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テーロス

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てーろす

テーロス/Theros(ギリシャ語表記:θέρος、ギリシャ語で「夏」の意)とは、トレーディングカードゲーム、『マジック・ザ・ギャザリング』の背景ストーリーに登場する架空の次元(異世界)の一つである。この次元を舞台とする物語として『テーロス』(同名のカードセット)、『神々の軍勢』、『ニクスへの旅』の3つのカードセットからなる『テーロス・ブロック』が描かれた

テーロス次元について

ギリシャ神話(及び古代ギリシャ)の世界がモチーフ。

人間達の都市国家を出れば怪物が闊歩する荒野が広がる未開の次元であり、

鍛冶であるパーフォロスの神官が持つのみの目新しい金属であり、青銅器が主流と文明レベルは低いが、

魔術や「神々の恵み」として与えられるエンチャントの存在により、都市国家が築かれている(史実の古代ギリシャ世界における都市国家の成立は鉄器普及後)など技術に対し精神・政治面の文化が発達している。

また、テーロスにおいてエンチャントは、「神々の力により形を持った魔力」として特別な扱いを受けており、

「命を持つエンチャント」として、ゲーム上「エンチャントとしても扱われるクリーチャー」が存在するという特徴がある。

「プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その1」

「プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その2」

「プレインズウォーカーのための「テーロス」案内 その3」

「プレインズウォーカーのための「神々の軍勢」案内」

『神々の軍勢の神々』

「プレインズウォーカーのための『ニクスへの旅』案内」

『旅の終わり』

『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおけるテーロス次元の紹介ページ)(外部リンク参照)

※次元:『マジック・ザ・ギャザリング』背景ストーリーにおける異世界の一つのこと。

『マジック:ザ・ギャザリング』背景ストーリー世界は

「限りなく広がる多元宇宙の中に文字通り数え切れないほどの次元が存在し、大半の各次元の住人達は多元宇宙や次元の存在はおろか、自身の住まう次元以外の世界の概念すら認識することなく暮らしている」

という世界観である

キーワード

ニクス

神々の故郷とされる夜の世界。

神々やニクスの住人は「命を持ったエンチャント」として存在しており、人々の前に姿を現すとき、彼らは自身にニクスを満たして現れることから身体に星空が映ったような姿となる。

関連カード:ニクスの祭殿、ニクソス

強大な「命を持ったエンチャント」であり、様々な概念を司り信仰を集める存在。

テーロスには五色のマナの各色に対応する「大神」と称される五柱の神々と、二色の組み合わせに対応する「小神」と称される十柱の神々が存在する。

神以外の存在が「定命の者」と称されるように、不死性を持つ存在でもある。

しかし、最古の神たるクルフィックス曰く、

「神は定命の者の様々な想念が集まって生まれた存在であり、最初から存在していたわけではない」とのことであり、

「信心を喪い、人々から忘れ去られたことによって消滅していった神も存在する」という。

『クルフィックスの洞察』)(外部リンク参照)

死の国

死の神であるエレボスが支配する、テーロスにおいて定命の者が死した後に辿り着く世界。

死の国に辿り着いた者が無理に定命の者の世界に戻ろうとすると、その存在は「蘇りし者」と呼ばれる顔と生前の記憶を喪った存在と、「幻霊」と呼ばれる魂の幻影たる実体を持たない不確かな存在とに分かたれてしまい、彷徨い続けることになる。

『アスフォデル』)(外部リンク参照)

テーロス次元の神々

大神

小神

彼方の神、クルフィックス

(画像左上)

『今や、お前は知った。この知識を如何にする?』

青緑に対応する小神。男性。

テーロスの神々は主に自身を信仰する種族に近い姿をしているが、クルフィックスは4本の腕を持ち、全身が神々の故郷たる世界、ニクスの星空に覆われた謎めいた姿で顕現する。

彼方の神、クルフィックス」としてカード化されている。

『クルフィックスの洞察』)(外部リンク参照)

『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「彼方の神、クルフィックス」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)

M:TG Wikiにおける「クルフィックス」の項目)(外部リンク参照)

テーロス次元の定命の者達

都市国家メレティスの住民

ダクソス

人間の男性。

都市国家メレティスに住むヘリオッドの神託者。あらゆる神の声を聞くことができる。

メレティスのダクソス」としてカード化されている。

『旅の終わり』)(外部リンク参照)

M:TG Wikiにおける「ダクソス」の項目)(外部リンク参照)

都市国家アクロスの住民

アナックス

「そして最終的に、僕はお前の足首を壊すことができた。お前は二度と歩くことができなくなるかもしれなかった。だけど、弟を不具にした王に仕えたいって思う者がいるだろうか?」

人間の男性。

都市国家アクロスの。勇猛な戦士にして熟達の戦術家。

アナックスとサイミーディ」としてサイミーディと二人一組でカード化されている。

『王子アナックス その1』『王子アナックス その2』)(外部リンク参照)

『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける小説『Godsend』におけるアナックスの挿絵壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)

M:TG Wikiにおける「アナックス」の項目)(外部リンク参照)

サイミーディ

(右端の女性)

人間の女性。

アクロスの王妃。熟達の戦士にしてケラノスにより未来を垣間見る力を与えられた予見者でもある。

アナックスとサイミーディ」としてアナックスと二人一組でカード化されている。

M:TG Wikiにおける「サイミーディ」の項目)(外部リンク参照)

オレスコスのレオニン(ライオン獣人)達

ブリマーズ

センシティブな作品

「ブリマーズで構いません。ですが焦ったでしょう、違いますか?」

レオニンの男性。

テーロスのレオニン達の王。

レオニンのプレインズウォーカー、アジャニとは先代の女王オマーラの時代からの旧友。

オレスコスの王、ブリマーズ」としてカード化されている。

『英雄の導師、アジャニ』)(外部リンク参照)

M:TG Wikiにおける「ブリマーズ」の項目)(外部リンク参照)

テーロス次元を舞台とした背景ストーリー

テーロス・ブロック

『テーロス』

『神々の軍勢』

『ニクスへの旅』

関連タグ

MTG

次元(MTG)

テーロス・ブロック

テーロス還魂記

アスフォデルの灰色商人

テーロス出身のプレインズウォーカー

※プレインズウォーカー:『マジック・ザ・ギャザリング』背景ストーリーにおける「プレインズウォーカーの灯」と呼ばれる次元間を移動できる先天的な希少な能力の持ち主達のこと

ラヴニカへの回帰ブロック → テーロス・ブロックタルキール覇王譚ブロック

エルドレインの王権テーロス還魂記 → イコリア:巨獣の棲処

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