テーブルトークRPG「ソード・ワールド2.0(略称はSW2.0)」に登場する種族。
PCとして選択できる。
概要
交易をなりわいとする竜人族。神紀文明時代に、小型のドラゴンが第一の剣の神々に従い、剣を持つことができる人型種族に変化した。幻獣ではなく人族に分類されるが、ドラゴンスレイヤーはしっかりと効くとか。
他作品における竜人には好戦的でプライドが高く付き合い辛い種族が多いイメージもあるが、リルドラケンは気さくで社交的な種族。ムーテスほど腰が低いのはやり過ぎだが(リルトカゲン)。
子供は卵から誕生し、まとめて育てられる。角で母体を傷つける恐れが無いため、ナイトメアに対しては比較的寛容。そのため、リルドラケンから生まれたナイトメアは差別経験をほぼ持たず、ダークナイトに堕ちる事はまずない。
30歳(3回脱皮)で身体的に成人と認められるが、その前に商人や冒険者として活動を始めるものもいる。
体躯も非常に大きく、リルドラケン基準で建てられた建物で他種族が難儀する場面もある。
性能
見た目の通り、筋力と生命力は非常に高いのだが、器用度が低い。極論すると、種族全員がイリーナである。知力はあまり高くなく、魔法は得意ではない。
体に防護点を持ち、尻尾を武器にできる。翼は小さいが、[剣の加護/風の翼]という特殊能力により飛行することができる。とはいってもせいぜい分単位なので、「凄いジャンプ」と考えた方が無難。なお飛行中は命中・回避に上方修正を受けるため、この能力で弱点の命中率を補うことができる。
全種族中最強のタフネスに加え、種族特性で防護点を持つため、パーティの盾役としては最も理想的な種族。また、ドワーフとは異なり回避も低くない。