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ニコル・ボーラス

にこるぼーらす

ニコル・ボーラスとはWtoC社のカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」の背景ストーリー及びゲーム内に登場するプレインズウォーカーである。
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最古にして邪悪なプレインズウォーカー。

決闘で屠ったプレインズウォーカーは数千を超え、土をつけた回数は三本の指にも満たない。
声を潜めて語られる存在で、他のプレインズウォーカーにさえも畏敬の念を抱かせる。
敵として立ちはだかれば、逆に敬意を払われるほどの悪の王。

数々の称号・異名を持っており、
ドミナリア最古の悪(Dominaria's most ancient evil)、
ボーラス皇帝(Emperor Bolas)、
龍師範(Sensei Ryu)、
全ドラゴンの神王にして父(the god-king and Father of All Dragons)、
偉大なるドラゴン(Great Dragon)、
世界の暴君(Tyrant of Worlds)、
マジック界における究極の悪の黒幕(Magic's ultimate evil mastermind)
などはその一部に過ぎない。

経歴


巨竜戦争、五つの生き残り


エルダードラゴンとは始まりの竜であり、全ドラゴンの源流である。

暴虐の末か、知恵比べか、はたまた人智及ばぬ誇り高さゆえか、
エルダードラゴンは全能さを競い合うように互いを潰し合い、消し合った。
それが後に風化していく神話、巨竜戦争のならわしである。


一説には凄惨な、そして長い戦いだったとされている。
生き残り、知性と魔力を蓄えたエルダードラゴンはわずかに五つのみであった。


人間にも理解を示す穏やかで果敢な鉄竜、クロミウム

クロミウム


クロミウムの姉妹にあたる深紅の雌竜、パラディア=モルス

パラディア=モルス


上の二人をいとこに持つ凶暴な漆黒竜、暴虐の覇王アスマディ

暴虐の覇王アスマディ


赤紫の鱗を纏い人竜として五体を持つ、アルカデス・サボス

アルカデス・サボス


そして、当時からすでに最古老のエルダードラゴンであり、
五千歳を数えぬ若かりし暴竜、ニコル・ボーラスである。

ニコル・ボーラス


エルダードラゴン最後の生き残り、その覇行


生き残りのエルダードラゴンたちでさえ、
それぞれの時代で様々な理由により散っていった。

それと比べて最後に生き残ったニコル・ボーラスが特別な竜であったことは、
もはやあえていうまでもないことだ。

あのプレインズウォーカーの代表格、ウルザよりも更に二万年前に、
ニコル・ボーラスはプレインズウォーカーとなっている。
その五千年後、初めてプレインズウォーカー同士の大規模な争いが起こった際、
彼は悪魔的なリバイアサンのプレインズウォーカーを一か月かけて下し、
その躯を喰らうことでさらなる魔力を手に入れ、ドミナリアから外の宇宙へと旅立った。
このドミナリアでの大暴れにより、時の裂け目が出現することになる。

衰え、そして渇望


時の裂け目の大修復が完了することで、プレインズウォーカーの灯そのものが変質した。
そしてニコル・ボーラスは不老と絶大な魔力、全能に近い完璧な生命を失い、
ただの空間移動ができる傲慢なドラゴンへと成り下がってしまった。

現在彼が悪党として陰謀を慎重に張り巡らせているのは、他でもない。
かつての栄光ある姿を取り戻すためなのだ。

幼き日、共に有った「兄弟」


そんなボーラスにも、幼き日には心の支えとなっていた双子の兄弟が居た。

その名はウギン。後にタルキール次元にて討ち果たす事となる精霊龍である。
そんなボーラスが何故プレインズウォーカーとなったのか?
何故ウギンとは道を違えたのか?
そして、兄弟であったエルダー・ドラゴン達と何故殺し合いをしなければならなくなったのか…?

全ては「基本セット2019」の物語にて語られる…

ゲームでの性能

ここでは実際のカードでの性能を記載する。

ニコル・ボーラス

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マナコスト(2)(青)(青)(黒)(黒)(赤)(赤)
カードタイプ伝説のクリーチャー — エルダー・ドラゴン
パワー/タフネス7/7
能力飛行
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(青)(黒)(赤)を支払わないかぎり、ニコル・ボーラスを生け贄に捧げる。
ニコル・ボーラスが対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札を捨てる。

レジェンド(94年発売のエキスパンション)で収録されたバージョン。この頃はプレインズウォーカーというカードタイプは存在しなかったので伝説のクリーチャーとしてカード化。
毎ターンマナの支払いが必要となるものの、一撃でも相手にダメージを与えると手札を全て捨てさせることができるといった豪快なもの!
ちなみに、2006年発売のエキスパンション:時のらせんでは時間が歪み過去が実体化した(という設定で過去カードが特別枠で採録された)タイムシフトカードにエルダードラゴン代表で収録された。

プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス

マナコスト(4)(青)(黒)(黒)(赤)
カードタイププレインズウォーカー — ボーラス
初期忠誠度5
能力[+3]:クリーチャーでないパーマネント1つを対象とし、それを破壊する。
[-2]:クリーチャー1体を対象とし、それのコントロールを得る。
[-9]:プレイヤー1人を対象とする。プレインズウォーカー、ニコル・ボーラスはそのプレイヤーに7点のダメージを与える。そのプレイヤーはカードを7枚捨て、その後パーマネントを7つ生け贄に捧げる。


アラーラの断片第2セットのコンフラックスでのプレインズウォーカー・カードで収録。
マナコストはすさまじく重いものの、+3]能力で土地もエンチャントもほかのプレインズウォーカーも破壊可能、-2]能力で相手のクリーチャーの強奪といった具合に、大抵の場に出てるカードへ干渉可能というすさまじい制圧力を持つ。ただし1枚ずつしか対象に取れないので、物量作戦で攻め立てる相手を仮想敵とする場合は他のフィニッシャーと要検討。
なお、始めて登場した3色プレインズウォーカー・カードであり、初めてプレインズウォーカー・カードで収録された旧世代プレインズウォーカーである。後に基本セット2013に再録されたので始めて基本セットに収録された多色カードでもある。

欺瞞の主、ニコル・ボーラス

マナコスト(5)(青)(黒)(赤)
カードタイププレインズウォーカー — ボーラス
初期忠誠度5
能力[+3]:各対戦相手は、それぞれそのプレイヤーが土地でないパーマネント1つを生け贄に捧げるかカード1枚を捨てるかしないかぎり、3点のライフを失う。
[-3]:クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。カードを1枚引く。
[-11]:欺瞞の主、ニコル・ボーラスは各対戦相手にそれぞれ7点のダメージを与える。あなたはカードを7枚引く。


破滅の刻のプレインズウォーカーデッキ収録のボーラス。対戦相手のライフを減らすことに長けいるものの[+3]能力は対戦相手側に選択権があるので実際の効果は地味。採用するならば、ライフを確実に詰めていける構成を取りたい。

王神、ニコル・ボーラス

マナコスト(4)(青)(黒)(赤)
カードタイププレインズウォーカー — ボーラス
初期忠誠度7
能力[+2]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは、土地でないカードが追放されるまで、自分のライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
[+1]:各対戦相手は、それぞれ自分の手札からカード2枚を追放する。
[-4]:対戦相手1人か対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。王神、ニコル・ボーラスはそれに7点のダメージを与える。
[-12]:対戦相手がコントロールする、土地でない各パーマネントをそれぞれ追放する。


アモンケットブロック情報解禁の際に公開されたイラストにはピラミット+見覚えありすぎる曲がった角が堂々と映っており、『もしやもしや』と多くのプレイヤーを焦らしに焦らして第2セット破滅の刻にてついに降臨。
マナコストが重いものの、戦場のみならず手札やライブラリーなど多角的に攻めることができる能力が揃っており、フィニッシャーとしての実力が極めて高い。その反面、戦場に干渉できる能力はいずれもマイナス能力という点で、劣勢を覆すための用途にはあまり向いていなく、幅広いカードプールが使えるフォーマットではどうしても高い制圧力持つ重PWと比較されやすい。そのため、これを戦場に出す時点で五分五分程度の戦況を作り出せる上級者コントロールデッキ使い向けのプレインズウォーカーと言える。

余談だがこれが収録されたエキスパンション:破滅の刻の背景ストーリーではボーラスが巨悪であることをはっきりさせる事を兼ねてボーラスの手によってゲートウォッチが敗北する展開が描かれるといわれており、それを証明するかのごとく同セットには《リリアナの敗北》というカードが収録された。これは黒のクリーチャーまたは黒のPWを破壊、さらにそれがプレインズウォーカータイプ:リリアナを持っていた場合追加ボーナスが得られるという黒系デッキ対策カードにはもってこいな1枚。コレが登場した時代のスタンダード(戦乱のゼンディカーブロック~アモンケットブロック)でマナコストに黒マナを含んだ状態でカード化したPWは前述のリリアナ以外ではニクシリスソリンテゼレットボーラス・・・あれ?

余談

  • 上で述べたようにファイレクシアと並ぶマジックを代表する悪役として有名。背景ストーリーではアラーラ次元での暗躍を筆頭に《ゼンディカー次元の遺跡・ウギンの目にプレインズウォーカーを3人集めてエルドラージの封印解除》《ミラディン次元の新生ファイレクシアへ部下のプレインズウォーカーを派遣》《タルキール次元の精霊龍殺害の犯人》と数多くの出来事に関与している。
  • その知名度からか、ロードオブヴァーミリオンⅡデュエル・マスターズこの人らとともにゲスト出演している。
  • ちなみにほかのプレインズウォーカーがファーストネーム表記なのにボーラスと呼ばれているのは、公式いわく『ファーストネームで呼び捨ては彼の偉大さ、年長者としての地位への敬意を欠いているから』とのこと→日本公式サイトの翻訳記事へのリンク



関連タグ

TCG MTG プレインズウォーカー

外部リンク

『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「ニコル・ボーラス」の紹介記事

背景ストーリーリンク

『基本セット2019』


非公式リンク

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