところでディオは持ち前のネーミングセンスで「マクスウェル子」なる酷い名前を提案、勿論マクスウェルは却下。しかも勝手に監視者を女性にした事に突っ込むが、それには賛成する。その後マクスウェルは一人で考え込み、ディオとメルは話についていけなくなり、報酬を受け取って立ち去った。
しばらく名前を考えていたマクスウェルだが、その時、水の雫が落ちる音が響いた。その水が落ちる音―孤独の音から閃いたマクスウェルは、土人形に名前を付けた―――――――「水落(ミラ)」と。
↓以下ネタバレ注意
『エクシリア』でも精霊王マクスウェルが登場し、ミラを世界の監視者である自分の身代わりとして生み出したことが本人の口から語られるが、マクスウェルは「テイルズオブシリーズ」では頻繁に登場する精霊の名前であり、同一人物かどうか不明であった。
『エクシリア2』では再びマクスウェルより「ミラ」の名前の由来が語られ、過去に初めて自身を呼び出し、契約を結ぼうとした人間の少女ミラ・クルスニクから名をとったことが判明する。
名付けの由来が異なっているため、両作品のマクスウェルは異なる存在であると思われる。しかし上記のサブイベントは明らかにミラとの関連性を示唆するものであり、単なるファンサービス要素なのか、込められた真意は謎である。