「目を食い縛れェ~ッ!」
「ギロロ伍長、出るっ!」
「夏美ィィィ~~~ッ!」
俺のプロフィールだ
年齢 | 10500才以上 |
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身長 | 55.5cm |
体重 | 5.555kg |
趣味 | 武器の手入れ |
特技 | 全力射撃 |
好きなもの | 武器、723、電車(アニメのみ)、おコゲ(原作のみ) |
苦手なもの | デスクワーク、家事、うがい、幽霊関係、ナマコ、納豆(アニメのみ) |
座右の銘 | 大艦巨砲主義 |
CV | 中田譲治、平松晶子(幼少期) |
趣味ついてはアニメ106話Bパート時点では「趣味はない(履歴書も空白だった)」と言っており、その趣味を探すためにいろいろなことをするという話があった。夏美になりすましてポエムを書いたこともあり、見事ラジオにノミネートしている。
概要だ!
赤色の体色と半月のような目(通称:ギロロ目)が特徴的で、額には黄色のドクロマークが付いている。
顔の左側には目の上を通る大きな古傷があり、ケロン星にいる頃ケロロに盾にされたことで付けられた。おでこのドクロマークは、時折ギロロの感情に合わせて変化することもある。興奮すると赤いボディがさらに真っ赤になり、沸騰する。ちなみに原作2巻の『ギロロ伍長のすべて』によれば足の裏にもドクロマークがあるらしいが、作中で描かれたことは一度もなく、アニメでは設定自体無かったことにされている。
肩から下は大きなベルトをつけている。
他隊員はお腹と額に同じマークがあるのに対し、彼の場合はベルトであり、これはガルルから貰ったもので、つけていないと気力がなくなり、まともにバランスが取れなくなる。さらに、足の小指をぶつけたり、踏ん張りが効かなくなって壁に激突するなど不幸体質にもなってしまう。
日向家の人たちとの接触以前は地球を巡回しに行ったケロロを待っていたが、彼が帰ってこず彼を探しに巡回しに行くも日向家に捕獲されたことを発見し、しばらくの間ケロロを助けるために日向家の家族を監視、彼らの弱点を調べていた。そして軍曹ルームのテレビの中から侵入、日向家の完全侵略をするため家中にブービートラップを設置した。しかし、日向夏美に仕掛けたトラップを(アニメではネギ1本で)易々と突破されたことで彼女を女ソルジャー及び恋愛対象として惚れてしまい、それ以降は日向家の庭でテントを立て、サバイバル生活をしたりさつまいもを焼いたりしている。
性格なんだが…
ケロロ小隊一真面目で頑固な性格。
その性格から小隊の中では最も侵略のことに熱心であり、いつもだらけるメンバーたちを叱るという場面も多い。頑固であるが故にケロロたちから「頑固おやじ」と揶揄されることも多い。
そんな侵略に対しては熱心になる彼だが、その一方でケロロが侵略に熱心になると嬉し泣きすることもあり、ケロロから「(扱いの程度が)分かりやすいヤツ」と言われるなんてこともある。
そこまで侵略に執着している理由の一つとして、本人によれば「ケロロがペコポン侵略を達成していく姿を間近で見たいから」という理由もあるとのこと(原作250話より)。
そのためか、アニメ第267話で(ケロロのイメージではあったものの)ケロロが地球侵略を無事達成した際には、誰よりも嬉し泣きするほど思い切り任務達成に喜んでいた。
彼自身の侵略方法としては武力制圧がモットーであるが、クルルからは「考え方が古い」と言われ、それが原因で作戦失敗となるケースも多々ある。
ただし作中では基本的にハードボイルドな役回りであるため、シリアスなエピソードではメインキャラクターの中でも比較的多く登場する等結構美味しい見せ場を得る事が多い(そのためひねくれもののクルルは逆に貧乏くじを引かされる事が多い)。
しかしケロロが夏バテでダウンした時(これについてはケロロがその原因に気付いていなかった)には「侵略時の隊長任命を拒否する」等、無自覚ながらもダブルスタンダードあるいは責任を負う事を嫌うという思考の気も持っている(アニメ第150話で准尉に昇進してギロロ小隊ができる話が出た際に喜んでいた描写があり昇進や責任を負うことに全く抵抗があるわけではない模様)。
新しいUFOを買うかどうか迷うケロロに新しいのを買ったらどうかと言って結局ケロロが100年ローン覚悟で浪費した際には沼にハマったケロロを見て呆れるどころか同じく沼にハマった仲間と見なしていたり希だが大人買いをすることもあるようだ。
恋愛面とそれによる影響
上記のように、パートナーである夏美のことを女ソルジャーとして、そして恋愛対象として見ている。
そのためにその性格が災いして小隊の足を引っ張ってしまうということが多く、特にアニメ201話での耳かきで侵略するエピソードでは、あと一歩のところで侵略成功しそうなことろを夏美のためだけに注いだ影響でケロロたちの水を差してしまったこともあった。
加えて、ケロロが図らずも夏美といい感じになっていき、ケロロに美味しいところを奪われるというケースもある。
本人もこのことについては自覚しており、このように気持ちが揺らいでしまい作戦失敗するケースが多い。
夏美を取り巻く人物たちの関係性としては、同じく彼女の憧れの的となっている北城睦実(サブロー)や、いつも彼女にいちゃつく東谷小雪のことを好いていない。
その二人に関する嫉妬は、タママも納得するほどの強さであるが、実はそこまで二人を嫌っているわけではなく、小雪に対しては、夏合宿の回で助けられた際に協力しあって助けを待ったり、サブローに至っては、ギロロが夏美のためにクリスマスパーティーに彼を直接誘う男気のある一面を見せていた(事前に夏美は誘っていたが、サブローは断っている)。それ以外でもサブローや小雪を良い恋敵と見ているエピソードは結構見られる。
アニメ後期になるとまさかの人物が彼を恋愛対象として見ていた事も明らかになった。
さらに物語が進むにつれて、肝心な時に役に立たずやられてしまう事が多くなったため、ケロロからは「かませ犬」と呼ばれるようにもなった。
真面目キャラとしての性が、段々といじられキャラとして定着していく様にもなる。
俺の戦闘力か…それはだな…
軍人らしい性格から個人一人一人を把握・研究をし、重火器等の様々な武器を使いこなす。
戦闘力も高く、夏美の危機や前述の嫉妬などでマジ切れした場合のギロロは、ドロロやあの頃ケロロといい勝負となる(ケロロ曰く『通常のケロン兵の1.3倍だが3倍と誤認させる程の強さ』という訳の分からない説明。一騎打ちの状況ではドロロより弱いらしいが、ドロロ自身は身内に本気を出さない優しさを持つのもあり五分五分の戦いと言える)。また理解力の高さもあってか、仕手戦といった戦況を戦事に疎い夏美達にも解説したりと、解説役を担うことも少なくない。
アニメでは総合的な射撃の腕がケロン軍のトップとも言われており、地下秘密基地での射撃訓練場では常に中心を射抜いている。
そんな戦闘力の持ち主だが、狙撃が得意の兄・ガルルや同じく軍人だった父親からは「単独実戦での敵の能力の誤認、使用武器の誤りが多い」と言われており、本人もこのことを自覚してるらしいが、なかなか直せないでいる。しかし、ケロロ小隊24時においてガルルとの勝負に一度は敗れたものの、夏美を守る為に再起する。ミサイルを乗り物にして日向家を取り返す為に秘密基地に突入した行為にガルルから「ミサイルで人質を無傷で助ける芸当など見たことがない」と一目置かれている部分もある。
一方でアクアクにタママとクルルが捕食されたと知り、本気で激怒した時は普段とは打って変わって感情の一切を殺し非情な戦闘マシーンへと変貌。条約前の兵器まで持ち出し冷静かつ的確な運用で相手を仕留めるという前述の欠点を打ち消す実力を発揮する。アクアクにこそ再生され通用しなかったものの、アクアクが二人の小隊メンバーを吸収してパワーアップしていた事を考えると相手が悪かったと言えるだろう。
なおベルトをつけていないとまともにバランスが取れなくなるため、ベルトを身に着けていないと銃の腕もいつもより落ちてしまう。調子を取り戻すにはいつものベルトでないと意味がないらしく、他の物をベルトの代わりとして装着しても効果が発揮されない。
実際、クルルの開発した「百発百中で狙ったところに当てられるベルト」を装着して秘密基地の射撃訓練場にある的を中心めがけて撃とうとしたことがあったが、何故か彼だけは中心に当てることができなかったということがあった(本人はこの時「実力不足だ」と自覚して小隊を抜けようとした程だった)。
ゲーム作品においてはそういった部分が反映されている影響で、ほとんどの作品で「武器を使った遠距離キャラ」として戦うことが多い。
これが俺の友好関係だ
- ケロロ軍曹
上記のように「仲間」という間柄の幼馴染。
原作単行本での人物相関では「意外と親友(マブ)」と紹介されている。
作中では彼が不真面目になるとギロロ本人が怒り出すというのが物語のお決まりパターンであり、そのやり取りは他のキャラクターたちからも「いつもの事」として認識されている。
軍内では上司と部下の間柄でもあるが、ギロロはもっぱら信用しておらず、上記の不真面目な彼に対して怒りを露わにして怒る面もその影響が大いにある。
現在は真面目で頑固者のギロロだが、かつてはガキ大将的存在であり、そんな彼をケロン軍に入隊させるに至ったきっかけを作った人物こそ紛れもない彼である。
当時ケロロは入院していてギロロと同じ校区に住んでいるのを知らなかったのだが、そのギロロをひるまず殴り返した挙げ句「地球侵略を一緒にしよう」と誘った事が出会いの経緯とされている。
ちなみにアニメ第289話では、ガルルに加え父親もトップクラスの伍長であるという軍人家族である影響で自身も鉄道員になるという夢を捨てて軍人になったとされているが、その時は通販のCMの収録の為に彼の脚本で演じたものであり、父親の事も含めそのことが本当のことかどうかは不明となっている。
- タママ二等兵
ギロロにとって後輩となる若手の部下。
ケロロと同じようにだらけていると叱るシーンもあるが、小隊内では案外ギロロから信頼されている方である(尤も他小隊メンバーがほとんどギロロの反感を買う面を多く出しているだけなのだが……)。
そのためにいつもだらけるケロロに対して一緒に制裁を加えるという場面も多かったりする。
タママもギロロに対してはある程度敬意を持ってはおり、ギロロのことを「ギロロ先輩」または「伍長さん」と敬称で呼んで慕っている他、ギロロの戦闘術を一部見習っていることも窺える。
- クルル曹長
タママよりは年上だが、ギロロにとってはタママと同じく年下の部下。
彼の性格はまさにギロロ本人の苦手とする性格という感じであり、その性格から起こる数多の嫌がらせによってギロロはかませ犬と化している。そんなことから作中ではギロロの方から怒って手を出すのがお約束であり、傍から見ても犬猿の仲のような関係性に見られることが多い。原作単行本での人物相関でも「犬猿の仲」と明記されている。
しかし彼の発明能力自体にはある程度信頼を持っていたりと一概に彼の人物像を嫌っているわけでもない。
また、クルル本人はギロロを嫌っているわけでは無いので、どちらかと言えばギロロが一方的に嫌っているとの見方が正しいと言える。
なお入隊歴はクルルの方が上である。一応自身の兄であるガルルの上官を務めた時期もあったため、対面前から(兄の話を聞いていた影響で)彼のことはある程度知っていた……らしい。
- ドロロ兵長
上記のように幼馴染であり、幼年訓練所時代の同級生。
出会いの経緯は特に明かされてないが、ケロロが訓練所時代に彼と仲良くなったという経緯からそのついでである可能性が高い。
小隊内では最も信頼度が高い間柄であり、いつも喧嘩をするケロロと違って喧嘩をするシーンはほとんど描かれたことはない。その要因としては彼が心優しいからというのも1つだが、その他にも真面目で誠実な部分がギロロと似ているのも仲の良い理由の1つであるだろう。
しかし彼が武力征圧による地球侵略を常に反対しているため、ギロロは「融通が利かないヤツ」とも思っている。
- 日向夏美
彼が一目置く地球の女戦士……もとい想い人。
上述の通り、日向家完全制圧を目論んだ際に自身のブービートラップを易々と回避されたことから恋を抱くことになった。
彼が日向家に居候しているのも実は彼女の側にずっといたいからであり(ただし頑固な性格であるため、そのことを直接伝えようとはしない)、全編通して夏美に何かとアプローチしているが、うまく伝えようとしても上手く伝わらず、その思いは未だ届いていない。
しかしベルトの中に彼女の写真を入れたり(アニメでは当初夏美1人だけ映っていたが、写真を失くしてしまったため、新しく猫も一緒に写っている写真を持っている)、彼女が自身のことを好きになる妄想をよくしていたりと未だその恋は諦めているわけではない。
- 日向冬樹
自身の想い人である夏美の実弟。
日向家に居候している関係上、彼とも直接対面して会話をする場面がやはり何回かある。
直接的な間柄というものは特にないが、二人だけで対面・会話するというシーンは(ケロロや夏美ほどではないが)それなりに多く、2人の会話の内容も些細な事から物語の核心に触れる話題までと実は他メインキャラクターと比べるとかなり和んでいる。
要するに友達同然の関係性なのである。でもギロロ本人はその事に気付いていない。
アニメではその関係性がより強く描かれることもあり、インドア派の彼にトレーニングのアドバイスをするといったシーンも多く存在する。
ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊
本作ではもっぱらツッコミ役ポジションを担っている。
基本的には本編同様の怒鳴りツッコミをケロロに入れるパターンが多いが、オリジナルキャラたちのツッコミをする立場も担っているため冷静なツッコミをするパターンもゲームならではで何回か見られる他、ごく稀だがボケ役に回るシーンもある。
またRPGというゲームのジャンルからダンジョンにある仕掛けの最初の餌食にさせられたり、ケロロの盾代わりにさせられたりといろいろと見せ場が多い名誉(?)ある称号を授かってもいる。
ゲーム上での性能
本作では銃を使って戦うガンナータイプとなっている。
初期装備・基本設定は以下の通り↓
自身のHP温存と仲間の護衛をメインに戦うディフェンスタイプのキャラ。
遠距離攻撃のわざが多く、敵の動きを足止めするのが彼の得意分野。
プレイヤーが設定するわざ次第では近距離攻撃主体で戦えるキャラにもなれるが、元々のアビリティ性能が援護主体であるため、敵を混乱させるほどの強力な怯ませわざは多く所持していない。
コンボ数も稼ぎづらいのだが、連射攻撃のわざが多いためにパーティーメンバーの中では一つのわざのダメージ総数がナンバー1の実力を誇る。
そして彼の最も強い部分は防御力の高いところ。敵の攻撃も怯みにくく生き残りやすいので、防御が低いドロロやゴリ押し戦法に向くタママとっては心強い味方になる。
弱点は足が僅かに遅くて素早さが劣っているところ。アイテム「すばやさのみ」で補うのが一番の得策だが、所持していない場合は近距離で戦うケロロ・タママ・ドロロに守ってもらうというのも1つの手だろう。
なお、ストーリーを進めていくと新たなキャラ情報が増えていく。
とくせい
- エクステンド…プラスステータス変化の効果時間が増加する
- スピリット…戦闘中、攻撃していない時にHPが徐々に回復する
- レクリス…HPが20%以下の時に攻撃力と防御力が増加する
ちょうひっさつわざ
- D・バースト(デンドロギロロ・フルバースト)
デンドロギロロに乗って周囲をなぎ払う技。広範囲ににすべての敵を倒せるので使い勝手は良い方。
コンピューターとして
コンピューターとして仲間に入れ、さくせんを「てきとう」にすると「ぜんりょく」と似たような戦い方になり、空中の敵を優先して攻撃してくれる。なお「えんご」または「さくせん」内の「まほうでセントウフノウを」をセットしない限り「リザレクト」を唱えてくれないので、注意が必要である。
ケロカ
「ギロロ伍長1」
HP | 属性 | 攻撃力 | ターン数 | 速度 |
---|---|---|---|---|
660 | ✊(グー) | 130~149 | 1ターン | 80 |
クリティカルヒット | 発生率 | ダメージ率 | ||
8% | 145% |
「ギロロ伍長2」
HP | 属性 | 攻撃力 | ターン数 | 速度 |
---|---|---|---|---|
640 | ✋(パー) | 130~149 | 1ターン | 80 |
クリティカルヒット | 発生率 | ダメージ率 | ||
5% | 130% |
ケロカ「ギロロ伍長3」
ケパロウの地図で手に入れることのできる隠しカード。
HP | 属性 | 攻撃力 | ターン数 | 速度 |
---|---|---|---|---|
600 | ✋(パー) | 120~149 | 1ターン | 80 |
クリティカルヒット | 発生率 | ダメージ率 | ||
15% | 200% |
キャラクター総選挙について
2009年の「ケロン人型宇宙人の人気投票」では8位だったが、2010年に行われた「ケロロ軍曹公式キャラクター人気投票」では4位→1位→5位→2位→2位と徐々に上り詰めた。2021年ケロロチャンネル主催の「ケロロ軍曹キャラクター総選挙2021」でも4位とトップ3には入れなかったものの、トップ5に上り詰めている。
余談だと!?
担当声優である中田譲治氏は、ケロロ小隊メンバーの中では最年長(第1話当時50歳)である。
関連イラストに目を通すのも悪くないだろう
関連タグも見ておくんだな
他謀体における彼・彼を元にしたキャラ など
※「ギロロ」も参照。