概要
Java版ver1.14、統合版ver1.9.0により追加された敵対Mobである邪悪な村人の一種。
主なスポーン場所はオーバーワールドのランダムな場所に集団で出現する。この集団は略奪隊と言われており、ゲーム内時間がある程度経過すると夜間でたまにスポーンするようになる。
表記ゆれとして、ピレジャーや略奪者（統合版、外伝の「Minecraft Dungeons」ではこの名前）などがある。
攻撃方法
攻撃方法はクロスボウによる射撃で、常に移動しながら射撃してくるスケルトンとは違い、一定距離まで近づくとその距離を維持しながら矢の装填を始め、装填が完了次第射撃してくる。邪悪な村人らしく、友好な村人やアイアンゴーレム（アイアン ゴーレム）にも敵対する。
装填中は隙だらけなのでその間を狙うと簡単に倒せる。そのため単体ではさほど脅威ではないが、集団で襲ってくる事が多いのでかなり厄介な敵である。距離的に矢を避けるのはほぼ不可能なので、少なくとも性能の良い防具でダメージを減らすようにはしておきたい。また、襲撃イベントでは難易度がノーマル以上だとラヴェジャーに乗って現れる事もある。上から矢を売ってくるので厄介である。
水中に入ると浮かんで、Java版ではクロスボウを使って攻撃をするが、この動作が仕様となっており今後修正される見込みは薄い。統合版ではスケルトンやストレイと同じく直接素手で攻撃してくる。
略奪隊
Java版の略奪隊では5人の邪悪な村人がスポーンするが、ピリジャー以外はヴィンディケーターがスポーンすることもあった。この集団にはピリジャーキャプテンという旗持ちが1人おり、ヴィンディケーターが旗を持っていることもあったが後のアップデートでスポーンしなくなった。
統合版ではヴィンディケーターが自然デスポーンしなくなった関係で略奪隊の人数が最低2人～最大5人までと4人以下になる可能性があり、ヴィンディケーターが略奪隊としてスポーンする可能性があるのは難易度がハードの場合のみ発生し、ノーマル以下では略奪隊は常にピリジャーのみがスポーンするように変更されている。
このため、旗持ちがヴィンディケーターになる可能性があるのも難易度がハードの場合のみとなっている。旗持ちを倒すと不吉な予感が付与されるのは共通している。
……が、ver.1.18.0でハードでもスポーンしなくなった。そのため現在はJava版、統合版ともにピリジャーのみがスポーンするようになっている。
前哨基地
丸石とダークオークとシラカバの板材で出来ている塔のような前哨基地はピリジャーのメイン拠点であり、この基地の内部と周囲ではキャプテン含め大量のピリジャーがスポーンする。
前哨基地ではダークオークで出来た牢屋にアイアンゴーレム、アレイが囚われていることもある。
不吉な予感
ピリジャーキャプテンを倒したプレイヤーに付与されるバッドステータスの一種。
この状態のプレイヤーが村へ入ると襲撃イベントが発生する。プレイヤーの攻撃以外(他のピリジャーの誤射、クリーパーの爆発に巻き込まれる、など)でキャプテンが倒れた場合はこの状態が付与されない。
効果付与時に、Java版ではアイコンが表示されるだけだが、統合版ではアイコン表示と同時に不死のトーテムを使用した時のように、不吉な予感のアイコンのアニメーションが画面いっぱいに表示される。そのため、統合版ではかなり分かりやすくなっている。
不吉な予感はバケツでウシ、ムーシュルームおよびヤギから採れるミルク入りバケツ（ミルク）を飲むと即座に解除出来る。村の襲撃イベントをクリアするのは難しいので、どうしても村人を守りたい場合は基本的に襲撃イベントをそもそも起こさせないようにする方が無難と言える。
ただし、襲撃イベントをクリアすると『村の英雄』というグッドステータスが付与されて村人との取り引き価格が一定時間割引される。さらにJava版では村人達がプレゼントをくれる。腕に自信があれば挑んでみるのもオススメ。
こちらも効果付与時に、不吉な予感同様Java版はアイコン表示、統合版ではアイコン表示とアニメーションが表示される。
ドロップアイテム
ドロップアイテムは基本的に確率で手持ちのクロスボウと統合版に限り装填用の矢のみ(Java版ではドロップせず、なおかつバグ報告が無効とされたため、修正の見込みは薄い)で、邪悪な村人の中では唯一エメラルドを落とさない(Java版に限り未使用Mobを含むと、イリュージョナーもエメラルドを落とさないが)。
統合版では同じ邪悪な村人であるヴィンディケーターとエヴォーカーに誤射した場合、あちらが即座に敵対化して倒されてしまう。尚、ピリジャーは彼らから反撃を食らっても敵対化しない。
ピリジャーキャプテンを倒すと「不吉な旗(邪悪な村人の旗)」をドロップする。
通常の旗と同じく装飾アイテムとして使える他、後のアップデートで盾の装飾にも使えるようになった。
また、Java版限定で大釜での色落としも可能。
