概要
「鏡士のこと、なんでも聞いてね。ほら、わたし、ちょっとだけ先輩だし!」
『テイルズオブザレイズ』のヒロイン。オーデンセが流星群によって消滅した際、イクスと共に救世軍に保護され、共に王都セールンドを訪れた際、ティル・ナ・ノーグに忍び寄る危機を知り、世界を救う為の旅をする事になる。
ユニットとしてのタイプは「術」。
人物
鏡士の家系に産まれ、本人も幼い頃から鏡士として腕を磨いており、その才能は高い。
鏡士として得意な力は家系によって異なり、ミリーナの場合は幻術と占術。
期間限定イベント「ウィスとオモチャの迷宮」にて、ミリーナの占いはよく当たる事がイクスの口から語られた。
イクスの幼馴染で、自他共に認めるほどイクス一筋。彼の姉を気取っており、あれこれと世話を焼こうとしてくる母親気質の持ち主。
イクスがネガティブなので、なるべくポジティブにしようと心がけている。頑張って年上の威厳を見せようとしているが、イクスには軽く流されてしまう。
性格
オーデンセにいた頃はよく小さな子供の面倒を見ており、その経験からかコミュニケーション力は高い。情が深くてすぐ色々な人や物に感情移入してしまう面もある。年頃の女の子らしく、恋愛やお菓子なども好きな模様で、キールとメルディをはじめとした仲間たちの恋の行方を密かに見守っている。
一見するとイクスの事を全肯定する恋する女の子だが、実はかなり図太い性格で、よく相手をイジって振り回すジェイドやエドナを逆に自分のペースに巻き込んで振り回してしまう程。ミリーナの場合は天然ではなく、相手の言動をちゃんと理解し計算した上で言い包めて自分のペースに持っていっており、明るい女の子に見えてなかなか強かで冷静な一面を持つ。イクスがいない時は本来の冷静かつ聡明な一面が顕著になるため、周りからはイクスがいるとダメダメになると言われている。
女性陣のことは可愛いと褒める反面、イクスしか眼中にないので仲間であっても男性をかっこいいと言うことはない。
何かしらの内に秘める思いがあるようで、それが原因で自らを追い詰めることが度々ある。特にイクスの危機が絡んだ時の彼女は相手に対して容赦が無くなり、彼女自身も自分がどこまでも冷酷になれることを理解している。
ジェイドとは性格が似ていると互いに認めており、ミリーナは親近感を抱いているが、ジェイドの方は自分の過去の過ちから自分と似ているのはあまり笑い事ではないらしく、ミリーナのことをかなり気にかけている。実際にミリーナはジェイドのように嫌味こそ言わないものの、「目的のために手段を選ばない」「多少の事では動じない図太い性格」「自分自身に愛情を向けていない」という部分が似ており、ジェイドはイクスへの溢れんばかりの愛情を、もう少しミリーナ自身にも向けた方がいいと忠告している。
容姿
※これらの色使いはイクスの対になっている。
第1部
脚部分は短めのスカートに、上着部分がマントのように覆っている。
イクス同様、キャラカスタムでプリズムを消費することで「鏡士の正装」を交換し、着せ替えることが出来る。
鏡士としての力を使うための魔鏡は左耳の上に髪留めとして着けており、一瞬だがオープニングムービーでも装着している様子を拝める。
第2部
「ミラージュプリズン」編では黒を基調としたワンピース風衣装に同色のサイハイブーツを身に纏っている。
第3部~第4部
三部「フェアリーズレクイエム」編では、魔鏡結晶より救出されたイクスが再加入し、ミリーナ手製の新衣装を纏う。一方でイクスは、鏡精のカーリャ・コーキスとファラらに協力してもらい、お礼としてミリーナへ新衣装をプレゼントした。ミリーナはそれを纏うことになる。(実際には第2章から)色は赤と黒を基調としたもの。
三部第3章にて、精霊の力を身にまとう「精霊装」が実装される。精霊シャドウの力を纏う闇属性。テネブラエ曰く、ミリーナは闇属性と相性が良いらしい(?)
黒を基調としたドレス衣装。赤のニーソックス。右腕からはシャドウの紫のオーラが出ている。髪の毛は自身の髪色に合わせた発光がある。
戦闘スタイル
武器としてタロットカードぐらいの大きさの5枚の鏡を使う。様々な術を発動出来る典型的な術士。
ガチャやクエストで武器が揃えば、「レイ」などの範囲攻撃術から「シェルブレイズ」のように単体を攻撃する術まで使える。
また、「ファーストエイド」や「ピクシーサークル」などの回復術を使う事もできる。
一応「舞神楽」などの近接技も存在する。
魔鏡技は「ルミナスレイズ」「静華鏡水陣」「翡翠割殺」「ハーモニー・エウロギア」、「幻夢断鏡闇」「ウィング・フルーリィ」「月鏡・継黒陣」「栄華鏡桜陣」「星芒鏡想陣」「雪神楽」、イクスとのクロスオーバー魔鏡技で「フューチュリティレイズ」、カーリャ・Nとのクロスオーバー魔鏡技で「ビリーフイグニッション」。
「ルミナスレイズ」はチュートリアル終了直後に取得可能。全体回復術であり、状態異常も治す事が出来る。
「静華鏡水陣」はガチャで魔鏡を獲得する事で使用可能。水属性の広範囲攻撃術。
「翡翠割殺」は水着イベントで追加され、そこのガシャで魔鏡を獲得すると使用可能になる。
「ハーモニー・エウロギア」は学園祭イベントで追加され、そこのガシャで魔鏡を獲得すると使用可能になる。
「幻夢断鏡闇」はミラージュプリズン編開始時に追加され、ガシャで魔鏡を獲得すると使用可能。
「ウィング・フルーリィ」はSAOメモリー・デフラグとのコラボイベントで追加され、そこのガシャで魔鏡を獲得すると使用可能。
「月鏡・継黒陣」は、精霊装をレアリティ3まで強化する事で使用できる。
「栄華鏡桜陣」は5周年記念イベントで追加され、そこのガシャで魔鏡を獲得すると使用可能になる。
「星芒鏡想陣」はラストクレイドル編終章で追加され、ガシャで魔鏡を獲得すると使用可能になる。
「雪神楽」はリコレクション組との共演イベントで追加され、ガシャで魔鏡を獲得すると使用可能になる。
関連イラスト
関連タグ
外部小ネタ
非公式だが、名称から見立て3/7を「ミリーナの日」として祝うユーザーも存在する。
ネタバレ
その正体は、ゲフィオンことオリジナルである初代ミリーナが、過去の自分自身を具現化させて生み出した存在。
オリジナルの初代イクスを助けられなかった事をゲフィオンはずっと悔いており、イクスに生きていて欲しいという願いからフィルと共に10年前のイクスを具現化させた。その際に「イクスにはミリーナが必要だ」というフィルの進言もあり、イクスを守る為の護衛も兼ねて生み出したのがヒロインである二代目ミリーナであった。
現在のイクスによれば彼の記憶の中のミリーナはどちらかと言うとお姉さん気質であり、あそこまで露骨にイクスへの好意を出す事はなかったらしい。実際にミリーナは生み出された時にゲフィオンに性格を調整されているらしく、何があってもイクスを守らせる為にイクスへの好意を増大させた結果とのこと。
最もミリーナ自身は性格を調整されている事に気付いており、自分自身の冷酷な部分を理解している為「わたしが2人目を作るならそうする」と思っている。その上でイクスへの想いも含めて自分自身なのだとも思っており、そこに後ろめたい感情はない。