概要
キノコ島バイオームにのみスポーンする、背中にキノコを生やしたウシの亜種。
牛と同じく倒すと皮や牛肉をドロップし、バケツでの搾乳ができることに加え、ボウルを用いてキノコシチューを搾り取ることができる。
通常は赤い個体しかスポーンしないが茶色のキノコを生やしたムーシュルームも存在し、繁殖でごくまれ(1/1024の確率)に産まれるほか、赤いキノコの個体が落雷に打たれると変化する。逆に茶色の個体は落雷で赤に戻り、繁殖でもごくまれ(同じく1/1024の確率)に赤い方が産まれることがある。
茶色の個体には2マスの長さがあるバラ、ライラック、ヒマワリ、ボタン、ウツボカズラを除いた花を与えることもでき、その後ボウルを使うと『怪しげなシチュー』を入手できる。怪しげなシチューは農民の村人からも買えるが、こちらは花を使う代わりに欲しい効果を得られるのが利点。
シチューについての詳細は食料の記事の当該項目を参照。
また、ハサミを使うと背中に生えたキノコを採れるが、キノコが取れたムーシュルームは煙を出しながら普通のウシになる。赤いムーシュルームは赤いキノコを、茶色のムーシュルームは茶色のキノコを5つドロップする。1度牛になると以降その牛はムーシュルームに戻らなくなり、ムーシュルームと牛で繁殖することもできないので、個体が少ない場合は無闇に使わない方が良い。
しかし、キノコを増やす手段は面倒なので、ハサミで手軽に手に入れられるのはありがたい。特に茶色のキノコは醸造の素材として重要な発酵したクモの目を作るのにも必要なので、ある程度は確保しておくと良いだろう。
余談
キノコ島バイオームは地上、地下ともに敵対モンスターが自然スポーンしないため、サバイバルでは安全なバイオームだが例外がいくつかある。発生する可能性がある主な例はモンスタースポナー(モンスター スポーナー)によるMobの生成や村の襲撃イベントでスポーンする邪悪な村人たち、落雷でまれにスポーンするスケルトントラップが作動したときのスケルトンである。
更に友好Mobはムーシュルームのみしかスポーンしないが、Java版では、なぜかコウモリもスポーンする。
また、周囲のバイオームとの境目や海の近くも他のMobがスポーンしてこちらに近づく可能性があるので、正確にはシミュレーション距離の範囲内すべてがキノコ島でないと安全とは言えない点にも注意しておきたい。このキノコ島バイオーム自体が珍しいため、仮に見つけても非常に小さな島になっている場合は十分あり得るのが難点である。
因みにスポナーをカスタマイズしてムーシュルームのスポナーを作った場合、キノコ島バイオームで見られる菌糸ブロックの上にしかスポーンしないという他の動物Mobとはまた違った条件がある。