目の前の人間も救えなくて世界再生なんてやれるかよ!!
※タグは「ロイド」で登録されることが多い。 |
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プロフィール
年齢 | 17歳→19歳 |
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身長 | 173cm→178cm |
体重 | 58kg→63kg |
一人称 | 俺 |
エクスフィアの位置 | 左手の甲 |
CV | 小西克幸 |
※右側は『ラタトスクの騎士』での設定。
概要
『テイルズオブシンフォニア』の主人公。我流の二刀流剣術を使う剣士で、お人好しな熱血漢。
二刀流になったのは「1本の力が100なら、2本で200」という単純な発想から。
3歳の頃に瀕死の母アンナ・アーヴィングと謎の生き物ノイシュと共にいたところをドワーフのダイクに保護され、母の死後はダイクに育てられた。物心がつく前であった為か両親の事は覚えていない。
人情に厚いドワーフのダイクに育てられたためか、お人好しで人種や立場に関係なく誰にでも同じように接しており、そんな性格からかパーティーメンバー達からの信頼は厚い。ちなみにドワーフは本来は洞穴に住むのだが、ダイクは人間のロイドに合わせて一軒家を建てて生活していた。
過去にディザイアンに母親を殺されたという事実を知り、コレットの再生の旅に同行する。
飽きっぽい性格をしており、しいなの契約スキットや封印開放スキットでたびたび文句を言ってクラトスに叱られることも。
正義感が強い反面、「正義」というワードを軽々しく使う人間を嫌う。
自分の保身のためにディザイアンに加担していることを正当化したドア総督に対し
「ふざけろ!正義なんて言葉チャラチャラ口にすんな!」と罵倒するシーンは必見である。
頭の回転が速いが勉強嫌いで学校の成績は非常に悪い。お人好しも相まって騙されたり変な勘違いをすることも多い。
ちなみに九九ができなかったが『ラタトスクの騎士』で出来るようになった模様。
一方で大のトマト嫌いで、これは父親から受け継がれた筋金入り。原作ではナポリタンなどトマトを使う料理の熟練度は低く、料理スキットでもトマト嫌いネタがいくつか出る、マイソロ3では父共々サラダのミニトマトを綺麗に残す、TOLinkではオムライスにホワイトソースをかけて食べると、ネタには事欠かない。
以下、本編のネタバレにつき未プレイの方は閲覧注意及び自己責任で。
その素性はクルシス四大天使のひとりであるクラトスの息子であり、人間牧場の実験体であった母アンナが体に植え込まれていた特殊なハイエクスフィアを持っている。幼い頃、イセリア人間牧場の近くで両親と共にディザイアン五聖刃のひとりクヴァルに追い詰められ、母アンナはエクスフィアを剥ぎ取られて怪物化。父クラトスはロイドを守るために苦悩しながらアンナに致命傷を負わせたが、ロイドはエクスフィアを持ったまま母やノイシュと共に崖から転落。クラトスはディザイアンを退けて妻子を探したものの、転落した先には魔物がディザイアンの死体を食い荒らしていた事から、エクスフィア共々魔物に食い殺されてしまったと判断されていた。
実際はアンナは瀕死になった事で体内のマナが急速に減少して元の姿に戻り、近くを通りかかったダイクに息子のロイドとディザイアンに狙われているエクスフィアを託して亡くなった。ダイクは断片的に聞いた話から「ディザイアンはロイドの母のエクスフィアを奪おうとして彼女を殺した」と思い、ロイドにとって母の形見でもあるエクスフィアを要の紋をつけて与えたものの、ディザイアンには見られないようにと言い付けていた。
ダイクは知らなかったがアンナが持っていたエクスフィアは特殊なハイエクスフイアであり、つまり本質は神子や他の天使たちが持つ「クルシスの輝石」と同じもの。ダイクが与えていた要の紋は普通のエクスフィア用だった為、本来はハイエクスフィアを制御しきれないのだが、史上初のエクスフィア培養体の母体から生まれたロイドは異常なまでにハイエクスフィアと適合しており、全く弊害が起きていなかった。
「クラトスの息子がハイエクスフィアを持って生きていた」という事実は、生きていた息子を守りたいクラトス、誰よりも信頼するクラトスが唯一自分よりも優先する存在としてロイドに嫉妬心を抱くユグドラシル、悲願の為にクラトスへの人質としてロイドを利用したいユアン、ロイドの持つエクスフィアを狙うディザイアン五聖刃たちと、ロイドの関与しないところでクルシス及びディザイアンたちに様々な思惑を巡らせる事となった。
そのロイドがコレットの世界再生の旅に同行した為、ユグドラシルの悲願である今回の世界再生の旅は複雑なものとなっていく。
ラタトスクでの活躍
なんと最初は敵キャラクターとして登場する。
肉体面・精神面共に大きく成長し、落ち着いた立ち振る舞いを多く見せるようになった。
・・・がやはりボケキャラは健在で、未だに勉強嫌いだったり、とある分岐点で「謎のジュエルハンター・ロイド」と名乗り、前作の自分の似顔絵ポスターを高速で貼り付けたりする。
(もっとも当人はカッコイイ似顔絵を描いて貼り付けるつもりだったのだが、絵のレベルが低かった故に真に不本意な出来栄えとなってしまった)
第4回「テイルズ オブ」キャラクター人気投票で堂々の4位。
第5回でも5位と、ゲーム発売当初より人気が高くなっている。
これはOVA版で彼の魅力が再確認された影響と思われる。
攻略王
『テイルズ オブ』シリーズ初となる好感度システムによりついたあだ名は攻略王。
由来はパーティーメンバー相手に男女問わず恋愛イベント(と一概には言えないが)を起こせることから。
ただ本人は恋愛事には疎く女性からの好意にまったく気付かないため、攻略王と同時にフラグクラッシャーでもある。
一例として、とあるサブイベントでコレットに対して(要約して)「コレットには(バニーガール姿は)似合わない」と笑いながら言うというロイコレ派にとって一番の黒歴史とも言うべき大失言をしてしまっている(ちなみにこの大失言はクラトスルートでの展開である)。
しかし、『ラタトスクの騎士』にて二人旅をしていた頃(前作のED直後からラタトスク開始前まで)の同行者をエミルが言い当てる選択にて、選んだのが女性キャラだった場合、その女性キャラとは恋人関係であることを思わせる会話を交わしている。
なお、この選択肢で男性キャラを選んだ場合、親友兼相棒のような信頼関係を築いていることが窺える。
その他の作品での出演
『テイルズオブシンフォニア』や『ラタトスクの騎士』以外の幾つかの作品にも登場。
ソウルキャリバーレジェンズ
ゲストキャラとして登場している。
テイルズオブアスタリア
第1章「星のカケラ」編の主人公の一人として登場。
リタと共に各地の遺跡を探検している。
他の章にも度々登場する。
テイルズオブザレイズ
プレイヤーキャラとして登場。
初登場は第9章前編『二人の神子とマナの世界~訪れる異変~』。
攻略王ぶりは健在で、その様子はルークに「魂が清らかだ」と評されている。
本作で、獅吼双陣、烈天翔駆、火と水の剣、裂斬水、獅吼双壊陣(獅吼双陣の技変化)、烈天鋼翔駆(烈天翔駆の技変化)、火と水の剣スペシャル(火と水の剣の技変化)、裂斬洪(裂斬水の技変化)を新術技として習得。
また、2021年6月のアスタリアとのコラボイベントでは、アスタリアでの白き獅子「ファング」の姿にフォームチェンジ可能。その際の術技は、烈崩牙、鳳凰翔墜牙、獅吼閃牙、瞬迅牙、虎牙破双、魔神剣・双牙、沙雨光牙、斬牙時雨(沙雨光牙の技変化)。
魔鏡技(歴代の「秘奥義」にあたる必殺技)は「魔神連牙斬」「沙雨裂双塵」「双星響振陣」「斬刀・枝垂柳」「総破断・天衝」「時空カッコいいポーズ」「翔破蒼天斬」「真空豪破斬」、ミトスとのクロスオーバー魔鏡技で「ユニゾン・ブラッド」、ジーニアスとのクロスオーバー魔鏡技で「魔王炎穿弾」。ファングとしての魔鏡技は、「魔神連牙双」「焔牙翔双斬」。
「総破断・天衝」は精霊装をレアリティ3まで強化すると使用可能になる。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』においてMiiファイター(剣術タイプ)用のコスチュームが登場。カスタマイズ技で一部ながらも再現が可能。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でも再びコスチュームとして登場する。
戦姫絶唱シンフォギアXD
コラボイベント『君と響きあう想い』でゲスト参加。また、今回オリジナル装備「テイルズギア」でシンフォギアの使い手風鳴翼がこれを模した姿になる。
余談
実は初期デザインでは眼鏡をかけててマントを着飾って今とは違うデザインだった。
名前のロイドはロイド眼鏡からきている。
関連イラスト
関連タグ
テイルズオブシンフォニア(シンフォニア、TOS) ロイド 主人公
カップリング・コンビタグ
似ている人
大神一郎:サクラ大戦シリーズの主人公。二刀流で戦う熱血キャラであること、原画が藤島氏である、ヒロインから好意を集めやすいなど、ロイドと似通っている点が多い。
前田利家(戦国無双):戦国無双シリーズのキャラクター。上記の大神一郎と同じ『熱血キャラ』『二刀流(ただし利家の場合は槍の二刀流と少し異なる)』という共通点を持ち、声優がロイドと同じ人である。
ガイ・セシル:テイルズオブジアビスに登場するキャラクター。戦闘では剣を扱う。一部ロイドと同じ技が使える。女性をときめかせたり、喜ぶような台詞を無自覚に言ってしまう。赤髪の仲間のせいで『スケベ大魔王』の称号(蔑称?)を得てしまった、と言った感じに共通点が多い。ちなみにPS3版こと『ユニゾナントパック版』ではガイと同じ服装になる称号がゲットできる。