はじめに
呼ばれる場合もある。pixivでは「ダークヒーロー」のタグが使われることが多い。
日曜劇場の同名称ドラマはアンチヒーロー(テレビドラマ)を参照のこと。タグに関しても、こちらの方がマイナス検索の意味合いからも推奨される。
テレビドラマと無関係なアンチヒーローに関しては「-日曜劇場 -テレビドラマ」をマイナス検索することで検索も可能です。そこに「版権」や「一次創作」タグとの検索併用をご検討ください。
概要
フィクション作品におけるヒーローはまず「正しい人」「正義感に溢れた人」であり、そこに「優しい人」、「強い人」であったり「美しい、外見的にカッコいい人」であるという要素が加わる。アンチヒーローはそれらを部分的あるいは全面的に裏切った感じだが、作品において重要な地位を占める登場キャラクターである。
一般的なフィクション作品の場合、主人公の対になる存在として扱われることが多い。故に、ヒーローは主人公でありアンチヒーローはライバルや悪役となる傾向がある。しかし、アンチヒーローとされるキャラは悪人ではなく、結果としてそれが善に繋がる行為であることも多い。
逆にアンチヒーローの定義に当てはまるキャラクターが作品の主人公になることも多い。
アンチヒーローはその性格上、哀しき過去や使命を背負っていたり、時には濡れ衣を着せられたりすることが多く、それらがキャラそのものの人気に繋がることが多い。例として、ハリー・ポッターのセブルス・スネイプはファンの人気投票でも主人公を抑えて堂々の1位に輝いている。また、ソニックシリーズのシャドウ・ザ・ヘッジホッグは当初、単発ゲストとなる予定だったのが予想以上の人気を博したことにより、以後同シリーズのレギュラーキャラとなっている。
ただし、アンチヒーローについては明確な定義が見出されておらず、「癖の強い主人公/登場人物」とアンチヒーローの境界は曖昧であり、読者や視聴者の主観に拠るところが大きいことには留意されたい。
また、新世紀エヴァンゲリオンの碇シンジのように、強くない主人公=肉体と精神のいずれか、あるいは双方の意味で脆弱で臆病なヘタレタイプの主人公をアンチヒーローと呼ぶかは議論が分かれている。
他には主人公がアウトローの場合もある。
なお、英語のanti-heroの原義はむしろこちらの方に近い。
関連タグ
ヒーロー ヒロイン ダークヒーロー ダークヒロイン 悪役 名脇役 光落ち