概要
トライバースとは、RPG『テイルズ オブ』シリーズに登場する世界の一つ。
現在のところは『テイルズオブイノセンスR』と『テイルズオブハーツR』のみで名前だけ登場している。
上記の世界とは時空を隔てて存在しているが、時空の歪みが生じるとそこから異界への入り口(例:異界の狭間ニーゲル)が発生し、他の世界の様子が見られたり、行くことが出来ると思われる。
また、トライバースゲートと呼ばれる門を使うことでも行き来が出来る模様。
トライバースゲートから行くことのできる異世界はそれぞれ「無垢なる絆の世界(イノセンス)」、「開かれし心の世界(ハーツ)」、「荒れ狂う嵐の世界(テンペスト)」と呼称される。
これら3つの世界観は本シリーズの中でもニンテンドーDS用ソフトとして発売された『テイルズオブザテンペスト』『テイルズオブイノセンス』『テイルズオブハーツ』の3作品のことを指していると思われる。後にプレイステーション・ヴィータ用ソフトとしてリメイクされた『イノセンスR』『ハーツR』の2作品がそれに該当し、リメイクに際して各作品で「トライバース」という共通する世界観が登場し、そしてそこからやって来る追加キャラクターも登場している。
ファンの間では、この流れで「荒れ狂う嵐の世界」に対応する『テンペスト』もリメイクされるのでは….と期待されていたが、未だリメイク作品は発表されていない。
文化
最低でも2つの国があるらしく、2国間で戦争が行われている。
言語はトライバース語を使用しており、『イノセンスR』のキュキュとコンウェイのやり取りでたまに聞くことが出来る。
また、概要に書いてある性質を利用してそれぞれの異世界(『イノセンスR』の世界、『ハーツR』の世界)から技術を勉強するために使者を送っている。上記のように、それぞれの世界を「無垢なる絆の世界(イノセンス)」、「開かれし心の世界(ハーツ)」、「荒れ狂う嵐の世界(テンペスト)」という変わった呼び方をしている。
しかし、だからといって文明が遅れているわけではなく、物理法則を別の世界のものに変えたり、ソーサラーリングが存在したりしているため、戦争を有利に進めるために派遣していると思われる。
トライバースゲート
トライバースとは様々な世界にある特別な門であり、トライバースの人達はトライバースゲートを抜けることでそれぞれの世界に行き来が出来る。
そのため、ゲートが開かれた場合は他の世界の様子が見られることもある。
しかし、ゲートを抜けることは容易ではなく、頑丈に閉ざされている上に「門番」と呼ばれる強力な魔物がいるため、並大抵の人間では行き来が出来ない。
また、ゲートの存在はトライバース側の人間しか知らない。
イノセンスR
異世界につながる門(ゲート)であり、世界の各地に存在する。
ダンジョンは階層方式になっており、一つの階層をクリアすると次の階層に突入するための入り口が世界のどこかで開く。
キュキュとコンウェイがイノセンスの世界に来るために使ったゲートであり、「無垢なる絆の世界(イノセンス)」の他に「開かれし心の世界(ハーツ)」、「荒れ狂う嵐の世界(テンペスト)」の世界とも何らかのカタチでつながりがあるようだが、詳細は不明。
ハーツR
異世界につながる門(ゲート)であり、世界の各地に存在する。
ダンジョンは階層方式になっており、一つの階層をクリアすると次の階層に突入するための入り口が世界のどこかで開く。
ハーツの世界を指す「開かれし心の世界(ハーツ)」の他に「無垢なる絆の世界(イノセンス)」、「荒れ狂う嵐の世界(テンペスト)」の世界とも何らかのカタチでつながりがあるようだが、詳細は不明。
トライバースゲートを全階層クリア後、再びガルデニアでクリードを倒すとガラドがゲートを使ってトライバースに帰る追加ムービーを見ることができる。
トライバース出身者
現在のところトライバースの出身者は以下の通り。
※トライバース組と呼ばれることもある。