竜人

りゅうじん

複数の意味を持つ語。本頁では、創作世界における種族について記述する。

目次[非表示]

『竜人』とは

ファンタジー系の創作物に登場する架空の生物。ドラゴンと人間を組み合わせた獣人。本頁で記述。
神話上の神で、竜もしくはドラゴンの姿をしている二足歩行の獣人。→ 龍人
日本の男性名。読み方は「たつひと」「りゅうと」など。

※「竜」とは「龍」の略字である。

創作世界における『竜人』

竜（ドラゴン）と人間を組み合わせた生物。英語ではdragonute（ドラゴニュート）。
人間の体型にドラゴンの頭や尻尾、翼などを付加したものとして描かれることが多く、手足が短く描かれることの多いドラゴンを直立歩行できる人間体型に書き改めたものと見ることもできる。
人間と人間以外の生物を組み合わせたキャラとして、獣人の一カテゴリーに含めることもある。
一般的に竜といえば全身が鱗に覆われたものが多いが、イラストとして描かれる竜人の中には、頭部・背筋・全身などが体毛で覆われていることもあり、獣人との線引きが曖昧な場合も少なくない。

人型の爬虫類であっても、翼の無いもの・鱗があまり強調されていないもの等はリザードマンとして扱われていることが多い。
モチーフが恐竜である場合は恐竜人として、竜人の派生的な扱いとすることもある。

また、作品によっては「本来の力を発揮する際には竜（ドラゴン）に変身する」など、普段は人間の姿かたちをとっている竜人が描かれる事もある（ファイアーエムブレムシリーズのマムクートなど）。

各言語での呼び名

言語	カナ表記	綴り
英語	ドラゴンフォーク / ドゥラガンフォーク / ドラゴニュート / ドラゴニアン	Dragonfolk, Dragonewt, Dragonute, Dragonian
ドイツ語	ドラヒェンメンチ	Drachenmensch
スペイン語	オンブレ・ドゥラゴン（男性） / ムヘール・ドゥラゴン（女性）	Hombre Dragon, Mujer Dragon
フランス語	オム・ドゥハゴン（男性） / ファム・ドゥハゴン（女性）	Homme Dragon, Femme Dragon
イタリア語	ウオモ・ドラゴ	Uomo-Drago
フィンランド語	イフミスロヒカールメ	Ihmislohikaarme, Ihmislohikäärme
ポーランド語	チュウォヴィエク・スモク	Czlowiek Smok, Człowiek Smok
チェコ語	ドラチー・チュロヴィエク	Draci Clovek, Dračí Člověk
ハンガリー語	シャールカーニェンベル	Sarkanyember, Sárkányember
トルコ語	エジデルハー・アダム	Ejderha Adam
タイ語	マヌッマンゴーン / マヌットマンゴーン	Manut Mangkon
ベトナム語	グォイ・ゾン	Nguoi Rong, Người Rồng
インドネシア語	マヌシア・ナガ	Manusia Naga
韓国語	ヨギン / ヨンイン	Yongin
中国語	龍人（ロンレン）	Longren