ユアン・カーフェイ
ゆあんかーふぇい
身長 | 188cm |
---|---|
体重 | 78kg |
CV | 森川智之 |
女神マーテル復活を阻止する為に、クルシス及びディザイアンと敵対するレネゲードのリーダーであるハーフエルフの男性。
ロイド達とも敵対していたが、後にミトス以来の召喚士であるしいなの力が必要になった為、利害の一致から協力関係になった。
その正体はクルシスの頂点に立つクルシス四大天使のひとりであり、4000年前の古代大戦の四英雄のひとり。同じく四大天使であるユグドラシルやクラトスとは古代大戦を終結させた仲間であり、また四大天使にしてマーテル教の女神とされているミトスの姉マーテルとは恋人同士だった。
4000年前はシルヴァラント軍に所属しており、ハーフエルフが迫害される現状を打開するために奔走するミトスとマーテルの挫折を見届ける為に同行するようになったが、旅の中で彼らの理想に感化されるようになり、マーテルとは恋仲にまで発展する。
しかしミトスが世界をふたつに分けて大戦を終結させ、大樹カーラーンの種子である「大いなる実り」を発芽させてマナを供給しようとするも、マーテルは「大いなる実り」の独占を狙った人間たちに殺害され、その精神は「大いなる実り」に取り込まれてしまった。
ミトスは姉を失った悲しみと人間達への憎しみから世界を支配する独裁者に成り果て、クルシスを創りマーテルの遺言を歪めて捉えてマーテルを復活させようとしていたが、ユアンはマーテルの望みではないとしクルシスを密かに裏切り、レネゲードを創った。
作中のユアンの行動は、すべてはマーテルの本当の願いを叶える為、また4000年間精神だけの存在で「大いなる実り」に囚われ続けているマーテルを解放し、永遠の眠りを与える為である。
自信家で皮肉屋。一方で、ドジッ子として有名でサブイベントでロイド達と出会った際は、落とした婚約指輪を探しているところだった。続編の『ラタトスクの騎士』のスキットでも「幸薄そう」「運がない」と言われている。また詰めの甘さもあるものの、800年に渡りレネゲードを率いてクルシスと敵対していた手腕は紛れもないものである。
ミトスとロイド達との戦いが終わった後、クラトスはデリスカーラーンと共に果てなき旅に出たのに対し、ユアンは地上に残り新たに生まれた大樹と大樹の精霊マーテル(ミトスの姉マーテルと歴代の神子達の魂が融合し、人形のタバサに宿った存在)を守る守人になった。
フルネームは『ラタトスクの騎士』で判明した。
戦闘では自身の身の丈を超えるダブルセイバーを振るい、インディグネイション等の雷系術技を使用する。
ロディルを倒した後にハイマ、その後にフウジ山岳の頂上に進むと上記の婚約指輪を探しているユアンと対峙するイベントが発生する。
ラーセオン渓谷をクリアしてから救いの塔に入るまでにパルマコスタ人間牧場を訪れると上記のイベントの続きが発生して最終的に婚約指輪がユアンの手元に返ってくる。
小説『贖罪のクラトス』では、かつてはミトスと同じようにマーテルの復活を願っていた事が語られている。しかし人間を嫌いながらもミトスほど人間に対して非情になりきれず(実際に本編でも五聖刃や自我持ち天使のように人間のことを「劣悪種」とは言わない)、ミトスが「人間牧場」の制度を作った事でミトスを見限りレネゲードを創ったことが語られている。
抹殺対象である神子たちに対しても、本当は自分たちの計画の犠牲者であるという罪悪感はあり、コレットがマーテルと同じ病を患ったと知った時は憐れみの目を向けていた。
クルシス四大天使としてはテセアラの管理を担当しており、ミトスに対してはクラトス同様に配下として「ユグドラシル様」と呼び敬語で接している。しかし現在のミトスとの仲はほぼ修復不可能なくらい険悪であり、レネゲートとしての活動を抜きにしてもユグドラシルとは滅多に会わないようにしている。
クラトスはマーテルの遺言からミトスを見限る事ができずにいたが、ユアンがレネゲードを率いている事をずっと前から知りながらも黙認していた。ユアンもまたクルシスを一時期離反していたクラトスの事を心配しており、15年前のクラトスたち家族の悲劇にも立ち会っており、アンナをエクスフィギュア化させたクヴァルに激怒していた。しかしクラトスがクルシスを裏切っている立場であった為、クルシス四大天使の立場としては表立ってクヴァルを止める事は出来なかった。
最後のダンジョンの最奥まで進んだ後にシルヴァラントベースを訪ねるとレネゲードを避難させてるユアンと対峙して上記の過去に関わる内容を話すサブイベントが発生する。
2020年3月のシンフォニア単独の古代英雄イベントでマーテルと共に参戦。古代英雄が遂に揃う。
ティル・ナ・ノーグに具現化されたのは、『ラタトスクの騎士』の時代(あるいはその少し前)のユアン。
アスガルド帝国は精霊マーテルの具現化を試みるも、具現化させたアセリア領(『ファンタジア』)の精霊マーテルは姿を消してしまい帝国は捕縛できなかった。そこでテセアラ領、即ち『シンフォニア』と『ラタトスクの騎士』の精霊マーテルを具現化させようとするも完全に具現化できず、大樹の守人となっていたユアンも巻き込まれる形で具現化された。
ユアンにとっては『シンフォニア』での戦いも、かつての盟友達との因縁も既に終わった過去のものであり、死んだ筈のミトスとマーテル、もう二度と会えない筈のクラトスとの再会に心の折り合いがつかず、戸惑いを隠せないでいた。その為ミトスやクラトスに対して『シンフォニア』の時のような敵意はなく、懐かしむように軽口を言い合っている。
ミトスとクラトスもまたユアンの態度から彼が自分たちよりも未来の時間軸から来た事、少なくともその時代のユアンの中で自分たちはもういない事を察している。
後に現状を受け入れティル・ナ・ノーグの住民として生きることを決め、元の世界では終ぞ言えなかったマーテルへのプロポーズをし、彼女や友と新しい関係を築いていくことにした。
本作で、爆雷球、狩雷牙、ライトニングブラスター、ダブル・ライトニング、業爆雷陣、雷神業剣、雷神業双剣(雷神業剣の技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は、「天翔雷斬撃」「雷神荒閃慟」、マーテルとのクロスオーバー魔鏡技で「エンゲージソーサリー」。
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