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タママ二等兵

たままにとうへい

吉崎観音の漫画およびそれを原作とするアニメ『ケロロ軍曹』のキャラクター。
目次 [非表示]

「軍曹さんとラブラブに!」

「世界中の嫉妬を僕に分けてくれですぅ!」

「軍曹さんの全ては僕の物ォォ!!」


プロフィールですぅ編集

年齢3000才以上
身長55.5cm
体重5.555kg
趣味トレーニング
特技ケーキの一気食い、タママインパクト、嫉妬玉
好きなものお菓子コーラ
苦手なものあの女
座右の銘げもらー
CV小桜エツコ

ちなみに過去に発売されたグッズの「キャラフォーチュンプラスシリーズ ケロロ軍曹×UCCジュース占いであります!!」のタママのタイプのひとつがコーラであった。


概要ですぅ編集

ケロロ小隊の突撃兵で"自称"アイドル。階級は二等兵

尻尾付きなので小隊の中で最年少。パートナーは西澤桃華


体色は紺色だが、扱いしても差し支えない色合である。イメージカラーも基本は紺もしくは黒だが、文字や背景の色と被るためか(大体は青紫)になる場合がある。ちなみに「体の色が黒いため、陽にあたると日射病になりやすい」という裏設定がある(『ケロロ軍曹 ひみつ超ひゃっか』より)。外見はキュートでラブリーだが、性別は男子。配色が逆である若葉マークがトレードマーク。


上記の通り、幼年態(尻尾付き)の為か他のケロロ小隊のメンバーのウォリアースタイル竜人型なのに対し、タママドラゴンは東洋の龍を思わせるである。


ボクの人物像ですぅ編集

素直で明るい元気いっぱいな表の人格と、キレると表れる裏の人格を持つ二重人格者。ただし桃華とは異なり、複数の独立した人格を持っているわけではなく、「キレると怖い」「二面性が強い」と言った方が正確。

裏の性格は非常に嫉妬深いかつ腹黒く、普段の愛らしい表情や声質が一変、狂気的な目つき、重低音で威圧的な声質、凶悪な表情へと変貌し、どす黒いオーラを発する。ただしクルルには敵わず、アニメ第165話でも「頭の中僕よりも腹黒いですぅ」と心の中で感じている描写が見られり、原作53話・アニメ第28話Bパートでもみんながクルルを説得しようとした際タママも挑んだが「死のう…」と絶望に打ちのめされている描写が見られる(そもそも彼とは黒さの意味合いが違う)。


格闘家で肉弾戦が得意。「この肉体こそが武装ですぅ~!」と発言するぐらい日々の肉体鍛錬を怠らない努力家であり、普段は分かりにくいが鍛え抜かれた体である。


侵略作戦に対してはやる気はあるが、自分から作戦を提案したりアイディアを出す機会は少なく、他の隊員(殆どがケロロかクルルによる)の案に賛成するという受動的な姿勢が目立つ。隊員を最も冷静に見る洞察力もあり、ケロロ・ギロロと3人しかいなかった時代には「参謀がいないから侵略が進まない」と指摘したこともあった。


また自分が誤ちを犯したら反省したり、後輩に対して面倒見が良かったりと、実は善良で作中のキャラクターの中では割と常識的であったりする。但し一方で、1巻原作9話の南の島でケロン星に帰りたいと寂しがったり、22巻の原作171話でケロン星が恋しくなってケロンシック症候群にかかったり原作第47話・アニメ第22話では小隊の指揮権を掌握した際には、自身は隊長向きではないことをニューリーダー病を発症したことで実感したりするなど、若さ故に精神的に打ちのめされやすい所もある。


原作18話と223話では自分でお菓子を作れる模様であり、前者は等身大ケロロチョコという大きな物であるからか形が歪だったが、後者ではショートケーキ・マロンケーキ・チョコケーキを上手に作れている。

またアニメ106話ではクッキー作りを趣味に挙げていてギロロに伝授していたりケロロに差し入れたりもしている。


幼稚園時代に親のお迎えが遅いことから、幼稚園に通うのが嫌いだった模様。彼の回想よりお迎えの時間幼稚園の友達は母親が迎えに来ているのに対し、彼だけ誰もお迎えに来ないでひとりぼっちに残されていたので孤独感にトラウマを持っている。家族関係については、クルルと同じく不明だが、アニメ第142話で「お母さんに『ちょっと太った?』といわれたですぅ」と言っていたことから、少なくとも母親はいる様子(孤独感にトラウマがある事から家庭に問題がある可能性が示唆されている)。


初登場とそれまでの経緯ですぅ編集

初登場は原作第3話、アニメ第2話。桃華の初登場回で袋の中に入っていた「謎の物」の正体であり、(アニメでは彼のぷーへこきが原因で・原作では彼女の自信のなさが原因で)彼女の作戦である「冬樹君とお近づきになる作戦」が失敗してしまい、彼女にボールをぶつけられそうになるが、探していたケロロに発見されることとなり、それ以降は時々日向家に訪問するようになる。


そんな桃華とは現在ではパートナーであるが、そもそも彼女との出会いはケロロ小隊が地球にはじめて来た時に彼1人留守番をさせられ、それを他隊員に気付かれないように勝手に抜け出したことが始まりで、その時に起こったとある事件で彼女助けてもらう。正体がバレてしまったため「まずい」と思った彼だったが、「冬樹君と共通の趣味を持つと近づける」と思っていた桃華にとっては好都合な人物だったため、西澤家への居候を許可。それ以降彼女の家に居候させてもらうことになる。


つまり、生活環境やエピソードにおいて他隊員とは違い、彼だけ「圧倒的勝ち組」なのである。


人間関係ですぅ編集

ケロン軍幼年訓練所では「英雄」として称えられており、その優越感からか後輩たちに様々な嘘をついていたタルルもそのうちの1人であるが、彼との親密度は他後輩よりも高く、電話で連絡取り合ったり、手紙を送り合うなどかなり良好な関係である。ケロロ小隊24時編では階級を越されて一度彼に負けたが、漫画の主人公らしく戦友のスーパーカブトムシの力を得てパワーアップし、タルルに改めて師匠と認めてもらった(タママはタルルよりも戦闘経験が豊富、秋奈の近辺のスーパーカブトムシと友情を育んできたので勝てた)。その後も再び電話で連絡取り合ったりしているため、良好な関係ではある様子。


ケロロに対しては基本的には尊敬しており、ケロロと危険でラヴラヴな関係になるのを夢見ていたり、同じく懸想するアンゴル=モアにあからさまな嫉妬を向けたりなど、ケロロに性別の壁を超えた感情も抱いている。ただし、地球に来てからはだらけてちゃらんぽらんなケロロに対して疑問を抱くことが多い。 ちなみにケロロに憧れている理由は、原作5話より「人との交流を大切にする仁義に惹かれたから」とのこと。

その他にも原作18話のバレンタインの話や原作71話の端午の節句の話や原作90話のテディケロロの話など、ケロロにドキドキしているシーンが多々ある。⇒ケロタマ


モアに対しては恋敵として嫉妬と敵対心を剥けている。プライベートでも常日頃に恨んでおり、タルルにも「星破壊獣嫉妬おばさん」と陰口を叩いていたり(アニメのみ)、モアの似顔絵が描かれているサンドバッグを毎日のように叩いていることも。しかし、さすがにここまで根に持っている訳ではないようで、ケロロ関係でなければそこまで悪くはない模様(大抵はツンデレに接する)。⇒タマモア

尚、ケロロと親しくする者にはモア以外であっても嫉妬する。


なおアニメ第108話では、大人になった際に異性であるサユリに恋愛感情を抱いており、「軍曹さんを思う気持ちとは違うみたい」と言っていたため、あくまでケロロと女性を思う気持ち(要はこれこれ)は別物であるらしい。



必殺技ですぅ編集

タママインパクト編集

口から強力ビームを出す技。命中すると、大抵のものは黒焦げになる。また原作第38話の温泉の話で巨大な時限兵器を倒したり、原作第84話の24時でガルル小隊との対戦のために秘密基地の壁に穴を開けたり、原作第164話の深海の話で襲ってきた敵を撃退したりするなど、破壊力抜群な強力な必殺技でもある。

嫉妬玉編集

世界中の嫉妬を集めて黒い球にし、相手にぶつける技。その球には様々な人物の恨みつらみが入っているが、大体は彼自身のモアに対する嫉妬が多い。タママインパクトとのコンボ技もある。

しんくうタママ拳編集

嫉妬玉とは別に、両手からエネルギー球を相手にぶつける技。

目ビーム編集

名前のとおり。口から出すのが多いからか、使用頻度は少ない。

高坂SA(スーパーアーツ)編集

原作314話で使用。ケロロの技である「談合坂SA」を参考に習得し、基本的な仕様は「談合坂SA」と同じだが、相手の真後ろに回った後に一度消え、その後に真正面からビームが飛び出してくるというトリッキーな技となっている。

なお、発射する際に出てくる星型のエフェクトが、タママに合わせて初心者マークになっているという違いがある。

ぶーへこき編集

原作には一切出てこない技。オナラ攻撃だが、威力は絶大なもの。原作142話では、これに似たような物で「臀・波動衝」が登場しているが、こちらはおならで空を飛ぶ物になっている。いきなりだんごはクマモト拳

原作には一切出てこない技。連続パンチ。「かるかん饅頭はカゴシマ拳」「ちんすこうはオキナワ拳」「大あんまきはアイチ拳」「きびだんごはオカヤマ拳」なども同じ。

七味玉編集

原作には一切出てこない技。「妬み」「恨み」「嫉み」「僻み」「嫌み」「つらみ」(なぜか6つ)の負の感情を球体上にして相手にぶつける技。使うとそれらの負の感情が無くなるので、かわされると弱い。



ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊編集

本作では所謂コメント役的ポジションを担っている節がある。

具体的には「冗談交じりに相手を罵る発言をする」「思っても言ってはいけないことをそのまま相手にかます」などプレイヤーが思っているようなことを代わりにコメントするといった立場である。


その影響かストーリー上ではケロロと似たようなアンチヒーロー的ポジションを担っているシーンも何回かあり、彼がオリジナルキャラ達と直接会話をするシーンこそそこまで多くはないものの、彼の発言が相手の逆鱗に触れてそのまま戦闘になるといったパターンがよく起こる。


ゲーム上での性能編集

本作では主に素手で戦う武闘家タイプとなっている。

また、今作ではついに波動も出すようになった。


初期装備・基本設定は以下の通り↓

項目名称
ぶきバンテージ
コードネームにとうへい
わざタママインパクト
先頭のメリット戦闘終了後、敵が食材を落とす確率が上がる
デメリット戦闘終了後、獲得できるゴールドが少し減る

攻撃力とダメージ数に優れた肉弾戦重視のパワータイプ。

プレイヤーの戦術次第によってはよく言えば「パワーファイター」、悪く言えば「脳筋」になるキャラであり、比較的コンボの繋げやすいわざが多く、同じわざで敵の攻撃を封じてとにかく押し切るゴリ押し戦法に向いている。

攻撃呪文は取得しないが、その代わりに敵へのステータス低下魔法が使用できる他、自身のHP・ステータス強化といった状態異常系のスキルを多く取得するため、敵からのデバフ効果に対しても自身のステータス強化によってある程度のデメリットは補える。

欠点としては攻撃力とHPが高いために防御と素早さがケロロよりもわずかに劣っているところ。

とは言いつつもパラメーター自体はケロロと同じくバランスがよく、自身のステータス強化ができるタママは基本的に誰とでも相性がいい。


彼を入れる場合の最良メンバー編成はバフ能力で防御を補えるクルルと援護攻撃を得意とするギロロだが、上記のようにある程度は自身のスキルで補えるため、プレイヤーの好みで編成するのもいいだろう。


ちなみに地属性のわざが主体であるため水属性の敵には有利であるが、実は属性わざはそこまで多くなく、一部プレイヤーから「無属性キャラ」と言われてしまったりしているのはここだけの話。


なお、ストーリーを進めていくと新たなキャラ情報が増えていく。

とくせい編集

  • アブソーブ…カレー以外の料理の効果が増加する
  • ジェラス…連続してダメージを受けるとBRが増加する
  • リベンジ…HPが少ないほど攻撃力が増加する

ちょうひっさつわざ編集

  • ちょうしっとだま(超嫉妬玉)

嫉妬の思いをエネルギーにして投げつける技。全体的にリーチが広いが、最初の一発を当てないと攻撃できない。


コンピューターとして編集

コンピューターとして仲間に入れ、さくせんを「てきとう」にすると「ぜんりょく」と似たような戦い方になる。なお回復系・ステータス変化系のわざを発動してほしければさくせんを「えんご」にするとしてくれるようになる。


なお、ストーリー終盤では「がくもんのまち」にてケロロ小隊が仲間割れを起こすことになるのだが、彼の場合はケロロと直接戦闘をすることになる。

HPは「ふつう」で4500。その他経験値やゴールドは貰えなかったり、アイテムを落とすことはないが、その代わりに勝つと仲間に戻ってもらえる。


ケロカ編集

「タママ二等兵1」

HP属性攻撃力ターン数速度
620✌(チョキ)120~1391ターン105
クリティカルヒット発生率ダメージ率
8%135%

「タママ二等兵2」

HP属性攻撃力ターン数速度
600✋(パー)120~1391ターン105
クリティカルヒット発生率ダメージ率
5%120%

「タママ二等兵3」

ケパロウの地図で手に入れることのできる隠しカード。

HP属性攻撃力ターン数速度
450✌(チョキ)100~1291ターン110
クリティカルヒット発生率ダメージ率
20%180%

キャラクター総選挙についてですぅ編集

2009年の「ケロン人型宇宙人の人気投票」では7位だったが、2010年に行われた「ケロロ軍曹公式キャラクター人気投票」では3位→7位だったのに対し、第三回以降では連続で1位を獲得した。2021年ケロロチャンネル主催の「ケロロ軍曹キャラクター総選挙2021」では再び下がり、6位となってしまった。


余談ですぅ編集

担当声優である小桜エツコ氏は、実際にもケロロ小隊のメンバーの中では最年少である。


関連イラストですぅ編集

【ケロロ軍曹】タママ「タマッ!!」おぬしもわるよのう

ケロロ軍曹 / タママキックラブ注入


関連タグですぅ編集

ケロロ軍曹 ケロロ小隊 西澤家

嫉妬 ホモ 二重人格  

タルル上等兵 アンゴル=モア 西澤桃華

桃タマ ケロタマ タマモア


他謀体の彼・彼を元とするキャラなど編集

タママ」も参照。

タママドラゴン タママロボ

タママ足軽兵 破壊王タママ 闘士タママ

アクアクタママ

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