- 『ケルト神話』に登場する人物。ディアドラと恋に落ち、国を逃げ延びるが、後に謀殺されてしまう。
- 『テイルズオブシンフォニア』に登場する生き物。本項で説明。
- 『グランブルーファンタジー』に登場するキャラクター。→ノイシュ(グラブル)
『テイルズオブシンフォニア』のノイシュ
ロイドのペットであるマスコットキャラクター。
四足歩行で馬ほどの大きさがある謎の生物であり、ロイドはあくまでも「犬」と言い張っている。賢く大人しいが、魔物が怖いらしく魔物が多いところに行くと逃げてしまう臆病な性格。
15年前にダイクが3歳のロイドと瀕死のアンナを発見した際に、ノイシュも大怪我を負いながら二人の傍におり、アンナの死後はロイドと共にダイクのもとで暮らしてきた。
ネタバレ
その正体は「プロトゾーン」と呼ばれる古代生物で、賢くとても繊細な気質を持つ。
プロトゾーンは進化を単体で行い、形態が大きく変わるとされており、現在のノイシュは「アーシス」と呼ばれる大地を駆け抜ける形態である。最終的には「魔を狩る人」になるとされており、その能力の為に4000年前の古代大戦でその全てが駆り出され、絶滅したと思われていた。ノイシュはその数少ない生き残りである。
ロイドは知らなかったが、ノイシュは元々はクラトスのペット。ノイシュ自身も4000年前から生きており、古代大戦の四英雄たちとはその頃からの知り合い。クラトスやミトスにも非常に懐いており、二人もノイシュには気を許し他者には言えない本音を話している。
クラトスがクルシスを裏切り、ロイドの母アンナの脱走の手引きをして二人がディザイアンとクルシスから追われていた時に、ノイシュもクラトスたちの逃亡生活に付き添っていた。しかしアンナがディザイアンによってエクスフィアを剥ぎ取られて怪物になってしまい、ノイシュもディザイアンたちとの戦いで重傷を負っていた。
クラトスが怪物化したアンナにトドメを刺した後、ディザイアンに人質にされていた当時3歳のロイドを隙を見て奪い返したものの、アンナやロイドと共に崖から転落しクラトスと逸れてしまった。アンナが目の前で怪物化したトラウマと、崖から落ちた先でディザイアンたちの遺体に群がっていた魔物たちからロイドと元の姿に戻ったアンナを守り続けていたことから、魔物が苦手になってしまった。
その後近くを通りかかったドワーフのダイクが、幼いロイドと死にかけていた事で元の姿に戻ったアンナを発見し、二人の傍にいたノイシュもそれ以来ロイドと共にダイクのもとで過ごすようになり、ロイドの成長を見守ってきた。
クラトスとは再生の旅に出た後、レネゲートに拐われたロイド救出の為にジーニアスと共に砂漠でコレットたちを探していた時に再会。その時はクラトスに久しぶりに会えて大喜びしていた。クラトスはノイシュとの関係を悟られる訳にはいかなかった為、その時は撫でるだけであったが、後に二人きりになった時にノイシュが生きていた事を喜び、ロイドをずっと見守ってくれた事を感謝していた。