「目を食い縛れェ~ッ!」
「こざかしい作戦など無用!!全火力を一点集中!中央突破で!」
「夏美ィィィ~~~ッ!」
CV:中田譲治、平松晶子(幼少期、アニメ64話のみ斎藤千和)。
説明
ケロロ小隊の機動歩兵で階級は伍長。兄はガルル小隊隊長ガルル中尉。
ケロロなどからは「ギロロ君」、「赤だるま」、などと呼ばれれ、ケロンスター本土では「戦場の赤い悪魔」とも。また、ケロロ・ドロロ・プルルとは幼馴染。
いつも侵略のことに熱心になっている。その為、ケロロが不真面目になると怒り出すが、逆にケロロが侵略に熱心になると嬉し泣きすることも(しかし、夏美などによって阻止され無駄になってしまうことも多々であり、後述の様に問題点の1つと言える)。
また、ギロロ自身も夏美に関わっているのが災いして足を引っ張ることも多く、本人も自覚している(特にアニメ版において、耳かきで侵略するお話であと一歩のところを夏美のためだけにギロロが水を差したのがいい例)。彼自身の侵略方法としては武力制圧がモットーであるが、クルルからは考え方が古いと言われ、ギロロが原因で作戦失敗となるケースもある。
また、肝心な時に役に立たず、やられてしまう事が多く、ケロロからは「かませ犬」と呼ばれることも。
真面目キャラとしての性が、段々といじられキャラとして定着していく様になる。
顔の左側には目の上を通る大きな古傷があり、ケロンスターにいる頃ケロロに盾にされたことで付けられた。おでこのドクロマーク(ギロロのマーク)は、時折ギロロの感情に合わせて変化することもある。興奮すると赤いボディがさらに真っ赤になり、沸騰する。
兄ちゃんであるガルルからもらったベルトをつけていて、なくなるとバランスが取れなくなり、銃がまともに当たらなくなる。ベルトの中には日向夏美の写真がある(アニメでは猫も一緒に写っている)。
恋愛関連
パートナーは日向夏美。彼女がギロロの仕掛けたトラップを易々と突破したことがきっかけで、女ソルジャー及び恋愛対象として彼女に惚れている。その為、夏美の憧れの的となっている北城睦実(サブロー)や、いつも夏美にいちゃつく東谷小雪のことを好いていない。(その二人に関する嫉妬は、タママも納得するほどの強さである)ただ、夏合宿の回では小雪に助けられた際には、協力しあって助けを待つなど、そこまで彼女を嫌っているわけではない。サブローに至っては、ギロロが夏美のためにクリスマスパーティーに彼を直接誘う男気のある一面を見せていた。(事前に夏美は誘っていたが、サブローは断っている。)それ以外でもサブローを良い恋敵と見ているエピソードは結構見られる。全編通して夏美に何かとアプローチしているが、うまく伝えられず、疑心暗鬼になる事が多かった。しかし、アニメ後期になってまさかの人物が恋愛対象として彼を見ていた事が明らかになった。
趣味、戦闘力等
趣味は武器関連。手入れを怠らなかったり、ときには武器のカタログに夢中になるほど。また、鉄道おたくでもある。夏美になりすましてポエムを書いたこともあり、見事ラジオにノミネートしている。
軍人らしい性格から個人一人一人を把握、研究し戦闘力も高く、重火器等の様々な武器を使いこなす(しかし、一騎打ちの状況ではドロロより弱い)。また、夏美の危機や前述の嫉妬などでマジ切れした場合のギロロは、ドロロやあの頃ケロロといい勝負となる。
また、理解力の高さもあってか、仕手戦といった戦況を戦事に疎い夏美達にも解説したりと、解説役を担うことも少なくない。
アニメ版では総合的な射撃の腕がケロン軍のトップと言われている(つまり兄であるガルルは狙撃兵に特化していることになる)。
苦手なものはうがいで、幼い頃からうがいができなかった。また、ナマコも苦手らしい。クルルやケロロの発明の実験台にされることも多い。怪談話にも滅法弱く、冬樹の話をひとつ聞かされただけで計測器が振り切れるまで気絶している。
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