概要
タママインパクトと並ぶ有名な必殺技で、作中でもよく登場する。
某龍球格闘漫画のあの技のパロディ技であり、タママ拳法と呼ばれる彼の拳法の1つ。自身の嫉妬心をエネルギーに変えて球にする。最低でも片手サイズになれば技を撃つことができる。
一見難しそうに見えるかもしえないが、嫉妬というのは誰にでも心の内に必ず秘めているものであるため、タママインパクトと違って嫉妬の心と強い忍耐力さえあれば誰でも会得できる。ただし嫉妬のエネルギーを力に変えれることが絶対条件である。
基本的には自身の嫉妬の心をエネルギーにするため、自身の嫉妬心を高くする必要があるが、あっちの方のように世界中から嫉妬を分けてもらうこともできる。
某元ネタとの違いは、嫉妬のエネルギーがすぐに溜まるという点。
ただし、これはタママ自身の嫉妬エネルギーが多いからだと思われる(実際アニメでは嫉妬のエネルギーを封印しすぎて死にかけたこともあったほど)ため、実際素人が巨大サイズの超嫉妬玉を使おうとしても溜まる速度は遅いことが考えられる(やはりその辺は元ネタと同じ…なのかな?)。
またあっちは巨大サイズを両手で使って撃つ必要があるのに対し、こっちは巨大サイズになっても片手で平気に撃てる(一部ゲーム作品で両手で使う場面があるのは言わないお約束)。
そして飲み込もうと思えば飲み込める。(食べ物か何かかな?)
このようにあの技のパロディではあるのだが、エピソードが進むにつれてすこしずつオリジナルの技となりつつある。
なお嫉妬でなくとも別の1つの感情が高ければそれを球にして放つという亜種としても使用可能で、地球人であるサッカー少年の場合は嫉妬ではなくタママに対する感謝の気持ちをエネルギーに変えて「嫉妬シュート」を使ったこともあった。
ちなみに公式ガイドブックである11.5巻では、なぜかアイテムの分類で記述されていた。
ゲーム作品における「嫉妬玉」
ゲームではほとんどの作品でタママの超必殺技として登場しており、通常の嫉妬玉より大きなサイズを撃つことから、名称も「超嫉妬玉」と変えられている。
『ケロロ軍曹メロメロバトルロイヤル』では待機している際に超必殺技である超嫉妬玉の攻撃力を強めることができる。待機中に嫉妬玉を溜めるようなポーズを取っており、このポーズを取っている時間が長ければ長いほど攻撃力が増加する。トレーニングなどで攻撃力をものすごい上げると下手すれば一発で相手をKOにできるくらいまで攻撃力が上がる場合もあり、場合によっては鬼畜技と化す。続編である『メロバトZ』でもこの仕様は健在で、まさかの地球(ペコポン)人スーツも通常必殺技で使用可能になっている。しかもタママ同様あのポーズもとる。ただし超必殺技ではないためタママよりも攻撃力は低い。
『ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊』でも超必殺技として登場しているが、他ゲーム作品と違い、最初の一発を当てないと撃つことができない。この仕様はケロロと同じだが、星の形で特定のモンスター1体に攻撃が外れる場合があるケロロと違って、攻撃範囲が大きいため攻撃が当たりやすいという利点がある。またコンボ数は最高13コンボと小隊の必殺技の中では少ない方だが、攻撃力は小隊の超必殺技の中では最も高い。
主な使用者
※派生種の使用も含む。
- タママ二等兵:発案者
- サッカー少年:タママから派生技となる「嫉妬シュート」を伝授してもらった
- ギロロ伍長:タママとの合体・タマギロフォームで「スーパー嫉妬玉」を出せる
- ケロロ軍曹:ゲームオリジナルで(別名義の別枠扱いのキャラではあったが)使用したことがある
関連タグ
タママインパクト…タママのもう一つの得意技。
関連キャラ(同作品)
西澤桃華:裏桃華に覚醒した際、並外れた戦闘能力を発揮するのはおそらくコレと同じ原理