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テュルク諸語に属する言語
トルコの公用語として使われている。

かつてはオスマン語と呼ばれた、オスマン帝国で使用された言語を祖にしている。このオスマン語は世界帝国であったオスマン帝国のもと発達した言語であり、文法の難易度や不規則性の高さ、アラビア語およびペルシア語からの借用語の多さ、そして表記に用いられていたアラビア文字との食い合わせの悪さのために習得しづらいものであった。

トルコ革命後、建国の父であるムスタファ・ケマル(フランス語ドイツ語に通じていた)はローマ字をベースにした文字の変更と古語の復権などをベースにしてはるかにシンプルで習得しやすいトルコ語の創出に取り組んだ。
彼は非常に熱心に取り組み、全国を政治家として回る傍ら自らも教師となって国民に読み書きを教えたほどだった。

アルファベット

Q,W,Xを含め32文字。アルファベットを使う言語では比較的珍しい扱い方をする。

  • 一番の特徴はIとiが別字であること。Iの子文字はıであり、口を横に広げた発音をする。一方iの大文字はİである。
  • Cの発音は英語のJ(ヂャ)に当たる。有声音と扱うのは世界的に見てもトルコ語とその影響を受けた近縁の言語(アゼルバイジャン語やクリミア・タタール語など)だけ。
  • Ğという特殊な文字がある。この文字自体は発音しない、所謂黙字であり、音節頭及び母音間では発音せず、語末、或いは後が子音である場合は伸ばし棒(ー)の役目を果たす。トルコ発祥のヨーグルトも元々は「ヨウルト」と発音する。
  • 8つの母音が4つのグループに分かれている。
    細い母音(前舌母音)太い母音(後舌母音)
    非円唇e,ia,ı
    円唇ö,üo,u

文法

中東の言語では珍しく、日本語と同じ膠着語である。「て」「に」「を」を始めとする後置詞も存在する。一部の後置詞は語幹の末母音、末子音によって違う形に変化する。
動詞は-mekまたは-makで終わり、現在形や過去形、否定など活用するときは-mek,-makを消して接尾辞を挿入する。後置詞と同じく、語幹の末母音、末子音によって違う形に変化する。
存在文は「場所」+「名詞」+「var(ある)/yok(ない)」で表す。
形容詞は逆に定型が存在せず、名詞によって活用することもない。

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