CV:今野宏美
概要
ゼロスの異母妹。母親が罪を犯したために、南の島の修道院で軟禁生活を余儀なくされている。ゼロスから「神子の宝珠(クルシスの輝石)」を預かっている。生まれつき体が弱い。
「神子」であり、自由奔放に過ごすゼロスとは距離を置いている。また、ゼロスと素直に接することができず、表面上は仲違いしているものの、内心では「唯一の肉親」として敬愛しており、とても心配している。
一方のゼロスは、彼女が自分のことを憎み、嫌っていると思っているので、兄妹仲はギクシャクしているが、ゼロスも「唯一の肉親」としてセレスを気にかけており、度々、修道院には顔を出している様子。
ゼロスがしいなのことをよく口にするため、しいなに会うと反発した態度を見せる。また、ゼロスが冗談交じりに、しいなのことを「自分のハニー」と言った事を真に受けたため、「お兄様を惑わす雌猫」として闇討ちしようとしたことがあるらしく、しいなの方もセレスの事は苦手。
ゼロスがパーティにいて、闘技場のシングル戦上級を(誰でもいいので)クリアしていると、2回目以降のシングル戦上級の最後で戦うことが出来る。
剣技や魔術に加え、別世界の少女の技も駆使して、果敢に攻めてくる。以降、こちらが勝利するまで、シングル戦上級に乱入し続ける。(負けても失うものはない)
1対1の勝負になるためラスボス撃破できるレベルでも敗北するので注意。特にゼロスを操作して兄妹対決をしたい人は、ゼロスをしっかりと鍛える必要がある。
クラトスルートの場合、ゼロス死亡前に1度戦っておかないと、イベント自体が発生しなくなるので注意。ちなみに、ゼロス生存時に勝利しておけば、ゼロス死亡後にシングル戦上級をクリアすることで、もう一度戦える。最強クラスの頭用防具「エレメンタルクレスト」がもう1個手に入るのでゲーム的にはお得だが、イベント自体は非常に後味が悪いものとなる。
(医療用にエクスフィアを装備している影響もあると思うが)本当に虚弱体質なのか疑いたくなる程の実力の持ち主なので、油断は禁物。主に使用する魔術の属性は氷と光。
ちなみに、彼女が魔術を扱えるのは、母親がハーフエルフ(つまり、セレスがクォーターエルフ)だったためだと思われる。
ラタトスクの騎士ではゼロスとのわだかまりも解け、持っていたエクスフィアを返却。以前ほど活動的に生活出来ないため、ゼロスの屋敷で静かに暮らしている。
外伝作品出演
2023年1月のリマスター版発売決定記念イベントでプレイアブル実装が決定。
当初はゼロスとの間はぎこちなかったが、ゼロスが本心を打ち明けて戦いに赴いた場面に居合わせた事を契機に互いに歩み寄りを始めて行った。
本作で、スイートショット、クラッシュアイス、アイシクル、ワイルドレイ、水神剣、閃空トゥ裂破(閃空踏破の技変化)、水神剣・零華(水神剣の技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は「スターキャノン」「ヒールウィンドカッター」。
出自(ネタバレ)
元々ハーフエルフであったセレスの母親と、先代の神子・ワイルダー卿(ゼロスの父親)は恋仲だったのだが、マーテルの遺伝子情報を絶やさないために、クルシスの神託による婚姻管理によって引き離され、ワイルダー卿はミレーヌ(ゼロスの母親)と結婚させられ、ミレーヌは次世代の神子になるゼロスを産んだ。ミレーヌにも元々将来を約束した別の男性がいたのに無理矢理引き離された為、ゼロスの両親は互いに無関心であり、ミレーヌは夫に愛人がいても、その人との間に子どもが生まれても何も思わなかった程である。
その後も、ワイルダー卿とセレスの母親は交流を続けた後にセレスをもうけたものの、ある日ワイルダー卿は自害し、亡くなってしまう。
神子となったゼロスを憎み、セレスを神子にしようと画策したセレスの母親は、ゼロスの暗殺を計画・実行に移した。しかし、ゼロスの代わりにミレーヌが犠牲となったために計画は失敗。その後、セレスの母親は処刑され、セレスは修道院での軟禁生活を強いられることとなったのである。
だが、この泥沼の愛憎劇を、幸か不幸かセレスは知らなかった。
関連イラスト
関連タグ
テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士 ゼロス・ワイルダー
リリス・エルロン [リムル(TOD2)]]