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デュエル・マスターズ

でゅえるますたーず

「デュエル・マスターズ」とは、タカラトミーが発売しているカードゲーム、およびそれを原作とするマンガやアニメである。通称はデュエマ
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表記ゆれ注意編集

投稿する際のタグの表記を「デュエル・マスターズ」とするか「デュエルマスターズ」とするかは絵師の間でも一定しないため、全体を検索するなら「デュエル マスターズ」、あるいは「デュエル・マスターズ OR デュエルマスターズ」とするのが良い。


なお、百科事典では表記を「デュエル・マスターズ」として、「デュエルマスターズ」記事については転送記事としている。


なので、投稿の際も極力当タグで登録するのが望ましい。


また、タグが「デュエルマスターズ」のみなら当タグをつける、逆に「デュエル・マスターズ」とあれば「デュエルマスターズ」タグを付けない様にすると、有効なリンクが増え、タグの枠の節約にもなるので心がけよう。略したい場合は公式の略で「デュエマ」にしても問題ないだろう。


概要(アニメ・漫画)編集

トレーディングカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」(MTG。第1部6巻まで)および「デュエル・マスターズ」を題材とし、月刊コロコロコミックで松本しげのぶにより連載された。

第1部「デュエル・マスターズ」(1999年5月~2005年3月)全17巻。

第2部「デュエル・マスターズFE」(2005年4月~2008年6月)全12巻。

第3部「デュエル・マスターズSX」(2008年7月~2011年3月号)全9巻。

第4部「デュエル・マスターズビクトリー」(2011年4月~2014年3月号)全10巻。

第5部「デュエル・マスターズVS」(2014年4月~2017年2月号)全12巻。

第6部「デュエル・マスターズ」(2017年3月~2020年2月号)全11巻。

第7部「デュエル・マスターズ キング」(2020年3月~ 2022年8月号)全8巻。

第8部「デュエル・マスターズWIN」(2022年9月~)。


他に外伝漫画として、「デュエル・マスターズ外伝」全3巻、「デュエル・マスターズ ファイトッ!」、「新星輝デュエル・マスターズ フラッシュ」全1巻、「デュエル・マスターズ ファイター焔」全2巻、「デュエル・マスターズ激王伝ゲット」全2巻がある。

また、勝舞編のifストーリーを描いた「切札勝舞はマジック:ザ・ギャザリングを使いつづける」がコロコロアニキで連載されている。

週刊コロコロコミックでは、クリーチャーを公式擬人化した「ドラゴン娘のどこでもないゾーン」や、ウィン編から繋がるストーリーを描いた「Duel Masters LOST 〜追憶の水晶〜」が連載されている。

尚「LOST」には12歳以上を対象とした表現が含まれる。


また、別の世界観を持つ作品として、「デュエル・マスターズ覇王伝ガチ!!」や少年サンデーで連載されている「デュエル・マスターズレボリューション」全5巻がある。


アニメ編集

アニメは、テレビ東京系列局(ほか)にて、2002年から放送されている。

元々は「おはスタ」や「おはコロシアム」等の番組コーナーの一つとして15分アニメとして放送されていたが、「デュエル・マスターズ ビクトリーV3」以降は独立した30分アニメ番組として放送されている。


漫画版と違い、アニメ版は最初から「デュエル・マスターズ」を題材としている。


当初はTCG版の方がアニメのなりきりツールという性質が強かったが、後にウィン編になるとアニメの方が現実のTCG版の環境を踏まえたデッキを使うキャラクターを出すなどの逆転現象が起こっている。


TV放送は2024年3月に一旦の終了がされたが、YouTubeなどのウェブ配信の形でアニメ展開自体は継続している。


勝舞編(一期)編集

※漫画版第1部がベース。主人公は切札勝舞。


デュエル・マスターズ」(2002年10月21日~2003年4月4日)全26話。

デュエル・マスターズ チャージ」(2004年4月から2006年3月)全52話。


テル編編集

※前作までとは一切無関係な世界で新主人公・夢実テルが活躍する。このシリーズは漫画版では番外編扱いになっている。一年後には前主人公の切札勝舞に戻されたが、これはそもそもデュエル・マスターズを販売していたタカラ社がトミー社と合併してタカラトミーとなった影響で、これまでのデュエル・マスターズのデザインやキャラクターに関する権利関係の調整期間が必要になったために、中継ぎとしてアニメオリジナル主人公の「テル編」が作られたのだとも言われている。


新星輝デュエル・マスターズ フラッシュ」(2006年4月10日~2007年3月23日)全24話。


勝舞編(二期)編集

※漫画版第2部〜第3部をベースにしているが、アニメの方では勝舞編(一期)とは繋がっていないパラレル扱いとなっている。


ゼロ デュエル・マスターズ」(2007年4月9日~9月28日)全12話。

デュエル・マスターズ ゼロ」(2007年10月6日~2008年3月29日)全25話。

デュエル・マスターズ クロス」(2008年4月5日~2010年3月27日)全100話。

デュエル・マスターズ クロスショック」(2010年4月3日~2011年3月26日)全50話。


勝太編(ビクトリーシリーズ)編集

※漫画版第4部がベース。主人公が切札勝舞の弟である切札勝太に変更された新シリーズ。


デュエル・マスターズ ビクトリー」(2011年4月2日~2012年3月31日)全52話。

デュエル・マスターズ ビクトリーV」(2012年4月7日~2013年3月30日)全51話。

デュエル・マスターズ ビクトリーV3」(2013年4月6日~2014年3月29日)全51話。ここから30分番組となる。


勝太編(VSシリーズ)編集

※漫画版第5部がベース。制作スタッフが大幅に変更されたことで作風がガラリと変わり、このシリーズ以降は長らくギャグ多めになる。


デュエル・マスターズVS」(2014年4月5日~2015年3月28日)全49話。

デュエル・マスターズVSR」(2015年4月5日~2016年3月27日)全51話。

デュエル・マスターズVSRF」(2016年4月3日~2017年3月26日)全51話。


ジョー編(デュエルマスターシリーズ)編集

※漫画版第6部がベース。主人公が切札勝太の息子である切札ジョーに変更された新シリーズ。


デュエル・マスターズ2017」(2017年4月2日~2018年3月25日)全51話

デュエル・マスターズ!」(2018年4月1日~2019年3月31日)全51話

デュエル・マスターズ!!」(2019年4月7日~2020年3月29日)全51話


ジョー編(キングシリーズ)編集

※漫画版第7部がベース。登場キャラクターも世界観も前シリーズと繋がっているが、アニメ版はキャラクターデザインが大幅に変更された。


デュエル・マスターズ キング」(2020年4月5日~2021年3月28日)全47話。

デュエル・マスターズ キング!」(2021年4月4日~2022年3月27日)全43話+特別編8話。

デュエル・マスターズ キングMAX」(2022年4月3日~2022年8月28日)全17話+特別編5話。


WIN編編集

※※漫画版第8部がベース。主人公をこれまでの切札一族とは一切関係ない新キャラ・斬札ウィンに交代した新シリーズ。世界観もこれまでとは繋がりがない。


デュエル・マスターズWIN」(2022年9月4日~2023年3月26日)全29話。

デュエル・マスターズWIN 決闘学園編」(2023年4月2日~2024年3月31日)全49話+特別編3話。TV放映はここで一旦終了。

Duel Masters LOST 〜追憶の水晶〜」(2024年10月4日〜)ここからウェブ配信。全?話。


外伝作品編集

ドラゴン娘になりたくないっ!」(2023年10月~)全?話。


ちなみに、漫画版で題材を乗り換えた背景には、MTGのルールがコロコロコミックの読者層には難解すぎた、もしくは編集部から「マジック:ザ・ギャザリングのまんがから、新しいカードゲームでまんがを作りたい」「全く新しいシステムのTCGを作ろう」という意見があったからという事情がある。詳しくはこちらのリンクの解説と後述する。


ストーリー編集

「マジック・ザ・ギャザリング」が大好きな少年切札勝舞は、三年前にMTGのデュエルの修行へ出た父切札勝利がガルドと名乗るデュエリスト集団に破れ、行方不明となったことを、同行していたNACから伝えられる。しかし勝舞は父が武者修行を続けていると信じ自らもデュエルが強くなることを決意する。


その後勝舞は「デュエル・マスターズ」という新たなカードゲームを知る。そしてそれが彼の人生を大きく変えることとなる。


登場人物編集

デュエル・マスターズの登場人物


関連動画編集


概要(カードゲーム)編集

MTGも手掛けるウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が開発し、タカラトミー(旧タカラ)が2002年5月30日から販売しているTCG

クリーチャー呪文の二種類のカードの他、途中からクロスギア 、D2フィールド、オレガ・オーラといった種類のカードも登場し、今後も新しいカードが増えていく。


これらを駆使し、相手のシールドを全て破壊して直接攻撃を成功させるのが主な勝利条件。(ただし、特殊な条件を満たすことでシールドを破壊しなくても勝てるカードが存在する。これらは『エクストラウィン』と呼ばれる。)


なお、遊戯王OCGのように漫画を原作とするカードゲームだと考えている人がいるが、厳密には当時、漫画の人気が伸びたことで「デュエマでカードを作ろう」という流れになり、松本しげのぶ氏とウィザーズ・オブ・コースト社が協力して開発したのがTCGデュエル・マスターズである。

上述の「シールド」ギミックも、松本しげのぶ氏の発案である。


現在はMTGとはほぼ完全に別のカードゲームとして発展している。

しかし、現在でもMTGに由来する要素が出たり、反対にデュエル・マスターズオリジナルの要素がMTGに逆輸入されたりしているので、まったくの無関係と言うわけではない。

また、2016年には拡張パック「超ブラックボックスパック」にて、コラボレーションとして最強と名高いプレインズウォーカーの「精神を刻む者、ジェイス」と「ニコル・ボーラス」、2020年にも拡張パック「謎のブラックボックスパック」にて、「セラの天使」と「引き裂かれし永劫、エムラクール」、「Black Lotus」、「モンスのゴブリン略奪隊」さらに2022年には拡張パック「パラレル・マスターズ」にて「飛びかかるジャガー」、「Library of Alexandria」、「極楽鳥」、「生ける屍」、「スリヴァーの女王」、「筋肉スリヴァー」、「地震」、「ウルザの激怒」が登場。それ以外にも書籍付録「溶岩コイル」がデュエル・マスターズのカードとして参戦している。


初期デザインは中村聡氏。国内では同じトレーディングカードゲームであるディメンションゼロヴァイスシュヴァルツのデザイン、MTGの名プレイヤーとして知られる。


当初界隈は低年齢層が中心となっていたが、2020年代になると競技シーンにおいて20代後半から30代前半辺りの平成初期生まれが主戦力になるなど高齢化が進んでいる。

それでもなお低年齢層のプレイヤーが入り続け、かつてデュエマに触れた人も本格的にデュエマを始めているため、間口を広げてプレイヤーを増やしている。


主にpixivではデュエルマスターズのカードのイラストや漫画、アニメの二次創作が投稿されている。

中にはカードイラストを描いたイラストレーター自身が投稿している物もある。

漫画版のテクニカルアドバイザー押目祥樹が担当している。


日本製のTCGタイトルでは海外展開に消極的で、特にMTGが流通している欧米での知名度は低い。

北米では2004年からハズブロより展開されていたが、MTGの存在もあってか売上は伸び悩み第12弾で一旦終了。その後2012年に「Kaijudo:Rise of the Duel Masters」という名で北米へ再上陸するも、こちらも2年足らずで商品のリリースを終了している。欧州や中国では販売から既に撤退しており、韓国でも2012年に第14弾を最後に展開終了している。

その後は長らく日本国内のみで展開されていたが、タカラトミーのアジア方面の海外輸出事業の強化策として、「ゴッド・オブ・アビス」よりアジアを中心とした海外展開が決定。翻訳は行われず日本版と同一のものとなる(ただし、他の海外展開をしているTCGでも日本版のまま海外へ販売しているメーカーもある為、デュエマに限った事ではないが)。




カードの種類編集

詳しくはデュエル・マスターズのカードタイプ一覧を参照。


制限カード編集

殿堂入り

プレミアム殿堂


文明編集

カードの括りを表す要素の一つ。

基本的に、あるカードを使用するにはそれに対応したマナを消費しなければならないため、デッキ構築に置いて重要視することになる。ただし、文明については将来的には発売されるシリーズの流れによっては新文明が出る場合もある。ここでは現時点で判明している公式で発表された文明を以下に表記する。

ルール上文明間の優劣はないが、それぞれ得手不得手な動きがあったり、独特の能力を持つものもある。


種族編集

カードの括りの一つ。

サポート種族など特定の種族とシナジーするものや、特殊種族など特別なものも存在する。

デッキ構築の要となることも。

詳しくはデュエル・マスターズの種族一覧を参照。


背景ストーリー編集

デュエル・マスターズの裏設定として展開する物語。

敵対色・友好色や特殊種族など、ゲームに影響する要素もここから生まれる。


カテゴリー編集

背景ストーリーに置いて、特に何らかのグループ(場合によっては同一人物)に属するカードたちの括り。

カテゴリーを指定するカード効果もある。

詳しくはデュエル・マスターズの名称カテゴリー一覧を参照。


ゲーム編集

コンピューターゲーム編集

  • デュエル・マスターズ(GBA)2003年8月7日
  • デュエル・マスターズ 熱闘!バトルアリーナ(GC)2003年12月18日
  • デュエル・マスターズ2 インビンシブル・アドバンス(GBA)2004年3月18日
  • デュエル・マスターズ2 切札勝舞Ver.(GBA)2004年7月22日
  • デュエル・マスターズ3(GBA)2004年12月16日
  • デュエル・マスターズ 〜邪封超龍転生(バース・オブ・スーパードラゴン)〜(PS2)2005年3月24日

アプリゲーム編集

  • デュエル・マスターズ エントリーゲート オブ ドラゴンサーガドラゴンサーガ 2014年5月下旬
  • DUEL MASTERS PLAY'S 2019年12月18日~
  • デュエマであそぼう! 2021年4月3日~
  • デュエマであそぼう!!! 2023年4月15日~

関連動画編集


コラボ編集

デュエマにもコラボカードが存在し、『MTG』の《ブラック・ロータス》や《極楽鳥》などといったカードも存在している。


それ以外にもイラストレーターコラボや様々な作品とのコラボカードが存在したり、テレビアニメに本人役でゲスト出演したカジサックハリウッドザコシショウシモカワチャンネルのようなケースもある。


2024年4月27日には、にじさんじとのコラボもアナウンスされた。こちらは続報を待ちたい。


ある意味で極めつけになったのは『シャングリラ・フロンティア』で、アニメ放送直前のタイミングでコラボカードが収録される、シャンフロコミカライズ版のエキスパンションパス収録の小説でデュエマコラボ小説の収録という出版社の垣根を超えたクロスオーバーで超展開となった。


関連タグ編集

デュエマは小学館の雑誌では認知度が高い公式の略称だが表記ゆれである。また、デュエルマスターズ も表記ゆれタグとなるので注意。

デュエマ50users入り

デュエマ100users入り

デュエマ250users入り

デュエマ500users入り

デュエマ1000users入り


デュエルモンスターズ:カードゲームアニメなので両シリーズをあまり知らない層からは混同されるが、こちらは遊戯王シリーズの一作品で制作会社や出版社が異なる。


外部リンク編集


関連するカードゲーム編集

タカラトミー編集

WIXOSS:対象年齢の異なる同社作品。ルリグ等の多少の違いはあれど、基本ルールの大まかな部分は共通している。

マジカパーティ:対象年齢もほぼ同じ作品。アニメ版デュエマが「デュエマジカキャンペーン」を展開することに。


ブシロード編集

カードファイト!!ヴァンガード文明ではなく「クラン(国家)」と呼ぶカードゲーム。

フューチャーカードバディファイト:文明ではなく「ワールド」と呼ぶカードゲーム。


KONAMI編集

遊戯王デュエルモンスターズ:クリーチャーではなくモンスターと呼ぶ。また、文明ではなく魔族と呼ぶ。


バンダイナムコ編集

バトルスピリッツ:カードの使用コストに「コア」を使うカードゲーム。


上記については、いずれのカードゲームにも共通点らしき箇所はあるが、ルールやオプション品などは全く別物である。

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