テーブルトークRPG「ソード・ワールド2.0(略称はSW2.0)」に登場する種族。
PCとして選択できる。
概要
二足歩行するウサギの姿の種族。
神の声を聞くことができないためか、「呪いで姿を変えられた神の末裔」と自認しており、世界をめぐって、神に戻る方法を探している。成長は速いが短命で、そのせいか、知性は高いが子供っぽい性格の者が多いらしい。
知力が極端に高く、神の声を聞くことができないため神官にこそなれないが、魔術師、呪術師、妖精使い、魔動機師、などの魔法の使い手になっても、御無体な威力を発揮できる事確実である。
特に魔術師と操霊術師のミックスでより上位の「深智魔法」を習得できる関係から、魔法による後方援護に向いている。ただMPに直結する「精神力」が“やや高い”程度なので、湯水のごとく魔法を連射するのは難しい。
またセージ技能を獲得すると、知力の高さからダイス目さえ味方すれば大抵の敵の弱点は丸裸に出来る。
その反面、身体能力が絶望的に低く、銃を使うために射手の技を学ぶ魔動機師を除き、戦士系の技能を取る者は少ない。“エルフよりはマシ”程度の高さだが、意外にこの差が活きる方法もある。
また、危険察知能力に長けている。……ただし移動力が低いため、察知しても手遅れという可能性も大きい。
この設定から「第六感」という種族特徴をもち、知力の高さからレーダーのように危険を察知できるようにもなる。
個体数は少なく、大抵は他の人族の町や村に住んでいる。
外見について
ウサギの姿であるため、「ウサギ=可愛い」という考えによる可愛いタビットは多い。
実際、身長は1メートル前後くらいとのこと。
しかし、「ウィザードリィ」に登場し、数多の冒険者の首を刎ねたボーパルバニー以来の伝統により(?)、可愛さに逆らうタビットも数多く存在するのだった。