『テイルズオブレジェンディア』の主人公。アーツ系爪術を用いた、投げ技などを使う格闘家キャラクター。
テイルズオブシリーズのマザーシップタイトルでは数少ない拳主体で戦う主人公となっている。
またテイルズオブシリーズの主人公勢で、軍属経験のある最初の主人公でもある。（ただし、軍人としての軍務経験は実質0。）職業としてでない軍属は、シリーズ初代主人公のクレスをはじめ、多くの主人公が経験している。

マリントルーパーと呼ばれる職業に就いている関係上、水泳と船の操舵・修理技術に長けている他、潜水艦の扱いも出来る。

彼の投げ技は自身より10倍以上の巨躯を持つ敵やドラゴンですらぶん投げることが出来るので、体は華奢だがシリーズ屈指（男性では最強）の怪力持ちである。さらには巨大な敵の体内に入って内側からボコボコにする事もあり、彼の投げ技はある意味手段を選ばない。

自然に伸ばした白髪（何故か『レディアントマイソロジー2』ではパーマ）で瞳の色は蒼色か緑色（『レディアントマイソロジー』以外のゲームでは蒼、イラストや『レディアントマイソロジー』では緑）。肌の色は媒体によっては肌黒かったりする。服装は白と黒を基本としている。

性格

14歳のころからマリントルーパーとして働いていたこともあり、歴代主人公の中でもかなりの常識人で知性もそれなりにある（ただし、物語の舞台が未知の土地である遺跡船のため遺跡船に関しては知らないことも多々ある）。
その為、本編外伝問わずツッコミ役として立ちまわることも多い。
シャーリィとステラのこととなると我を忘れがちになるほど二人を大切に思っている。

シャーリィを妹として接してきたこともあってか面倒見がよく、優しい。が、人によってはぐさりと刺さる言動や冷めた態度を取ることがある

物語序盤では妹のシャーリィの事もあって非常にツンケンしており、仲間達から距離を置かれることすらあった。
しかし物語が進むにつれ成長し、仲間達や周りのことを思いやることのできるようになる。

フラグメーカー

歴代主人公の例に漏れず鈍感であると同時にフラグメーカーでもある。
攻略王ロイドとは違い、自分からフラグを立てるわけではなく、フラグの方から寄ってくる。
実際パーティキャラだけでなく、NPCからも好意をほのめかされ、さらに『レディアントマイソロジー3』においてティアにもフラグを立てかけた。セネル。恐ろしい子…。
ところが、本人はフラグが立った事すら判っていないため、そのままブレイクしてしまう事も多い。

ねぼすけ

スタンやカイルほどではないが非常に寝ぼすけ。
しかし二人に比べてネタが豊富で、床や浴室で寝れたり、クロエをシャーリィと間違えて逆鱗に触れたり、ギートに頭をかじられそうになるのを本能で悟ったり、挙句の果てには地震でベッドどころか階段から転がり落ちても平気で寝ていたり、マイソロ3では寝返りで遠くまで移動してしまい、シャーリィが彼を探してバンエルティア号全域を探し回ったりと、ある意味前述の二人以上のつわものである。

外伝作品にて

外伝作品では毎回様々な設定が付加されている。
本編のマリントルーパーという湾岸警備隊のスキルだけでなく、パン職人・医術の心得（と言っても看護程度の能力）・漁業・航海術などのあらゆる分野に精通するようになり、歴代主人公の中でも非常に器用な存在となっている。

また、外伝作品では他のTOLキャラクター同様に技の追加や調整が行われており外伝作品である『テイルズオブバーサス』では投げ技「万物神追撃」が秘奥義となり、『レディアントマイソロジー3』『ツインブレイヴ』では本編で没となっていた「殺撃幻竜陣」が秘奥義として採用された。

『テイルズオブザレイズ』でも、13章ラストで、ファントムにより、その時点で具現化していなかった大陸が一気に具現化された際に登場。
終章前編「嘘と真実～偽りの世界～」で救世軍に攫われたクレアとルカを救出するため、ヴェイグと共に加入。
本作で、礫岩追落撃、強岩炸落撃（礫岩追落撃の技変化）を新術技として習得。
魔鏡技は「砕臥爆竜拳」「万物豪烙撃」「西瓜叩槌撃」「霧神禊衝破」「海王迅追砲」「焼覇爆炎弾」、ワルターとのクロスオーバー魔鏡技で「魔神拳・吠牙」。
「焼覇爆炎弾」は精霊装をレアリティ3まで強化すると使用可能になる。