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エンチャント

えんちゃんと

『魔法にかける』『(魔法にかかったように)魅了する』という意味を指す英語。ここではMinecraftに登場するシステムを説明する。
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概要

エンチャント【enchant】。

魔法にかける』『(魔法にかかったように)魅了する』という英語

古典フランス語の『魅了する』を語源とする。

エンチャンター【enchanter】は『魔法使い』『妖術師』『魔法のように魅了する人』という意味になる。


ゲーム用語としては、武器や道具に属性や特殊スキルなど、特定の要素を追加する技能やシステムを指す場合が多い。

Minecraftもそのひとつである。


ここではMinecraftにおける、道具や武器に特殊効果を付与する要素及びシステムを説明していく。


なお、メイン画像に使われているエンチャントは「氷渡り」のように見えるが、実際は敵を凍結させる効果はない。


仕組み

えんちゃんと

各種装備アイテムや道具それぞれに付与出来るエンチャントが決まっており、付与するには経験値レベルが必要になる。経験値が大量に必要なので、経験値トラップなど経験値の入手手段の近くで行われる事が多い。

エンチャントが付与したモノには、本体に紫のエフェクトが表示される。それが呪いのエンチャントでもだ。

気に入らないエンチャントが付与されている装備は、呪いのエンチャント以外は砥石を用いる事でそのエンチャントを剥がす事ができる。呪いのエンチャントを剥がす方法は残念ながら存在しない。

村人との取引で得られる装備の中には、ランダムでエンチャントが付与されているものもある他、稀に人型モンスターの装備にランダムでエンチャントが付与されていることがある。

このシステムを自力で使用する方法は2つあり、1つは『エンチャントテーブル』(以下テーブル)というアイテム(画像右下)を用いる事。そしてもう1つは、金床というアイテムを用いる事である。


エンチャントテーブルを用いる場合

まずテーブルを作るには、本×1・ダイヤモンド×2・黒曜石×4が必要であり、黒曜石はダイヤモンドのツルハシで採掘するか、砥石が置かれている村の家や荒廃したネザーポータルのお宝チェスト、ネザーピグリンというMobと金で物々交換するかでしか入手できず、ハードルはなかなか高い。


テーブルに対して使用(PCのデフォルトだと右クリック)ボタンを押すとエンチャントの画面が開き、3つのエンチャントの中から1つ選んでつける事ができる。テーブル単体だと高レベルのエンチャントをつける事ができないが、テーブルの置いてある場所の周りの特定の位置に本棚を置く事で高レベルの強力なエンチャントをつけられるようになる。

エンチャントの強弱に応じて、最小で1、最大で30のレベルを保持している必要がある他、最小で1、最大で3、それぞれレベルとラピスラズリを同数消費する(30のレベルを一度に失うのではなく、30保持している状態から3レベル引かれて27レベルに下がり、ラピスラズリも3つ消費されるという形)。

何がエンチャントされるかは、カーソルを合わせる事で1つだけ見られるが、それ以外に何が付与されるかは分からない。1つしか付与されないこともあれば、おまけで複数付与されることもある。装備アイテムの場合は素材も付与されるエンチャントに影響し、石製よりも鉄製やダイヤモンド製、それらよりも金製の方が良いエンチャントが付与されやすい。


テーブルでエンチャントを付けられるのはエンチャントの付いていないもののみであり、既にエンチャントが付いているものをテーブルでさらに追加して付けることは出来ない。また、ハサミやブラシなど一部耐久力のある道具もテーブルからエンチャントを付与することは出来ない。

付与されるエンチャントのレベルは種類によるがI~Vで、比例して効果が増幅する。また、一部のエンチャントはテーブルから付与する事ができない(その一部のエンチャントは『トレジャーエンチャント』と呼ばれる)。

本にテーブルでエンチャントすると、テーブルで付与できる全てのアイテムがエンチャントされる可能性があり、付与するとエンチャントの内容に関係なく『エンチャントの本』と呼ばれるアイテムになる。

このエンチャントの本は釣りでも宝として稀に手に入ることがあり、釣りで手に入るエンチャントの本には『トレジャーエンチャント』が付与されていることもある。

また、トレジャーエンチャントの中にも取引で入手できないものや釣れないものが存在する。


金床を用いる場合

この方法を用いる場合、『エンチャントの本』が必要なため、前提として欲しい種類の『エンチャントの本』を取引してくれる司書村人が居る必要がある。村人を司書に就職させるために必要な『書見台』、取引に必要なエメラルドと本は、いずれもエンチャントテーブルの作成に必要なダイヤモンドよりは入手難度が低く、やり始めの敷居は低い。しかし、全種類のエンチャントを付与しようとする場合、その数だけ司書の村人を用意する必要があるため、完璧を求めようとするとかなりハードルは高い。

だが、司書の村人がくれる『エンチャントの本』の種類には、先述のテーブルを用いる場合と異なり、レベルVのエンチャントや、テーブルからは付与する事ができない宝のエンチャントも存在する上、司書はテーブルによる付与とは違い確実に欲しい種類の『エンチャントの本』を取引してくれるため、突き詰めるとこちらを使った方がより完璧なエンチャントをする事が可能。

テーブルと異なり、既にエンチャントしたアイテムでもエンチャントを追加したりエンチャントのレベルを上げることができる。もちろんテーブルでの付与と併用すれば、より少ない合成回数で完璧なエンチャントを付与できる。


こちらのやり方は極めて単純で、金床でエンチャントを付与したいアイテムとその付与したい種類の『エンチャントの本』を合成するだけでいい。

テーブルと違い、必要なレベルと消費するレベルが同じため、例えば消費レベルが2のエンチャントは保持レベルも2で済み、やり始めは非常にハードルが低い。しかし合成すればするほど必要なレベル=消費するレベルも上がり、完璧を求めようとするとテーブル以上にレベルを必要とする(最大で39も消費する)。また、いくら重ねがけができると言っても、レベル40以上を必要とする場合はそもそも合成不可能になってしまう事もある。

サバイバルではだいたい6回ぐらい合成すると、それ以上の合成は不可能になってしまう。エンチャントの種類が多いブーツ等ではこの合成回数の上限に引っ掛かりやすいので注意。

また、金床も使えば使うほど耐久値が減ってヒビが入った「欠けた金床」になり、ヒビが大きくなった「壊れかけの金床」になると、いずれ壊れてしまう。

金床は鉄インゴット9個で出来る鉄ブロックが3つと鉄インゴット4つでクラフト可能だが、都合鉄インゴットが31個も必要になる。1スタックが64個であることを考えると、鉄インゴットの消費は非常に激しい。

というように、金床でのエンチャントは「敷居は低いが最終ハードルはとても高い」と表現するのが相応しい。


ちなみに金床は道具同士や本同士でエンチャントを組み合わせることも可能。また、装備を修理する際にエンチャントの効果を維持出来たりアイテムの名前を変える機能もある。

単にアイテムの名前を変えるだけなら必要なレベルは1で済み、合成回数も増えない。Mobのデスポーンを防ぐアイテムの名札も、この名札の名前を変えてMobに向けて使用することで初めて機能するようになる。なお、サバイバルで一部のMob専用の効果を付与する場合は名札にその名前を付ける必要がある(Mobを逆さまにするDinnerboneやヴィンディケーターを殺人鬼にするJohnnyなどが該当)。

同じエンチャントレベルの効果がある場合、二つ合わせて一つにし、一段階レベルを上げることもできる(例:耐久力II+耐久力II=耐久力III)。ただし、異なるレベルの場合は高い方に上書きされ、逆にレベルの低い方を合成することは出来ない(例:ダメージ増加IIにダメージ増加IVを足そうとすると、ダメージ増加IVの方に上書きされ、ダメージ増加IVにレベルIII以下のダメージ増加を合成することは出来ない)。


エンチャントの種類

※横に最大レベルを記載。レベルのないものはサバイバルだとレベルIで固定されている。

統合版はver 1.20.1まで名称が異なっていたが、ver 1.20.10ですべてJava版の翻訳に合わさった。ただし、レベルのないエンチャントはレベルIの表記が残っている。


武器関連(主に剣に付くもの)

ダメージ増加V

名前の通りそのままダメージを増加させる。

アンデッド特効と虫特効(後は開発中のCleaving)とは競合するため、どれかしか付けられない。

全てのMobに対して効果があるため、特効系よりも需要が高い。最大レベルもVと高い。

Java版と統合版で効果値が異なり、Java版は(0.5×レベル)+0.5(最大で+3)、統合版はレベル×1.25(最大で+6.25)となっている。

基本的にテーブルではIVまでだが、金製の武器でのみテーブルで最大のVが付くことがある。また、Java版ではテーブルで斧に付与されないが、統合版ではテーブルで斧にも付与することがある。

統合版の効果値が倍以上高いのは斧の攻撃力が剣よりも1低い(Java版では逆に斧の方が剣よりも2~3高い)ことと、剣の範囲ダメージ増加がないことの兼ね合いだと思われる。

統合版ver1.20.1までの名称は「鋭さ」となっていた。




アンデッド特効V

ゾンビスケルトンなど、アンデッド系統のMobに対してのみダメージが増加する。このエンチャントではアンデッドや虫ではないクリーパーにはダメージが増加しないので注意。

ダメージ増加及び虫特効とは競合するため、どれかしか付けられないが、その分特効効果はレベル×2.5と通常のダメージ増加よりも大きい。これは他の特効エンチャントも同じ数値となっている。

基本的にダメージ増加の方が優先されるが、アンデッド特効は強力な裏ボスであるウィザーに対しても有効なため、一定の需要はある。

統合版ver1.20.1までの名称は「聖なる力」となっていた。


虫特効V

クモを始めとした虫系のMobに対してのみダメージが増加する。

ダメージ増加及びアンデッド特効とは競合するため、どれかしか付けられないが、アンデッド特効と同様、特効効果はダメージ増加よりも大きい。

こちらに関してはアンデッド特効よりも有効範囲が狭い上、虫特効の有効なボスMobも存在しない以上、ほぼネタの領域である(強いて言えば洞窟グモは厄介だが、洞窟グモが湧く場所にはゾンビやスケルトン等の他のMobも湧くため、結局はオールマイティーなダメージ増加が望ましい)。

また、虫系のMobはそもそも体力が少なめなので、単にレベルの高いダメージ増加でも一撃で倒しやすいのも需要の無さに拍車をかけている。シルバーフィッシュも虫特効の対象だが、体力が8しかないためダメージ増加Vで事足りてしまう。

実は斬った虫を激烈に遅くする(鈍化Ⅳ)効果もあるが、実用性はほぼ無いとみて良い。

もしくは、これから超強力な虫のボスMOBが追加されるのだろうか...

統合版ver1.20.1までの名称は「虫殺し」となっていた。


ノックバックII

攻撃を当てた時に対象を吹き飛ばす。こちらは剣にしか付与できない。

相手との距離を空けたり、マグマに突き落として楽に終わらせたり、クリーパーを爆発させずに倒す対策に用いられる。

但し、スケルトンやブレイズ等の遠距離攻撃を得意とするMobに対しては、寧ろ相手側の攻撃しか届かない間合いに持ち込んでしまい苦戦する事もある。

また、Java版ではこのエンチャントを用いずともダッシュ攻撃を行えば同じくらいノックバックさせる事ができるため、選択肢無しで問答無用でノックバックさせてしまうこのエンチャントをつけるより、自身の操作でノックバックさせるかさせないか選択して攻撃した方が賢いだろう。


火属性II

攻撃した際に対象を発火させて追加継続ダメージを与える。これも剣にのみ付与可能。

燃えた状態で死んだ時、ドロップしたものの中に焼けるものがある場合、それらが焼かれた状態でドロップする(豚を倒せば焼き豚がドロップする等)。

Java版では燃えた対象に攻撃されると、こちらに引火する恐れがあるため、マイナスに作用する可能性がある。また、焼かれた状態ではないドロップアイテムが欲しい場合にも問答無用で焼かれた状態でドロップしてしまうので、これまた時と場合を選ぶ要因である。

尚、水中や雨では即消火されるため機能しない他、火耐性をデフォルトで備えるネザーの敵には効果が無い事が多い。

PVPではジャンプを封じられるために強力なエンチャントの一つ。


ドロップ増加III

このエンチャントが付いた武器を持ってMobを倒した際にアイテムドロップ数を増やしたり珍しいアイテムをドロップしやすくする。これまた剣にしか付けられない。


ダメージ増加と共に汎用性の高いエンチャントで、これの有無が一部のトラップ系の効率に大きく影響を及ぼす。

ただし、エヴォーカーが必ず落とす不死のトーテムやウィザーが必ず落とすネザースター、アイアンゴーレムが落とす鉄インゴットとポピー、ネコが落とす糸など、一部のMobのドロップアイテムには効果が無い。


実は「エンチャントが付いた武器(剣)を持った状態でMobを倒す」と効果を発揮するので、右手にドロップ増加の剣を持った状態で左手から弓矢を撃った場合も効果を発揮する他、ウーパールーパーや飼い慣らしたオオカミがMobを倒した時に剣を持っていても効果を発揮する、等知っておくと便利な小ネタも存在する。

左手で持てるアイテムが少ない統合版でもアイテムを素早く持ち変えることで、擬似的に上記の「右手にドロップ増加の剣を持った状態で左手で弓矢を撃った場合」を再現出来る。

統合版ver1.20.1までの名称は「アイテムボーナス」となっていた。


範囲ダメージ増加III(統合版は未実装)

1.11.2から追加。剣にのみ付与される。

1.9から追加された薙払い攻撃を強化する。最大レベルだとその武器の通常攻撃と同じぐらいのダメージになる。

通常の戦闘では効果を発揮しにくいが、多くのMobが密集する経験値トラップ系では絶大な効果を発揮する。


Cleaving(統合版は未実装)

斧にダメージを増加させつつ盾を無効化する効果を付与する。

珍しく剣には付与されないエンチャントであるが、開発版のバージョンにしか存在しておらず、現行にはまだ存在していない模様。

ちなみに、盾を構えているプレイヤーに対して斧で攻撃をすると、一定時間盾を構える事ができなくなる。斧を得物にしているヴィンディケーターがこれと似たような能力を持っている。

仕様上はダメージ増加シリーズと競合する。


防具関連

※ダメージ軽減・飛び道具耐性・火炎耐性・爆発耐性の4つは競合し、レベルはIごとにダメージ軽減は4%、その他の軽減エンチャントは8%減少する。同じ効果は最大80%分まで加算される(例えば飛び道具耐性IVを4つ着た場合32×4で128となり、超過分は適用されない)。コマンドで競合するエンチャントを同時に付与した場合はすべて適用される。


ダメージ軽減IV

あらゆる攻撃からのダメージを軽減させる。ウィッチが攻撃手段として投げる負傷のポーションやエンダードラゴンが吐くエンダーチャージのダメージも軽減出来る。

多くのダメージを軽減できる事から、ダメージ増加と同様最も優先度が高い。

毒や衰弱、溺没のダメージも軽減出来るが、ウォーデンの衝撃波や飢餓のダメージは軽減出来ない。

統合版ver1.20.1までの名称は「防護」となっていた。


飛び道具耐性IV

飛んで来るもの全般に効果を発揮する。近接攻撃以外なら大体が対象だと思っていい。

ダメージ軽減ほどではないが結構な種類に適用されるため、ダメージ軽減の次くらいに優先度は高い。

統合版ver1.20.1までの名称は「間接攻撃耐性」となっていた。


火炎耐性IV

火属性による炎上ダメージを軽減し、引火の継続時間が減少する。

ダイヤ以上の防具全身に高レベルを付与すれば、短時間ならマグマを泳ぐことも可能になるほど。

溶岩やMobの火炎攻撃が多いネザーにもピッタリのエンチャントで、耐火ポーション入手までの繋ぎとして適当なネザー用防具に付けても良い。

なお、ドロップしたネザライト防具は炎で焼失しないものの、防具そのものの効果はノックバック抵抗であり、耐火ではない。

統合版ver1.20.1までの名称は「防火」となっていた。


爆発耐性IV

TNTクリーパーなどによる爆発ダメージの軽減。

難易度やエンチャントレベルによってはゼロ距離での爆発でも生き残れるようになる。

だが、TNTは基本的に自力で制御するものである事、クリーパーの爆発は盾で簡単に無効化できる事から、比較的優先度は低いか。


棘の鎧III

Mobから攻撃を食らった時、その攻撃を与えたMobに確率でHP1~4分のダメージを与える。エンチャントテーブルではチェストプレートにしかつけられず、レベルもIIまでとなる。

自動で反撃してくれるため一見強力だが、反撃した際に耐久値が追加で減ってしまう他、何らかの事情で倒したくないMobに対しても反撃してしまう等、付け得ではない。

勿論TPOを選べば強いのは間違い無いが。

統合版ver1.20.1までの名称は「とげ」となっていた。


落下耐性IV

高所からの落下ダメージを軽減する。ブーツにのみ付与可能。

ダメージ軽減や防具の防御力と併用すれば、通常なら大ダメージを受ける程度でもかなりダメージを抑えられ、最大のランクⅣとダメージ軽減10相当とネザライト防具フル装備の場合、なんと100マス(100m)の高さから落ちても生き残る事ができる

とは言え、流石にそれ以上となると死ぬし、そもそも他の防具やエンチャントも揃えるのに時間はかかるので、高所作業は事前に水を敷いておくか、エリトラを装備して臨むべきだろう。

統合版ver1.20.1までの名称は「落下軽減」となっていた。


水中歩行III

水中での移動スピードが上昇する。歩行とあるが、泳ぎにも効果がある。ブーツにのみ付与可能。

最大レベルで地上の歩行と同じ速度になる。海や水辺の近くを拠点にするのであれば是非欲しいエンチャントである。

氷渡りと競合する。

統合版ver1.20.1までの名称は「水中移動」となっていた。


氷渡りII

水面を一時的に凍らせて水上を歩行できる。自分が居る地点と同じ高さの水を一定範囲凍らせる効果のため、飛び込んだり水中から上昇した場合は凍らせない。ブーツにのみ付与可能。トレジャーエンチャントのひとつで、エンチャントテーブルでは付与不可。司書の取引では出現することがある。

水上の移動がボート無しでもそれなりに可能になるが、結局ボートの方が速く移動できる事が多いためあまり意味は無い。意図せず水を凍らせてしまう場合があったり、水中歩行との競合である事も加味すると優先度は低いか。

実はマグマブロックの上に乗ってもダメージを受けなくなる隠れた効果が存在する。マグマブロックはゾンビピグリントラップを作るのに使うため、実はこちらの方が目的である事も多い。

統合版ver1.20.1までの名称は「氷上歩行」となっていた。


ソウルスピードIII

ネザー内にあるソウルサンドやソウルソイル上での移動速度を上昇させる。ブーツにのみ付与可能。金床でしか付与できない

トレジャーエンチャントのひとつなのでエンチャントテーブルで付与出来ない。

更に司書からの取引でも入手できず、ピグリンとの物々交換や砦の遺跡のチェストからしか手に入らないため、修繕や氷渡りより上位のトレジャーエンチャントである。その中で最高ランク(III)となると更に珍しい。

通常だと歩きづらいソウルサンドでもスイスイ移動できるのは便利だが、このエンチャントが効果を発揮している状態で歩くと追加で耐久値が減る。そのため、後述の耐久力のエンチャントが付いていない状態では使用しない方が良いだろう。

余談だが統合版ではソウル 速度だったり魂の速度だったりと安定していなかった。また、統合版ではこのエンチャントが付与されたブーツを装備すると後述する束縛の呪いよろしく自発的に脱げなくなるバグが発生していた。

統合版では上記の通りver1.20.0から数バージョンの名称は「ソウル 速度」、ver1.20.1までの名称は「魂の速度」となっていた。


水中採掘

水中での採掘スピードが地上と同じになる。ヘルメットにのみ付与可能。

その名の通り水中での砂や砂利粘土の採掘作業のお供。

統合版ver1.20.1までの名称は「水中作業」となっていた。


水中呼吸III

水中で無呼吸でいられる時間を延長する他、Java版では単位時間当たりの溺没ダメージを受ける回数も減らす。ヘルメットにのみ付与可能。

ポーションやコンジットと言った完全な水中呼吸の環境が整うまではお世話になるだろう。

水中呼吸のバフが10秒付与される「カメの甲羅」にこのエンチャントを付けると、より長時間水中に居られるようになるのでオススメ。


スニーク速度上昇III

スニーク状態での移動速度を上昇するが、通常歩行速度を超える事はない。レギンスのみに付与可能。

トレジャーエンチャントのひとつなので、エンチャントテーブルでは付与出来ない。ソウルスピード同様、司書との取引でも入手できず、古代都市のチェストでエンチャントの本を直接見つけるしかない。現状では最もレアなエンチャントである。

統合版ver1.20.1までの名称は「高速スニーク」となっていた。


弓関連

射撃ダメージ増加V

弓による与ダメージを増加させる。武器のダメージ増加と同様汎用性が高く、弓のエンチャントの中ではかなり優先度が高い。最大のレベルVは金床での合成でのみ付与可能。

与ダメージは(レベル+1)×25%上昇し、端数は1単位で切り上げするため、最大のVだとクリティカルで25ものダメージになり、邪悪な村人すらも一撃で倒せる可能性がある。

統合版ver1.20.1までの名称は「パワー」となっていた。


フレイム

火矢を放つ事ができる。剣の火属性と同じく、当たった敵が火炎の追加ダメージを受ける。剣の火属性と違ってこちらにエンチャントのレベルはないが、遠距離攻撃なので近接攻撃による引火のリスクは低いという利点がある。

雨で機能しなくなるのは火属性エンチャントと変わらない。なお、外した矢は燃えていても回収時に引火しない。

TNTを着火するのにも使える。

統合版ver1.20.1までの名称は「火炎」となっていた。


無限

矢が1本でもあれば弓が壊れるまで無限に撃てるようになり、矢を大量にインベントリにいれる必要が無くなる。ただし、効果があるのは普通の矢のみで、効能付きの矢には効果が無く普通に消費する。

1.11.2以降は後述の修繕と競合するようになり、どちらかしか付けられなくなった。また、当たらなかった矢は回収できない。コマンドで修繕と同時に付与した場合は両方とも適用される。


パンチII

弓版ノックバック。効果は剣のノックバックエンチャントと同じ。

こちらは弓の遠隔攻撃であるため、敵との距離を離す事がデメリットにならないのは大きい。ただし、離しすぎると距離による自然デスポーンが発生する可能性はある。

統合版ver1.20.1までの名称は「衝撃」となっていた。


クロスボウ関連

拡散

1本の弓で3本の矢を方向へと撃ち出すことが出来る。

回収できる矢は真ん中の1本のみ。

貫通とは競合するため、どちらかしか付けられない。貫通は進捗の解除にも必要なため、こちらの優先度は低いか。

複数本同時に撃ち出す都合上、必然的に耐久度が大きく落ちやすくなるので、耐久力や修繕を付けたいところ。矢が3本飛ぶため採掘の届く範囲の天井などに向けて治癒の矢をこのエンチャントで撃ち、ブロックを破壊して落ちてくる矢に当たって即時回復を複数回発生させる、といったやり方は出来る。

統合版ver1.20.1までの名称は「マルチショット」となっていた。


高速装填III

レベルに応じて装填時間が短縮される。最大レベルなら弓よりも装填が早くなる。

競合がないので付与されていると損はしないが、クロスボウには射撃ダメージ増加のエンチャントが付与出来ないせいでメインの武器にするのは難しいため、このエンチャントがなくてもあまり気にならないことが多いだろう。

統合版ver1.20.1までの名称は「クイック チャージ」となっていた。


貫通IV

レベルに応じて複数のmobを貫通可能となる。

効果が付与された矢を回収できるようになるという利点もあり、進捗解除にも必要なため、優先度は高め。

拡散とは競合するため、どちらかしか付けられない。


トライデント関連

忠誠III

投擲したトライデントがMobに命中もしくはブロックに衝突した後、自動的に手元へと戻ってくるようになる。レベルが高いほど戻ってくるまでのスピードが上がる。遠近両用なこの武器を扱う上ではほぼ必須と言える効果である。

召雷とは同時に付与できるが、激流とは競合する。

なお、このエンチャントが付与されていても投擲先が奈落だとトライデントが消えてしまうので、特にエンドでは忠誠の有無に関係なく安易に投げて使わない方が良い。

統合版ver1.20.1までの名称は「忠誠心」となっていた。


召雷

雷雨時、投擲したトライデントがMobに命中した際、そのMobの上方向にブロックが無い場合そのMobに雷を落とす。

落雷によるダメージ増加の効果があるだけでなく、村人ウィッチへ、クリーパーを帯電クリーパーへ、ブタゾンビピグリンへ、ムーシュルームを別の色へと変化をさせる事もでき、さらにこれによりカメが死ぬとボウルを1個落とすことがある。Java版限定で村人をウィッチに変えると達成できる進捗があったり、帯電クリーパーは「Mobの頭」と呼ばれるアイテムの入手に必要不可欠だったりと、意外と使いどころは多いのでいざと言う時の為に持っておきたい。

忠誠とは同時に付与できるが、激流と競合する。

ver 1.17で追加された避雷針に向けて投げても落雷が発生する。統合版では雷雨ではない雨でもモブや避雷針に投げると落雷が発生する。

統合版ver1.20.1までの名称は「チャネリング」となっていた。


激流III

水中に居る時か雨天時のみ効果を発揮するエンチャントで、通常トライデントをチャージ(使用)すると投擲する所を、投擲ではなくトライデントと共にきりもみ回転して高速で突進攻撃をできるようなる。レベルが上がるほど突進の距離も延びる。

忠誠および召雷と競合するため、これを付ける場合は他2つを諦めることになる。だが水中で圧倒的な機動力を誇るようになるため、2本トライデントを入手してレベルに余裕があるならば欲しいのは間違いない。

雨天時に上に向けて投げると、エリトラなしでも空へ向かえるが、落下ダメージは普通に受けてしまうので、うっかりやりすぎないように。また、このエンチャントが付与されると本来投げられるトライデントが投げられなくなってしまうことにも注意しておきたい。


水生特効V

エディションによって効果が異なり、Java版では水生生物のMobのみダメージ量を増加する(ドラウンドはアンデッド系に含まれるので除外)。統合版では水中にいるすべてのMobに加え、雨に打たれているMobへのダメージ量も増加するため、汎用性が非常に高い。遠近どちらでも効果を発揮する。

特に強力な敵であるガーディアンやエルダーガーディアンに効果を発揮する事ができ、水中でも射程減衰が起こらないというトライデントの特性も相まって、海底神殿の攻略には是非とも欲しいエンチャント。

ただし、統合版では召雷の目的によっては相性が悪いので注意。水生特効のレベルが高いと、「帯電クリーパーを作ろうとしたら誤って一撃で倒してしまった」みたいな現象が発生しやすい。

統合版ver1.20.1までの名称は「串刺し」となっていた。


道具関連

対象は斧、ツルハシ、シャベル、クワの4種類。


効率強化V

採掘速度が上昇する。効果があるのは適正ツールのみ(例えば木材をツルハシで採掘しても効率強化の効果は無い)。

採掘はマインクラフトと切っても切れない関係にある要素であるため、是非とも高ランクのものを入手したい。ブランチマイニングにもピッタリである。テーブルでエンチャントを付けられないハサミも金床で付与出来る。

統合版ver1.20.1までの名称は「効率」となっていた。


幸運III

鉱石等を採掘した際に得られる鉱石の量が増えたり、砂利から火打石が必ず入手できたりする。シルクタッチと競合するため、最終的に道具系は2本持っておきたい所。

作物の収穫や木の葉っぱから苗木や棒を回収するのにも有効。統合版ではヒマワリやライラックといった2マス高の花も何故かドロップ増加の対象になっていたが、ver1.20.70でJava版と同じ仕様になった。なお当初は不具合ではなく仕様となっていたが、後にバグ報告が再開され修正された。


シルクタッチ

普通に採掘すると土になる草ブロック、丸石になる石ブロック、原石になる鉱石などを形を変えずにそのままアイテム化できる。破壊するとアイテム化せず消滅してしまうガラスや、破壊すると水源になる氷など、中にはこのエンチャントがないとアイテムとしての入手が困難なものもある。

ただし、モンスタースポナーや強化された深層岩など、一部のブロックはシルクタッチでもアイテムとして回収することができない。また、幸運とは競合するため、上手く使い分けられるようにしておきたい。

コマンドで幸運と同時に付与した場合、効果自体はこちらの方が優先される。また、ツールの指定がなければどのツールを使ってもアイテム化することは可能(例:シャベル以外のツールで草ブロックを破壊しても、シルクタッチが付いていると草ブロックがドロップする)。

統合版のみ、ハサミにも金床で付与出来る。


釣竿

宝釣りIII

骨やボウルなどのガラクタが釣れる確率を下げ、エンチャントの本やエンチャントされた弓、釣竿、オウムガイの殻など珍しいものが釣れる確率を上げる。


入れ食いIII

釣れるまでの時間を短縮し、効率化する。


耐久力がある全ての道具

耐久力III

道具使用毎の耐久値の消費を確率で抑える。

レベルが高いと、かなり高い確率で耐久が消費されなくなるため、かなり長持ちしやすくなる。

他のエンチャントと競合する事が無いため汎用性も最高であり、下記の修繕と組み合わせるとよほどの事が無い限り壊れなくなる。

防具のみこの耐久が消費される確率は他より下がるものの、付けておくと便利なのに変わりはない。しかし、テーブルで付与出来ないものは基本的に金床で付与するしかない。


修繕

1.9から追加されたエンチャント。トレジャーエンチャントのひとつで、金床でのみ付与可能。

経験値を取得した際、その経験値で装備中の防具及び所持中の道具・武器の耐久値回復ができるようになる。

経験値の入手手段があれば、このエンチャントが付いた道具を半永久的に使用可能。

その強力な性能・汎用性の高さから、普段テーブルでエンチャントするクラフターもこればかりは司書との取引ガチャを頑張らざるを得なくなるほど。

逆説的に破損している装備にこれが付加されているとレベルの上りが鈍くなる(装備の修繕に回される)ため、今すぐに経験値が必要な場面では脱ぐことを推奨する。

弓のみ無限と競合するため、どちらを選ぶべきか悩まされることになるが、他の装備や道具には付けるだけ得。


呪い関連

これらは全てトレジャーエンチャント。といっても、まともに冒険する分には一切不要。

束縛の呪い

宝箱の防具や本に付与されていることがある。このエンチャントが付与された防具を付けると、防具が壊れるかプレイヤーが死ぬまで外せなくなる。自殺行為だが金床でのみ付与可能。

現状は死ぬ以外で装備が外れないため、難易度ハードコアで誤ってこのエンチャントの付いた装備を身に付けてしまうと、致命的なミスになり得るので注意。逆に通常のサバイバルモードだと、リスポーンしてアイテムを回収できる環境を作ってしまえば死に戻りでどうにでもなるため、あまり気にならない。

Mobの頭にも付けることが出来るが、Mobの頭にはなぜかこれと下記の消滅の呪い以外のエンチャントが付けられない。司書との取引でも見られることがある。

他プレイヤーへのイタズラなど、サバイバル以外での活用が多い。


消滅の呪い

束縛と同じく1.11で追加。

死んだ際に速攻でコレが付いたアイテムが消滅するというアイテム版のハードコア。こちらは防具以外にも付与される。通常ならアイテムが消えない死に方であってもアイテムが消滅してしまうので、ハードコア以外ではこれが付与されているとしんどい。逆にハードコアではプレイヤーが死ぬとどの道そのワールドでプレイできなくなるため、あっても無くても変わらない。これまた自殺行為ではあるが、金床でのみ付与可能。

その金床で付与できるアイテムの内、リカバリーコンパスは統合版では付与可能だが、Java版では付与ができないうえ、この付与できないのが不具合ではなく仕様となっている。


こちらも司書との取引で見られることがある他、チェストの戦利品として付いていることもあり、それは割と珍しいものではあるが、現在どちらの呪いも解除する方法はないため、「運が悪かった」と割り切って諦めるしかない。

精錬で燃料の代わりにしたり鉄塊や金塊にしたり、あるいは溶岩やサボテンに投げてゴミ処理するなり、何らかの方法で処分するのが現実的だろう。


関連アイテム

砥石

設置して使うことで、先述の通りエンチャントの解除と金床による合成回数のリセットが行えるアイテム。エンチャント解除の際に少し経験値も貰える。金床で付けた名前はリセットされない。

呪いのエンチャントは解除出来ないため一見無意味に思われやすいが、敵のドロップから手に入れた耐久度のわずかな装備を精錬する前にエンチャントを解除して経験値を稼げたり、村人から買った装備にランダムで付いたエンチャントやテーブルで付けたエンチャントの内容が気に入らなかった場合はこれで解除できたりと、突き詰めると出番が多い。

また、このアイテムは村人を武器鍛冶屋に就職させるためのアイテムでもあるため、ダイヤの剣やダイヤの斧を無限に手に入れる確実な手段にもなる。ちなみに同じ事が道具鍛冶屋(鍛冶台で就職。ダイヤのツルハシ・ダイヤのシャベル・ダイヤのクワが取引出来る)、防具鍛冶屋(溶鉱炉で就職。ダイヤの防具一式が取引出来る)にも言える。

統合版ver1.20.1までの名称は(何故か)「石臼」となっていた。


書見台

村人を司書に就職させるためのブロックで、先述の司書ガチャに用いられる。

熟練クラフターは村を発見次第、無職の村人を家に監禁し、修繕やダメージ増加Ⅳなどの有用なエンチャントが出るまで書見台を破壊しては置くの繰り返しを行う。

先の砥石と併せて序盤からダイヤ道具を使い放題である。


マインクラフトダンジョンズのエンチャント

ゲームシステムが大幅に異なる今作にも、エンチャントが存在している。

今作でも敵を一定数倒すと手に入る「エンチャントポイント」を用いてエンチャントを行う。エンチャントを行った武器にはポイントが蓄積され、売却することで還元できる。

剣や斧などの「近接武器」、弓とクロスボウに分類される「遠隔武器」、そして「防具」の3つの装備にそれぞれ最大で3つまでエンチャントを施すことができ、中には非常に強力なものも存在する。そのため、パワー差が多少あっても強力なエンチャントを持った弱い装備の方が強い、という事態も起きうる。

また、あらゆるエンチャントにはレベルの概念があり、レベル3までが存在している。

大まかに4種類のエンチャントが存在しており、

・「鋭利」「火属性」「無限」「とげ」「防護」などの原作でのエンチャントに則ったもの

・原作にあったエンチャントの範囲を拡大・移植したもの「雷(トライデント→近接武器)」「貫通(クロスボウ→弓もOK)」「無限(弓→クロスボウもOK)」「マルチショット(クロスボウ→弓もOK)」「幸運の海(釣り竿→防具)」など

・邪悪な村人に追加ダメージを与える「邪悪な村人の破滅」や斬った相手を鈍化させる「凍結」など原作のエンチャントと似たような効果を発揮するもの

・それ以外

と、大まかに分けられる。

それ以外、と言っても多種多様なエンチャントがあり、攻撃速度を上昇させたりHPをドレインしたり。矢を当てた相手からスピードを奪ったり回避で仲間になるミツバチを召喚するなどかなりやりたい放題。

また、装備種別「ユニーク」の装備の大方は何かしらのエンチャントがデフォルトで装備された装備である(一部例外あり)。また、黄金属性の付いている武器にはランダムレベルのランダムエンチャントが別枠で付与されており、ユニークであればエンチャント枠5つと破格の性能を持つ。

装備そのものとの組み合わせによっては画面をゴキブリのように舞いながら周辺の敵に雷を落とし続ける道中全無視ビルド最大で素の状態の推定1400%の火力を放つロマン砲、果てはラスボスを一撃で葬り去る錨などの変態武器を作り上げることも可能。

しかし、武器にどのエンチャントがつけられるかは無論ランダム。そのため、理想の武器を作り上げるためには周回がほぼ必須になってしまう。15種類以上のエンチャント抽選対象からお目当ての3つをそれぞれ引き当てるのはなかなかにシビアなので、大体の場合は妥協せざるを得ない。

但し、最近のアップデートでエンチャント枠を再抽籤してくれるNPCが追加されたため、少々厳選の敷居は下がった。


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エンチャント - Minecraft Wiki

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