概要
机(デスク)に向かって行う仕事(ワーク)の総称。
事務作業はだいたデスクワークである。
近年は「ホワイトカラー」という名称も定着しつつある。
肉体労働(ブルーカラー)と対になる労働形態であるが、基本的に一般的な企業において事務作業や経理といったデスクワークは大なり小なり必要になってくるため、どれだけ肉体労働色の強い企業(ガテン系が好例)であろうとも、最低一人や二人はデスクワーク担当の人員が居るのが普通である(肉体労働者がこれらを兼務しているところもあるが)。
利点
基本的に室内で机に向かっての作業が中心となり、エアコンもあれば季節や天候に左右されることなく座ったまま快適に仕事ができるなど、非力な者や女性でも就きやすい仕事ではある。
職種によっては家に居ながら机のパソコンで仕事をするといった仕事環境(テレワーク・リモートワークとも)もあり、出勤する手間を省けることも。
欠点
欠点として一日中同じような姿勢でいることが求められるため腰痛や肩こりなどになりやすく(長時間同じような姿勢でいるのは肉体に悪影響を及ぼすため、避けた方が良いとされている)デスクワーカーにとって腰痛や肩こり、書類やパソコンと長時間向き合った結果起こる眼精疲労などは職業病ともいわれている。
また、営業職は往々にしてスーツを着用するためデスクワークと見做されがちだが、実態は営業先や得意先への行き来(いわゆる「外回り」)が多いため、企業によっては並の肉体労働よりも肉体疲労を強いられるケースも少なくない。
エアコン等が効きすぎたり、長時間外に出ないものは季節による気温の変化に身体が順応しづらいといった欠点もある。
椅子など
デスクワークに適した椅子(デスクチェア、PCチェア)なども負担軽減に役立つが、体に合わないものは逆に負担や疲労を助長してしまうので注意。ありふれた汎用型の椅子なら良いが、普段目にしないようなデザインの椅子などは要注意。
関連タグ
外部リンク
デスクワーク(デスクワーク)とは - コトバンク