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タルキール

たるきーる

タルキール/Tarkirとは、トレーディングカードゲーム、マジック・ザ・ギャザリングの背景ストーリーに登場する架空の次元の一つであり、その次元を舞台とした物語が描かれるカードセット名でもある。 プレインズウォーカーであるサルカン・ヴォルの故郷であり、 「精霊龍」と呼ばれる無色の炎を操るドラゴンのプレインズウォーカー、ウギンが深く関わる次元である。
目次[非表示]
  • 1 タルキール覇王譚の物語における主な登場人物
  • 1.1 プレインズウォーカー
  • 1.1.1 サルカン・ヴォル
  • 1.1.2 ウギン
  • 1.1.3 ソリン・マルコフ
  • 1.2 「タルキール覇王譚」の時代のカン
  • 1.2.1 ナーセット
  • 1.2.2 ズルゴ
  • 1.2.3 スーラク
  • 1.2.4 シディシ
  • 1.2.5 アナフェンザ
  • 1.3 「タルキール覇王譚」の時代の主な氏族の構成員
  • 1.3.1 テイガム
  • 1.3.2 ガヴァール・バーズィール
  • 2 「タルキール覇王譚」におけるタルキール次元について
  • 2.1 「タルキール覇王譚」におけるキーワード
  • 2.1.1 氏族
  • 2.1.2 きずな
  • 3 「タルキール覇王譚」についての外部リンク
  • 3.1 背景ストーリー小説
  • 3.2 非公式リンク
  • 4 運命再編の物語における主な登場人物
  • 4.1 プレインズウォーカー
  • 4.1.1 サルカン・ヴォル
  • 4.1.2 ウギン
  • 4.1.3 ニコル・ボーラス
  • 4.2 「運命再編」の時代のカン
  • 4.2.1 ヤソヴァ
  • 4.2.2 アリーシャ
  • 4.2.3 タシグル
  • 4.2.4 ダガタール
  • 4.2.5 シュー・ユン
  • 4.2.6 レイハン
  • 4.3 「運命再編」の時代の主な氏族の構成員
  • 4.3.1 翼番いのジェイガン
  • 4.3.2 クーダル
  • 4.3.3 シディーキ
  • 4.3.4 クーアン
  • 4.4 龍
  • 4.4.1 ドロモカ
  • 4.4.2 オジュタイ
  • 4.4.3 シルムガル
  • 4.4.4 コラガン
  • 4.4.5 アタルカ
  • 5 「運命再編」におけるタルキール次元について
  • 5.1 「運命再編」におけるキーワード
  • 5.1.1 龍の嵐
  • 5.1.2 龍
  • 6 「運命再編」についての外部リンク
  • 6.1 背景ストーリー小説
  • 6.2 非公式リンク
  • 7 タルキール龍紀伝の物語における主な登場人物(ネタバレ注意)
  • 7.1 プレインズウォーカー
  • 7.1.1 サルカン・ヴォル
  • 7.1.2 ソリン・マルコフ
  • 7.1.3 ウギン
  • 7.2 龍王
  • 7.2.1 コラガン
  • 7.2.2 オジュタイ
  • 7.2.3 ドロモカ
  • 7.2.4 シルムガル
  • 7.2.5 アタルカ
  • 7.3 「タルキール覇王譚」のタルキールにおいてカンであった者達
  • 7.3.1 ズルゴ
  • 7.3.2 アナフェンザ
  • 7.3.3 シディシ
  • 7.3.4 スーラク
  • 7.3.5 ナーセット
  • 7.4 「タルキール龍紀伝」の時代の主な氏族の構成員
  • 7.4.1 テイガム
  • 7.4.2 ガヴァール・バーズィール
  • 8 「タルキール龍紀伝」のタルキール次元について(ネタバレ注意)
  • 8.1 「タルキール龍紀伝」におけるキーワード
  • 8.1.1 氏族
  • 9 「タルキール龍紀伝」についての外部リンク(ネタバレ注意)
  • 9.1 背景ストーリー小説
  • 9.2 非公式リンク
  • 10 関連タグ
  • 10.1 タルキール出身のプレインズウォーカー
  • 11 タルキール覇王譚ブロック全体についての外部リンク
  • 11.1 非公式リンク
  • タルキール覇王譚の物語における主な登場人物

    MTG ~タルキール覇王譚~ 「龍語りのサルカン」



    プレインズウォーカー

    サルカン・ヴォル

    覇王譚のサルカン・ヴォル


    そうだ、俺は故郷へと戻ってきた。俺は岩だらけの丘と土煙に煙る砂草原の向こうを見た。この世界は生命に咆哮し死に絶叫する、闘争と暴力の全景だ。実に強くなれる。だがそれは痛みに満ち、痛めつけられている。まさに俺のように。
    人間男性
    タルキール覇王譚ブロックの物語で彼の故郷がタルキールであり、マルドゥ族出身であったことが明らかとなった。
    旧く強大なドラゴンのプレインズウォーカー、ニコル・ボーラスを理想のドラゴンと崇めていたが、
    ゼンディカーでのエルドラージ復活により、ボーラスには都合良く利用されていただけに過ぎなかったことを知った彼は謎の囁きに導かれタルキールに帰還。
    囁きに正気を苛まれながら放浪する中、ナーセットと出会う。
    この次元での姿は、「龍語りのサルカン」としてカード化されている。
    『サルカンの狂気』『「きずな」への旅』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「龍語りのサルカン」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)

    ウギン

    精霊龍、ウギン


    お前はこの地を癒すことができる。お前自身を癒すことができる。
    ドラゴンの男性。
    タルキール出身であり、タルキール覇王譚の物語が初登場となる。
    かつてエルドラージをゼンディカーに封印した三人のプレインズウォーカーの一人。
    「精霊龍」と呼ばれ、無色のマナの力を操る力を持ち、無色のマナの性質を持つ透明の炎「幽霊火」を操る。
    かつてニコル・ボーラスに殺害されていたとされており、「囁き」を介してサルカンを導こうとしているが……?
    ウギンの亡骸が眠る峡谷が、「精霊龍の墓
    ウギンの亡骸が眠る峡谷の奥深くに存在する不思議な空間が、「ウギンのきずな
    としてカード化されている。
    『サルカンの狂気』『ソリンの黙示』『「きずな」への旅』)(外部リンク参照)

    ソリン・マルコフ

    ソリン


    「私達は皆、破滅だ」
    吸血鬼の男性。
    かつてエルドラージをゼンディカーに封印した三人のプレインズウォーカーの一人。
    復活したエルドラージの脅威に対し、かつてエルドラージ封印のために共に力を合わせた二人のプレインズウォーカーの一人、ウギンを訪ねるべくタルキールを訪れる。
    この次元での姿は、「真面目な訪問者、ソリン」としてカード化されている。
    『ソリンの黙示』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「真面目な訪問者、ソリン」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)

    「タルキール覇王譚」の時代のカン

    C87サークルカット(仮)


    タルキールは軸とする色とその友好色の二色、その共通の敵対色の三色からなる五つの「氏族」と呼ばれる勢力が争い続ける次元であり、
    それぞれの氏族を代々「カン」の称号を受け継いでいった指導者が率いている。

    ナーセット

    龍の夢


    「痛ましい旅人よ、平穏を求めているのですか?」
    龍の「狡知」の相を取り入れ、「龍眼」を象徴とする氏族、「ジェスカイ道」のカン。
    人間の女性
    ただ資源を浪費し続け、果てしない戦いをくり返し続けるだけで疲弊していくタルキールの現状を憂いている。
    ある日、タルキールにおいて重要な人物の到来を告げるとされる伝説の生物、麒麟の姿を目にし、その導きに従い放浪するサルカンと出会う。
    悟った達人、ナーセット」としてカード化されている。
    『悟りし者』『「きずな」への旅』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「悟った達人、ナーセット」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)

    ズルゴ

    ズルゴさん


    「お前はジェスカイの草履履きか何かか? 座って考えるだと? 俺が求めるのは完全な服従だ」
    「俺は一翼の長だ。最良の指揮をするためには、自分自身について確かでないといけない」
    「統べることは血を流すことだ。布告もそう言っている。お前は軍族のために血を流せ」
    龍の「迅速」の相を取り入れ、「龍翼」を象徴とする氏族、「マルドゥ族」のカン。
    オークの男性。
    かつてマルドゥ族に属していた頃よりサルカンを疎んでいたようだが、サルカンがスゥルタイ群との戦いの中プレインズウォーカーの灯に目覚めた際、敵味方問わず全てを灼き尽くし去って行った事によりサルカンへの憎悪は決定的なものとなり、復讐を望んでいる。
    兜砕きのズルゴ」としてカード化されている。
    『サルカンの狂気』『勝利』『「きずな」への旅』)(外部リンク参照)

    スーラク

    C87サークルカット(仮)


    (イラスト右側の髭を生やした男性)
    二度囁く者が、スーラクをティムールの第一の父とする祈願を伝えた。スーラクは両肩に熊皮の外套をかけていた。それはあの、氏族の庇護者の皮を保存したものだった。スーラクは新たな篭手をはめた。それもまた偉大な獣の両手から作られていた。そして彼は先祖代々の龍爪を頭上に掲げた。彼と熊と氏族は、一つのものだった。
    龍の「獰猛」の相を取り入れ、「龍爪」を象徴とする氏族、「ティムール境」のカン。
    人間の男性。
    若き日にティムール境の儀式により、
    自身の勇気と力だけを武器に獰猛な野生のと戦い、
    右目の視力を喪うほどの熾烈な戦いの末に勝利を収め、成人として認められる。
    ある年の春、ティムール境の宿営地は他氏族の略奪隊による攻撃・略奪を受けるようになり、ティムール境は他氏族の略奪隊に対し力で応えることを選んだ。
    スーラク率いる戦士達がスゥルタイ群の大軍勢と遭遇し、包囲され窮地に陥った際、突如現れた熊――古い挑戦者であり新たな仲間の助けにより、スゥルタイの軍勢を撃退することに成功した。
    しかし、熊はスゥルタイの毒矢により既に助からぬ身となっていた。
    スーラクは熊の瞳の中に嘆願を読み取り、安らかな死を与えた。
    ティムールの最高位の者「第一の父」に選ばれたスーラク。
    そこには両肩に熊皮の外套を、熊の両手の籠手を、
    ――あの、氏族の庇護者、偉大な獣の皮と両手を保存し、そこから作られた武具を身につけ、先祖代々の龍爪の杖を受け継ぐ姿があった。
    龍爪のスーラク」としてカード化されている。
    『熊の目覚め』)(外部リンク参照)

    シディシ

    シディシ様


    「お前は無能な馬鹿だと考えていた。だが完全にそうではなかった。今も我はお前から思い知らされておる――あまりに手ぬるくなりすぎていたと」
    「お前が苦悶にのたうち回る姿を数日の間眺めて楽しみたいなどと思う、そのような過ちは二度と起こさぬ」
    シディシは玉座へと戻り、今や頭を高く上げて、決意を新たにした。龍たちの偉大さを、彼らが長きに渡って世界を統べた力、その残忍さを。ジーニュが苦しむ様子を見るために生きることを許したのは、姿を変えた慈悲の形だった。慈悲、この世すべての罪の中でもっとも重い罪。それはシディシの生命を失わせるところだった。彼女はそのような感情を、例え最も僅かな形であったとしても、再び見せる事は決してないであろう。
    龍の「残忍」の相を取り入れ、「龍牙」を象徴とする氏族、「スゥルタイ群」のカン。
    ナーガの女性。
    先代のカンを殺害してカンの座と王冠を奪い取り、競争相手達を粛清した冷酷な策略家であり、
    癇癪持ちで、自身を諫めようとした助言者達を尽くクロコダイルの「穴」に落として処刑したり、
    寵愛のために自身を欺こうとした氏族の有力者に対し、見せしめとしてその親族を殺害し、生ける屍の奴隷「シブシグ」に変わり果てた姿を見せ付けたりするような残虐な暴君である。
    その反面、その尊大さ故かマルドゥ族のゴブリンに王冠を奪われるなど、どこか迂闊な点もある。
    「千年紀で最高となるスゥルタイ軍」、「タシグルの時代以来誰も目にしていないような軍」を望み、
    「人口の五パーセントをシディシ軍へと徴兵する」、「各家族の長子を差し出させる(その後送られてきた中で最も強い者を個人的に査定し、これらのうち最高の者達を彼女を守れるほどに強い、不死の個人的な護衛とする)」
    といった貪欲な権勢の拡大を行っている。
    血の暴君、シディシ」としてカード化されている。
    『慈悲』)(外部リンク参照)

    アナフェンザ

    物静かなお茶会(と忍耐)


    (イラスト左側の短髪の女性)
    「始まりの木と祖先らの面前に、オレット、貴方と縁を切ることを宣言します。貴方はもはや私の血縁ではありません。貴方を私の敵と宣言します。もしも戦場で相まみえたなら、去ることは許しません。貴方の霊は根無し草となり、苦悶の中で始終孤独に彷徨うのです。さあ、我が弟ガヴァール、彼を外へ」
    龍の「忍耐」の相を取り入れ、「龍鱗」を象徴とする氏族、「アブザン家」のカン。
    人間の女性。
    アブザン家は過酷な砂漠の環境で生きていくため「家族」を重要視する氏族であり、
    血縁のある「血族」はもちろん、強い信頼や臣従の証として互いに家族と見なし合う誓いを交わし合う「盟族」の関係があり、
    敵対氏族の戦災孤児を引き取って養子とし、盟族「クルーマ」とする慣習がある。
    アナフェンザの一族は交易商人の一族であった。
    ある日、アナフェンザの一家はスゥルタイ群の軍勢に襲われ、
    更にはその混乱の中、アブザンがアブザンを殺す同族殺しの光景を目の当たりにする。
    アナフェンザの一家はアナフェンザとアナフェンザの一家のクルーマであったマルドゥ族出身のオーク、ガヴァール・バーズィールを残して滅ぼされてしまう。
    刺客であったアブザンの兵士をガヴァールと共に尋問したアナフェンザは、この襲撃の黒幕が従兄弟のオレットであったことを知る。
    各家の長がカンと盟約を交わす日。
    アナフェンザが生きてカンとなっていたことに驚き、許しを請うオレット。
    アナフェンザはオレットに対し「家族」として繋がるアブザン家において最も重い罰――「縁切り」を下したのであった。
    先頭に立つもの、アナフェンザ」としてカード化されている。
    『絆と血』)(外部リンク参照)

    「タルキール覇王譚」の時代の主な氏族の構成員

    テイガム

    「奴らは熱狂しているだけです。ほとんどの者は彼女ほどの知識もなく行動するでしょう。今も多くのジェスカイが、私のように誤った者が退場するのを見たがっているのは確かです。そして近頃ではこういった揉め事が増大しています。そのため私も、愛しの老ナーセットが最終的にさらなる脅威にならないとは断言できません。覚えておきます」
    スゥルタイ群に属する、スゥルタイ群のカンであるシディシの首席助言者。
    人間の男性。
    かつてはカンであるナーセット直々の訓練を受ける栄誉に与りさえしたジェスカイ道の修行僧であったが、
    修行のための旅に出た際、エビーリという名のラクシャーサ(猫の姿をしたデーモン)の誘惑により、エビーリへの奉仕と引き替えにスゥルタイにおける富と力を得た。
    しかし、かつての同胞であるジェスカイの修行僧達はテイガムを「誤った者」として罰することを望んでおり、
    またテイガム自身もエビーリを倒し解放されることを願っている。
    タルキール覇王譚ブロックにおいてはテイガム自身はカード化されることはなかったが、
    後に統率者2017において、「シディシの手、テイガム」としてカード化されている。
    『テイガムの策謀』)(外部リンク参照)

    ガヴァール・バーズィール

    「僕の家は裏切られた。けれどきっと、僕らの氏族は正してくれると思う」
    アブザン家に属する、アブザン家のカンであるアナフェンザの義弟、クルーマの指揮官。
    オークの男性。
    彼はアブザン家に伝わる敵対氏族の戦災孤児を引き取って養子とする「クルーマ」の風習によって、アナフェンザが少女の頃にマルドゥ族との戦いの後にアナフェンザの一家に引き取られ、アナフェンザの義弟となったマルドゥ族出身のオークであった。
    その戦いによって従兄弟を喪ったことからガヴァールの事を疎んでいたアナフェンザであったが、その後アナフェンザの一家はスゥルタイの軍勢に襲撃され、更にはアブザン家内の同士討ちによってアナフェンザとガヴァールを残して滅ぼされてしまう。
    身一つで逃れる中、ガヴァールは身を挺してアナフェンザを助ける。
    アナフェンザがアブザン家のカンとなった日、アナフェンザがただ独りの家族と信じるガヴァールの姿が側にあった。
    『絆と血』)(外部リンク参照)

    「タルキール覇王譚」におけるタルキール次元について

    タルキール次元にはかつてエレメンタルの嵐から生まれる達が繁栄し、それに敵対する5つの古代戦士氏族は龍から生き残るためにそれぞれの方法で戦いを模索していた。だが1280年前のニコル・ボーラスによるウギン殺害の結果、嵐は止み、新たな龍は生まれなくなった。5つの氏族は空の獣達を狩りつくし、龍はタルキールから絶滅した。5つの氏族は旧い龍の力を崇めながら互いにその領土、あるいは全てを奪い合おうと不毛な争いを続けた結果、衰退した世界となる。
    サルカン・ヴォル曰く、タルキールは墓。
    『『タルキール覇王譚』の3色土地』『タルキール、その基本』)(外部リンク参照)

    ゲームでは各氏族ごとに
    友好色2つ+それぞれ共通の対抗色(カードの裏面に各色の丸が5角形に並んでいるが、ここで隣り合っている色が友好色で、隣り合っていない色が対抗色)が割り当てられており、
    それぞれに固有のキーワード能力を指定されたり部族ごとの性質を再現されたカードが収録されている。

    「タルキール覇王譚」におけるキーワード

    氏族

    ガバガバタルキール氏族シンボル


    それぞれ「カン」の称号を持つ指導者によって率いられる五つの勢力。
    かつては生き延びるために龍と戦い続けていたが、龍が滅び去った後は各氏族が果てしない争いを続ける時代となった。
    各氏族は龍の一つの性質の相を氏族の理想を体現するものとして取り入れており、氏族の理想とする相を表す、龍の身体の一部を模した紋様を氏族の象徴として用いている。
    『氏族の象徴』『戦旗を掲げよ』)(外部リンク参照)

    氏族色の組み合わせ理想象徴詳細
    アブザン家白黒緑忍耐龍鱗砂漠地帯に生きる『家族』を重んじる氏族。巨大なサイや像といった巨大な獣で道を切り開く。
    ジェスカイ道青赤白狡知龍眼悟りの境地に至る道を探す求道者たちや武術家の氏族。開発段階の仮名はコレ
    スゥルタイ群黒緑青残忍龍牙ジャングルの奥地で富を蓄え、力を付けた氏族。屍術で死者の使役を得意とする。
    マルドゥ族赤白黒迅速龍翼統率された軍隊による戦いにおける名誉の道を追い求める氏族。サルカンもここ出身。
    ティムール境緑青赤獰猛龍爪雪に囲まれた極寒の地に住む放浪の民。狩猟と略奪で生活をする一方で先祖・自然を敬う氏族。
    『プレインズウォーカーのための『タルキール覇王譚』案内 その1』
    『プレインズウォーカーのための『タルキール覇王譚』案内 その2』
    『プレインズウォーカーのための『運命再編』案内』)(外部リンク参照)

    なお、どこかのギルドらにもいえることだが
    背景ストーリー関係無いところやデッキ構築の話題でこれら氏族の名称が出てきたときは
    大体は色の組み合わせの略称である。
    友好色2つ+対抗色1つの組み合わせのカードは過去に無かったわけではないが、
    ストーリーに深くかかわる集団ごとに色の組み合わせがあるのはやはり珍しく、
    タルキール覇王譚ブロックがスタンダート落ちした現在でもこの名は定着している。
    『我らは生きる』(アブザン家のカラーパイについて、外部リンク参照)
    『賢明な思考』(ジェスカイ道のカラーパイについて、外部リンク参照)
    『いち抜けました』(マルドゥ族のカラーパイについて、外部リンク参照)
    『何としても』(スゥルタイ群のカラーパイについて、外部リンク参照)
    『艱難汝を玉にす』(ティムール境のカラーパイについて、外部リンク参照)

    きずな

    ウギンの亡骸が眠る峡谷の奥深くの地点に存在する空間。
    「現実が常に移ろい、ねじれている」
    「まるで一つの最終的な形態を追い求めるように、ですが決して見つからない」
    と言われる不思議な空間であり、
    これまで、
    「中に入ることのできた者は誰もおらず、それでも前進した僅かな者は、単純に引き裂かれた」
    という。
    ウギンのきずな」としてカード化されている。
    『「きずな」への旅』)(外部リンク参照)

    「タルキール覇王譚」についての外部リンク

    『タルキール覇王譚』公式サイト
    『プレインズウォーカーのための『タルキール覇王譚』案内 その1』
    『プレインズウォーカーのための『タルキール覇王譚』案内 その2』
    『タルキール覇王譚』Card Image Gallery
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおけるタルキール次元の紹介ページ
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける『タルキール覇王譚』キーアート壁紙ダウンロード


    背景ストーリー小説

    タイトルが太字のものはタルキール覇王譚ブロックのまとめである「タルキール・ブロックの物語」にて筋書きとして重要視された物語である。
    『サルカンの狂気』
    『熊の目覚め』
    『ソリンの黙示』
    『テイガムの策謀』
    『カマキリの道』
    『チェンサルの双子』
    『悟りし者』
    『塩路』
    『慈悲』
    『勝利』
    『絆と血』
    『「きずな」への旅』

    非公式リンク

    あなたの隣のプレインズウォーカー ~第27回 君の名はウギン~ - | 晴れる屋
    あなたの隣のプレインズウォーカー ~第30回 さるかんトラベラー~ - | 晴れる屋
    「アニヲタWiki(仮)」における「カン/Khan(MtG)」の項目
    【MTG】「タルキール覇王譚」ストーリー再現動画 part00






















    運命再編の物語における主な登場人物

    ウギンの眠る地、現実が常に移ろう「きずな」を越えたサルカン。
    その先に彼は1280年前
    ――まだ龍が在りし日の、氏族と龍が争い合う、古のタルキールへと辿り着いたのであった。

    プレインズウォーカー

    サルカン・ヴォル

    「お前の言った通りだった。氏族は強かった、人は素晴らしかった」
    「きずな」を越え、広大なティムールのツンドラの只中に現れたサルカン。
    ナーセットを喪ったこと。
    「きずな」へと導くウギンの声が、「きずな」を越えた途端に絶え、進むべき道を見失ったこと。
    それらに困惑し、狂乱する中、
    彼はタルキールに龍が生まれる姿を目の当たりにし、古のタルキール、龍たちのタルキールに辿り着いたことを知って歓喜する。
    龍の群れの姿を追う中、宿営地を襲う龍達の姿を「純粋なる力の体現」として享受するサルカン。
    しかし、ある人間の女戦士が立ち向かい、龍が倒される姿にサルカンは怒り狂う。
    一度はその女戦士に激しい憎しみを燃やすも、彼女は龍すら超える素晴らしい征服者だったのだと気付き、龍がいるタルキールがいかに素晴らしいものであるかを実感したサルカン。
    彼はナーセットに「龍が待つタルキール」の姿を見せることを誓うのだった。
    『古の、新たなタルキール』『書かれざるもの』『再編の連環』)(外部リンク参照)

    ウギン

    FRF-灵龙乌金


    古のタルキール、ウギンはまだ生きており、空には全ての龍の源たる「龍の嵐」があった。
    だが、ニコル・ボーラスによって襲われたウギンは敗れ、地に墜ちる。
    ウギンが息絶えようとしているその時、駆けつけたサルカンが差し出した面晶体の欠片がウギンの身体を包む繭を作り出したのであった。
    ウギン自身が「精霊龍、ウギン
    面晶体の繭に包まれたウギンが眠る地が、「精霊龍のるつぼ
    としてカード化されている。
    『再編の連環』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「精霊龍、ウギン」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)

    ニコル・ボーラス

    【拡張】『命運の核心』【運命再編】


    ドラゴンの男性。
    旧く強大で邪悪なるエルダー・ドラゴン。
    ウギンを殺害すべくタルキールに現れ、
    幻視によって「ウギンを殺すことで氏族の人々は龍との争いから解放され、豊かなタルキールで繁栄を得られる」と信じたヤソヴァを従えウギンに襲いかかる。
    ニコル・ボーラスとウギンが争う姿が「命運の核心」としてカード化されている。
    『再編の連環』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「ニコル・ボーラス」の紹介記事)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「命運の核心」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「ニコル・ボーラス」の項目)(外部リンク参照)


    「運命再編」の時代のカン

    「カン」の称号は、各氏族において最も指導者に相応しいとされた者に代々受け継がれていく指導者の称号である。
    「タルキール覇王譚」の時代の1280年前に当たる「運命再編」の時代では、ナーセットやズルゴ達の遥か先代のカンに当たる人物達が登場する。

    ヤソヴァ

    やぞば


    「我らは家が蹂躙され、子供達が殺されるのを無力に見てきた。怯える兎のごとく空を見上げ、何よりも生き伸びることに人生を捧げ、他者の領域で、間の抜けた小物のごとく這い足掻ながら生きてきた」
    「それでもお前は我らの方が良いなどと言うのか?」
    「ティムール境」のカン。
    人間の女性。
    「タルキール覇王譚」の時代のティムール境のカンであるスーラクと同じく、戦闘の偉業を通じて授けられる、ティムール境における氏族の指導者の公的な称号「龍爪」を持ち、
    「龍爪」の称号はサルカンら他氏族出身の者からも「ティムールのカン」を表す称号と見なされている。
    龍の鉤爪の付いた杖を振るい、剣歯虎「アンチン」を従えて戦う、
    「彼女は素晴らしかった。彼がかつて知るどんな人間よりも。」とサルカンから称されるほどの龍をも倒す屈強な女戦士にして巫師
    幻視によって、
    「ウギンが死ねば、全ての龍の源たる『龍の嵐』は止み、龍たちは滅びる」
    「龍たちを滅ぼす事によって、氏族は争いもなく豊かなタルキールでの繁栄を得ることができる」
    「ウギンを殺し、それをもたらすために、ウギンの元へと道を示せ」
    と「一体の、偉大なる龍」によって告げられたことにより、ウギンを殺し氏族の繁栄を得るために「二つの曲線の印」を道標と残している。
    龍爪のヤソヴァ」としてカード化されている。
    『古の、新たなタルキール』『書かれざるもの』『再編の連環』『カンの落日』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「龍爪のヤソヴァ」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「ヤソヴァ」の項目)(外部リンク参照)

    アリーシャ

    「お前はお前の戦名を名乗るといい」
    「お前自身を知り、それを名乗れ」
    「マルドゥ族」のカン。
    人間の女性(肉体的には男性だが、性自認は女性である)。
    マルドゥの民は敵を殺すことで「戦名(いくさな)」と呼ばれる新たな姓を授かり、
    未だ戦名を授からぬ者は『柔らかな踵』と呼ばれる風習がある。
    弱冠十六歳の少年、誰の目にもそう思われていた頃、彼女は龍を殺し、戦名を授かる名誉を得た。
    彼女は祖母の名「アリーシャ」を戦名として選び、自身を「女である」と証明してみせた。
    ある時、彼女は数多くの戦に参加しながらも、『柔らかな踵』であるオークの姿を見る。
    彼はアリーシャが十分に龍を殺せると認めるほどの優れた戦士としての技量を持っていた。
    しかし、彼は龍を殺せる好機がありながら、他の戦士の腹を割こうとする鉤爪を防ぐことを優先し、龍殺しの機会は他の戦士に奪われるものとなった。
    その『柔らかな踵』は強く素早く、戦いの技術に何ら欠けるところはないが、
    龍を乱打し、体勢を崩させることで、
    「龍が他の戦士達を傷つけさせない」、「他の戦士達が龍へと攻撃に移れるようにする」
    ことで自身の手で龍を討ち取ることこそなかったものの、他の戦士達が龍に致命傷を与えられるようにする異端の戦法を取る戦士であったことを見届けたアリーシャ。
    彼女はその『柔らかな踵』に今一度自身の戦いの栄誉を問う。
    「ありません」
    そう答えた『柔らかな踵』に対し、アリーシャは氏族の戦士達に呼びかける。
    「お前は今日この『柔らかな踵』の隣で戦っていたな。何を見た?」
    彼らは口々にその『柔らかな踵』が龍との戦いで自身を危険から救ってくれたこと、命を助けてくれたことを答えた。
    「マルドゥはお前を知っている。だがお前は、全てのマルドゥが『背中壊し』や『兜砕き』でなければならないと思っている。お前は、自分の行いが彼らのように栄誉あるものではないと考えている。それは誤りだ」
    「マルドゥの中でお前の居場所を知った時、お前の名を選ぶといい」
    彼女は『柔らかな踵』に、
    「『龍に止めを刺すこと』だけが栄誉に値する戦いではないこと」
    「戦名とは自身の行いを以て、自身が何者か証明してみせるものであること」
    そう伝えたのであった。
    死に微笑むもの、アリーシャ」としてカード化されている。
    『名の真実』『カンの落日』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「死に微笑むもの、アリーシャ」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「アリーシャ」の項目)(外部リンク参照)

    タシグル

    バナナ


    「私は黄金牙だぞ?」
    「スゥルタイ群」のカン。
    人間の男性。
    ある朝、毒味役が倒れ、何者かがタシグルの食事に毒を盛ったことが明らかになる。
    タシグルは自身に仕えるラクシャーサ獣人の姿をした悪魔)、クーダルを呼びつけようとするも、側近のナーガ、シディーキに「クーダルは呼べません」と答えられたことからやむなくクーダルの元へ向かう。
    「我がカン、裏切り者の名を告げましたなら、貴方様が相応しいと思う罰をその者にお与え下さいませ――ただ裏切り者の命は残しておいて頂きたい。私自らその生命を頂き、裏切り者の魂を食らいましょう」
    その言葉を条件に、クーダルはタシグルの毒殺を謀った裏切り者の名は昨日タシグルの元で龍殺しの栄誉を称えられた女戦士、ヤーラだったと告げる。
    ヤーラを宮殿へと呼びタシグルが見せたもの。
    それは生ける屍へと変わり果てたヤーラの夫の姿であった。
    剃刀鞭での拷問を楽しむタシグル。
    しかし、ヤーラの記憶を読んだ際、ヤーラが毒殺を謀ったというのは全くの嘘偽りであったことを知る。
    怒り狂い、ヤーラの命を奪ったタシグル。
    その側にクーダルが現れ、自身の所有物となるはずであったヤーラの生命を引き渡さなかったことを咎める。
    クーダルの虚言にタシグルは怒るも、何ら悪びれることもなくクーダルは食事に毒を盛った真犯人は自分だと告げる。
    タシグルの糾弾に対し、
    「もし私が貴方様の死を望んだなら、若き公子殿、貴方様は死んでいたでしょう」
    とクーダルは自身の優位を示すも、なおも食い下がるタシグルに対し、
    「タシグル殿、貴方様はすぐに拗ねる子供のようですな」
    「自身を御覧なさい。癇癪を巻き散らし、意味のない怒りに震えている。何故なのです? 貴方様は欲しいものを得たというのに――打ちのめし、殺すことのできる犠牲者を。ですが私は彼女の魂を求め、貴方様はその褒賞を拒否された。この過ちは、貴方様が長く後悔することになるものです」
    とラクシャーサとの契約で栄華を得ていながら、その契約を裏切ったことを咎める。
    「子供のごとく愚かでもあるのですな。人間がスゥルタイを統べているのは、ラクシャーサとナーガがそうさせているため。貴方様の傲慢がその道楽を終わらせることになりますでしょう」
    「間もなく、スゥルタイは滅びる」
    その言葉を残し、クーダルとシディーキはタシグルの元を去った。
    兵士の半数はいなくなった宮殿に座るタシグル。
    ナーガの屍術なくして、生ける屍の奴隷達を支配下における者もいなくなった。
    「人間がスゥルタイを統べているのは、ラクシャーサとナーガがそうさせているため」
    その言葉通り、スゥルタイのカンたる人間の一族は強大な力を持つラクシャーサと、ラクシャーサと契約したナーガの傀儡君主に過ぎなかったのだ。
    ついにアブザンは宮殿に攻め入るほどに近付き、タシグルを恐れて兵士達も去って行った。
    タシグル自身も最早毒味役もおらず、食事の味を気にする余裕すらないほどに飢えていた。
    そんな中、伝令が龍の襲来を告げる。
    タシグルは召使いに連れられ、宮殿の奥の隠し部屋で恐怖にすくんでいるしかできなかった。
    マラング川の浅瀬。
    黄金と宝石で飾られた翡翠の玉座を貢ぎ物とし、シルムガルへと生命を請い跪くタシグルの姿がそこにあった。
    黄金牙、タシグル」としてカード化されている。
    『黄金牙の破滅』『カンの落日』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「黄金牙、タシグル」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「タシグル」の項目)(外部リンク参照)

    ダガタール

    不屈のダガタール


    「ドロモカよ、我らの祖先は何世紀にも渡って我らを導いてきた。彼らが長い間私に与えてきてくれた、何よりも真実の助言を貴女と共有したい。彼らは私に、カンの義務は一人の生よりも、万の生よりも巨大なものだと気付かせてくれた。私には、終わりの日までの子孫全ての生への責任がある。それこそがアブザンだ。我らは敗北に耐え、敗北したとしても力を失うことはない。そして我らは必要であることを行わねばならない、それが困難であろうとも。思いもよらないことであろうとも」
    「アブザン家」のカン。
    人間の男性。
    最初の族樹(アブザン家に属する各一家が育てる樹。祖先の霊を宿し、時に祖先の加護を用いてアブザン家は戦う)の一つから現れた琥珀を鎚頭とし、アブザンの代々の長老達の霊が宿る鎚、『追憶』をアブザン家のカンとして代々受け継いでいる。
    ウギンが面晶体の繭の中で眠りについた後、「龍の嵐」が激しくなり各氏族が未曾有の危機に晒される中、アブザン家と対立する龍の群れを率いるドロモカとの対話に臨む。
    不屈のダガタール」としてカード化されている。
    『終わりなくして始まりなし』『カンの落日』)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「ダガタール」の項目)(外部リンク参照)

    シュー・ユン

    寂嵐


    「争っているように見えながらも、各氏族は巧妙な調和の中にある」
    「アブザンは安定と交易を促進し、街道を巡回している。マルドゥは領土を遥か遠方まで広げ、他の氏族にとっての脅威となるであろう龍を殺している。霊的に深く根ざした頑健なティムール、彼らの巫師は隠れ潜んだ見えざる危険を他氏族に警告する。不誠実な者達かもしれぬが、スゥルタイですら沼地の害獣と恐怖をその支配下に留めている。そして何よりもジェスカイ、山の僧院にてタルキールの記憶を務め、伝承、秘密、真実の記録を保持している。他の氏族が歴史の騒乱に忘れてしまうかもしれぬものを」
    「ジェスカイ道」のカン。
    人間の男性。
    ウギンが面晶体の繭の中で眠りについた後、「龍の嵐」が激しくなり各氏族が未曾有の危機に晒される中、生き残りを賭け、ジェスカイの高山にて各氏族のカン5人による頂上会談を召集する。
    沈黙の大嵐、シュー・ユン」としてカード化されている。
    『カンの落日』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「沈黙の大嵐、シュー・ユン」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「シュー・ユン」の項目)(外部リンク参照)

    レイハン

    「どうやら、臆病なあなたがたは見切りをつけられないようですね」
    アブザン家において三家族の軍をまとめる指揮官であったが、ダガタールの後に「アブザン家のカン」を称し、自身に賛同する者達を率いた「最後のアブザン」。
    人間の女性。
    ウギンが面晶体の繭の中で眠りについた後、「龍の嵐」が激しくなり各氏族が未曾有の危機に晒される中、アブザンの全戦力を集め、ドロモカを倒す徹底抗戦を主張する。
    タルキール覇王譚ブロックにおいてはレイハン自身はカード化されることはなかったが、
    後に統率者2016において、「最後のアブザン、レイハン」としてカード化されている。
    『終わりなくして始まりなし』『カンの落日』『『統率者(2016年版)』の話をしよう』)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「レイハン」の項目)(外部リンク参照)

    「運命再編」の時代の主な氏族の構成員

    翼番いのジェイガン

    「今日、俺は見ました。一人の戦士がただの一撃で龍を打ち倒したのを。彼女はその顔に、戦いの喜びをまとっていました」
    「我がカン、仰せの通りに俺は自分自身を知りません。ですが、貴女のことは知っています。貴女について行きます――」
    「......そして俺はこう呼ぶでしょう。死に微笑む者、アリーシャと」
    マルドゥ族に属する戦士。
    オークの男性。
    彼は九度の戦を戦ってきたが、未だマルドゥ族における栄誉の姓「戦名」を授からぬ『柔らかな踵』の戦士だった。
    しかし、それは彼が強く素早く、戦いの技術に何ら欠けるところはないが、
    龍を乱打し、体勢を崩させることで、
    「龍が他の戦士達を傷つけさせない」、「他の戦士達が龍へと攻撃に移れるようにする」
    ことで自身の手で龍を討ち取ることこそなかったものの、他の戦士達が龍に致命傷を与えられるようにする異端の戦法を取る戦士であったため、龍に止めを刺したことがないからであった。
    そのため、自身の戦いに栄誉の行いなどなく、戦名に値しないと考えていた彼に対し、アリーシャは氏族の戦士達に呼びかける。
    「お前は今日この『柔らかな踵』の隣で戦っていたな。何を見た?」
    彼らは口々にその『柔らかな踵』が龍との戦いで自身を危険から救ってくれたこと、命を助けてくれたことを答えた。
    「マルドゥはお前を知っている。だがお前は、全てのマルドゥが『背中壊し』や『兜砕き』でなければならないと思っている。お前は、自分の行いが彼らのように栄誉あるものではないと考えている。それは誤りだ」
    「マルドゥの中でお前の居場所を知った時、お前の名を選ぶといい」
    そう告げるアリーシャに対し、彼はこう答える。
    「今日、俺は見ました。一人の戦士がただの一撃で龍を打ち倒したのを。彼女はその顔に、戦いの喜びをまとっていました」
    「我がカン、仰せの通りに俺は自分自身を知りません。ですが、貴女のことは知っています。貴女について行きます――」
    「......そして俺はこう呼ぶでしょう。死に微笑む者、アリーシャと」
    彼はアリーシャが
    「戦名とは自身の行いを以て、自身が何者か証明してみせるものであること」
    を告げたように
    「戦名によって他者の行いに対し、他者が何者か認めてみせた」
    のであった。
    『名の真実』(『柔らかな踵』のオークとして)、『カンの落日』)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「ジェイガン」についての記述)(外部リンク参照)

    クーダル

    「子供のごとく愚かでもあるのですな。人間がスゥルタイを統べているのは、ラクシャーサとナーガがそうさせているため。貴方様の傲慢がその道楽を終わらせることになりますでしょう」
    スゥルタイ群のカンであるタシグルの側近の助言者、シディーキと契約を交わしたラクシャーサ(猫の獣人の姿をした悪魔)の男性。
    シディーキと共謀してタシグルに
    「我がカン、裏切り者の名を告げましたなら、貴方様が相応しいと思う罰をその者にお与え下さいませ――ただ裏切り者の命は残しておいて頂きたい。私自らその生命を頂き、裏切り者の魂を食らいましょう」
    というラクシャーサとの契約を破らせるように仕向ける。
    クーダルが告げた裏切り者の名が嘘であったことを糾弾するタシグルに対し、
    契約においてクーダルへの正当な所有物となるはずであった裏切り者の命を、タシグルが怒りに任せて奪ってしまったことを
    「タシグル殿、貴方様はすぐに拗ねる子供のようですな」
    「自身を御覧なさい。癇癪を巻き散らし、意味のない怒りに震えている。何故なのです? 貴方様は欲しいものを得たというのに――打ちのめし、殺すことのできる犠牲者を。ですが私は彼女の魂を求め、貴方様はその褒賞を拒否された。この過ちは、貴方様が長く後悔することになるものです」
    と契約を裏切ったとして咎め、
    「子供のごとく愚かでもあるのですな。人間がスゥルタイを統べているのは、ラクシャーサとナーガがそうさせているため。貴方様の傲慢がその道楽を終わらせることになりますでしょう」
    「間もなく、スゥルタイは滅びる」
    という言葉を残してタシグルの元を去る。
    『黄金牙の破滅』)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「クーダル」についての記述)(外部リンク参照)

    シディーキ

    「間もなく、スゥルタイは滅びる」
    スゥルタイ群に属する、スゥルタイ群のカンであるタシグルの側近の助言者。
    ナーガの女性。
    クーダルと共謀してタシグルに
    「我がカン、裏切り者の名を告げましたなら、貴方様が相応しいと思う罰をその者にお与え下さいませ――ただ裏切り者の命は残しておいて頂きたい。私自らその生命を頂き、裏切り者の魂を食らいましょう」
    というラクシャーサとの契約を破らせるように仕向ける。
    ラクシャーサとの契約を破ったタシグルの元を去ったクーダルに続き、
    「間もなく、スゥルタイは滅びる」
    という言葉を残してタシグルの元を去る。
    タルキール覇王譚ブロックにおいてはシディーキ自身はカード化されることはなく、背景ストーリー中でも「シディーキ」とのみ呼ばれていたが、
    後に統率者2016において、「簒奪者、イクラ・シディーキ」としてカード化されており、
    フルネームが「イクラ・シディーキ」であることが明らかになった。
    『黄金牙の破滅』『カンの落日』『『統率者(2016年版)』の話をしよう』)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「イクラ・シディーキ」の項目)(外部リンク参照)

    クーアン

    「大師様、いけません」
    「お前が心配しているのは私の安全か?」 シュー・ユンは微笑みながら尋ねた。「それとも巻物か?」
    「巻物です」 一切の躊躇なくクーアンは言った。「氏族において個人は重要ではありませんが、知識は我らの源泉です」
    ジェスカイ道に属する、ジェスカイ道のカン、シュー・ユンが最も信頼する書記者。
    シュー・ユンに伴い、各氏族のカン5人による頂上会談の内容を筆記していたが、
    シルムガルの龍の群れとオジュタイの龍の群れによる襲撃の中、シュー・ユンの言葉に従い、
    5人のカンを、カンの率いるそれぞれの氏族の存在を記録した巻物を、
    シュー・ユンに託す。
    『カンの落日』)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「クーアン」についての記述)(外部リンク参照)

    mtgデフォルメ龍王様


    タルキールにはそれぞれ強大な一体の龍によって率いられ、縄張りを持つ五つの異なる種の龍の群れが存在する。
    それぞれの龍の群れは縄張りとする地に住まう氏族と対立しつつも、群れを率いる龍は各氏族によって崇められ、それぞれの氏族の理想を体現するものとされる。
    『プレインズウォーカーのための『運命再編』案内』)(外部リンク参照)

    ドロモカ

    「ドロモカは貴方がたに知っておいて欲しいと願っています、貴方がたを学び、多くの尊敬すべきものを見つけたと。貴方がたは勇気をもって互いを支え合う。共にあれば、分かたれているよりも遥かに強くなる。貴方がたは犠牲と力とを理解している。貴方がたのクルーマの伝統もまた、似ていないわけではない。彼女へと誓いを立て人間達の中から選び、任命した者達と。だが貴方がたが屍霊術に汚れている限り、我らの種は貴方がたを砂漠から一掃しようとし続けるだろう」(ソエムスによる龍詞(タルキールの龍の用いる言語)からの訳)
    アブザン家と対立する龍の群れを率いる龍であり、アブザン家の理想「忍耐」の体現として崇められる龍。
    雌。
    ドロモカとドロモカの群れの種の龍は防具に用いられるほど頑強な鱗に全身を覆われている特徴があり、焼けつく光のような吐息を使う。
    ウギンが面晶体の繭の中で眠りについた後、「龍の嵐」が激しくなり各氏族が未曾有の危機に晒される中、通訳のソエムスと共に対立するアブザン家のカン、ダガタールとの対話に応じるも、
    「死者はただ去り行くのみが自然のあり方であり、それに反する行いを断じて許さない」
    旨を告げダガタールに迫る。
    永遠のドロモカ」としてカード化されている。
    『終わりなくして始まりなし』)(外部リンク参照)

    オジュタイ

    【拡張】冬魂のオジュタイ【運命再編】


    「偉大なる龍王オジュタイ様は宣言された、ジェスカイはもはや存在しない」
    「お前達のカンは死に、要塞の一つもまた陥落した。他の者は従うがよい。オジュタイ様は命じる......」
    「......この死体、全ての屍は葬儀なく処分される。そして......幽霊火の戦士の刺青を持つ者は全て、剣により処刑される」
    「偉大なるオジュタイ様はお前に仕事を申しつける」
    「この日より、氏族はもはや存在しない。カンはもはや存在しない。その二つの言葉は口にされることはない。全ての書庫からお前達の記録を探し、氏族の名を存在から消し去るように。お前達の歴史は今日より始まるのだ」(通訳のエイヴンによる龍詞からの訳)
    ジェスカイ道と対立する龍の群れを率いる龍であり、ジェスカイ道の理想「狡知」の体現として崇められている龍。
    雄。
    オジュタイとオジュタイの群れの種の龍は白と赤の羽毛に全身を覆われた姿をしている特徴があり、氷の吐息を使う。
    各氏族のカン5人による頂上会談を自身の群れの龍及びシルムガルの龍の群れと共に襲撃する。
    冬魂のオジュタイ」としてカード化されている。
    『カンの落日』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「冬魂のオジュタイ」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)

    シルムガル

    シルムガルとタシグル


    (画像左側の龍)
    「龍王様はお前に保証する」
    「これこそが最も誇らしき位置だと」
    「つまるところ、タシグル」
    「お前は彼の最高の戦利品ということだ」(シディーキによる龍詞からの訳)
    スゥルタイ群と対立する龍の群れを率いる龍であり、スゥルタイ群の理想「残忍」の体現として崇められる龍。

    シルムガルとシルムガルの群れの種の龍は蛇のような姿と鋭く長い牙を持つ特徴があり、腐食性の猛毒の吐息を使う。
    ウギンが面晶体の繭の中で眠りにつく中、
    ラクシャーサとナーガを失ってスゥルタイ群が衰退する中、シルムガルの龍の群れはついにカンの宮殿へと迫るほどとなり、
    シルムガルはスゥルタイ群のカンであったタシグルより直々に黄金と宝石で飾られた翡翠の玉座を貢ぎ物として助命の嘆願を受けることとなる。
    漂う死、シルムガル」としてカード化されている。
    『黄金牙の破滅』『カンの落日』)(外部リンク参照)

    コラガン

     その龍王はかつてないほど大きく迫ってきた。コラガンは身体を揺すりながら近づき、彼女らを見下ろしていた。その口が大きく開かれ、触れるまでもなく彼女らを焼き焦がしてしまえる稲妻が放たれようとしていた。アリーシャは弓を掲げ、合図すべき時を待った。
     一人と一体の目が合った。ごく僅かな一瞬、時は静止したようだった。

     龍の口が閉じられた。アリーシャは弓を下げた。そしてコラガンは渦巻く埃の雲を長く残し、過ぎ去った。
    マルドゥ族と対立する龍の群れを率いる龍であり、マルドゥ族の理想「迅速」の体現として崇められている龍。
    雌。
    コラガンとコラガンの群れの種の龍は二対四枚の翼(他の種の龍は一対二枚)を持つ特徴があり、稲妻の吐息を使う。
    各氏族のカン5人による頂上会談の後、マルドゥ族の元へと馬を走らせるアリーシャ達の背後より現れるも、アリーシャと眼差しを交わし飛び去っていった。
    嵐の憤怒、コラガン」としてカード化されている。
    『カンの落日』)(外部リンク参照)

    アタルカ

    ヤソヴァはマンモスの死骸の残骸を指差し、そして何も持たない両手を広げた。
    「アタルカ!」 彼女は言った。「もうあなたと戦う気はない。私は戦いに疲れた。それは貢物だ。我らを生かせ、そうすればもっと多くの食べ物を渡そう」
     アタルカは首をかしげ、そして吼えると再びクルショクを噛みしめた。
    ティムール境と対立する龍の群れを率いる龍であり、ティムール境の理想「獰猛」の体現として崇められる龍。

    アタルカとアタルカの群れの種の龍は大きな鹿のような角を持つ特徴があり、龍炎の吐息を使う。
    貪欲に獲物を求める龍である。
    世界を溶かすもの、アタルカ」としてカード化されている。
    『古の、新たなタルキール』『カンの落日』)(外部リンク参照)

    「運命再編」におけるタルキール次元について

    「運命再編」の舞台となる世界は、「タルキール覇王譚」の1280年前。
    まだウギンが生きており、タルキールの龍も滅んでいなかった時代である。
    ウギンが死に、龍が死に絶えたことにより果てしない氏族の争いに突入し、荒れ果てる前のタルキール。
    「タルキール覇王譚」の時代には既に滅び、消え去ったもの。
    「タルキール覇王譚」の時代にまで残り続けるもの。しかし今はまだ異なった様相を見せるもの。
    サルカンの選択によって、それらの運命は大きく変わっていくことになる。
    『『運命再編』、その基本』『風景は変わる』『変化の証人』『命運の交差点』)(外部リンク参照)

    「運命再編」におけるキーワード

    龍の嵐

    タルキールの上空に存在する、ウギンの魔術とタルキールの嵐とが融合したことによって生み出された魔法的な嵐。
    土地からエネルギーを吸収することにより、その地の群れに対応する種の龍を生み出す、タルキールにおける「全ての龍の源」である。
    「タルキール覇王譚」の時代においてはウギンの死と共に消滅しているが、
    「運命再編」の時代ではまだ消滅していない。
    龍の大嵐」としてカード化されている。
    『古の、新たなタルキール』『書かれざるもの』『再編の連環』)(外部リンク参照)

    タルキールにおける絶対の強者たる存在であり、それぞれ強大な一体の龍によって率いられる五つの異なる種の龍の群れとして存在する。
    タルキールにおける龍は「龍の嵐」が、土地からエネルギーを吸収することにより、その地の群れに対応する種の龍を生み出すことによって誕生し、それぞれの群れを率いる龍を模した姿と力を持つ特徴がある。
    「タルキール覇王譚」の時代においては「龍の嵐」がウギンの死と共に消滅し、新たな龍が生まれなくなったことからタルキールの龍は死に絶えたが、
    「運命再編」の時代ではまだ死に絶えていない。
    『プレインズウォーカーのための『運命再編』案内』)(外部リンク参照)

    「運命再編」についての外部リンク

    『運命再編』公式サイト
    『プレインズウォーカーのための『運命再編』案内』
    『運命再編』Card Image Gallery
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける過去のタルキール次元の紹介ページ

    背景ストーリー小説

    タイトルが太字のものはタルキール覇王譚ブロックのまとめである「タルキール・ブロックの物語」にて筋書きとして重要視された物語である。
    『古の、新たなタルキール』
    『書かれざるもの』
    『再編の連環』
    『名の真実』
    『黄金牙の破滅』
    『終わりなくして始まりなし』
    『カンの落日』

    非公式リンク

    あなたの隣のプレインズウォーカー ~第32回 さるかんリフォージング~ - | 晴れる屋
    「アニヲタWiki(仮)」における「古のカン(Mtg)」の項目





















    タルキール龍紀伝の物語における主な登場人物(ネタバレ注意)

    1280年前のタルキールで死に瀕したウギンに面晶体の欠片を差し出し、ウギンを包む面晶体の繭を作り出したサルカンは現在のタルキールへと帰還した。
    そこにあったのは、サルカンが遙かな時を超えてきたことを示す、数え切れない月日を経てきた面晶体の繭。
    そして、大空を舞う龍の群れ。
    サルカンはついにタルキールの龍を滅びの宿命から救って見せたのであった。

    プレインズウォーカー

    サルカン・ヴォル

    揺るぎなきサルカン


    「俺はやったぞ! 時の連環は再編された!」
    大空を舞う龍の群れの姿を目の当たりにし、タルキールの龍が滅びの宿命から救われたことを知って感涙するサルカン。
    彼は龍の姿を取り、龍の群れと共に大空から新たなタルキール世界の姿を見届ける。
    そこにあったのは、
    自身が見知る枝角を持つ龍の群れや、それとは全く異なる別の龍の群れ達。
    土地そのものすら様相を変えた新たな光景。
    未だ空に在り続け、新たな龍を生み出し続ける龍の嵐。
    龍と氏族員が共に生きる姿。
    遥か古に命尽きたはずだった強大な旧き龍すら命あるものとして駆け抜ける大空。
    だが、かつてマルドゥの同胞であったはずの者達に誰もサルカンを知る者はいなかった。
    運命が変わり、世界が、龍が、人々が変わった。
    ならば、ナーセットも。
    ナーセットを探し、サルカンは大空を翔る。
    時の連環を再編し、龍の栄えるタルキールへと帰還した姿が、「揺るぎないサルカン」としてカード化されている。
    『龍たちのタルキール』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「サルカン・ヴォル」の紹介記事)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「サルカン・ヴォル」の項目)(外部リンク参照)

    ソリン・マルコフ

    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「ソリン・マルコフ」の紹介記事)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「ソリン・マルコフ」の項目)(外部リンク参照)

    ウギン

    面晶体の繭に包まれ、永い眠りについていたウギンが現在のタルキールに目覚めた瞬間が、「精霊龍の安息地」としてカード化されている。
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「精霊龍、ウギン」の紹介記事)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「ウギン」の項目)(外部リンク参照)

    龍王

    サルカンによってボーラスに敗れたウギンの命が救われたことにより運命は再編され、タルキールの龍は滅びの道ではなく繁栄の道を辿ることとなり歴史は変わった。
    かつてカンが率いていたタルキールの氏族はそれぞれ対立していた龍の群れの元に下り、
    カンの称号と旧き氏族の名は再び口にすることが許されぬ、今や存在しないものとなった。
    それぞれの群れを率いていた龍は、龍達と自身に下った氏族の構成員達による新たな氏族を統べる「龍王」となったのである。

    コラガン

    拡張アート13枚目《龍王、コラガン》


     その攻撃は歳を経た強大な龍が率いていた。分厚い皮の襞が顔を囲み、鼻先から背中にかけて長い角がずらりと並んでいた。彼女は敏捷そのものの体現、引き締まった身体は機敏で翼は力強く......そして彼女はまっすぐにサルカンへと向かってきた。
    かつてマルドゥであった者達を統べる「コラガン氏族」の龍王。
    運命が再編される前のタルキールにおいては、コラガンの亡骸の頭蓋骨がマルドゥの玉座とされていたことから、
    サルカンはコラガンの頭部に見覚えがあり、「自身が真に成したことが見え始めた喜び」を実感する。
    龍王としての姿が、「龍王コラガン」としてカード化されている。
    『龍たちのタルキール』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「龍王コラガン」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「コラガン」の項目)(外部リンク参照)

    オジュタイ

    龍王オジュタイ


    「お前は来るべき所へとやって来た。知るべきことは全て、私が知っている」
    「学びたいと願う者へと、私は教えるであろう」
    かつてジェスカイであった者達を統べる「オジュタイ氏族」の龍王。
    今やオジュタイはオジュタイ氏族において最も古く、強大なる龍にして、
    最も賢明なる教授者、「大師」となっていたのであった。
    オジュタイは幼き日のナーセットの才覚を見出し、龍眼の聖域より教えを授けた。
    数多の知恵、研ぎ澄まされた肉体と技、呪文を操る術を学び取り、更なる教えを求めるナーセットの嘆願に応じ、オジュタイはナーセットを龍眼の聖域へと招く。
    龍眼の聖域において、ナーセットは他のどの学徒よりも素早く成長し、龍眼の聖域の階級を最下部から最高まで昇り、ついには十五歳で師の称号を与えられ、オジュタイが任命した最年少の師と上り詰めた。
    しかし、ナーセットはオジュタイがほぼ全ての者に禁じた龍眼の地下書庫において古の巻物、オジュタイ氏族において伝えられていた歴史が偽りであることを示すものを目にし、氏族を出奔したのであった。
    氏族を出奔しタルキール世界を回り、今や世界を一周し、あらゆる地を、秘密を目にしてきたナーセットを座より見つめ、問いかけるオジュタイ。
    ナーセットは真実を学んだことを答える。
    オジュタイは快く受け入れ、
    「すべきことを思案したなら、進むこと」
    「学ぶべきものは常にある」
    そう促し、空へと飛び立っていったのであった。
    龍王としての姿が、「龍王オジュタイ」としてカード化されている。
    『大師の学徒』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「龍王オジュタイ」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「オジュタイ」の項目)(外部リンク参照)

    ドロモカ

    龍王ドロモカ


    かつてアブザンであった者達を統べる「ドロモカ氏族」の龍王。
    龍王としての姿が、「龍王ドロモカ」としてカード化されている。
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「龍王ドロモカ」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「ドロモカ」の項目)(外部リンク参照)

    シルムガル

    DTK_龙王席穆嘉


    かつてスゥルタイであった者達を統べる「シルムガル氏族」の龍王。
    龍王としての姿が、「龍王シルムガル」としてカード化されている。
    全くの余談だが、
    「龍王シルムガル」のカードイラストのシルムガルの首元に見られる遺体は、「防腐処理を施され、シルムガルの首飾りとされたタシグルの遺体」であることが公式に明言されている。(『シルムガルの豪奢な装飾品』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「龍王シルムガル」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「シルムガル」の項目)(外部リンク参照)

    アタルカ

    DTK-龙王安塔卡


    かつてティムールであった者達を統べる「アタルカ氏族」の龍王。
    龍王としての姿が、「龍王アタルカ」としてカード化されている。
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「龍王アタルカ」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「アタルカ」の項目)(外部リンク参照)

    「タルキール覇王譚」のタルキールにおいてカンであった者達

    運命は再編され、タルキールは変わった。
    カンの存在しない世界で、カンとなるはずであった者達は異なる運命を歩むこととなる。

    ズルゴ

    鐘突きのズルゴ


    「野郎、俺を見て笑いやがったな?」
    マルドゥ族のカンであったズルゴの運命は変わり、
    コラガン氏族において敵の襲来を告げる鐘を叩く役割を担う者となっていた。
    しかし、ズルゴをはじめコラガン氏族となったマルドゥ族の戦士達にサルカンを知る者はいない。
    運命が再編されたタルキールにおいてサルカンが生まれることはなく、サルカンのことを記憶している者は誰もいないのであった。
    コラガン氏族の鐘叩きとなった姿が、「鐘突きのズルゴ」としてカード化されている。
    『龍たちのタルキール』)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「ズルゴ」の項目)(外部リンク参照)

    アナフェンザ

    拡張アート8枚目《族樹の精霊、アナフェンザ》


    ドロモカ氏族に属している。
    族樹の精霊、アナフェンザ」としてカード化されている。
    M:TG Wikiにおける「アナフェンザ」の項目)(外部リンク参照)

    シディシ

    シルムガル氏族に属している。
    アンデッドの大臣、シディシ」としてカード化されている。
    M:TG Wikiにおける「シディシ」の項目)(外部リンク参照)

    スーラク

    変 態 狩 親 父 


    アタルカ氏族に属している。
    狩猟の統率者、スーラク」としてカード化されている。
    M:TG Wikiにおける「スーラク」の項目)(外部リンク参照)

    ナーセット

    卓絶


    「真実を、学びました」
    ジェスカイ道のカンであったナーセットの運命は変わり、
    オジュタイ氏族において多くを学び、心身を鍛える修行僧の最高位たる師となっていた。
    八歳の幼き日、ナーセットは母親と訪れる市場の人々の事情を見通し、毎回並べられる品に共通する特徴を表す具体的な数値を正確に記憶、計算できるほどに優れた観察力と記憶力をもつ少女であった。
    しかし、それほどに優れた認識力を持つ彼女にとって市場の光景は情報過多であり、自身を閉じ込める耐えがたい苦痛であった。
    ナーセットはその苦痛を紛らわそうと市場から慌てて母に連れ出してもらおうとしては様々なトラブルを引き起こしてしまう問題児と見なされていた。
    ある日、ふとしたことから果物屋の詰んでいた林檎の山を崩し、市場を追い出されたナーセットは川岸において自身に呼びかける声を聞く。

    オジュタイ様とナーセットちゃん


    それは龍眼の聖域から呼びかけるオジュタイの言葉であり、本来は龍の言葉である龍詞によって話されているにも関わらず、ナーセットはそれを理解する事ができたのであった。
    「お前は来るべき所へとやって来た。知るべきことは全て、私が知っている」
    「学びたいと願う者へと、私は教えるであろう」
    その言葉に答え、ナーセットはオジュタイの弟子となった。
    その後三年間、ナーセットは市場の外の川岸においてオジュタイより学び、鍛え、精神を磨き上げ、
    数多の知恵、研ぎ澄まされた肉体と技を備え、呪文を操る術を持つ者となった。
    だが、オジュタイの元での更なる学びを望むナーセットは、オジュタイの側で学びを得る嘆願の言葉を送った。
    ある日、龍語り(龍に仕え、龍詞を龍以外の種族の言語に通訳する役割を担う者)のエイヴンがナーセットの元に現れる。
    その龍語りは、オジュタイに直に仕える龍語りのイーシャイ。
    彼女は「ナーセットがオジュタイの元で学ぶことが認められた」旨の緊急の伝言を持って現れたのであった。
    龍眼の聖域においてナーセットは他のどの学徒よりも素早く成長し、龍眼の聖域の階級を最下部から最高まで昇り、ついには十五歳で師の称号を与えられ、オジュタイが任命した最年少の師と上り詰めた。
    しかし、それは最早オジュタイの元においてすら学ぶことがなくなってしまったことを意味する。
    そう理解したナーセットは市場で過ごした幼き日の如き閉塞感に苛まれる。
    ナーセットを苛む閉塞感は、飽くなき知識への渇望であった。
    山を下り、ナーセットはオジュタイがほぼ全ての者に禁じた龍眼の地下書庫において古の巻物を目にする。
    そこに記されていたのは、かつてオジュタイ氏族に伝えられていた
    「オジュタイこそタルキール最古にして最も賢明なる龍である」
    という歴史とは異なる、オジュタイ以前のカンの率いる氏族の存在を指し示すものであった。
    オジュタイ氏族に伝えられていた歴史が偽りのものであることを知ったナーセットは
    「オジュタイの真実を学びたい」
    という渇望に取り憑かれ、オジュタイ氏族の寺院を回っては秘密の地下書庫を発見し、
    精霊龍ウギンの存在を、かつて龍と氏族が争っていた古の時代を知る。
    遠い昔に破壊され、略奪されたと思わしきダルガー要塞の地下書庫において、ナーセットは古のカン達の会合を記した巻物を見つける。
    そこに記されていたのは、
    カン達の存在とその計画。
    精霊龍ウギンを救い、タルキールの龍達を救った存在。人であり、龍であり、カンであるもの、「サルカン」の名。
    そして、かつてのカン達の会合は龍の襲撃によって突然の終わりを告げられたこと。
    その襲撃をもたらした龍の一体が師、オジュタイであるという究極の真実。
    師の名前を目にしたナーセットはプレインズウォーカーの灯に目覚め、異なる世界を垣間見る。
    更なる知識、可能性、行くべき場所。
    それらに心惹かれながらも、最後の瞬間にナーセットは自身を引き戻した。
    その日以来、
    「未だ学ぶべきものがあるはず」
    「見つけるものがあるはず」
    と確信し、タルキール世界を回ったナーセット。
    今や世界を一周し、あらゆる地を、秘密を目にしてきたナーセットは再びあの川の元に戻っていた。
    座よりナーセットを見つめ、問いかけるオジュタイ。
    ナーセットは真実を学んだことを答える。
    オジュタイは快く受け入れ、
    「すべきことを思案したなら、進むこと」
    「学ぶべきものは常にある」
    そう促し、空へと飛び立っていったのであった。
    プレインズウォーカーとなった姿が、「卓絶のナーセット」としてカード化されている。
    『大師の学徒』)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「ナーセット」の紹介記事)(外部リンク参照)
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「卓絶のナーセット」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「ナーセット」の項目)(外部リンク参照)

    「タルキール龍紀伝」の時代の主な氏族の構成員

    テイガム

    「ナーセットはこの龍眼の聖域に相応しくありません。彼女は異端者、そのため法の限りをもって罰せられました。ここに彼女はおりません。去って久しいのです」
    ジェスカイの元を去りシディシの側近となったテイガムの運命は変わり、
    オジュタイ氏族において師を務めるものとなっていた。
    龍眼の聖域を訪ねたサルカンを迎えるも、サルカンがナーセットを探していることを聞くや否やナーセットを異端者として糾弾し、サルカンを力尽くで追い返した。
    タルキール覇王譚ブロックにおいてはテイガム自身はカード化されることはなかったが、
    後に統率者2017において、オジュタイ氏族の僧としての姿が、「オジュタイの達人、テイガム」としてカード化されている。
    『龍たちのタルキール』『大師の学徒』)(外部リンク参照)
    M:TG Wikiにおける「テイガム」の項目)(外部リンク参照)

    ガヴァール・バーズィール

    コラガン氏族に属している。
    M:TG Wikiにおける「ガヴァール・バーズィール」の項目)(外部リンク参照)

    「タルキール龍紀伝」のタルキール次元について(ネタバレ注意)


    「タルキール龍紀伝」におけるキーワード


    氏族

    運命再編により、各氏族は龍へと下り、かつての氏族と龍達は龍王が統治する新たな氏族となる。
    『龍の氏族の象徴とカンの氏族の象徴』)(外部リンク参照)

    ドロモカ氏族旧・アブザン家白緑
    オジュタイ氏族旧・ジェスカイ道青白
    シルムガル氏族旧・スゥルタイ群黒青
    コラガン氏族旧・マルドゥ族赤黒
    アタルカ氏族旧・ティムール境緑赤
    『プレインズウォーカーのための『タルキール龍紀伝』案内 その1』
    『プレインズウォーカーのための『タルキール龍紀伝』案内 その2』)(外部リンク参照)

    「タルキール龍紀伝」についての外部リンク(ネタバレ注意)

    『タルキール龍紀伝』公式サイト
    『プレインズウォーカーのための『タルキール龍紀伝』案内 その1』
    『プレインズウォーカーのための『タルキール龍紀伝』案内 その2』
    『タルキール龍紀伝』Card Image Gallery
    『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける運命再編後のタルキール次元の紹介ページ


    背景ストーリー小説

    タイトルが太字のものはタルキール覇王譚ブロックのまとめである「タルキール・ブロックの物語」にて筋書きとして重要視された物語である。
    『龍たちのタルキール』
    『大師の学徒』

    非公式リンク

    あなたの隣のプレインズウォーカー ~第34回 さるかんドラゴン~ - | 晴れる屋
    「アニヲタWiki(仮)」における「龍王/Dragonlord(MtG)」の項目
    「アニヲタWiki(仮)」における「カン/Khanだった人物サイクル(MtG)」

    関連タグ

    MTG
    次元(MTG)
    サルカン・ヴォル ナーセット
    ウギン
    龍王ドロモカ 龍王オジュタイ 龍王シルムガル 龍王コラガン 龍王アタルカ

    タルキール出身のプレインズウォーカー


    テーロス・ブロック → タルキール覇王譚ブロック → 戦乱のゼンディカー・ブロック

    タルキール覇王譚ブロック全体についての外部リンク

    『タルキール・ブロックの物語』

    非公式リンク

    あなたの隣のプレインズウォーカー ~第50回 あなたの隣のコマンダー2016~ - | 晴れる屋
    背景世界/読み物/タルキール覇王譚ブロック(タルキール覇王譚の背景ストーリー小説、及びタルキールの世界観設定について)
    M:TG Wikiにおける「タルキール/Tarkir」の項目

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