概要
CV:田中敦子
絶世の美貌の持ち主である。
敵対するラティオ側の1人であったが、戦いの最中に自らセンサスの軍へ歩み寄り、アスラと共に覇道の道を進むことになる。周囲の憧れの的であり、アスラからは溺愛されているが、生まれ変わりのイリア・アニーミからは「男を落とす方法を知りつくし、そんな自分に酔っている」と言われている。またサクヤがアスラに好意を抱いていることを知り、その上でサクヤをアスラから引き離そうとすることもあり、仲が非常に悪い。
その正体はアスラを暗殺すべく、スパーダの前世であるデュランダルと共に送り込まれたラティオの刺客であった。
同じ大地の女神である母親が地上人に殺されて以来地上人を憎んでおり、元老院の考え方に賛同するようになる。そのためアスラの地上と天上を一つにするという目標を頑なに拒んでいたのだが、彼のことを心から愛するようになってしまい、使命とアスラへの愛の間で苦悩し、自分がセンサスに来た目的を唯一知っているデュランダルにその迷いを洩らすこともあった。しかし結局は地上人が天上に戻ってくることだけは許すことができず、創世力発動の際に彼をデュランダルで刺殺し、最期は自身も道連れの形でアスラの手で折られたデュランダルの刃に貫かれて死亡した。
夢の中でイリアと会話するスキットにて、自分の憎しみに負けて愛するアスラを裏切ったことを悔やむ一面を見せる。せめてイリアには、自分の分も自由に生きてほしいと願っていた。
ちなみにデュランダルの、アスラを裏切ったことへの後悔の念もスパーダに受け継がれている。