タグは「ゼロス」で登録されることが多い。
人物
※右側は「ラタトスクの騎士」での設定。
俺は・・・親ってのは子供を守るべき存在だと思うんだよ
「テイルズオブシンフォニア」のパーティーキャラクター。
テセアラの神子で、王族の次に権力を持つ公爵。洞察力が優れている。見目麗しい、紅髪の美青年である・・・が「しゃべると三枚目」とまで言われるほどにおしゃべり。いわゆる残念なイケメンである。
無類の女好きで、よく女の子に声をかけている(初登場シーンでは女性の取り巻きがいる程)。
同じパーティキャラの藤林しいなとは旧知の仲だが、性格のせいでたびたびケンカになり、挙句の果てには「アホ神子」というあだ名をつけられている。以降はロイドやジーニアスにも時折呼ばれるようになる。pixiv内でも、そのあだ名がタグになっている投稿が少なからずある。
セレスという腹違いの妹がいる。
GC版ではジャッジメントが使えない分クラトスに劣る性能であったが、PS2版では『瀕死及びオーバーリミッツ状態で、 100回以上使用した魔神閃空破を戦闘中に使用する』ことでジャッジメントを習得できる。
王立研究院付属の学問所を首席で卒業(ただし数学以外はカンニング込み)しており、パーティ内の勉強会では数学を担当。
ロイドを「ハニー」と呼んでおり、その影響でゼロスの執事もロイドをそう呼んでいた。
普段はおちゃらけた態度をしているが・・・・。
出自(ネタバレ)
実は父である先代神子のワイルダー卿と母ミレーヌはお互い結婚を誓い合った別の恋人がいたのだが、マーテルの遺伝子情報を絶やさないべくマナの血族を管理するクルシスによって愛した人と引き離されて結婚させられ次の神子を作らされた。その神子がゼロスである。そのためゼロスの両親は不仲を通り越して互いに無関心であり、ミレーヌも夫に愛人がいても嫉妬どころか何も感じない程であった。
両親はどちらも幼少期に亡くなっており、父は元から愛していた女性との間にセレスをもうけるも後に自害してしまう。母ミレーヌは、父の恋人がセレスを神子にするために、ゼロスを殺害すべく刺客を差し向け、その身代わりとして殺害される。ゼロスは今際の母に「お前なんか生まなければよかった」と存在を否定する言葉を投げかけられ、心に深い傷を負ってしまう。
事件後、首謀者のセレスの母は処刑され、残されたセレスも修道院に入る事を余儀なくされてしまう。
そんな経緯から親としての責任を放棄する者を嫌い、また「愛」を信じていない節がある。後者はロイド達との関わりである程度改めたが。
唯一の肉親となったセレスに対して態度は素っ気無いが内心では大切に思っている。かなりの妹思い。
母が殺される事件が起きた日に雪が降っていたためか、雪にトラウマがある。(そのため雪が降る冬は南(主にアルタミラ)に行っている)
続編や外伝作品では妹思いぶりが加速しており、彼女が攫われた際に取り戻すべく敵のアジトに向かったり、二人旅の途中で奇病に感染した彼女を救うべく裏で取引し、やむを得ずロイド達を裏切るなど枚挙に暇がない。
実は自分が神子であるが為に昔からつらい思いをし、さらにあらゆる人間に神子としか見られない挙句に今でも命を狙われているが故に神子としての自分の人生に嫌気がさしており、神子の証であるクルシスの輝石を身につけることも嫌がっており、普段はセレスに預けている。
神子という立場からの解放を条件に、クルシスのスパイとしてロイドの仲間に加わり、さらにレネゲードとの間でも暗躍していた。
終盤、クラトスの好感度をトップにして、クラトスルートに突入した場合は、ロイド達を完全に裏切り、戦闘になる。
楽しく暮らせりゃそれでいい。ただ……それだけだ!
そしてゼロスは、この戦闘後に死亡してしまうこととなる。
このルートの場合、ゼロスの代わりにクラトスがパーティに加入することになる。
なお、ゼロスを残留させる方が、ゲーム的にはメリットが多かったりする。
- ゼロスはクラトスよりステータスが控えめだが、パーティにいる期間が圧倒的に長いため、術・技の使用回数が多く、様々な術・技を習得しやすい。逆にクラトスはゲーム中盤、1度だけパーティに再加入するが、その場面だけでゼロスに追い付くのは非常に難しい。
- ゼロスはEXスキルの「パーソナル」(街の女性に話しかけるとアイテムやお金を貰える)の恩恵も大きい。回数制限がないため、時間さえかければ、大量のアイテムやお金を入手出来る。
- ゼロスが生存していないと発生しないサブイベントも多い。
そのため、ゼロスが離脱する場合は、戦力的・経済的にかなりの痛手となる。
上記のような出来事や勝ち馬に乗りたがる性格があったため、真っ直ぐで希望を絶やさないロイドを当初は冷めた目で見ていたが、半端者の自分のことも信じてくれた彼を見て考えを改め始める。その後クルシスを裏切り、再びロイド達につく。その後はゼロス自身もロイドを信じていくようになり、続編のラタトスクの騎士ではコレットと同等以上に思いやっている。とあるサブイベントではロイドの「信じてる」という発言に弱いことを自らも認めている。
その他の出演作品
シンフォニアの2年後にあたるラタトスクの騎士にも登場する。
こちらではゼロスルート後の方が採用されており、クラトスを除いた他のシンフォニアメンバー同様にパーティに加わる。
初出演外伝作品。
『2』より登場。
全ての章に皆勤で出演している。
第3章『結晶の大地と導きの光』編では、主人公の一人として参戦した。
第1回「推しキャラ投票キャンペーン」で上位にランクインしたため、参戦の検討が決定した。
そして、2017年10月下旬限定の「ゼロスハーレムガシャ」で、先行配信される形で参戦(2018年1月に復刻、3月のイベントでも魔鏡か鏡装を入手できれば加入)。正式加入はミラージュプリズン編6章「贖い生きる古代英雄と悔悛し惑う神子」。
本作で、衝破斬風、閃翔剣、雷穿剣、バーニングフィンガーアタック、衝破斬風陣(衝破斬風の技変化)、バーニングフィンガーブレイブ(バーニングフィンガーアタックの技変化)、閃輝翔翼剣(閃翔剣の技変化)、C・サンダーブレード(雷穿剣の技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は「ベリィ・ゴウ・アラウンド」「ディバイン・インペイル」「フォーリン・ラブ」「シャイニング・バイン」「(前略)全知全能の神俺」「バインド・サンクチュアリ」。
関連イラスト
関連タグ
関連人物
ロイド・アーヴィング:仲間。
コレット・ブルーネル:シルヴァラントにおける自分と同じ神子の少女にして仲間。
カップリング・コンビタグ
他作品の関連キャラクター
ジェイド・カーティス:テイルズオブジアビスのパーティキャラの一人。特典DVDや外伝作品、過去のテイルズオブフェスティバルなどにおいてゼロスと多くの絡みがある。→ゴールデンビクトリー
ルーク・フォン・ファブレ:前述のジェイドが登場する『テイルズオブジアビス』の主人公で、ゼロスとは『赤の長髪』、『戦闘では剣を使う』、『平凡や平民とは言えない家の生まれ』『仲間がスケベ大魔王の称号を得る原因となった張本人』と共通点が多い……が、ルークとはジェイドほどに絡みがない。