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プロフィール
年齢 | 15歳 |
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身長 | 168cm |
体重 | 56kg |
CV | 木村亜希子 |
概要
『テイルズオブイノセンス』の主人公。王都レグヌムに暮らす、裕福な商家の跡取り息子。
引っ込み思案で自分に自信が無く、他人に流されがちな性格をしている。
性格柄、よくいじめられることが多く、序盤ではいじめっ子のパシリにされ、パーティキャラクターではイリアやスパーダにからかわれている。
思春期らしくイリアに対しては恋心も抱いているが、自分に否定的な感情が祟ってどうも空回りしがちである。
勉強熱心で、パーティ内ではアンジュの講義についていける数少ない人物である。
反対に運動神経は鈍く、喧嘩は苦手である。本当だってば。
戦闘であのバカでかい剣を自在に振り回せるのは、後述する通りアスラの力があるからに他ならない。
父親の跡を継ぐことになっているが、本人は医者になりたいと思っている。
母親の作るチーズスープが好物。
イリアと出会ってからは転生者を廻る大きな争いに巻き込まれ、挙句捕獲され、戦争の兵士に突き出されたりと、序盤から前途多難な状況に追い込まれてしまう。
普段の性格もあって絶望していたルカであったが、自らの秘められた力が発揮されたり、仲間と出会うにつれて逞しく成長していく。
またこれらの境遇から神々の英雄であるアスラに対する憧れも抱いている。武器に大剣を使うのもアスラの影響である。
主人公として
テイルズの歴代主人公の中でも特に異例の組み合わせをしている。というか公式が主人公兼ヒロイン認定している。
女性の声優が男性主人公を担当しているのは現時点ではルカのみである。
また、テイルズの主人公は胸に熱い想いを秘めた熱血漢であることが多いのに対し、ルカは内気な性格のまま徐々に成長していく形となっている。
恋愛には酷く鈍感な主人公も多いシリーズにおいて珍しく主人公であるルカの方がヒロインのイリアに対して好意を持っていたりする。
ただし他人のことを窺い過ぎて相手の気持ちを察することが出来ない点ではルカ自身も鈍感な点はあったりする。
迎える結末は、何かと波瀾万丈な結末を迎えることが多い歴代主人公の中でもルカは
・旅を通してメンタルが一回り成長。今まで良いように扱われていた感のあった悪友二人と対等に仲良くなる
・ヒロインのイリアとなんやかんやフラグを建てる
・両親が最後まで存命する上に、帰ってきた際も快く迎えられて物語は終了
‥と死亡してしまったり行方不明になってしまうことも多いシリーズ主人公(中には無事に旅を終えても故郷を滅ぼされているため復興に精を出さなければならない者もいる)としてはある意味最も平和な結末を迎える主人公である。
容姿
青色を基調とした服装で、背中に大剣を背負うための肩掛けベルトを着けている。
髪は銀色のショートヘアで、瞳の色はエメラルドグリーン。
ルカの容姿を語る上で外せないのが中性的な外見である。
イノセンス本編でも守ってあげたいパーティキャラランキングで堂々と第一位に輝くほどの愛らしさを持つ。
挙句の果てには魔法少女マジカ☆ルカなるものに覚醒してしまうレベルにまで達した。
身長は168㎝と年齢的に見れば別に低くもないのだが、二次創作だと160㎝以下くらいの超小柄に描かれることが多い…気がしないでもない。
戦闘
得意天術は「火」で、文字通り火力の高い実力を発揮する。
武器は華奢な外見に反して身の丈ほどもある大剣を使う。初戦闘の時はその辺の棒きれで戦っており、いつ買ったのかは全く説明が無い(漫画版では捕まった教会の牢獄からスパーダに救い出された時、武器庫からガメている)。
大剣士としては異様なほど通常攻撃の出が早く、隙も少ないので扱いやすい部類。
テイルズオブイノセンス
前衛としては突き系の技が習得出来ないこともあってコンボ数を稼ぎ辛い。
前半は地味な技が多い印象だが、後半に入ると空中技をどんどん覚えるため乱戦に強くなる。
また、武器の追加効果の状態異常を与えやすく鋼体も剥がしやすいという隠し能力をもつものの、根本的に地上戦に不向きなのとHit数の関係もあり、ボスや鋼体の強い敵に対して弱いのが難点である。
後衛としては、扱いやすいイラプションを序盤のうちに習得でき、早期習得の割にはとんでもない威力のエクスプロードも習得可能なため、非常に優秀。
また、作中でも最強火力を誇る天術の「メテオスウォーム」を習得できるため、術士としてかなり優秀な部類だったりする(特に今作のメテオスウォームは敵を狙って落ちてくるため、大ダメージが狙いやすい)
更に、天術発動時の硬直も平凡であるため、スパーダやエルマーナ程リスクも大きくなく、手数にも困らない。
これらの点や序盤は前衛としてあまりパッとしない事も相まって、奥義の出揃う終盤までは術士として運用した方が扱いやすい。というか、最初から最後まで術士として運用しても充分に活躍できる。
相手にもよるが、ボス戦等でも後衛をさせた方が戦いやすいだろう(特にボス戦ではイリアの方が遥かに前衛向きなため、彼女の厚意に甘えてしっかり守ってもらうと良い)。
テイルズオブイノセンスR
スタイルシステムの変更や新たな術技により、高い前衛能力を得た。
また、スパーダの耐久がガタ落ちし、イリアやアンジュの前衛能力が極端に落とされたため、相対的に非常に頼れる前衛キャラとなった。
その反面、優秀なイラプション・メテオスウォームをコンウェイに取られてしまったため、後衛としての性能はガタ落ちしてしまった。キャラ設定的には美味しい性能だったのだが…。
代わりにスパイラルフレアを早期習得可能になったが、DS版同様性能は劣悪。術士運用の場合は終盤までファイアボールで戦わざるを得ない場面も多いため、後衛には不向きである。
一応終盤でエクスプロードを習得可能なため、終盤以降は後衛としての運用も可能。とはいえ、高い前衛能力を捨ててまで術士に拘る意味は…実はあったりする。
このように普段とのギャップが激しいため、序盤では前世の暴将っぷりに完全に振り回されイリアにドン引きされるほどの過激なセリフを吐いたりしており(さすがにこのシーンはリメイク版ではカットされた)、後の作品でもネタにされることがしばしばある。
ちなみにマイソロ2でルカと戦う際は、2発目の通常攻撃と3発目の通常攻撃の間に微妙な隙があるので、1発目の攻撃を受けても3発目からはガードが可能だったりする。
ネタバレ
ルカは物語序盤で生まれ故郷を発つことになるが、後に戻った際、意外な光景を目の当たりにする。
いじめっ子たちはルカが国家権力に追われていることを知りながら庇ってくれたのだ(ルカの居場所を聞かれた際にいい加減な返答をした)。直後にルカは、彼らが本心ではもっと仲良くなりたいと思っていたことを知る。更に実家を覗いた際に、厳格な父親がずっと息子の帰りを待っていることも知る。
ルカが思っていたほど周囲は非情でも無関心でもなかったのだ。
終盤ではルカの正体が判明する。実はマティウスもまたアスラの転生体であり、ルカとマティウスは半身同士でもあった。
というのもアスラは大戦後、恋人であったイナンナの裏切りによって命を奪われてしまっていた(アスラは人との共存のために創世力を使おうとしたが、イナンナの正体は敵軍ラティオの刺客であり母を人に殺されたことで憎しみを抱いていた)。
即ち、アスラの「絶望」を背負ったのがマティウスであり、イナンナに対する「迷い」の気持ち(優しさ)が宿ったのがルカであった。
しかもルカは、「無恵」によって天上の崩壊を引き起こしたのがアスラであると知る。今まで憧れであり支えでもあったアスラの正体と結末を知り、自分を見失ったルカはマティウスの言いなりになってしまった。マティウスからすればルカもアスラに変わりはなく、そのまま仲間に迎えられそうになる。
だがそんなルカ引き留めたのは、前世ではなく現世における仲間たちとの絆だった。それを信じたルカは迷いを振り切りマティウスの誘いを蹴ったのだった。
ラストバトルでは醜悪な姿と本性を現したマティウスを撃破。彼女は最後までルカのような優しさに目覚めることも心が救われることもなく、呪詛の言葉を吐きながら息絶える。
しかしPS Vita版では更に2連戦が追加され、ルカはマティウスが背負った絶望を引き受けるべく手を差し伸べ、彼女と同化するという結末となった。
同化と言ってもルカの容姿や言動に変化はない。
PS Vita版の隠しイベントでは夢の中でアスラから「俺に対する執着を捨てろ。そうすればお前はもっと強くなれる」と諭されている。
外伝作品や他の作品での出演
テイルズオブザレイズ
13章ラストで、ファントムにより、その時点で具現化していなかった大陸が一気に具現化された際に登場。
その後はヴェイグやクレアと共に行動していたが、終章前編でクレアと共に救世軍に攫われてしまう。彼は特異鏡映点であった為、ファントムの計画に協力させられている。
ミラージュプリズン編2章で、イリアと共に加入。
アスガルド帝国からは「特異鏡映点亜種01」と呼ばれ、転生者であるが故に有する未知のアニマの測定の為に囚われていた。
本作で、輝晶剣、真空破斬・剛射(真空破斬の技変化)、デモンズペイン(魔王爆炎槍の技変化)輝晶王剣(輝晶剣の技変化)、魔神焔牙斬(魔神剣・焔の技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は「鳳凰天翔駆」「魔神業炎衝」「輪廻融炎剣」「炎走裂空撃」「航行天翔翼」「魔王界滅刃」、スパーダとのクロスオーバー魔鏡技で「爆嵐業刹衝」。
「炎走裂空撃」は精霊装をレアリティ3まで強化すると使用可能になる。
テイルズオブアスタリア
登場自体は時折あったが、第5部「アヴァロンに眠る輝石」編でメイン主人公に抜擢。
イノセンスのパーティキャラ全員のカラーリングで彩られたオリジナルの新衣装が用意されている。
関連イラスト
関連タグ
テイルズオブイノセンス イノセンス TOI テイルズ アスラ
エミル・キャスタニエ:いろんな意味で後継者に最も近い主人公。