概要
エヴォーカーとは、Minecraft v1.11にて実装された邪悪な村人の一種である。
外見は村人によく似た姿で他の邪悪な村人と同じ灰色の肌を持っている。
出現場所はダークオークの森の中に存在することがある森の館の2階以上に出現する。同じく森の館でスポーンするヴィンディケーターが使用人のような服装なのに対してエヴォーカーは先端が金色の黒いローブを身に付けており、どことなく他の邪悪な村人よりも高貴な感じである。
声は村人に似ているがやや低め。リーダーらしく偉そうな声である。
統合版では倒すと、実績『気分が悪い』を達成出来る。が、森の館は見つけるのが非常に難しいため、こだわらなければ下記の襲撃イベントでスポーンする個体を倒す方が手っ取り早い。
能力
体力
体力は24(ハート12個分)と、プレイヤーや村人などよりもやや高い。これは他の邪悪な村人と同じである。
攻撃手段
地面からエヴォーカーファングという牙を召喚し、プレイヤーや邪悪な村人以外のmobに攻撃を仕掛ける。この牙は一直線に飛び出すタイプとエヴォーカー自身を守るように周囲に飛び出すタイプがある。
どちらも他の邪悪な村人を巻き込まず、更にこちらの防御力を貫通する攻防一体の厄介な攻撃手段である。ダメージは6(ハート3個分)とやや控えめだが、防御力を貫通するためごり押しが通じにくい。
また、ヴェックスという幻を召喚することもある。
幻術師という名の通り、邪悪な村人の中ではウィッチと異なる魔法使いのような存在で、他の邪悪な村人と違って直接的な攻撃手段は持たない。
特殊?能力
直接的な攻撃手段を持たない所為か、プレイヤーからは異常な速さで離れようとする。ただし、攻撃中は流石に移動しない。
非戦闘時
周囲にいる青色の羊を赤色の羊に変える。
ドロップアイテム
エメラルドと不死のトーテムというアイテムをドロップする。
不死のトーテムは唯一この敵からしか落とさない高価なアイテムなので入手して損はない。森の館は非常に見つかりにくいため、たくさん集めたいなら下記の襲撃イベントで出現する個体を倒す方が現実的だろう。ただし、不死のトーテムは武器や防具と同じスタック不可能なアイテムのひとつなので、予備をたくさん持っていると反って邪魔になってしまう点に注意。
なお、この不死のトーテムを持った状態でデスポーンすることはJava版の進捗や統合版の実績のひとつに関わっている。また、Java版ではデスポーンでワールドに干渉出来なくなるハードコアモードでもこの不死のトーテムを手に持っていればデスポーンを防ぐことが可能なので、ピンチのときは遠慮なく使ってしまおう。
Raid(襲撃)では
Java版では襲撃イベントが発生するステータス効果の不吉な予感のレベルによって出現することがある。
統合版では不吉な予感にレベルがないため純粋に難易度によって出現するかどうかが決まっている。イージーでは出現せず、ノーマルの最終ウェーブであるウェーブ5では1人出現する。ハードではウェーブ5で1人に加えてウェーブ6で更に1人、最終ウェーブのウェーブ7では3人も出現し、最大で計5人出現する。
このうちウェーブ7では1人だけラヴェジャーという、Minecraft v1.14から追加された敵対mobに乗っている。基本的には普通のエヴォーカーとは変わらないが、ラヴェジャーに乗っているためプレイヤーの攻撃が当たりにくいと言う点がある。
2対1ではラヴェジャーの体当たりとダメージ軽減不可能なエヴォーカーファングや召喚するヴェックスとの連携が非常に強力なので、近づかれる前に倒しておきたい。
マインクラフトダンジョンズ
中ボスの一体(カボチャ草原のボスでもある)として登場する。
マインクラフトダンジョンズの世界では「邪悪な村人の王」というモンスターも存在しているため、マイクラダンジョンズでは実質的な立場格下げとなってしまった。
それでも厄介なファングやヴェックスでの攻撃はいつも通りしてくる。
中ボスということもあり、専用のBGMも流れる。