概要
『テイルズオブジアビス』の登場人物であるジェイド・カーティスと『テイルズオブシンフォニア』の登場人物であるゼロス・ワイルダーのBLカップリング。
※コンビタグについてはゴールデンビクトリーを参照。
2人の対称性
一見するとただの声優ネタの悪ふざけコンビであるが、実際のところよく比べてみると2人の間には偶然とは思えない対称性がある。
例を挙げると、
- どちらも後ろ暗い側面を態度で取り繕っている
- ジェイドは譜眼、ゼロスはエクスフィアおよび魔導注入により2人とも侵食リスクのある身体強化を行なっている。その上どちらもそれが赤い。
- それぞれの存在が遠因となり親やそれに近しい人を亡くしており、それが2人の歩みに大いに影響している。その上どちらも亡くした日が雪の日。
以上の点から赤色や血、雪などが2人を象徴するテーマとされることも多い。
そのほかにも髪が長いという基本的な点や、自分の顔の良さを自覚している点など枚挙にいとまがない。
共演の軌跡
この2人は別作品のキャラクター同士でありながら公式コンビとされており、やはり公式コンビなだけあり多くのクロスオーバー作品で共演、そして濃厚なやり取りを交わしている。
以下にその一部をおおまかな時系列順にて紹介する。
少々脚色が混じるため、事実のみを確認する場合はコンビタグの確認を推奨。
魔法カルタ
2011年に発売した「テイルズオブ魔法カルタ2」には特典のポスターイラストに2人揃って選出されている上、なんとジェイドとゼロスがほぼ2人きりで1時間以上喋り続けるドラマCDが付属しており、さらにその内容は完全に〇〇しないと出られない部屋(この場合はカルタ)であるという公式の狂気が垣間見えるものとなっている。
ドラマCDの内容も、ジェイドに煽られて勝負スイッチが入るゼロスや、そこからどんどん煽り合いの泥仕合に発展していくなど「ジェイゼロのココがいい!」を凝縮したような内容であるため、ジェイゼロのコンテンツとしては最も濃厚であるという説がにわかに囁かれている。魔法カルタ2についてはCDもついた良質な中古品が多く出回っているため、ジェイゼロについて理解を深めたい方は是非購入を検討してみてはいかがだろう。
テイルズオブザヒーローズ ツインブレイヴ
実際のゲーム本編はゼロスのみの出演になっているが、吉積氏曰く「企画段階ではジェイドとゼロスを組ませる案もあった」とのことらしい。ほかにも同じインタビューの中で、ロイド役の小西氏から「小野坂さん(ゼロス役)はジェイドっていう最大のパートナーがいる」という発言が出ていたり、インタビュアーからの「ジェイドとゼロスが組んだらどういう戦い方をするのか(要約)」という質問に対して小野坂氏が「とりあえず2人で並んで漫才を始めて、そこに不思議がって寄ってきた敵をまとめて一掃する(要約)」と答えるという公式二次創作のような会話も繰り広げられていた。そのあと小野坂氏が「おおっと引っかかりましたねぇ」とジェイドの台詞を想像しているのも芸術点が高い。
テイルズオブザワールド レーヴユナイティア
ジェイドとゼロスの好感度会話が三段階存在し、最初はゼロスがあからさまに嫌悪感をむき出しにしていたり、ジェイドもそれを煙たがっていたりと険悪な会話から始まるが、好感度を上げると少しずつ相手を認めるようになり、やがて好感度最大になると互いをちゃん付けで呼び合うまでに仲が進展する。実際は煽り合いのつもりでやっていると思われるが、こちらとしてはイチャついているようにしか見えない。
テイルズオブアスタリア
2020年1月~2月開催の『舞い踊れ!大道芸ログインボーナス』の1日目と9日目に登場。(イベント名「俺様が大道芸チャンピオン!」)
その会話の内容は以下の通りである。
- 1日目
ゼロス「仮面をつけるのか?せっかくの色男がもったいねぇな」
ジェイド「これも演技の一種です。芸事は色男ならいいというものでもありませんよ」
- 9日目
ジェイド「あなた、賑やかな場所にはほとんどいますよね。よほどお祭り好きなようで」
ゼロス「それを知ってるって事は、お互い様だろ?」
ジェイド「…この格好では否定出来ませんね」
ゼロスはジェイドの顔が良いと思っていると取れる発言、ジェイドはゼロスの行動を把握してるような発言をしている。ゼロスの方は定型文のお世辞の可能性もあるが、ジェイドに関しては素でゼロスのことを知ってるマウントを醸し出していてガチさを感じる。
同イベントのオリエンタル衣装スペシャル召喚にてゼロスが☆5、ジェイドが☆4キャラクターとしてお揃いのチャイナ衣装が実装された。
また、2017年10月ごろにゼロスに対応するハロウィン衣装として吸血鬼衣装が実装されたが、ジェイドがテイルズオブリンクにて吸血鬼衣装をもらっていたため、こちらも公式ペアルックである。
テイルズオブフェスティバル2024
テイルズオブフェスティバル2024関連イベントである「実行委員総選挙」にて、ジェイドが4位、ゼロスが7位に選出され、お揃い衣装のキービジュアルとして描き下ろされた(実際の出演はゼロス役の小野坂氏のみ)。この時のキービジュアルの衣装はほぼ全キャラにヘアアレンジが施されているが、なんとジェイドとゼロスだけはどちらも三つ編みがお揃いのヘアアレンジをして熱い匂わせをしてきている。
また、テイフェス1日目では実行委員会に選ばれたキャラたちによるスキットがあり、そのシーン内でジェイドとゼロスの2人がほぼ同時に登場して肩を並べた瞬間があり、伝説の名コンビの再来にファン達が震撼したという。