概要
テイルズオブイノセンス
『テイルズオブザテンペスト』に続くDS二作目のテイルズオブシリーズ。
固有ジャンル名は「想いを繋ぐRPG」。
テイルズオブシリーズ初、CEROレーティングがBだったソフト。
pixivでは、主に略称であるTOIタグがつけられることが多い。
テイルズ オブ イノセンス R
詳しくはテイルズオブイノセンスRの記事を参照。
キャラクター
パーティーメンバー
詳細は各タグを参照。
※RのキャラについてはイノセンスRの記事参照。
本作の主人公。前世はセンサスの将軍「アスラ」(CV:小山力也)。得意属性は火。
本作のヒロイン。前世は豊穣の女神「イナンナ」(CV:田中敦子)。得意属性は水。
- スパーダ・ベルフォルマ(CV:うえだゆうじ)
不良だが、義に厚い青年。前世は意志を持つ剣「デュランダル」。得意属性は風。パーティキャラクターで唯一、治癒術を習得しない。
- リカルド・ソルダート(CV:平田広明)
凄腕の傭兵。前世はラティオの戦士「ヒュプノス」。得意属性は地と闇。
癒しの力を持つ聖女。前世はラティオの軍師「オリフィエル」(CV:杉田智和)。得意属性は光。聖女と言いつつも、スペックは『テイルズオブザワールドレディアントマイソロジー』で言うところの盗賊で、相手のアイテムを盗む「ローバーアイテム」を習得する。
愛称エル。最年少ながらも面倒見のいいストリートチルドレンの少女。前世はアスラの育ての親「ヴリトラ」。雷以外の属性の上級天術が使える(TOI-Rでは上級天術はコンウェイに取られてしまったので使えない)
本作のマスコットキャラ。イリアが実家で飼っているミュース族という生き物。旅について来ている。
その他
本作のボスキャラクターの一人。個性的な喋りと性格から人気を博している…らしい。彼もまた転生者らしい。
本作のボスキャラクターの一人。本来は良い子であるが、前世と同調していくにつれかなりのヤンデレへと変貌する。
二匹の犬「ケル」と「ベロ」と共に生まれてきた少年。前世は創世力の番人をしていた。
テノスの貴族であり、リガルトを雇ってアンジュを連れてくるように依頼した。
アルカ教団(イノセンスRでは教団)の教祖をしている謎の人物。
システム
戦闘システム
- DS-LMBS(ディメンション ストライド リニアモーションバトルシステム)
『テイルズオブジアビス』の3D空間での戦闘「フレックスレンジ リニアモーションバトルシステム(FR-LMBS)」に、PS2版『テイルズオブデスティニー』の空中戦闘「エアーリアル リニアモーションバトルシステム(AR-LMBS)」を組み合わせたものを採用している。
- キャラクターチェンジ
戦闘中、Lボタン一つで操作キャラクターをリアルタイムチェンジ出来るようになった。
- 覚醒
コンボを繋げるや防御をうまく行うなどの行動で、キャラクターのHP・TPゲージの上にある
「テンションゲージ」が増減し、ゲージがMAXになるとキャラクターが「覚醒」状態になることが出来る。「覚醒」すると攻撃力や詠唱速度、移動速度がアップし、更にTP消費量減少などのボーナスが発生する。この状態は覚醒中に効率よく攻撃を繋げる等で時間を延ばすことが出来る。
- インフィニティジャム
仲間同士の連携攻撃状態。「覚醒」中にL・Rボタンを同時押しで発動できる。
ターゲットの敵を囲んだフォーメーションとなり、「テンションゲージ」が無くなるまで自由にキャラクターチェンジをしながら、敵に連続攻撃を仕掛けることが可能。
カスタマイズシステム
- スタイル
各キャラクターの役割を自分の好きなようにカスタマイズ出来るシステム。
このシステムの関係か、今作のキャラは前衛・後衛どちらもこなせるキャラが殆どである。
詳しくは各キャラクターの記事を参照。
- アビリティ
スタイルを使い続けてレベルアップすることで習得が可能。各アビリティはセットしていたスタイルの特性を引き継いでいる。
- 武器改造
敵を倒したり、各地で手に入る素材を使用して武器を改造することが出来る。
- 優先行動
仲間AIに何パターンか用意された「優先行動」を設定する事で、その場に応じた行動がより可能になる。
その他のシステム
- ギルド
クエスト要素。街のギルドで仕事の依頼を受け、成功するとグレード・ガルドなど様々な報酬を得る事が出来る。通信プレイが可能で、難しい戦闘を誰かに協力してもらうことも可能。
- 絆値
「絆値」とは、それぞれのキャラとの親密度である。
各キャラの絆値が高くなると、各キャラクターの特殊イベント(「絆・サブイベント」)やスキット等が発生する。
- 覚醒率
ゲームのクリア割合を指す。
ストーリー
世界は騒乱の真っ只中にあった。「王都レグヌム」と「西の国ガラム」との間では戦争が勃発し、戦争により大地は荒れ果て、戦争孤児や食料不足などが深刻化していた。
そんな中、世界に「異能者」と呼ばれる超人的な力を持つ者が現れ始めた。その力は強大すぎるため忌むべきものとし、王都レグヌムでは「異能者捕縛適応法」と呼ばれる法案が施行された。この法律により、レグヌムを中心に異能者狩りが始まった。
この事態に「アルカ教団」という組織が立ち上がる。アルカ教団は、異能者らを保護する団体を名乗り、世界各地で信者を獲得していった。
異能者の存在により、さらに混乱する世界。そして商家の一人息子、「ルカ・ミルダ」は自らの中の異能の力を呼び覚ましてしまう。
世界観
神(転生者たちの前世)たちが住んでいる天上界と地上界に分かれており、更に各世界は幾つかの国々に分かれる。
- 地上界
主人公であるルカたちが暮らす世界であり、「王都レグヌム」と「西の国ガラム」、「東の国アシハラ」、「南の国ガルポス」、「北の国テノス」と呼ばれる5つの大きな国家がある。
- 天上界
かつての英雄アスラやその他転生者たちの前世である神々が住んでいる世界で、天上界の切り離しに反対だった者たちが形成した国家「センサス」と天上界の切り離しに賛成した者たちが形成した国家「ラティオ」の二つの国家がある。
用語
- 転生者(異能者)
かつて、天上界で暮らしていた神々が地上に避難する時に転生したもののこと。
超人的な能力を持ち、一般の人からは疎まれている。
- 天術
転生者が使える超人的な力で、元々は天上界の神々が使っていた。転生者が疎まれる理由の一つ。転生者が天術を奪われると、一般人並みの能力に成り下がる。
- 創世力
かつて世界の創造神である原始の巨人が残した「世界を創り変えることのできる力」であり、これが原因で天上界では争いが起きていた。現在でも地上人の一部でこの力を求めている者もいる。
- 異能者捕縛適応法
危険な異能者たちを管理するという名目で施行されている法律。
主題歌
- OPテーマ
「Follow the Nightingale」
作詞・作曲:KOKIA/編曲:澤近泰輔 /歌:KOKIA(フライングドック)
- EDテーマ
「say goodbye & good day」
作詞・作曲:KOKIA/編曲:澤近泰輔 /歌:KOKIA(フライングドック)
関連イラスト
関連タグ
テイルズオブ テイルズオブシリーズ TOI イノセンス テイルズオブイノセンスR TOI-R