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年齢:31歳、身長:185cm

CV:中井和哉

キャラクターデザイン:奥村大悟

概要

人物

「相変わらず、俺を斬るなんてできもしないことを考えてんのかぁ?」

対魔士の組織“聖寮”の特等対魔士「S-5」。

ロクロウの実兄であり、独特の剣術を伝承するランゲツ家の今代当主にして流派最強の剣客。高い霊応力の持ち主であるが、普段は封印しており、自身の剣術のみで戦う。

アルトリウスを除けば現在ではたった二人しかいない特等対魔士のひとりでありながら、言動は気ままで自由奔放。その態度は生真面目な対魔士達から反感を買っているが、こと戦闘に関しては絶大な信頼を得ている。強敵と戦う事が唯一最大の喜びであり、相手が強いほど笑い、暴風の様に荒れ狂う豪快かつ不敵な男である。

自分を切ろうとするロクロウには揶揄うような態度で接しており、ライフィセットは「楽しそう」と語っている。聖寮に所属しているのは、カノヌシの力を得たアルトリウスと戦うためだが、彼個人としては感情を抑制する聖寮のやり方をあまり快くは思っていないらしく、使役聖隷でもあるムルジムの意志を解放している。そのためムルジムからは慕われており、固い絆で結ばれている。

戦闘スタイル

武器は大太刀。彼の持つ大太刀は「號嵐(ごうらん)」と呼ばれ、ランゲツ家の歴代当主に代々受け継がれている。

また、彼の技には「震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃」を一つ一つばらばらにしたものがある。

秘奥義は剣を振り下ろし大地を崩壊させる「嵐月流・荒鷲」で、この技で作中において一度ロクロウを倒している。

容姿

髪型は黒髪に額の部分をオールバックにしていて長髪は後ろに垂らしている。薄い金色の瞳。

表が白、裏がオレンジの和服を着用し、上半身は肩以外ほぼ裸で筋肉を誇示している。

外伝作品出演

2020年4月の攻略戦イベントで登場・参戦。

ロクロウに斬られる前の時間軸からムルジムと共に具現化されており、未来で自分が弟に斬られると知った際は、逆に高笑いを上げ、闘志を燃やしていた。

本編ではあまり機会のなかったベルベット達とのやり取りも繰り広げており、スパイとして送り込まれたエレノアが本当に裏切るとは思ってもいなかったと語りつつも、「自分の想いは裏切っていない」と言い切った彼女の変化を喜ばしく思っている。

ロクロウとの決闘は本編と同じく敗れるが、トドメの寸前でコーキスが割って入り、その間にムルジムが治療した事で一命を取り留める。その後は、具現化の際に紛失した號嵐を見つけてもらった事と命を救われた恩を返すのと、コーキスを気に入り彼に稽古をつける為に、コーキスのいる「ボス」の勢力に所属する事になる。後にアルトリウスたちと再会するものの、ティル・ナ・ノーグではコーキスに付くと決めており、アルトリウスとの敵対を楽しんでいる。

最も普段は勝手気ままに行動している模様で、ムルジムが気を利かせてバルドたちに定期連絡している。ヴァンが来てからは案の定目に付けており、ヴァンがアジトにいる時は勝負とたまご丼目当てでアジトに寄るようになったらしい。

魔鏡技は、「非殺・峰打」「嵐月流・宵時雨」、ロクロウとのクロスオーバー魔鏡技で「嵐月流・箆鷺」

余談

存在自体はPV3弾から明らかになっており、立ち位置からロクロウと因縁があるのではと予想されていた。

また、中の人はTOLモーゼスを演じていた。

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結末

キララウス火山にて一行と遭遇。正面から一行に立ちはだかり、ロクロウの持つ「クロガネ征嵐」を見ながら晩酌をしたのち、今まで封印していた霊応力を解放(修行のためにムルジムがわざと抑え込んでいた)して、アイゼンに「本当に人間か」と言わしめて戦闘に入る。

その後ロクロウと一騎打ちを行い、ロクロウの双剣で號嵐を吹き飛ばされた後、クロガネ征嵐の一撃で致命傷を負う。

最期はロクロウの成長を認め、満足したように息を引き取り、ベルベットに吸収された。

彼との決戦後のスキットでは仕方なかったとはいえ、血を分けた兄弟だったロクロウとシグレの死別にエレノアは深く悲しんでいた。

ちなみにキララウス火山でのシグレとの戦闘時、前線にロクロウを入れておくと秘奥義の特殊演出が見られる。

ロクロウの話によれば、「シグレ」という名はあくまでもランゲツ家最強の剣士に与えられる称号のようなものであり、幼名つまり本名は「イチロウ」だったとのこと。歴代のシグレは前任者のシグレを倒して、最期はシグレの名を引き継いでいったと語られた。

長兄であるシグレを倒したロクロウだったが、その名は継がなかったものの、彼の意志は継いで行くとも語っていた。

エンディング

今作のエンディングでは、「クラウ一家が無事だったら」というifルートが描かれており、その一部で、仲良く晩酌をするロクロウとシグレの姿があった。

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