このゲームはジャンルとしてはロールプレイングゲームである。
特徴としては「原作者独自の歴史考証と神話解釈によるストーリー」という点、「武器やキャラクターのステータスのカスタマイズなどの柔軟性」などがあげられる。
実際のところ「最初は良くわからない主人公A(イラスト参照、本当に説明書にこう書いてある)」、「以前の時代で行った行動が後の時代にかかわってくる」、「重い話にもかかわらず時折挟まれるギャグ」等が上げられる。
ちなみに「戦闘中(無駄に)スクロールする背景」は後半に登場する。
ストーリー
ここではストーリーなどを記述したいところであるが、これはwikipediaの記事に譲ることとする。
この世界では、神というものは存在し、さらには人間の文明以前に龍人の文明が存在、さらには超古代文明も存在しているという前提で進む。
評判
発売前の評判は残念なことにあまり良好ではなかった(特にファミ通のレビューでは散々なことを記載されたという話もある。これはゲームの最初のほうしかプレイせずにレビューを記載した結果であるとされる。)とされる。またこのゲームのパッケージもいまひとつぱっとしない(遺跡群をモチーフにしたもの)ため、店頭で見て購入ということも難しい。
むしろこのゲームを評価したのは雑誌メディアでは「中古ゲーム専門誌」であるユーズド・ゲームズではないかと思われる。
割と癖の強いゲームであるため、購入したユーザーの評価も分かれるものとなった。特に音楽の評価は良い。
問題点
実はこのゲーム、とてもバグが多く、武器のカスタマイズがまともに出来ない、後半のマップを歩け、かなり有利な状況に出来る等があるが、一番ひどいのは普通にプレイしてセーブデータを破壊するという危険なものが存在(いまひとつ回避方法はわかっていない)する。
なお、キャラクターデザインは・・・古臭いだの言わないでください。
続編
このゲームはビック東海が発売したゲームの中では評判が良かったらしく、続編である「神聖紀オデッセリアII」が1995年10月6日に発売された。
しかし、「前作のキャラクターが軒並みひどいことになる」、「ストーリーの掘り下げが少し甘い」、「音楽の担当が変更されたが、ひとつのモチーフをアレンジした形式を使用するというものが月並みだと不評」等の問題点が存在する。
また、この作品の原作者は同人で続編のようなものを作ることを表明していたものの、サイトが消滅したためその後の話を聞かなくなってしまった。
pixivにおいては
pixivのタグとしてはこのゲームがマイナーであるため作品数は非常に少ないものとなっている。
外部リンク
半熟ゲーム・コレクション(レビューがあります)