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チトセ・チャルマ

ちとせちゃるま

チトセ・チャルマ(Thitose Cxarma)は『テイルズオブイノセンス』及び『テイルズオブイノセンスR』に登場するキャラクターの一人。
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CV:宍戸留美


概要

18歳。身長160cm、体重47kg。

アンジュが所属している教団とは別の組織アルカ教団に入信した娘。

(TOI-Rではアルカ教団という存在そのものがカットされているので、教団に入信したとされている。)

元々は東の国アシハラに住んでいた少女だが、異能者捕縛適応法によって転生者研究所につれてこられており、そこでルカ達と出会う。


実はサクヤの転生した姿であり、イナンナを前世にもつイリアに初対面から冷たく当たる一方、アスラを前世にもつルカに積極的アプローチを繰り広げストーリーのかなり序盤でほっぺチューまでしてみせる。

(SEやルカのセリフからして、TOI-Rではほっぺではなく口だと思われる。)


ルカ一行やマティウスとの出会いにより思考がみるみる前世へと傾倒していき、ストーリー中盤ではもはや性格も言動も「チトセ」ではなく「サクヤ」へと変貌してしまっていた。


まだサクヤへと染まっていない本来の彼女は、小鳥達を助けたり教団入信者達へも数々の気配りを見せるなど優しさを持っておりそこそこ人徳があるようだ。

TOI-Rではサブイベントで教団内にチトセのファンクラブが存在しファンが100人以上いることが明かされている。

しかし、とある出来事をきっかけにファンは激減してしまうこととなる。


おそらく作中では、「不遇」とされている前世サクヤを凌ぐ最も不遇なキャラクター。

彼女もまた前世からの因縁に人生を狂わされた犠牲者と言ってもいいかもしれない。


武器は短剣、忍者のような軽い身のこなしで攻撃してくる。


外伝作品出演

フェアリーズレクイエム編終章で、イノセンスの世界を具現化したアスガルド帝国の領地「レグヌム領」の領主の従騎士に据えられ、リビングドールβにされて意思を奪われている事が判明。


関連イラスト

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関連タグ

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サクヤ ルカ・ミルダ




ネタバレ

実はマティウスの正体は、転生したアスラであった。彼女によればルカは、「アスラの迷い」が転生しただけに過ぎないとのこと。そのことを知ったチトセはマティウスのことも愛し、創世力を使って世界を滅ぼすという「彼女の願い」のために行動するようになる。

TOI-Rではアスラへの想いの理由が捕捉されており、水没の危機に晒される祖国の辛い現状を、前世の悲恋を叶えるという夢を見ることで現実逃避してきた。

ルカを何度も教団に引き入れようとするが拒否され続け、自分と共に付いてきてくれないのはイリアのせいだと考えるようになる。そこで「イナンナはアスラを裏切った」という事実を口にし、更に「イリアを殺せばルカは一緒に来てくれる」と考え彼女を殺そうとした為、イリアを信じるルカと敵対することになる。

一度はルカたちを戦艦内に捕らえるが、脱出されそうになったので阻むべく交戦。これがチトセとの最後の戦いとなり、以後はラストバトルまで殆ど出番がない。なおTOI-Rでは、この時、信者たちに対し「アスラ様がいれば、あなたたちなんて死んでも構わない」という発言をして見捨てるシーンが追加された。

最終盤ではマティウスを愛していたことから創世力を使うパートナーとして選ばれる。しかし「愛する者同士の願いを叶える」創世力の前では、チトセを利用するだけで愛していないマティウス及びマティウス自身ではなく彼女の前世であるアスラしか真に愛していないチトセでは力を行使できなかった。そしてルカたちに追い詰められたマティウスによって「役立たずのゴミ」と揶揄され、突き飛ばされてしまう。その後、マティウスはルカたちに敗れ敗死。チトセ自身も「アスラ」への想いを捨て切れず、自ら切腹して自害。マティウスの後を追うという末路を迎えた。

TOI-Rでは、マティウスが倒れた直後、マティウスにもルカにも自分の思いは届かないことを悟り、絶望の末に悲痛な叫びを上げ、肉体が消滅して死亡するという結末に変わっている。しかし、アスラと結ばれず過去の愛に囚われるその魂は、コンウェイに「救済」と称してハスタの魂共々彼に回収されることとなる。

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