概要
集い戦え。たとえ記憶をなくしても――――――
正式名は『テイルズ オブ ザ ワールド レーヴユナイティア』。
本作は『テイルズ オブ ザ ワールド タクティクスユニオン』に追加要素を付けてパワーアップした追加移植版。
ハードはニンテンドー3DS。固有ジャンル名は「新たな絆のシミュレーションRPG」。
略称は「TOWRU」。
追加システム
※基本システムについては「タクティクスユニオン」を参照。
闘技場やギガントモンスター、好感度システムなどの今までのテイルズオブシリーズのような要素がありつつも、EXマップなどの本作オリジナルの要素もある。
基本システムでの追加
- ストーリー面
また、テルン、ナハトの人間形態(夢紬形態)が追加されている。
- 演出上の追加
- EX(エクストラ)マップ
戦闘システムでの追加
- 援護システム
ストーリー
今作のストーリーはテルン編とナハト編の2つに分かれており、それぞれの陣営の『レーヴァリア』を救う話が紡がれる。
※大まかなストーリー及びプロローグはタクティクスユニオンを参照。
- 「テルン編」
ヴールを撃退した後、ヴールに怯えるテルンから詳しい話を聞くため、安全なルフレス族の街を目指しつつ、他の「夢見る目覚めのひと」を探す。
全部で第21話まである。
- 「ナハト編」
結界から飛び出したヴールの塊を追い、ひとり戦うナハト。夢紬の力を発揮して辛くも勝利するが、強敵との戦いで激しく消耗してしまう。そんな時、若仔たちが行った召喚の儀式を目撃したナハトは、儀式の失敗により、多くの「夢見る目覚めのひと」がレーヴァリア中に散り散りになってしまったことを知る。近くに落ちた「夢見る目覚めのひと」の気配をたどったナハトは、目覚めたばかりのユーリとジェイドを発見する。しかし、二人はすでにヴールの影響を受け、正気を失いつつあった。
全部で第12話まである。
用語
こちらも「タクティクスユニオン」の記事を参照。
新しく追加された用語のみ解説。
- 夢紬
過去の伝承に残されているものの、それを実現したルフレス族はほとんど存在しない。
また、強力な力を得る反面、夢紬での闘争本能と争いを好まないルフレス族の本質との矛盾が起きることで、ヴールの影響を受けやすくなる諸刃の剣でもある。(実際、過去の伝承において夢紬を実現したルフレスは、戦いの中で最終的にヴールに取り込まれ、自身がヴールと化してしまった)
登場キャラクター
スマホ版同様、オリジナルキャラクターが登場する。
本作ではボイスがついている。
各「テイルズオブ」シリーズ作品のキャラクター
設定及び出演キャラの多くはタクティクスユニオン同様。
ただし、一部のキャラクターはレーヴユナイティアからの参戦になっており、本記事では新規参戦キャラクターのみ記載。
※作品名が記載されていない「テイルズオブシンフォニア」、「テイルズオブジアビス」、「テイルズオブイノセンス」、「テイルズオブヴェスペリア」、「テイルズオブグレイセス」、「テイルズオブエクシリア」は追加キャラなし。
テイルズオブキャラ参加出演作品(作品名の下は参戦キャラクター)
テイルズオブファンタジア
テイルズオブデスティニー
テイルズオブエターニア
テイルズオブデスティニー2
テイルズオブリバース
テイルズオブレジェンディア
テイルズオブザテンペスト
テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士
テイルズオブハーツ
テイルズオブエクシリア2
主題歌
OPテーマ「光る闇」
EDテーマ「懐かしい夢」(タクティクスユニオンより続投)
アーティスト(OP、ED共通):中川奈美
余談
テルン編はタクティクスユニオンに収録されているシナリオが元になっており、チュートリアルもテルン編の第1話に収録されている。
ナハト編は「追加システム」でも説明した通り、本ソフトオリジナルのストーリーになっており、難易度もテルン編より少し高めに設定されている上にチュートリアルが無い。
どちらからでも遊ぶことが出来るが、以上のことから(特にタクティクスユニオン未プレイ者は)テルン編→ナハト編の順番にプレイすることをおススメする。
また、本作ではグレードポイントを周回プレイで持ち越すことが出来ないため、一つの周回で多くのやり込み(グレード稼ぎ)をしておく必要がある。
因みにクリア後のグレードショップで「最初から全員」(テルン編のキャラとナハト編のキャラで分かれている)を購入すると、本来のタイミングでは特定のキャラがいないストーリーでも、イベント等で当該キャラの会話が追加されることがある。